東京農業大学の自己推薦書・志望理由書対策【2027年度】|選抜方式別の設問・800字の書き方と研究室調査

LOGIQA 大学別対策 東京農業大学 自己推薦書・志望理由書対策

2027年度|公式指定様式5方式を比較

東京農業大学の自己推薦書・志望理由書対策未来像から逆算し、経験・学科・研究室・社会への還元を一本につなぐ

東京農業大学が2027年度に公開している公式書類名は「自己推薦書」です。受験生が「志望理由書」と検索する内容も、この自己推薦書の中で問われます。全学部型、高校で学んだ実践スキル、東京農大ファミリー、生物産業学部〔併願方式〕、生物産業学部では設問と字数が異なるため、受験方式の指定様式から逆算して準備します。

5方式2027年度の指定様式を比較
800字中心生物産業学部は分割設問
研究室まで調査学びの方法を具体化
未来像から逆算経験・学び・還元を接続
最初に、受験方式の自己推薦書様式を確認する 同じ東京農業大学でも、全学部型は「卒業後の未来像と志望学科で学ぶ理由」、実践スキル型は「高校で身につけた技能の活用・発展」、ファミリー型は「伝統・校風の継承・発展」、生物産業学部の2方式は「志望理由・自己PR・入学後の目標」の分割が中心です。別方式の800字テンプレートを流用しないようにします。

2027 OFFICIAL FORMS

2027年度|選抜方式別の自己推薦書

東京農業大学公式の募集要項・指定様式では、主な総合型選抜ごとに別の自己推薦書が公開されています。正式な設問と字数を確認し、文章の役割を取り違えないことが出発点です。

選抜方式 2027年度の公式設問・字数 対策の中心 公式様式
総合型選抜 全学部 800字以内
卒業後、社会で活躍する自身の未来像と、それを現実のものとするために志望学科で学ぶ理由
卒業後に取り組みたい課題から、必要な学科・研究分野・学び方を逆算する。 自己推薦書PDF
高校で学んだ実践スキル 800字以内
高校時代に学んだ実践スキルをどう活かし、発展させたか。入学後の活用と、卒業後のビジョン
資格名や技能の列挙ではなく、使った場面、課題、改善、大学での発展を示す。 自己推薦書PDF
東京農大ファミリー 800字以内
語り継がれる伝統・校風の理解、志望学科で学ぶこと、その継承・発展
家族関係の説明ではなく、本人が受け継ぐ価値と、現在の課題へ発展させる行動を書く。 自己推薦書PDF
生物産業学部〔併願方式〕 600字+250字+250字
①生物産業学部を志望した理由 ②活動歴・資格等を踏まえた自己PR ③入学後の目標
3項目を役割分担し、同じ経験・志望理由を繰り返さない。 自己推薦書PDF
生物産業学部 600字+250字
①生物産業学部を志望した理由 ②活動歴・資格等を踏まえた自己PR
北海道オホーツク地域を学びのフィールドとしてどう使うかと、本人の行動・能力を分けて示す。 自己推薦書PDF

NODAI LOGIC

東京農大の自己推薦書は、経験から社会への還元までを一本につなぐ

全学部型を中心とする東京農大の設問は、「農大に入りたい理由」だけでは終わりません。高校までに生まれた問いを、学科の研究と卒業後の行動へ伸ばす文章が必要です。

START 高校までの経験・問題意識

見たこと、取り組んだこと、疑問に思ったことを具体化する。

LEARNING 志望学科で何を学ぶか

課題を扱うために不足している知識・技術・視点を特定する。

METHOD 研究分野・研究室へ接続

どの方法で何を明らかにしたいかを、公式の学科情報から調べる。

RETURN 社会・地域へどう還元するか

卒業後、誰のどんな課題へ、どの立場から関わるかを示す。

「実学主義」と「人物を畑に還す」は、引用する言葉ではなく文章の設計になる

東京農業大学は、教育・研究の理念に「実学主義」を掲げ、建学の精神「人物を畑に還す」を、学んだ人材が国内外の地域社会の発展へ貢献する考え方として説明しています。自己推薦書では、理念の説明を長く書くより、現場で見つけた課題を学問で確かめ、その学びを社会へ返す流れで示すほうが自然です。

関心・経験 → 大学での学び → 卒業後の還元がつながっているかを、全段落で確認します。

2024–2027 TREND

過去の傾向|名称が変わっても「未来像から学科を選ぶ」中心は継続

2024年度・2025年度のキャリアデザイン総合型選抜でも、卒業後に社会で活躍する未来像と、その実現のために志望学科で学ぶ理由が自己推薦書の中心でした。2026年度から「総合型選抜 全学部」という名称になりましたが、2027年度まで中心的な問いは引き継がれています。

2024年度 キャリアデザイン

卒業後の未来像と、その実現のために志望学科で学ぶ理由を問う。

2025年度 キャリアデザイン

未来像と志望学科の学びを結びつける中心設問を継続。

2026年度 総合型選抜 全学部

選抜名称を変更。自己推薦書は800字以内で同じ中心課題を問う。

2027年度 総合型選抜 全学部

未来像と志望学科で学ぶ理由を800字以内で記述する形式を継続。

過去傾向から優先すべき準備 最初に授業名や研究室名を集めるのではなく、卒業後に取り組みたい課題、関わる相手、自分の役割を定めます。その未来像に不足する知識・技術を特定してから、学科・研究室を調べましょう。

FIVE ELEMENTS

東京農大が自己推薦書で確認する5つの要素

公式に配点内訳は公表されていません。ここでは、2027年度の設問、過去年度の中心課題、大学理念と学科情報から、答案に欠けないよう確認する5要素としてまとめています。

1卒業後の未来像

職業名だけでなく、分野・対象・課題・自分の役割を示す。

2原体験

未来像を持ったきっかけと、関心が深まった過程を示す。

3学科を選ぶ理由

研究領域・授業・実験・実習・地域環境との接続を示す。

4大学で深める問い

何を、どの方法で、どこまで明らかにしたいかを示す。

5社会への還元

学びを地域、生産者、企業、消費者、環境などへ返す。

弱くなりやすい未来像

「将来は食品企業で働き、社会に貢献したい。」職業名と願望だけで、扱う課題、必要な専門、自分の役割が見えません。

具体的に書く

「地域農産物の商品開発と流通に関わり、生産量が少ない農産物でも、生産者が継続的な収益を得られる仕組みをつくりたい。」対象・課題・役割が見える形へ近づけます。

未来の職業を一つに断定できなくても書ける 大学側は、卒業後にどの企業に勤めたいかを聞いているわけではありません。現時点で興味を持っている業界、あるいは民間企業なのか公務員なのか大学院へ進みたいのか、その理由とそのためには大学で何を学ぶ必要があると考えているのかを具体的に述べることができるようにしましょう。

800-WORD STRUCTURE

全学部型|800字の基本構成

大学が段落構成を指定しているわけではありません。以下は、公式設問の「未来像」と「志望学科で学ぶ理由」へ漏れなく答えるための対策上の目安です。内容に応じて調整します。

第1段落100〜130字卒業後に実現したい未来像を先に示す。
第2段落150〜180字未来像を持ったきっかけ、高校での経験を書く。
第3段落120〜150字経験から見つけた課題と、現在の問いを示す。
第4段落220〜260字東京農大の学科・研究分野を選ぶ理由を書く。
第5段落120〜150字入学後の学び方と卒業後の還元へ戻す。
第1段落

結論を最初に置く

「私は貴学を志望します」から始めるより、卒業後に誰のどんな課題へ関わるかを先に示すと、後続の経験と学科研究がその未来像を支える形になります。

第4段落

大学紹介ではなく、自分に必要な学びを書く

学科の特徴を並べるのではなく、現在の自分に不足する知識・技術と、それを得る授業・実習・研究分野を対応させます。

EXPERIENCE TO QUESTION

高校での経験を、活動報告ではなく問題意識へ変える

大きな受賞歴や珍しい活動が必須という意味ではありません。農業実習、家庭菜園、地域の農家への聞き取り、食品加工、販売実習、部活動での栄養管理、生き物の飼育などから、「なぜそうなるのか」「どう改善できるのか」という問いを立てます。

経験を一場面まで具体化する

いつ、どこで、誰と、何を見たり行ったりしたのかを絞ります。「昔から食に興味がある」で止めません。

気づいた違和感・課題を書く

非効率、廃棄、病害、価格差、環境負荷、安全性など、経験の中で何が問題だと感じたかを示します。

自分が取った行動を確認する

調べた、比較した、聞き取りをした、試した、失敗して改善したなど、受け身の経験を本人の行動へ変えます。

考えがどう変わったかを書く

最初の予想と、資料や経験から分かったことの違いを示すと、学びの過程が伝わります。

高校では解けない問いを残す

専門知識、分析設備、フィールド調査、経営視点など、大学でなければ深めにくい部分を特定します。

志望学科の方法へ渡す

その問いを、どの研究分野・実験・実習・調査方法で確かめたいのかへつなげます。

DEPARTMENT & LAB RESEARCH

「なぜ東京農大・なぜその学科か」は、研究室名ではなく学ぶ方法で答える

東京農大公式Webは、学びの中心を研究室と案内し、学科ごとの研究室・教員・研究テーマを公開しています。ただし、研究室名を置くだけでは志望理由になりません。自分の未来像に、どの研究分野と方法が必要なのかを確かめます。

1. 学部・学科ページ

教育目的、学ぶ領域、カリキュラム、実験・実習、キャンパス環境を確認し、似た学科との違いを比べます。

学部・大学院を見る →
2. 学科別アドミッション・ポリシー

その学科が求める関心、基礎学力、目的意識、姿勢を確認し、自分の経験との接点を探します。

3ポリシーを確認する →
3. 研究室紹介・教員検索

研究対象、専門分野、実験・調査・分析方法を確認します。「この研究室が有名だから」ではなく、自分の問いとの関係を記録します。

教員・研究テーマを検索する →
4. 東京農大の研究活動

研究室で行われている研究や学生の研究紹介から、課題をどのように調べ、社会へ還元しているかを確認します。

研究活動を見る →

学科・研究室調査メモに残す6項目

  1. 卒業後に取り組みたい対象・課題
  2. その課題に必要な学問領域
  3. 関連する学科の授業・実験・実習
  4. 関心のある研究分野・研究室・教員テーマ
  5. そこで使う調査・分析・開発・設計方法
  6. 学びを卒業後に還元する相手と現場
研究室名は入学後の所属を約束するものではない 教員・研究室の体制や研究テーマは変わる可能性があります。関心のある研究分野、身につけたい方法、明らかにしたい問いを中心にし、出願前に最新の公式情報を確認します。

FORMAT-SPECIFIC WRITING

選抜方式別に変えるべき書き方

共通するのは、本人の経験・大学での学び・卒業後の行動をつなぐことです。ただし、各方式が最初に確認する材料は異なります。

総合型選抜 全学部

未来像と志望学科の因果関係を中心にする

「将来こうしたい。そのためにはこの知識・技術が不足しており、東京農大のこの学科・研究分野で学ぶ必要がある」という逆算型にします。入学後の学習計画は、卒業後の未来像を実現する手段として書きます。

高校で学んだ実践スキル

技能の名称より、使い、改善し、発展させた過程を掘る

栽培、飼育、食品加工、測量、分析、販売、情報処理などについて、何を学んだか、どの場面で使ったか、失敗や改善は何か、農大でどう発展させるか、卒業後にどう使うかの順に組み立てます。

  • 資格や検定の列挙だけにしない
  • 本人が工夫した具体的な場面を入れる
  • 高校の技能を大学の学問・研究へ変える
東京農大ファミリー

家族の農大経験を、本人の学びと発展へ変える

親族等から聞いた授業、研究室、実習、地域活動、仕事の話は、伝統・校風を理解する材料です。ただし中心は本人です。その話を受けて何を考え、志望学科で何を学び、現在の社会課題へどう発展させるかを書きます。

  • 「親が卒業生だから」で終わらせない
  • 実学主義を本人の行動として説明する
  • 継承する価値と、発展させる課題を分ける
対象者・資格確認・必要書類はファミリー専用ページへ →
生物産業学部〔併願方式〕

600字・250字・250字を役割分担する

600字の志望理由では、生物産業学部と志望学科の学び、北海道オホーツク地域をフィールドとして扱う理由を示します。自己PR250字は行動・能力の証拠、入学後の目標250字は具体的な学習計画に絞ります。

  • 志望理由:学問・地域・将来像
  • 自己PR:経験・工夫・得た力
  • 入学後の目標:学ぶ内容・行動計画
生物産業学部

600字の志望理由と250字の自己PRを重複させない

志望理由では、環境・生産・加工・経営をつなぐ生物産業の視点と、オホーツク地域の実際の生産現場・自然資源で何を学ぶかを示します。自己PRでは、その学びを進める本人の行動力、探究力、継続力などを具体的な経験で裏づけます。

オホーツクの地域性

「自然が豊かだから」ではなく、現地をどう学びのフィールドにするかを書く

北方圏農業、海洋水産、食・香り・化粧品、自然資源経営など、志望学科の対象に応じて、地域産業、生態系、資源、加工、流通、観光、経営との関係を調べます。立地の魅力を紹介するのではなく、自分の問いを現地でどのように確かめたいかへ変えます。

CONSISTENCY

自己推薦書・事前課題・口頭試問は、同じ問題意識で役割分担する

ここでは自己推薦書との接続だけを確認します。23学科の課題内容や口頭試問の形式・練習方法は、専用ページで詳しく扱っています。

SELF-RECOMMENDATION

自己推薦書

なぜ関心を持ち、東京農大で何を学び、卒業後にどう還元したいかを示す。

PRE-ASSIGNMENT

事前課題

学科別テーマを資料で調べ、比較・分析・提案する力を示す。

ORAL EXAMINATION

口頭試問

提出内容を理解し、根拠、限界、志望学科との関係を自分の言葉で説明する。

未来像の根拠

なぜその未来像を持ったかを、本人の経験と調査で説明できるか。

学科を選ぶ理由

他大学・他学科ではなく、東京農大の志望学科で学ぶ必要性があるか。

研究分野との接続

研究室名だけでなく、何をどの方法で深めたいかを説明できるか。

事前課題との関係

テーマが完全に同じでなくても、根本の問題意識と学科理解がつながるか。

計画の現実性

提案の弱点、知識不足、実現条件を認識し、大学で補う方法を示せるか。

本人の言葉

各文の意味を説明でき、具体例や追加質問へ答えられるか。

23学科の2027年度事前課題と口頭試問は専用ページで確認

全学部型とファミリー型の課題の違い、指定字数・資料、書き方、口頭試問の練習は、こちらに集約しています。

事前課題・口頭試問対策を見る

COMMON MISTAKES

東京農大の自己推薦書でよくある失敗

「農業・食に興味がある」で止まる

作物、栽培環境、食品加工、流通、経営、栄養、微生物、生態系など、どこに問題意識があるのかを絞ります。

大学公式Webの文章を並べる

学科紹介の要約ではなく、自分が取り組みたい課題に、その授業・研究分野・方法がなぜ必要かを示します。

未来像が職業名だけ

「食品会社で働く」だけでなく、誰のどんな課題へ、何を用いて関わり、何を実現するかまで具体化します。

経験が活動報告になっている

参加した事実より、何に気づき、何を調べ、考えがどう変わり、どんな問いが残ったかを重視します。

自己推薦書と他の提出物で軸が分散する

同じ文章を繰り返す必要はありませんが、経験から生まれた問題意識、学科の方法、卒業後の還元はつなげます。

家族・先生・生成AIの言葉になっている

文章を整えすぎて本人が説明できない状態を避けます。事実を自分で確認し、経験・調査・判断を本人の言葉で書きます。

生成AIの文章をそのまま提出しない 東京農業大学の募集要項では、原則として生成AIにより生成された文章等をそのまま使用することは認められず、内容によっては不正行為となる場合があると案内されています。情報整理や問いを深める補助にとどめ、事実確認を行い、自分で考え、自分の言葉で作成します。

FAQ

東京農業大学の自己推薦書・志望理由書でよくある質問

自己推薦書とは別に、志望理由書も必要ですか?
2027年度のこのページで扱う5方式では、大学公式の書類名は「自己推薦書」です。生物産業学部の方式には志望理由欄がありますが、別に自由様式の志望理由書を提出するのではなく、指定の自己推薦書へ入力します。
全学部型の自己推薦書は何文字ですか?
800字以内です。卒業後に社会で活躍する自身の未来像と、それを現実にするために志望学科で学ぶ理由を記述します。
高校での活動実績が少なくても書けますか?
大きな受賞歴だけが材料ではありません。授業、探究、日常生活、家庭、地域、飼育、実習などから生まれた具体的な疑問を調べ、考えがどう変わったか、大学で何を深めたいかを示します。
研究室名は必ず書く必要がありますか?
2027年度の全学部型自己推薦書は、研究室名の記載を必須とはしていません。ただし、志望学科で学ぶ理由を具体化するため、研究分野、身につけたい方法、明らかにしたい問いまで調べることが有効です。
ファミリー型の対象者や評定条件も、このページで確認できますか?
このページは自己推薦書の書き方に集中しています。対象となる続柄、2027年度の変更、評定、出願資格確認、必要書類は、東京農大ファミリー入試の専用ページで確認してください。
生物産業学部〔併願方式〕と生物産業学部の自己推薦書は同じですか?
異なります。併願方式は、志望理由600字、自己PR250字、入学後の目標250字の3項目です。生物産業学部は、志望理由600字と自己PR250字の2項目です。必ず受験方式の指定様式を使います。
自己推薦書と事前課題は、同じテーマにそろえるべきですか?
完全に同じテーマである必要はありません。ただし、本人の問題意識、志望学科で身につけたい方法、卒業後の方向がばらばらにならないようにします。2027年度の学科別事前課題は専用ページで確認できます。
例文をそのまま使ってもよいですか?
使わないでください。自己推薦書は本人の経験、調査、志望学科、未来像を結ぶ書類です。一般的な例文を置き換えただけでは、提出内容の具体性が弱くなり、口頭で説明しにくくなります。
公式情報・指定様式を必ず確認してください

このページは、東京農業大学が公開した2027年度の各募集要項・自己推薦書様式、2024年度・2025年度キャリアデザイン総合型選抜募集要項、2026年度総合型選抜 全学部募集要項、教育研究上の目的・教育目標・3ポリシー、建学の精神・実学主義、学部・学科・研究情報を中心に作成しています。