総合型選抜で評定平均が不安な人へ|今からできる対策と無料チェックツール

2026年6月11日

総合型選抜・評定平均対策

総合型選抜で評定平均が不安な人へ

総合型選抜・学校推薦型選抜では、志望理由書や面接だけでなく、評定平均が出願条件や校内選考に関わることがあります。 この記事では、英語・数学・理科・国語・情報Iでつまずきやすいポイントを整理し、今から確認しておきたい対策をまとめます。

この記事で分かること

  • 総合型選抜で評定平均がなぜ重要になるのか
  • 英語・数学・理科・国語・情報Iでつまずきやすい単元
  • 定期テスト前に優先して確認したいポイント
  • 評定平均を守るための勉強の進め方
  • 無料チェックツールを使った現在地の確認方法

まず確認

総合型選抜では、評定平均が「出願できるか」に関わることがあります。

総合型選抜というと、志望理由書、面接、小論文、探究活動などに目が向きがちです。 しかし、大学・学部・入試方式によっては、評定平均が出願条件になっていたり、学校推薦型選抜の校内選考で重視されたりすることがあります。

つまり、どれだけ志望理由書や面接の準備を進めていても、評定平均の条件を満たせなければ、選べる入試方式が限られてしまうことがあります。 だからこそ、総合型選抜を考える人ほど、定期テストと評定平均を早めに確認しておく必要があります。

大切なのは、全科目を完璧にすることではありません。

まずは「どの科目が足を引っ張りそうか」「どの単元で止まっているか」を見つけることです。 苦手な単元を早めに見つければ、定期テスト前に優先順位をつけやすくなります。

よくある失敗

「総合型だから教科は後回し」で評定を落とさないようにしましょう。

総合型選抜では、志望理由書や面接の準備が重要です。 ただし、教科の勉強を完全に後回しにすると、評定平均が下がり、出願条件や推薦の可能性に影響することがあります。

特に次のような状態の人は、早めに教科ごとの弱点を確認しておくことをおすすめします。

志望校の評定平均の条件をまだ確認していない
英語や数学で評定を下げそうで不安
古文・情報Iなど、後回しにしがちな科目で点を落としている
理科の暗記量や計算問題が増えて、定期テスト前に間に合わない
部活・探究活動・志望理由書の準備で、定期テスト対策の時間が足りない
学校推薦型選抜も視野に入れているが、校内選考が不安

英語

英語は、文法のつまずきが評定に直結しやすい科目です。

英語は、単語を覚えているだけでは定期テストで安定しにくい科目です。 特に高校英語では、文法単元の理解が曖昧なままだと、長文読解・英作文・並べ替え問題で点を落としやすくなります。

英語でつまずきやすいポイント
  • 仮定法:if の形だけ暗記して、時制や助動詞の意味が整理できていない
  • 関係詞:関係代名詞と関係副詞の違いが曖昧になる
  • 分詞:現在分詞・過去分詞の使い分けや、分詞構文で混乱する
  • 不定詞・動名詞:目的語にどちらを取る動詞かでミスしやすい
  • 比較:比較級・最上級・原級比較の表現を混同しやすい
  • 長文読解:単語は分かっても、文構造が取れずに読めなくなる
  • 英熟語:look, take, get などの基本動詞を使った表現で落としやすい

英語の評定が不安な人は、まず単語・熟語・文法のどこで止まっているかを分けて確認しましょう。 定期テストでは、教科書本文、文法問題、英作文、熟語表現が組み合わされることが多いため、苦手単元を放置しないことが大切です。

数学

数学は「分かったつもり」の単元が、定期テストで大きな失点になります。

数学は、苦手な単元を放置すると次の単元にも影響が出やすい科目です。 文系志望でも、数学の評定が全体の評定平均を下げてしまうことがあります。

数学I・Aでつまずきやすいポイント
  • 数と式:展開・因数分解・平方根の計算でミスが増える
  • 二次関数:グラフ、平方完成、最大値・最小値で止まりやすい
  • 三角比:sin, cos, tan の意味や、図形とのつながりが曖昧になる
  • データの分析:分散・標準偏差・相関係数の意味を暗記だけで済ませてしまう
  • 場合の数:順列と組合せの区別がつかなくなる
  • 確率:余事象、反復試行、条件付き確率で混乱しやすい
  • 集合と命題:必要条件・十分条件の言葉でつまずく

数学が苦手な人は、「数学全体が苦手」と考えるよりも、どの単元で止まっているかを確認しましょう。 たとえば、場合の数・確率だけが苦手なのか、二次関数から不安なのかで、定期テスト前の対策は変わります。

物理

物理は、公式暗記だけでは点が安定しにくい科目です。

物理は、公式を覚えていても「どの場面でどの公式を使うか」が分からないと点につながりにくい科目です。 図を描く、向きをそろえる、単位を確認するなど、基本動作を身につけることが大切です。

物理でつまずきやすいポイント
  • 力学:力のつり合い、運動方程式、摩擦力の向きで混乱する
  • 等加速度運動:公式の選び方や、グラフとの対応でミスしやすい
  • 仕事とエネルギー:仕事・運動エネルギー・位置エネルギーの関係が曖昧になる
  • 波:波長・振動数・周期・速さの関係を混同しやすい
  • 電気:オームの法則、直列・並列、電力の計算でつまずく
  • 単位変換:m、cm、kg、g などの変換ミスで失点する

物理の評定が不安な人は、まず「公式を覚えているか」ではなく、「図を見て状況を説明できるか」を確認しましょう。 公式の意味が分かっていないと、少し条件が変わっただけで解けなくなります。

化学

化学は、暗記と計算の両方でつまずきやすい科目です。

化学は、用語を覚えるだけでなく、物質量や濃度、化学反応式などの計算も必要になります。 暗記科目のように見えて、計算で大きく差がつくことがあります。

化学でつまずきやすいポイント
  • 物質量:mol の考え方、粒子数、質量、気体の体積の変換で混乱する
  • 化学反応式:係数の意味や、反応量の計算でミスしやすい
  • 濃度:質量パーセント濃度、モル濃度、希釈の計算でつまずく
  • 酸と塩基:中和反応、pH、指示薬の変化が曖昧になる
  • 酸化還元:酸化数、電子の移動、酸化剤・還元剤の判断で混乱する
  • 無機化学:沈殿、気体の発生、色の変化を覚えきれない
  • 有機化学:官能基や構造式の見方でつまずく

化学の定期テストでは、基本用語、化学反応式、計算問題が組み合わされることがあります。 まずは、暗記で落としているのか、計算で落としているのかを分けて確認しましょう。

生物

生物は、暗記量が多くても「流れ」を理解すると安定しやすくなります。

生物は暗記量が多い科目ですが、用語だけを覚えても得点が安定しないことがあります。 生命現象の流れや、実験結果の読み取りまで確認することが大切です。

生物でつまずきやすいポイント
  • 細胞:細胞小器官のはたらきを用語だけで覚えてしまう
  • 代謝:呼吸・光合成・酵素の流れが整理できない
  • 遺伝:DNA、遺伝子、染色体、タンパク質の関係が曖昧になる
  • 体内環境:ホルモン、自律神経、免疫の仕組みを混同しやすい
  • 生態系:食物連鎖、物質循環、個体群の変化でつまずく
  • 実験考察:グラフや表から何を読み取るかで迷う

生物の評定が不安な人は、用語をただ暗記するだけでなく、「何が原因で、何が起きて、どんな結果になるのか」を説明できるか確認してみましょう。 実験考察問題では、用語暗記だけでは対応しにくい場合があります。

国語・古文

古文は、単語と文法を後回しにすると本文が読みにくくなります。

国語の中でも、古文は「なんとなく読む」が通用しにくい分野です。 古文単語や助動詞の意味が曖昧なままだと、本文全体の意味を取り違えやすくなります。

古文でつまずきやすいポイント
  • 古文単語:現代語と意味が違う単語を取り違える
  • 助動詞:意味・接続・活用を覚えきれない
  • 敬語:誰から誰への敬意かを読み取れない
  • 主語の省略:誰の動作か分からなくなる
  • 和歌:掛詞や縁語など、表現技法で止まりやすい
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評定対策

定期テスト前に単語だけでも確認する

古文は、単語を知らないだけで本文全体が読みにくくなります。 まずは頻出単語から確認しておくと、定期テスト前の負担を減らしやすくなります。

情報I

情報Iは、用語だけでなく仕組みの理解も問われます。

情報Iは、情報社会、ネットワーク、データ活用、アルゴリズム、プログラミング基礎など、範囲が広い科目です。 用語だけを覚えても、仕組みや考え方が曖昧だと点を落としやすくなります。

情報Iでつまずきやすいポイント
  • 情報社会:著作権、個人情報、情報モラルの区別が曖昧になる
  • ネットワーク:IPアドレス、DNS、暗号化などの仕組みで混乱する
  • データ活用:平均値、中央値、散布図、相関の読み取りでつまずく
  • アルゴリズム:順次・分岐・反復の流れを追えない
  • プログラミング基礎:変数、条件分岐、繰り返し処理で止まる
  • セキュリティ:認証、パスワード、マルウェア対策の理解が曖昧になる
情報I 情報Iチェック 用語・ネットワーク・データ活用・アルゴリズム・プログラミング基礎を確認できます。正解後には少し詳しめの解説も表示されます。
注意

プログラミングだけの科目ではありません

情報Iでは、プログラミングだけでなく、情報社会、ネットワーク、データの見方、セキュリティなども問われます。 まずはどの分野が苦手かを確認しましょう。

志望理由書・面接との関係

評定対策は、志望理由書や面接の準備ともつながります。

評定平均を守ることは、ただ成績を維持するためだけではありません。 総合型選抜では、学びへの姿勢や、大学で学ぶための土台として、日々の学習への取り組みが見られることもあります。

たとえば、苦手科目に向き合った経験、定期テスト前に優先順位を決めて勉強した経験、探究活動と教科の学びがつながった経験は、自己分析や面接で話せる材料になる場合があります。

保護者の方へ

評定平均が不安なときは、親子で「今やること」を整理しましょう。

総合型選抜は、志望理由書・面接・小論文・評定平均・探究活動・英語資格など、確認することが多い入試です。 保護者の方が見守る場合も、「どの科目が不安なのか」「志望校の条件はどうなっているのか」「いつまでに何をする必要があるのか」を整理しておくと、声かけがしやすくなります。

まずは現在地を確認

評定平均の不安は、早めに見える化しましょう。

評定平均が不安なときは、焦って全部をやろうとするより、まずどの科目・どの単元が足を引っ張りそうかを確認することが大切です。 LOGIQA(ロジカ)では、総合型選抜・学校推薦型選抜に向けて、無料チェックツールやLINE相談で現在地を整理できます。