源氏物語「若紫」定期テスト対策|人物関係・敬語・助動詞・文法・心情を10問チェック

古文・源氏物語|定期テスト対策

源氏物語「若紫」定期テスト対策チェック

「若紫」は、光源氏が北山で小さな少女を垣間見る場面です。あらすじ・人物関係・藤壺とのつながり・尼君の心情・敬語・重要語を、テスト前にスマホで確認できます。

若紫 北山の垣間見 小柴垣 光源氏 紫の上 敬語・心情

人物関係を先に押さえる

「若紫」は人物関係が分かると、一気に読みやすくなります。特に、若紫・藤壺・尼君・光源氏の関係を整理しておきましょう。

光源氏 主人公。北山で若紫を見かけ、藤壺に似ていることから強く心をひかれる。
若紫 のちの紫の上。まだ幼い少女。藤壺に似た面影を持つ存在として描かれる。
藤壺 光源氏が恋い慕う女性。若紫は藤壺の姪にあたるため、顔立ちや雰囲気が似ているとされる。
尼君 若紫を育てている祖母。若紫の幼さを心配し、将来を案じている。
僧都 北山にいる僧。若紫の身の上を光源氏に語る人物として押さえる。
犬君 若紫のそばにいる女の子。雀の子を逃がしてしまう場面などで出てくる。
少納言の乳母 若紫に仕える乳母。若紫の世話をする立場の人物。
テストでの書き方
「若紫は誰に似ているか」と聞かれたら、答えは藤壺です。「なぜ光源氏は若紫に関心を持ったのか」と聞かれたら、若紫に藤壺の面影を見たから、と説明できるようにしておきましょう。

源氏物語「若紫」でよく出るポイント

「若紫」は、ただ光源氏が少女を見つける場面ではありません。光源氏が恋い慕う藤壺と、若紫の面影が重なることで、のちの物語につながる重要な場面になります。

北山の垣間見で見るところ
光源氏は病気平癒の祈祷のため北山を訪れ、そこで小柴垣の向こうにいる少女を見ます。この「垣間見」は、古典でよく出る恋の始まりの型です。直接会って話すのではなく、物陰から姿を見て、相手に強く心を引かれるところがポイントです。
若紫と藤壺の関係
若紫は、光源氏が強く思いを寄せる藤壺に似た少女として描かれます。テストでは、「なぜ光源氏は若紫に強く心をひかれたのか」と聞かれやすいです。答えるときは、単に「かわいかったから」ではなく、藤壺の面影を見いだしたことまで書くと強いです。
尼君の心情
尼君は若紫をかわいがりながらも、幼い少女を残して自分がいなくなったらどうなるのかと心配しています。ここでは、若紫の幼さ・頼りなさ、尼君の愛情と不安を読み取る問題が出やすいです。

まずは10問チェック

最初は「人物関係・あらすじ」から始まります。テスト範囲に合わせて、下のボタンで「敬語・文法・心情」に切り替えられます。解説は1問ごとに同じカード内で表示されるので、スマホでもスクロールしすぎず確認できます。

第1問 / 10問 若紫チェック
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この場所に、WPCode側のJavaScriptで1問ずつ問題・選択肢・解説を表示します。

表示方針
  • 1問ごとに同じカード内で完結
  • 解答後に、正解・あなたの答え・解説をコンパクト表示
  • 解説は短すぎず、テストで使える説明を入れる

若紫の重要語・敬語・文法

源氏物語の定期テストでは、現代語訳だけでなく、敬語の種類・敬意の方向・心情語もよく問われます。特に「給ふ」「おはす」「奉る」「うしろめたし」などを確認しておきましょう。

給ふ 尊敬語。「〜なさる」「お〜になる」。主語である高貴な人物への敬意を表す。若紫では、光源氏など身分の高い人物の動作に付いて出やすい。
おはす 尊敬語。「いらっしゃる」。人物の存在・行動を高める語。
奉る 謙譲語にも尊敬語にもなる重要語。
若紫本文では注意:「花奉るめり」は「花をお供えするようだ」で、仏への敬意を表す謙譲語。「見奉り給はむや」の「奉り」も、光源氏への敬意を表す謙譲の補助動詞として押さえる。
ただし:衣服・食物・乗り物などに関わる文脈では、尊敬語として「お召しになる」「召し上がる」「お乗りになる」と訳す場合もある。機械的に「奉る=全部謙譲語」と決めつけない。
聞こゆ 謙譲語。「申し上げる」。会話や手紙の場面で出やすい。動作の受け手を高める語として確認する。
うしろめたし 気がかりだ、心配だ。現代語の「後ろめたい」と同じ意味にしない。尼君の心情問題で狙われやすい。
あはれなり しみじみと心を動かされる、いとしい、かわいそうだ。文脈で訳し分ける。
をかし 趣がある、かわいらしい、心ひかれる。若紫の様子を表す語として出やすい。
いみじ 程度がはなはだしい。よい意味にも悪い意味にもなるため、文脈で判断する。
「奉る」はひっかけ注意
「奉る」は、いつも謙譲語とは限りません。ただし、若紫の北山の垣間見でよく扱われる「花奉るめり」「見奉り給はむや」では、謙譲語・謙譲の補助動詞として説明されることが多いです。敬語問題では、まず本文中で何をしている場面かを確認し、次に「誰から誰への敬意か」を考えましょう。
敬語問題のコツ
敬語が出たら、「誰の動作か」「誰への敬意か」を分けて考えます。源氏物語では身分の高い人物が多く出るため、主語を取り違えると現代語訳も敬語の説明もずれます。

テスト前に見る要点まとめ

問題を解く前後に、あらすじ・人物関係・心情・敬語をまとめて確認しましょう。

若紫|全体訳・あらすじ

若紫は、光源氏が北山で後の紫の上となる少女を見つける場面です。

全体の流れ
光源氏は病気の治療や祈祷のために北山を訪れます。そこで、ある家の小柴垣の向こうにいる幼い少女を見かけます。その少女は、光源氏が恋い慕う藤壺に似た面影を持っていました。少女のそばには尼君や女房たちがいて、尼君は幼い少女の将来を心配しています。光源氏は少女の身の上を知り、藤壺とつながる存在であることもあって、強く心を引かれていきます。
場面 北山。光源氏が病気平癒の祈祷のために訪れる場所。
中心人物 光源氏、若紫、尼君、僧都、犬君、少納言の乳母。
重要な見方 光源氏が若紫に藤壺の面影を見いだすこと。ここが物語上の大きな意味を持つ。
北山の垣間見|何が重要か

垣間見とは、物陰や隙間から相手の姿をのぞき見ることです。古典文学では、恋の始まりや人物への強い関心を示す場面として出てきます。

誰が見るか 光源氏が若紫を見る。
どこで見るか 北山の小柴垣のそば。
何に心をひかれるか 若紫のかわいらしさだけでなく、藤壺に似た面影。
テストでの注意 「垣間見」は単なるのぞき見ではなく、古典の恋愛表現・人物発見の型として押さえる。
答案で差がつくところ
「光源氏は若紫を見てかわいいと思った」だけだと浅くなります。藤壺に似た存在として若紫を見ている点まで書けると、物語の流れを理解している答案になります。
若紫・尼君|心情問題のポイント

若紫の場面では、幼い少女の無邪気さと、尼君の心配が対照的に描かれます。心情問題では、誰の気持ちを問われているのかを必ず確認しましょう。

若紫 まだ幼く、無邪気で頼りない存在として描かれる。
尼君 若紫をいとおしく思いながら、自分がいなくなった後のことを心配している。
光源氏 若紫に藤壺の面影を見て、強く心をひかれている。
よくある設問 「尼君は何を心配しているか」「光源氏はなぜ若紫に関心を持ったか」「若紫はどのような人物として描かれているか」。
心情語の注意
「うしろめたし」は、現代語の「悪いことをして気がとがめる」ではなく、古文では「気がかりだ、心配だ」の意味で使われることが多いです。
敬語|誰への敬意かを確認

源氏物語では、敬語の識別が定期テストでよく出ます。敬語の種類だけでなく、誰を高めているのかまで確認しましょう。

尊敬語 動作をする人を高める。例:給ふ、おはす。
謙譲語 動作の受け手を高めるために、動作をする側を低く表す。例:聞こゆ、奉る。
丁寧語 聞き手に対する丁寧さを表す。源氏物語の本文では、尊敬語・謙譲語の識別が特に重要。
敬意の方向 「誰から誰への敬意か」を問われることがある。主語と動作の受け手を確認する。
奉るの注意 若紫本文では謙譲語・謙譲の補助動詞として出る例が重要。ただし、別の文脈では尊敬語になることもあるため、文脈で判断する。
解き方
まず主語を確認し、次に敬語の種類を判断します。最後に、尊敬語なら動作主、謙譲語なら動作の受け手が高められていると考えます。「給ふ」と「奉る」が続くときは、敬意の向きが別々になることもあるので注意しましょう。
本文中の敬語例|花奉るめり・見奉り給はむや

定期テストでは、本文中の短い一文を取り出して、現代語訳・品詞分解・敬意の向きを問う問題が出ます。若紫では、次のような表現を確認しておくと安心です。

花奉るめり 「花をお供えするようだ」。ここでの「奉る」は、仏への敬意を表す謙譲語として押さえる。
見奉り給はむや 「見申し上げなさいませんか」。ここでの「奉り」は光源氏への敬意を表す謙譲の補助動詞、「給は」は聞き手である尼君への敬意を表す尊敬の補助動詞として整理する。
給ふ 尊敬の補助動詞として出やすい。誰の動作についているかを確認する。
聞こえむ 「申し上げよう」。謙譲語として、動作の受け手への敬意を考える。
テストで狙われるポイント
「奉る」と「給ふ」が同じ文に出てきたとき、両方を同じ敬意の向きで処理しないことが大切です。誰が誰を見るのか、誰にすすめているのかを整理してから、敬語の種類と敬意の向きを答えましょう。
テストで問われやすい問題
Q. 若紫は誰に似ているか。 藤壺。光源氏が恋い慕う女性に似ている点が重要。
Q. 光源氏はなぜ若紫に心をひかれたか。 若紫のかわいらしさに加え、藤壺の面影を見いだしたから。
Q. 尼君は何を心配しているか。 幼い若紫を残して自分がいなくなった後、若紫がどう生きていくかを心配している。
Q. 「うしろめたし」の意味は。 気がかりだ、心配だ。現代語の「後ろめたい」と混同しない。
Q. 「垣間見」とは何か。 物陰や隙間から相手を見ること。古典では恋や関心の始まりとして重要。
Q. 敬語問題で最初に確認することは。 主語と動作の受け手。誰を高めているかを判断する。
Q. 「花奉るめり」の「奉る」は何語か。 謙譲語。仏への敬意を表す。
Q. 「見奉り給はむや」の「奉り」と「給は」はどう違うか。 「奉り」は光源氏への敬意を表す謙譲の補助動詞。「給は」は尼君への敬意を表す尊敬の補助動詞。

次に確認する

「若紫」の本文がある程度見えてきたら、古文文法・古文単語・源氏物語の他の場面もあわせて確認しましょう。

古文の定期テスト対策から、評定アップへ

源氏物語「若紫」のような古文は、あらすじだけでなく、敬語・助動詞・心情説明まで押さえると点数につながりやすくなります。古文の定期テストで点数を上げ、評定平均を安定させることは、総合型選抜や学校推薦型選抜の準備にもつながります。

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源氏物語「若紫」検索で拾いたい表記

「若紫」は、学校や教材によって検索される言葉が少し変わります。本文中では自然な範囲で、次の表現を入れておくと検索意図に合いやすくなります。

作品名 源氏物語 若紫、若紫 テスト対策、若紫 定期テスト、若紫 問題
場面名 北山の垣間見、小柴垣のもと、若紫との出会い、紫の上との出会い
学習語 現代語訳、品詞分解、敬語、心情、人物関係、あらすじ
重要表現 花奉るめり、見奉り給はむや、うしろめたし、垣間見、藤壺に似ている理由
人物名 光源氏、若紫、紫の上、藤壺、尼君、僧都、犬君、少納言の乳母
教科書や学校プリントによって、「若紫」「北山の垣間見」「小柴垣のもと」「若紫との出会い」など、扱われる題名や本文範囲が少し変わります。このページでは、定期テストで問われやすい人物関係・現代語訳・敬語・心情問題を中心に整理しています。