LOGIQA’S INSIGHT
自己推薦書・特定課題・学科試問・面接を、同じ問題意識でつなぐ力が求められる上智大学
上智大学の公募制推薦は、活動実績や語学資格だけで合否が決まる入試ではありません。大学公式は、調査書、自己推薦書、レポート等特定課題、学科試問、面接を総合して判定すると明記しており、各試験の配点は公表していません。提出書類の内容が面接で質問される場合もあるため、書類で印象的なことを書くより、書いた内容を学科の知識と根拠を使って説明できることが重要です。
過去の課題では、人間の安全保障など、社会科学・人文科学に関わる課題図書も指定されています。課題図書の言葉を説明するだけでなく、その概念を貧困、紛争、移民、教育、環境、ジェンダーなどの具体的な問題に当てはめて考えることが重要です。
上智大学では、一般選抜の学科別試験でも、人間と社会、国際関係、環境問題、法・政治、グローバル化などについて、資料の理解力、論理的思考力、表現力を問う方針が示されています。公募制でも、志望学科の専門分野について同程度の思考が必要だと考えられます。
出願条件を正確に満たす
評定、必履修科目、外国語検定試験は学科別です。どれか一つでも不足すれば出願できません。資格の有効期間と結果発行日も確認します。
特定課題で学科適性を示す
調べたことの要約で終わらず、何を問い、どの資料から何が分かり、なぜその学科でさらに考えたいのかを一続きにします。
学科試問・面接で再現する
書類の主張、資料を選んだ理由、別の見方、学科の基礎知識を質問されても、結論と根拠を自分の言葉で説明します。
対策の軸は、高校での経験や関心 → そこから生まれた問い → 特定課題で調べた根拠 → 上智大学の志望学科で深めたい学び → 将来どのように生かすかです。海外就学経験者は海外経験そのもの、IB入試はEE・TOK・CASの実績そのものを強調するのではなく、それらを通して形成した問いや考え方が志望学科へどうつながるかを示します。
課題図書を章ごとに100〜200字で要約し、本全体の主張を一文で説明します。その後、「なぜそう考えたのか」「著者への反論はあるか」「別の社会問題にも当てはまるか」を口頭で答える練習が有効です。