早稲田大学スポーツ科学部・自己推薦の二次対策|小論文90分・面接

WASEDA / SPORTS SCIENCES
2027年度入試

一次通過の、その先へ。
90分で書く力と、
自分の言葉で話す力を。

早稲田大学スポーツ科学部・総合型選抜Ⅲ群の二次対策。
小論文は、資料を根拠に考えを組み立てる練習を。
面接は、競技経験から学びたいことを掘り下げる練習を。

二次選考 / 2026年11.14土曜日・東伏見一次発表:10/23(金)10:00
小論文90分+面接

対象:総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)/2027年度入試は2026年に実施

一次通過後の準備手続き・書類・試験当日を確認
小論文の演習2題時間を測り、答案を見直す
面接の想定12問経験・根拠・学習計画を話す

一次の結果を確認したら、提出済みの書類と小論文の答案をもとに、今から直す点を絞りましょう。このページでは、必要な手続きから家庭でできる演習、個別指導への相談までを順に案内します。

AFTER THE FIRST RESULT

一次通過後、最初にすること

二次選考の検定料支払いは10/23(金)〜10/28(水)。
一次合格者が二次を受験するには、期間内の支払いが必要です。学習計画とあわせて、先に手続きを確認してください。

  1. 結果と検定料の手続きを確認する

    UCAROで一次結果を確認。第二次入学検定料25,000円の支払方法を要項で確認し、収納証明書は当日用に保管します。

  2. 受験票と、提出書類の控えをそろえる

    スポーツ競技歴調査書と、競技活動および学業に関する調査書を読み返します。大会名・成績・自分の役割を、口頭でも正確に説明できるか確認しましょう。

  3. 90分で一度書き、短く話してみる

    小論文を時間内に書き、面接では「競技で残った疑問」「早稲田で学びたい理由」を録音します。読解・構成・説明のどこに時間や助けが必要かを見つけます。

2026年の日程確認すること
10/23(金)10:00第一次選考の合格発表(UCARO)
10/23〜10/28第二次入学検定料の支払期間
11/14(土)二次選考:東伏見キャンパス
9:10集合予定/小論文9:30〜11:00予定/面接12:15〜予定
11/20(金)10:00最終合格発表(UCARO)

集合時刻・教室などは受験票と大学の最新案内を確認してください。2027年度Ⅲ群・公式入試要項を見る(7月28日更新版)。確認日:2026年10月21日。

OFFICIAL PAST PAPER

まず公式過去問で確かめる

2026年度の自己推薦入試では、夏季オリンピックとサッカー・ワールドカップの開催地を示す二つの表を読み、開催場所の選定に関する共通点と違いを論じる問題が出されています。字数は801字以上1000字以内です。

掲載ページの「自己推薦入試」欄を確認してください。PDFには問題と解答用紙があります。

2027年度は小論文90分。字数・題材・設問数は、過去問と同じと決めつけずに準備します。
以下の練習では801〜1000字を使いますが、2027年度の指定字数を示すものではありません。

表を比べる

対象・期間・単位をそろえ、共通点と違いを拾います。目立つ数字だけで全体を説明しないようにします。

事実と解釈を分ける

資料から読み取れることと、理由として考えられることを分けます。示されていない原因を断定しません。

設問に戻る

知っているスポーツの話を広げる前に、何について論じる問題かを確認し、結論を設問に対応させます。

WRITE / REVIEW / REWRITE

90分で、書き切ってみる

下の2題から一つ選び、原稿用紙などに手書きで解いてください。解説は書き終えたあとに開きます。まずは完答した答案を残し、時間配分と論の組み立てを見直しましょう。

90-MINUTE PRACTICE

90分を計って、紙に書いてみる

下の配分はLOGIQAの練習用の目安です。設問数や資料の量に合わせて調整してください。答案は紙に書き、終了後に見直しましょう。

残り時間 90:00
現在の目安 読解 経過 00:00 / 90:00
0%
  1. 0〜20分読解指示・主張・資料を整理
  2. 20〜35分構成結論と根拠を組み立てる
  3. 35〜80分執筆設問に沿って書き切る
  4. 80〜90分見直し読み違い・字数・表記を確認

時計などで90分を計っても取り組めます。

本番を想定した演習では、途中で止めずに取り組みましょう。ページの再読み込みや閉じ直しをすると、計測はリセットされます。

ここからはLOGIQAオリジナル教材です。
文章・数値・事例は練習用の創作です。大学の過去問・出題予想ではありません。自己点検・構成例も、LOGIQAが学習用に示す観点です。

ORIGINAL 01 / 90分演習データに従う選手から、データに問いを返す選手へ

LOGIQA作成の架空の文章・資料です

ある高校の球技チームが、試合映像から選手の動きを分析するシステムを導入した。指導者は、成功率の高いプレーを優先すれば、経験や印象に左右されにくい指導ができると考えた。選手も、自分では気づかなかった動きの偏りを知り、練習の課題を見つけられた。映像を記録し、複数の試合を同じ観点で比べることには、記憶だけを頼りに振り返る場合にはない利点がある。問題は、そこから得た数値が、何を示しているかである。

たとえば、パスの成功率が高い選手が、常にチームへ大きく貢献しているとは限らない。相手の守備を動かす難しいパスを引き受ける選手と、安全な場面でボールを戻す選手では、同じ成功率という数字の意味が異なる。試合に出る機会が少ない選手には、判断の材料となる記録自体が少ない。ボールに触れずに相手を引きつける動きのように、記録の項目へ入りにくい働きもある。何を数え、どの場面を比べるかという選択は、分析を始める前から評価の方向を左右している。

さらに、過去に成功した行動を推奨する仕組みを使い続けると、将来の記録もその推奨に沿って集まる。選手が失敗を避けるために難しいプレーへ挑まなくなれば、新しい戦術の可能性は記録されにくくなる。記録がないことを理由に挑戦を認めないという循環も生じうる。目の前の試合で失点を減らすことと、半年後に選手の選択肢を増やすことは、同じ評価指標だけでは判断できない。データの活用では、何のために、どの期間を見て評価するのかを先に問う必要がある。

こうした限界を指摘すると、「最後は選手の感覚を尊重すればよい」という意見が出る。しかし、選手の説明も、そのまま正しいとは限らない。成功した場面だけを覚えていることや、出場機会を得たいという希望が判断に影響することもある。重要なのは、データと感覚のどちらを信じるかを一度で決めることではない。選手が「あの場面では別の選択が必要だった」と述べたなら、映像を見直し、相手の位置や味方の役割を確かめ、説明が成り立つ条件を探る。そのうえで練習の中で選択肢を試し、結果を再び記録へ戻すのである。

この往復には、意見を述べられるだけでなく、その意見がどう扱われたかを知れる仕組みが必要だ。指導者が選手の説明を採用しない場合にも、理由と見直しの条件を示す。分析を行う担当者は、比較に使った試合や記録の不足を伝え、数値から確実にいえることと推測を分ける。最終判断を誰が行うのかも明らかにする。「システムがそう判断した」という説明で、人が選んだ基準や責任を隠してはならない。

データは、指導者の命令を強める道具にも、選手とともに考える道具にもなる。その違いは、機器の性能だけから生まれるものではない。何を比べるかを問い、結果の理由を説明し、新しい事実があれば判断を改めるという運用によって生まれる。選手が分析結果を受け取るだけでなく、その限界を理解して問いを返すとき、競技の経験は、単に数値へ置き換えられるのではなく、検証可能な学びへと開かれていく。

表1 架空の球技チームにおける直近6試合の記録

選手出場時間全パスの成功数/試行数攻撃エリアへのパス成功数/試行数主な起用場面
甲360分216/24018/30相手が自陣へ下がって守る場面が多い
乙180分96/12028/48相手が前方から強く守備をする場面が多い
丙30分15/184/6終盤の短時間に限られる
  • 全数値はLOGIQAが作成した架空データです。競技はサッカーを想定しています。
  • 攻撃エリアは相手ゴールに近い区域を指す練習用の簡略区分です。攻撃エリアへのパスは全パスの内数です。
  • パス以外の貢献、相手の強さ、得点状況、けが・体調などは、この表だけでは分かりません。

設問

  1. 高校の競技チームが、次年度の出場選手を選ぶ際に分析システムを使おうとしている。あなたは、どのような条件や手順で利用すべきだと考えるか。本文と表1を踏まえ、表の具体的な数値または比較に二つ以上言及し、評価の基準、記録の少ない選手の扱い、選手から異論が出た場合の対応を含めて論じなさい。自分の競技経験を用いてもよいが、経験の紹介だけで終えないこと。練習の指定:801字以上1000字以内
任意の復習:200字で本文をまとめる

本文は、競技データの活用においてどのような危険を指摘し、どのような使い方を提案しているか。本文全体の論旨をまとめなさい。

200字以内/90分演習とは別の復習用

書いたあとに読む:自己点検・構成例・答案の一部
  • 本文の、記録の偏りと選手の説明を検証する手順を、自分の提案の根拠として用いたか。
  • 甲の全パス成功率90%と乙の80%など、表の数値を正確に比較し、その条件の違いも示したか。
  • 丙の出場時間30分という記録の少なさを、そのまま能力の低さと扱っていないか。
  • 選手の声を無条件に正しいとせず、記録や試行で確かめる具体策を示したか。
  • 最終判断者、採否の理由、再検討の条件を示し、801〜1000字の指定を守ったか。

本文の中心は、データへの賛否ではなく、評価がどの条件で成り立つかを問い直す運用です。表では全パス成功率は甲90%、乙80%ですが、攻撃エリアへの試行の割合や起用場面が異なり、数値だけで優劣は決まりません。丙は記録が少なく、一部の成功から能力を高く見積もることにも注意が必要です。答案では同じ役割の場面を比べる、期間を限って試行機会を設けるなどの方法へ落とします。異論への対応も「話し合う」で止めず、何を確かめ、誰が再判断するかを示します。利用目的と検証の負担まで書けば、現実性のある提案になります。

構成の一例

  • 結論:分析システムを、目的と比較条件を明示した補助資料として利用する。
  • 資料の比較:甲と乙の全パス成功率、攻撃エリアへの試行、起用場面を比較し、単一の数値による順位付けの限界を示す。
  • 具体策:選考基準を先に説明し、同じ役割の場面を比較する。記録の少ない丙には、期間を限った練習試合などで評価機会を設ける。
  • 異論への対応:本人の説明を映像などと照合し、採否の理由と再評価する条件を示す。最終判断者を明記する。
  • 限界:時間や競技上の制約からすべての希望には応えられないため、検証の範囲と期限を決める。

抽象論を具体化する答案の一部

甲の全パス成功率は90%で乙の80%より高い。しかし、攻撃エリアへの試行は甲が全240回中30回、乙が全120回中48回であり、異なる難しさの役割を担った可能性がある。したがって、成功率だけで甲を優先すべきではない。まず映像で両者が置かれた状況と選択肢を確認する。また、丙の出場時間は30分にとどまるため、記録の少なさを理由に除外せず、期間を区切って役割を試す機会を設ける。その結果も含めて判断し、採否の理由を本人へ伝える。

完成答案ではありません。表の数値を比較し、その比較からいえることと、まだ分からないことを区別した例です。

面接でも考えてみるあなたの競技で、数値だけでは捉えにくい貢献を一つ挙げてください。それを単なる自己評価で終わらせず、どのように確かめますか。

本文・資料を手元に用意してからタイマーを開始してください。指定字数はこの演習の条件です。

ORIGINAL 02 / 90分演習勝つために選ぶことと、競技を続ける機会をつくること

LOGIQA作成の架空の文章・資料です

ある競技クラブで、全国大会を目指す方針をめぐって意見が分かれた。指導者は、限られた練習時間を大会に出る選手へ集中的に使いたいと考えた。補欠の選手からは、会費を払っていても実戦で試す機会が少なく、何のために通っているのか分からないという声が上がった。一方、主力選手には、全員の出場時間をそろえるために勝つ可能性を下げることへの不満がある。どちらの意見にも理由があり、配分を決めるのは難しい。

ここで、勝利と参加のどちらを優先するかを問う前に、そのクラブが何を目的としているかを確認する必要がある。高い競技成績を目指す選手の育成を掲げる組織と、地域で多様な人が競技を続ける場をつくる組織では、求められる説明が違う。しかし、競技成績を重視する組織でも、参加者を単なる勝利の手段として扱ってよいわけではない。また、参加の広がりを重視する組織でも、真剣に勝負したい人の希望を軽視すれば、競技の魅力の一部を失う。目的を明示することは、片方の価値を消すこととは異なる。

参加機会という言葉にも、いくつかの意味がある。練習へ来られること、指導を受けられること、大会に出ること、挑戦した結果について助言を得ることは同じではない。全員を名簿へ載せても、試合に出る見通しや成長を確かめる機会がなければ、参加は形式だけになる。他方、一つの重要な大会で全員の出場時間を同じにすることだけが、機会を保障する方法でもない。大会の目的や段階に応じて選考を行いながら、別の実戦や練習の中で役割を試す道も考えられる。

ただし、「別の機会をつくる」と述べるだけでは問題は解決しない。会場の利用時間、指導者の人数、移動に使える予算は限られている。主力とそれ以外の選手を分けた結果、後者には十分な指導が届かなくなる場合もある。別大会への参加に追加費用がかかれば、その負担によって新たな排除が生まれる。制度を考える際には、どの機会を誰が支え、どの負担を誰が引き受けるのかを具体的に示す必要がある。実施できない約束を増やすことは、期待を裏切ることにもつながる。

選考に納得できるかどうかは、結果だけでなく、その過程にも左右される。基準が知らされず、いつも同じ選手が選ばれるなら、選ばれない側は改善の方向を見失うだろう。技術の到達度だけでなく、戦術上の役割や大会で必要な組み合わせを理由にするなら、その違いを説明する必要がある。さらに、一度の選考を固定せず、何を改善すれば再び評価されるのかを伝える。これは、選手の希望をすべて受け入れることではなく、選ばれない場合にも学びを続けられる条件を整えることである。

取り組みの評価も、勝率か在籍人数かの一方だけでは十分でない。勝率が上がっても、多くの選手が成長の機会を失っているかもしれない。在籍人数が維持されても、挑戦を諦めて通い続けている選手がいるかもしれない。競技上の成果に加え、どのような挑戦ができたか、選考理由を理解できたか、費用や移動が継続を妨げていないかを確かめることが必要になる。勝利を目指す過程の中で、選ばれなかった人にも次の道が見えるか。そこに、競技組織が自らの目的を問い直す手がかりがある。

表2 指導者が立ち会う週360分の活動を配分する三つの案

案主力中心の戦術確認全員が役割を試す実戦観察結果を伝える助言・振り返り合計
A(現在)240分90分30分360分
B180分150分30分360分
C180分120分60分360分
  • 時間はLOGIQAが作成した架空の配分です。各活動の時間は重複せず、会場利用・指導者・予算の追加はできないものとします。
  • 「全員が役割を試す実戦」は、メンバーを交代しながら行う練習試合等を指します。全員が同時に出場するという意味ではありません。
  • B・Cは未実施の案であり、勝率や選手の成長に関する結果は、まだ得られていません。

設問

  1. 本文のクラブで、勝利を目指す選考と、選ばれなかった選手の成長機会をどのように設計すべきか。表2のA・B・Cから一つを選び、本文と表の具体的な比較を根拠に論じなさい。独自の修正案を示してもよいが、合計360分とし、会場・指導者・予算は増やさないこと。配分に伴う不利益、選考と助言の手順、効果を確かめる方法を含めること。練習の指定:801字以上1000字以内
任意の復習:200字で本文をまとめる

本文は、勝利の追求と参加機会の保障を両立させるために、どのような点を検討すべきだと述べているか。本文全体の論旨をまとめなさい。

200字以内/90分演習とは別の復習用

書いたあとに読む:自己点検・構成例・答案の一部
  • 本文の、組織の目的と参加機会の多様な意味を、自分の方針の根拠として用いたか。
  • 表の時間配分を正確に比較し、追加する活動のために何が減るのかを説明したか。
  • 会場・指導者・予算を増やせないという条件を守り、まだ実施していない案の効果を断定していないか。
  • 選考基準、選ばれない理由の説明、試行・助言・再評価の機会を筋道立てて示したか。
  • 勝率だけでなく挑戦・成長・負担を評価する方法を示し、801〜1000字の指定を守ったか。

本文は、出場時間を一律にすることを唯一の公平とせず、選考と成長機会を併せて考えています。表ではAからBへ移すと戦術確認が60分減り、実戦が60分増えます。Cでは戦術確認を60分減らし、実戦と助言を各30分増やします。どちらも未実施なので、成果は断定できません。答案では、時間を増やすことと成長の機会をつくることを区別し、観察・助言・再評価の手順まで示します。Aを維持する主張でも、限られた実戦と助言をどう配分するかの説明が必要です。競技成績と改善の状況を継続して確かめ、配分を見直す条件へつなげます。

構成の一例

  • 結論:採用する案を示し、勝利と成長機会をどう位置付けるか説明する。A・B・Cのどれを選ぶ場合も根拠が必要。
  • 資料の比較:戦術確認・実戦・助言の増減を示し、その配分が必要な理由を本文の論点と結ぶ。
  • 選考と指導:基準を共有し、実戦前の課題設定、指導者の観察、助言、再評価を一つの手順にする。
  • 不利益と対応:主力の準備時間の減少や助言時間の不足など、選んだ案で残る問題と対応を示す。
  • 検証と見直し:競技成績、挑戦した内容、改善の状況、選考理由への理解を確認し、効果に応じて配分を修正する。

資源の制約を踏まえた具体策の一部

私はC案を一定期間試す。A案と比べ、主力中心の戦術確認は60分減るが、全員が役割を試す実戦と、助言の時間を各30分増やせる。実戦前に選手ごとの課題を一つ決め、指導者がその場面を観察して振り返れば、出場機会を与えるだけで終わらない。ただし、主力の連携を確認する時間が減る不利益がある。重要大会の直前を避けて試し、競技成績と選手の改善状況を確かめ、必要なら活動の配分を再検討する。

完成答案ではありません。時間配分の比較を、具体的な指導手順と不利益の検討へつなげた例です。

面接でも考えてみるあなた自身が選ばれなかった経験、または誰かを選ぶ立場だった経験から、結果と選考過程への納得を分けて説明してください。

本文・資料を手元に用意してからタイマーを開始してください。指定字数はこの演習の条件です。

書いたあと、最初に直す5点

  • 冒頭や結論で、設問が求める判断に答えているか。
  • 資料の具体的な情報を使い、何が根拠かを示したか。
  • 資料から分かることと、自分の推測を分けたか。
  • 提案に必要な条件や、残る不利益にも触れたか。
  • 制限時間・字数を守り、段落同士がつながっているか。

「何となく書けた」で終えず、根拠が足りない一段落を選んで書き直します。添削を受ける場合は、答案だけでなくかかった時間と、迷った設問・箇所も伝えると、次の練習を決めやすくなります。

答案の添削・書き直しを相談する

FROM EXPERIENCE TO INQUIRY

競技経験と学びを、深く話す

手元にある提出書類の控えを読み直し、書いた言葉に「どの場面のことか」「なぜそう考えたか」「何を根拠に言えるか」と問いを足します。競技の成果、本人の判断、大学で確かめたい疑問をつなげて、自分の言葉で説明しましょう。

準備の起点は、提出済みの書類です。
「競技活動および学業に関する調査書1」は競技力の位置づけと理由、「調査書2」は高校入学後の目標と努力の過程、「調査書3」は現在の学業と入学後の学習計画を扱います。

ここでは公式用紙の番号を「1・2・3」と表記しています。別の「スポーツ競技歴調査書(1)(2)」とは区別してください。公式の出願書類を確認する

基本質問に30〜60秒で答え、追質問で理由や場面を補う練習から始めましょう。これは練習時間の目安で、大学が指定する回答時間ではありません。

以下はLOGIQA独自の想定質問です。実際の面接過去問や、必ず聞かれる質問ではありません。

QUESTION 01 / 調査書1・スポーツ競技歴調査書結果を、自分の強みの説明につなげる

同じ種目に取り組む高校生の中で、あなたの競技力をどのように捉えていますか。根拠も説明してください。

さらに聞いてみる

  • 大会の順位以外に、その強みが表れた具体的な場面はありますか。
  • 一方で、同じ競技レベルの選手と比べて、課題だと考える点は何ですか。

答える前に考える点

  • 大会成績と、自分の技術・判断・役割を区別して述べる。
  • 根拠に使う記録や場面を確かめ、自分の感想だけで競技力を断定しない。
QUESTION 02 / 調査書2練習方法を選んだ理由を話す

高校で掲げた競技目標に向けて、自分で考えて変えたことを一つ挙げてください。

さらに聞いてみる

  • 別の方法もある中で、その方法を選んだのはなぜですか。
  • 指導者から受けた助言と、あなた自身が判断した部分は、それぞれどこですか。

答える前に考える点

  • 目標、気づいた課題、選んだ行動の順に整理する。
  • 周囲の貢献を正確に認めたうえで、本人が考えた部分を説明する。
QUESTION 03 / 調査書1・2うまくいった理由を確かめる

その取り組みには、どのような変化がありましたか。取り組みの効果だと、どこまで言えるでしょうか。

さらに聞いてみる

  • 相手の強さ、体調、経験など、別の要因も関係していませんか。
  • 同じ方法がうまくいかなかった場面があれば、どう説明しますか。

答える前に考える点

  • 観察できた変化と、その原因についての解釈を分ける。
  • 記録していない数値を加えず、分からない範囲も言葉にする。
QUESTION 04 / 調査書2・3競技経験の中に残る疑問を見つける

競技に取り組む中で、まだ理由が十分に分からず、大学で確かめてみたいことは何ですか。

さらに聞いてみる

  • その疑問が生まれた一場面を説明できますか。
  • 「競技力を高めたい」という目標から、何を明らかにしたい問いに絞れますか。

答える前に考える点

  • 関心のきっかけを、本人が経験した具体的な出来事に置く。
  • 目標と疑問を区別し、対象や状況を少しずつ絞る。
QUESTION 05 / 調査書3自分の疑問を、資料と照らし合わせる

その疑問について、自分で読んだり調べたりしたことはありますか。何が分かり、何が残りましたか。

さらに聞いてみる

  • その資料のどの部分が、あなたの経験とつながりましたか。
  • 自分の経験に当てはまるとは、まだ言えない部分はありますか。

答える前に考える点

  • 実際に読んだ資料を挙げ、内容を自分の言葉で説明する。
  • 未読の論文名や分からない用語を飾りにせず、次に確認したいことを述べる。
QUESTION 06 / 調査書3調べる方法を具体的に考える

その疑問を調べるには、誰について、どのような情報を集める必要がありそうですか。

さらに聞いてみる

  • 何と何を比べると、考えを確かめやすくなりますか。
  • 数字だけでは分からないこと、本人に話を聞く必要があることはありますか。

答える前に考える点

  • いきなり大きな研究を約束せず、必要な情報や比較を具体化する。
  • 調査に協力する人への説明や負担、まだ学ぶ必要のある方法にも目を向ける。
QUESTION 07 / 調査書3早稲田で学びたい理由を説明する

あなたの疑問を考えるうえで、早稲田大学スポーツ科学部のどのような学びに関心がありますか。

さらに聞いてみる

  • 公式の教育内容を読んで、どの部分が自分の疑問とつながると考えましたか。
  • その学びを通して、現在の自分に足りない何を身につけたいですか。

答える前に考える点

  • コース名や教員名の列挙で終わらず、内容と疑問の接点を示す。
  • 履修や研究室配属を確約されたように話さず、調べて分かった範囲を説明する。
QUESTION 08 / 調査書3一つの経験を複数の視点で考える

そのテーマは、身体や技術の面だけでなく、人間関係や社会の仕組みからも考えられますか。

さらに聞いてみる

  • 違う立場の人なら、どのような点を問題にするでしょうか。
  • 複数の視点のうち、あなたはまずどの問いから考えたいですか。

答える前に考える点

  • スポーツ科学の幅広さを、自分の題材で具体的に考える。
  • 視点を無制限に増やさず、自分が深めたい問いと補助的な視点を分ける。
QUESTION 09 / 調査書3学習計画を、現在の行動から話す

大学での学びに向けて、現在の学校の勉強で力を入れていることと、課題に感じていることを教えてください。

さらに聞いてみる

  • その課題を改善するため、今週どのような行動を取っていますか。
  • 練習や遠征と学習が重なるとき、どのように計画を調整しますか。

答える前に考える点

  • 得意科目だけでなく、読解・記述・英語・数的理解などの具体的な課題を捉える。
  • 「両立を頑張る」で終わらず、取り組み方や予定の調整を説明する。
QUESTION 10 / 調査書2・3学んだことを、誰にどう役立てるか

あなたが大学で学んだことは、自分以外のどのような人に、どう役立つ可能性がありますか。

さらに聞いてみる

  • その人が本当に困っていることを、どのように確かめますか。
  • 自分と競技経験や目標が違う人にも、同じ方法が使えるでしょうか。

答える前に考える点

  • 「社会に貢献する」を、相手・困り事・関わり方に分ける。
  • 自分の成功経験を一律に当てはめず、相手の条件や希望を確かめる。
QUESTION 11 / 調査書2・3反対意見を受けて考え直す

あなたの考えに対して、指導者や仲間から異なる意見が出たら、何を確かめて判断しますか。

さらに聞いてみる

  • 相手の意見を最も納得できる形で説明すると、どうなりますか。
  • どのような事実が分かれば、自分の考えを修正しますか。

答える前に考える点

  • 相手を説得する前に、何を大切にしているかを理解する。
  • 結論を守ることだけに集中せず、考えを変える条件を説明する。
QUESTION 12 / 提出書類全体提出後に深まった考えを説明する

提出書類を書いたときと比べて、今、考えが深まったことや、説明を補いたいことはありますか。

さらに聞いてみる

  • どの経験や学習をきっかけに、そのように考えるようになりましたか。
  • 書類に書いた事実と、今の解釈のどこが変わり、どこは変わっていませんか。

答える前に考える点

  • 提出した内容を土台に、考えの変化とその理由を説明する。
  • 経験や実績を後付けせず、実際に新しく学んだことと、まだ検討中のことを区別する。

早稲田大学公式「学科とコース」を読み、自分の疑問と授業・教育内容の接点を探しましょう。名称を覚えるだけでなく、「何を学ぶ必要があるか」まで説明できることが目標です。

回答を、どう深めるか

説明のための架空例です。実際の受講生・合格者の回答ではありません。卓球の練習後に改善点をメモしてコーチに相談した、という同じ経験をもとにしています。

改善前 / 関心が広いまま

私は練習後に改善点をメモして、コーチに相談してきました。次の練習で何をするか説明しやすくなったので、振り返りは大切だと感じています。早稲田でスポーツ科学を幅広く学び、科学的に強くなりたいです。

改善後 / 疑問と学びをつなぐ

練習後に改善点を一つメモしてからコーチに相談すると、次の練習で何をするか説明しやすくなったと感じました。この経験から、自分で振り返ることと指導者の助言は、練習の課題を理解するうえでどう関わるのか、という疑問を持っています。ただ、助言を受ける順番を比べたことはなく、競技成績への効果も分かりません。早稲田のスポーツコーチングコースで扱う指導の理論や方法に関心があり、自分の感覚をどのような情報で確かめられるかを学びたいと考えています。

  • 本人が実際に行った、改善点のメモとコーチへの相談から話を始める。
  • 感じた変化と、まだ確かめていない効果を分ける。
  • 「幅広く学ぶ」を、疑問と学びたい内容の接点まで具体化する。

この回答に、さらに質問するならこの疑問を確かめるなら、練習後にどのようなことを記録しますか。記録だけでは分からないことは何でしょうか。

自分の回答を書き直すときも、経験や成果を増やすのではなく、行動・考えた理由・分からない点の説明を具体的にします。

OCTOBER 23 → NOVEMBER 14

本番までの準備を組み立てる

一次発表から二次選考までは約3週間。毎回新しい問題や質問を増やすだけでなく、書き直し・答え直しを挟んで、前回の課題を自分で直せるか確かめます。下は練習計画の一例です。

10/23〜10/25

手続と現在の力を確認する

  • 一次結果を確認し、二次選考の検定料振込など、必要な手続を要項で確認する。振込期間は10/23〜10/28。
  • 提出書類の控えを揃え、事実・自分の解釈・入学後の計画を色分けして読む。
  • 小論文を一度、時間を測って解く。面接は質問4と7に答えて録音し、何が説明できないかを確かめる。

目標:小論文の課題と、面接で説明を補う箇所を各2〜3点に絞る。

10/26〜11/1

一つの経験を深く説明する

  • 質問1〜6を使い、目標・判断・行動・結果・残る疑問を一つの経験でつなげる。
  • 関心のある公式コース紹介や資料を読み、分かったことと新しい疑問を短くメモする。
  • 小論文は初回の答案を書き直す。結論と根拠、資料の読み違い、設問への答え方を確認する。

目標:競技経験と大学で考えたい問いを、原稿を見ずに説明できる状態にする。

11/2〜11/8

追加質問と別の題材で確かめる

  • 質問7〜12と追質問を使い、短く答えた後に理由や具体例を足す練習をする。
  • 別の小論文問題を時間内に解き、前回直した点を自分で実行できるか確かめる。
  • 競技経験を知らない相手に話し、伝わらなかった用語や場面の説明を直す。

目標:用意した話を再生するだけでなく、聞かれた点に合わせて説明できるかを確認する。

11/9〜11/11

本番を想定して通す

  • 小論文を本番の試験時間で解き、設問の読み取りから見直しまで通して行う。
  • 模擬面接では質問順を変え、反対意見や未準備の問いへの受け答えを練習する。
  • 書類・小論文・口頭説明で、事実や用語の使い方に矛盾がないか確かめる。

目標:直前に見直す課題を少数に絞り、繰り返し起きる弱点を修正する。

11/12〜11/13

要点を確認して本番へ

  • 提出書類、入学後に学びたい内容、説明を補う具体例を短時間で確認する。
  • 新しい実績や難しい用語を付け足さず、質問に答えてから理由を述べる練習をする。
  • 受験票・持ち物・会場への経路・集合時刻を確認し、睡眠時間を確保する。

目標:自分の言葉で落ち着いて説明できる要点を持って、11/14の二次選考に臨む。

11/14の会場は東伏見キャンパスです。
受験票・筆記用具・第二次入学検定料収納証明書などを確認してください。面接試験会場では資料の持ち込み・使用が認められません。直前の練習も、書類を見ずに答える形で行います。

持ち物・時計の条件、集合時刻は公式要項と受験票で確認してください。

LOGIQA / PERSONAL SUPPORT

今の答案と受け答えから、整える

自分で演習したあとに「どこを直せばよいか分からない」「書類の内容を質問されると話が広がらない」と感じたら、答案や提出書類をもとに個別に練習できます。Zoom個別指導は50分・1回から相談できます。

小論文の添削・書き直し

  • 家庭で90分演習を行い、答案を用意する
  • 資料の読み方・構成・根拠を一緒に確認する
  • 一段落の修正から、次の時間内演習につなげる

90分の演習は事前に行い、50分の授業では添削の解説や改善に取り組む進め方です。

提出書類からの模擬面接

  • 競技経験と学習計画から、想定質問を組み立てる
  • 基本質問に加え、理由・根拠・反対意見を問う
  • 伝わらなかった説明を、その場で言い直す

書類を読み上げる練習から、聞かれた点に合わせて答える練習へ進めます。

組み合わせる場合の進め方

  1. 1回目:答案と書類を確認する

    小論文と面接のどこを優先するかを決め、家庭で進める演習を絞ります。

  2. 2回目:書き直しと追質問を練習する

    修正した答案を確認し、競技経験の根拠や学びたいことを掘り下げます。

  3. 3回目:本番を想定して仕上げる

    別の問題での改善や、質問順を変えた模擬面接を通して、残る課題を確認します。

3回は進め方の一例です。受講回数・内容は残り期間と課題に合わせて相談できます。LINE添削の利用方法・現在の料金は料金・受講案内で確認してください。

早稲田スポーツ自己推薦の二次対策を相談する

「小論文だけ見てほしい」「面接を1回試したい」という相談もできます。まずは、希望する対策と受講できる日時をお知らせください。

相談するときに伝えること
早稲田大学スポーツ科学部・Ⅲ群/一次結果の状況/小論文・面接のどちらを練習したいか/希望日時

受講日程は空き状況を確認してご案内します。料金・受講方法を見る

よくある質問

どの入試方式の対策ですか?

スポーツ科学部の総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)が対象です。Ⅰ群・Ⅱ群、スポーツサポート歴入学試験、地域探究・貢献入試の対策は含みません。

一次結果が出る前でも、演習できますか?

できます。一次発表前に一度小論文を解き、提出書類を読み返しておくと、通過後に課題を絞りやすくなります。二次選考の受験対象は一次合格者です。

小論文は毎年1000字ですか?

2026年度過去問は801字以上1000字以内ですが、2027年度要項では字数・設問数を確認できません。90分という試験時間を踏まえて練習し、本番では当日の指示に従ってください。

掲載の問題は、大学の過去問ですか?

このページに掲載した2題はLOGIQAオリジナルの練習問題です。大学の過去問は、上の公式PDFへのリンクから確認できます。解説や構成例も、大学が公表した解答・評価基準ではありません。

面接で書類やメモを見られますか?

2027年度Ⅲ群の公式要項では、面接試験会場への資料の持ち込み・使用は認められていません。準備では控えを使い、通し練習では見ずに答えてみましょう。

小論文か面接のどちらか1回だけでも相談できますか?

Zoom個別指導は1回から相談できます。今の答案や受け答え、残り期間に合わせ、添削・演習・模擬面接の中から必要な内容を決めます。

関連ページ・公式情報

公式情報・出典
2026年10月21日時点の公開情報を確認。日程・受験上の指示は大学の最新案内を優先してください。

本文中の演習・想定質問・回答改善例・学習計画はLOGIQAが作成した学習用コンテンツです。早稲田大学が作成・監修したものではありません。