二次関数の平方完成・最大値最小値|定義域と場合分け・無料30問
高校数学Ⅰ|無料練習問題・解説
平方完成から、
二次関数の最大・最小へ。
二次関数の平方完成、軸と頂点、定義域、最大値・最小値、軸が動く場合分けを、全30問と図解で確認できます。「頂点の値を答えてよいのか」「どこで場合分けするのか」を、計算例とグラフの見方から学びましょう。
二次関数の無料練習問題30問|単元別チェック
選択肢を押すと、正誤と図解つきの解説が表示されます。計算問題はノートで途中式を書いてから選びましょう。途中の単元から始めても大丈夫です。
平方完成5問・軸と頂点5問・定義域5問・最大値と最小値8問・軸が動く問題7問の計30問です。「演習10問」では、この30問から重複なしで10問を出題します。
解けなかったら、「平方完成」「軸の位置」「定義域の両端」のどこで止まったか確認しましょう。全30問の問題と答え一覧でも復習できます。
平方完成
二次関数をグラフの形に直す入口です。計算だけでなく、「何が見えるようになるか」を確認します。
選択式の問題を読み込んでいます。表示されない場合は、全30問の問題と答え一覧から学習できます。
二次関数の平方完成|軸と頂点を読む方法
二次関数の平方完成は、式を「二乗の項+定数」に変形する計算です。y = A(x − h)² + k(A ≠ 0)と表すと、軸はx = h、頂点は(h, k)と読めます。カッコの中の符号をそのまま読むのではなく、中を0にするxを探しましょう。
x²の係数が1の場合
x² + 4x + 3では、xの係数4を半分にした2を使います。(x + 2)²を展開すると定数が4になるため、元の定数3に合わせて1を引きます。
y = x² + 4x + 3 = (x + 2)² − 1
したがって、軸はx = −2、頂点は(−2, −1)です。
x²の係数が1以外・負の場合
まずx²とxの項を係数でくくり、カッコの中で平方完成します。外の係数を、調整した定数にも掛けることがポイントです。
2x² + 8x + 1 = 2{(x + 2)² − 4} + 1 = 2(x + 2)² − 7
−x² + 4x + 1 = −{(x − 2)² − 4} + 1 = −(x − 2)² + 5
前者の頂点は(−2, −7)、後者は(2, 5)です。x²の係数が正なら下に凸(上に開く)、負なら上に凸(下に開く)になります。
軸は直線なので「x=…」、頂点は点なので「(x座標, y座標)」で答えます。頂点の座標と最大値・最小値を混同せず、値を聞かれたときはyの値を答えましょう。
定義域と値域の違い|xの範囲とyの範囲
定義域は「xがとれる値の範囲」、値域は「そのときyがとれる値の範囲」です。0 ≦ x ≦ 4なら、0と4だけでなく、その間の小数や分数も含めて考えます。端点の0と4も範囲内です。
たとえばy = (x − 2)² + 1を0 ≦ x ≦ 4で考えると、頂点のx座標2は範囲内にあります。最小値は1、両端での値はどちらも5なので、値域は1 ≦ y ≦ 5です。
定義域に制限がなく、すべての実数を考える場合も、定義域自体がなくなるわけではありません。「定義域は実数全体」と捉えます。
定義域がある二次関数の最大値・最小値
平方完成したら、軸と定義域の位置関係を確認します。下に凸の二次関数では、軸に近いほどyが小さく、遠いほど大きくなります。両端を含む有限の区間なら、最小値は軸に最も近い点、最大値は軸から最も遠い端点でとります。
頂点が範囲内にある例
y = x² − 2x + 3 = (x − 1)² + 2、0 ≦ x ≦ 3では、頂点のx座標1が範囲内です。最小値はx = 1で2。端点ではx = 0で3、x = 3で6なので、最大値は6です。
頂点が範囲外にある例
y = (x + 1)²、0 ≦ x ≦ 3では、頂点(−1, 0)は範囲外です。頂点のy座標0を最小値にしてはいけません。軸に近い左端x = 0で最小値1、遠い右端x = 3で最大値16をとります。
上に凸では大小の関係が逆になります。また、定義域が実数全体のときは、下に凸なら最大値がなく、上に凸なら最小値がありません。
計算では、平方完成した式、軸、定義域の両端を書き出すと見落としを防げます。答えには最大値・最小値だけでなく、「どのxでその値をとるか」も添えて確認すると、頂点と端点の取り違えに気づきやすくなります。
軸が動く二次関数の最大・最小と場合分け
y = (x − a)² + 1、0 ≦ x ≦ 4を考えます。aは実数の定数で、軸はx = aです。aの値ごとに軸の位置が変わるため、最小値をとる場所も変わります。
最小値は、軸が区間の左・中・右のどこにあるかで分ける
軸が区間内なら頂点、外なら軸に近い端点を使います。境目は定義域の両端、0と4です。
| aの条件 | 最小になるx | 最小値 |
|---|---|---|
| a < 0 | 0 | a² + 1 |
| 0 ≦ a ≦ 4 | a | 1 |
| a > 4 | 4 | (4 − a)² + 1 |
最大値は、軸と区間の中点を比べる
最大値は軸から遠い端点でとります。区間の中点は2なので、軸が2より左なら右端4、右なら左端0が遠くなります。軸が中点と一致すると、両端で同じ最大値をとります。
| aの条件 | 最大になるx | 最大値 |
|---|---|---|
| a < 2 | 4 | (4 − a)² + 1 |
| a = 2 | 0と4 | 5 |
| a > 2 | 0 | a² + 1 |
最小値と最大値では、場合分けの境目が異なります。公式を覚える前に「軸に近い場所か、遠い場所か」を確認しましょう。
二次関数30問の問題と答え・解説一覧
問題文を押すと答えと解説を開けます。自動採点を使わずに解きたいときや、間違えた単元を復習したいときに使ってください。上のチェックツールと同じ30問です。
平方完成|5問
01.y = x² + 4x + 3 を平方完成すると、どれになりますか。
答え:y = (x + 2)² – 1
まず x² + 4x の部分を見ます。x の係数 4 の半分は 2 なので、カッコは (x + 2)² になります。
(x + 2)² = x² + 4x + 4 なので、元の x² + 4x + 3 にするには、増えすぎた 4 を引いて -1 にします。
だから y = (x + 2)² – 1 です。平方完成は、答えを変形しているだけではなく、グラフの軸と頂点を見える形にする作業です。
02.y = x² – 6x + 5 を平方完成すると、どれになりますか。
答え:y = (x – 3)² – 4
x² – 6x の -6 の半分は -3 です。だから、まず (x – 3)² を考えます。
(x – 3)² = x² – 6x + 9 です。元の式は +5 なので、+9 から 4 を引いて調整します。
したがって y = (x – 3)² – 4。ここから、頂点は (3, -4)、軸は x = 3 と分かります。
03.y = 2x² + 8x + 1 を平方完成すると、どれになりますか。
答え:y = 2(x + 2)² – 7
係数があるときは、いきなりカッコを作らず、まず 2x² + 8x を 2(x² + 4x) とくくります。
x² + 4x = (x + 2)² – 4 なので、2{(x + 2)² – 4} + 1 になります。
整理すると 2(x + 2)² – 8 + 1 = 2(x + 2)² – 7。よって頂点は (-2, -7) です。
04.y = -x² + 4x + 1 を平方完成すると、どれになりますか。
答え:y = -(x – 2)² + 5
マイナスがついているときは、まず -(x² – 4x) + 1 と考えます。
x² – 4x = (x – 2)² – 4 なので、-{(x – 2)² – 4} + 1 です。
整理すると -(x – 2)² + 4 + 1 = -(x – 2)² + 5。上に凸なので、頂点 (2, 5) は最大値を考えるときに大事になります。
05.平方完成をする一番大きな目的として、もっとも近いものはどれですか。
答え:二次関数のグラフの軸と頂点を読みやすくするため
平方完成は、ただの計算練習ではありません。二次関数の式を、グラフの情報が見える形に直す作業です。
たとえば y = (x – 1)² – 2 なら、カッコの中を 0 にする x = 1 が軸、頂点は (1, -2) です。
最大値・最小値や定義域の問題では、この軸と頂点が出発点になります。だから、平方完成があいまいだと、その先の問題が急に難しく見えます。
軸と頂点|5問
06.y = (x – 2)² + 3 の軸はどれですか。
答え:x = 2
軸は、放物線の真ん中を通る縦の線です。y = (x – 2)² + 3 では、カッコの中 x – 2 が 0 になるところを探します。
x – 2 = 0 なので、x = 2。よって軸は x = 2 です。
ここで -2 と答えたくなる人は、カッコの中の符号をそのまま読んでしまっています。軸は「カッコの中を0にするx」です。
07.y = (x + 1)² – 4 の頂点はどれですか。
答え:(-1, -4)
(x + 1)² が一番小さくなるのは、カッコの中が 0 になるときです。つまり x + 1 = 0 なので x = -1。
そのとき (x + 1)² = 0 なので、y = -4 になります。
よって頂点は (-1, -4) です。頂点は「軸の x 座標」と「外に出ている数」のセットで読みます。
08.y = -(x – 3)² + 5 の軸と頂点の組み合わせとして正しいものはどれですか。
答え:軸 x = 3、頂点 (3, 5)
x – 3 = 0 なので、軸は x = 3 です。外にある数は +5 なので、頂点の y 座標は 5 です。
したがって頂点は (3, 5)。先頭のマイナスは、放物線が上に開くか下に開くかを表します。
つまり、この式では頂点が一番高い点になります。最大値を考えるときに、この頂点が重要です。
09.y = x² – 4x + 1 の頂点はどれですか。
答え:(2, -3)
この式はまだ平方完成の形ではないので、まず x² – 4x + 1 を変形します。
x² – 4x = (x – 2)² – 4 なので、y = (x – 2)² – 4 + 1 = (x – 2)² – 3 です。
したがって軸は x = 2、頂点は (2, -3) です。平方完成してから読む、という順番が大切です。
10.「カッコの中を0にするxが軸」という見方で考えると、y = 3(x + 4)² – 2 の軸はどれですか。
答え:x = -4
x + 4 = 0 になるのは x = -4 です。だから軸は x = -4 です。
前についている 3 は、放物線の開き方を細くします。しかし、カッコの中が0になる位置は変わりません。
軸・頂点の問題では、まずカッコの中を0にする。このクセがつくと、最大値・最小値の問題に入りやすくなります。
定義域|5問
11.定義域 0 ≦ x ≦ 4 の意味として、もっとも近いものはどれですか。
答え:x は 0 以上4以下の範囲だけを見る
定義域は、x が動いてよい範囲です。0 ≦ x ≦ 4 なら、x は 0 から 4 までの間だけを考えます。
二次関数のグラフ全体を見るのではなく、その範囲だけを切り取って見るイメージです。
最大値・最小値の問題では、この定義域を見落とすと答えが変わります。頂点があっても、定義域の外なら使えません。
12.定義域が 0 ≦ x ≦ 4 のとき、軸 x = 2 は定義域の中にありますか。
答え:中にある
定義域は 0 ≦ x ≦ 4 なので、見る範囲は x = 0 から x = 4 までです。
軸 x = 2 は、その間にあります。したがって、頂点も定義域に対応するグラフの範囲内にあります。
下に凸の二次関数なら、軸が定義域の中にあると、最小値は頂点で決まります。ここが最大・最小問題の大事な分岐です。
13.定義域が 0 ≦ x ≦ 4 のとき、軸 x = 5 はどこにありますか。
答え:定義域の右にはみ出している
0 ≦ x ≦ 4 の範囲は、x = 0 から x = 4 までです。軸 x = 5 はその右側にあります。
この場合、頂点は定義域の外にあります。だから、最大値・最小値を考えるときに、単純に頂点の値を答えにしてはいけません。
定義域の中だけで見るので、端点 x = 0 や x = 4 が重要になります。
14.定義域 -1 ≦ x ≦ 3 の端点として正しい組み合わせはどれですか。
答え:x = -1 と x = 3
定義域の端点とは、見る範囲の左端と右端です。-1 ≦ x ≦ 3 なら、端点は x = -1 と x = 3 です。
最大値・最小値では、頂点だけでなく端点の値も調べます。なぜなら、定義域で切ったグラフの一番高い点・低い点が端に来ることがあるからです。
下に凸の二次関数を、両端を含む有限の区間で考えると、最大値は必ず端点のどちらか、または両方でとります。
15.下に凸の二次関数で、軸が定義域の外にあるとき、最小値を考えるうえで大切な見方はどれですか。
答え:定義域の中だけで見て、端点も確認する
下に凸なら、グラフ全体では頂点が一番低い点です。しかし、定義域がある場合は「その範囲だけ」を見ます。
もし頂点が定義域の外にあるなら、頂点の y 座標は答えにできません。見る範囲の中で、どこが一番低いかを考える必要があります。
このとき端点が大切です。定義域がある問題では、頂点が範囲内か、端点はどこか、という順番で確認しましょう。
最大値・最小値|8問
16.y = (x – 1)² – 2 の最小値はどれですか。定義域はすべての実数です。
答え:-2
このグラフは下に凸です。定義域がすべての実数なので、グラフ全体を見ます。
(x – 1)² は 0 以上なので、一番小さくなるのは x = 1 のときです。そのとき y = -2。
したがって最小値は -2 です。定義域がすべての実数の問題では、下に凸なら頂点が最小値になります。
17.y = -(x + 2)² + 4 の最大値はどれですか。定義域はすべての実数です。
答え:4
先頭にマイナスがあるので、この放物線は上に凸です。上に凸のグラフでは、頂点が一番高い点になります。
(x + 2)² が 0 になるのは x = -2。そのとき y = 4 です。
よって最大値は 4。上に凸・下に凸で、頂点が最大になるのか最小になるのかが変わります。
18.y = (x – 2)² + 1、定義域 0 ≦ x ≦ 4 の最小値はどれですか。
答え:1
まず軸を見ます。y = (x – 2)² + 1 なので、軸は x = 2 です。
定義域は 0 ≦ x ≦ 4。軸 x = 2 はこの範囲の中にあります。
下に凸で、頂点が定義域の中にあるので、最小値は頂点の y 座標 1 です。
19.y = (x + 1)²、定義域 0 ≦ x ≦ 3 の最小値はどれですか。
答え:1
このグラフの軸は x = -1 です。定義域は 0 ≦ x ≦ 3 なので、頂点は見る範囲の外にあります。
頂点が範囲外なので、頂点の値 0 をそのまま答えにしてはいけません。定義域の中だけで見る必要があります。
範囲内では左端 x = 0 が一番低く、y = (0 + 1)² = 1。よって最小値は 1 です。
20.y = (x – 5)² + 2、定義域 1 ≦ x ≦ 3 の最小値はどれですか。
答え:6
軸は x = 5 です。定義域 1 ≦ x ≦ 3 より右にあります。
下に凸の放物線は、軸に近いほど値が小さくなります。この範囲では、軸に一番近いのは右端 x = 3 です。
x = 3 を代入すると、y = (3 – 5)² + 2 = 4 + 2 = 6。よって最小値は 6 です。
21.y = (x – 1)²、定義域 -1 ≦ x ≦ 3 の最大値はどれですか。
答え:4
下に凸の放物線で、定義域があるとき、最大値は端点で決まります。今回は端点が x = -1 と x = 3 です。
x = -1 のとき y = (-1 – 1)² = 4。x = 3 のとき y = (3 – 1)² = 4。
どちらも 4 なので、最大値は 4 です。最大値は頂点ではなく端点を見る、という感覚を持ちましょう。
22.定義域ありの下に凸の二次関数で、最小値を決めるときの基本手順として正しいものはどれですか。
答え:軸が定義域の中にあるか確認し、必要なら端点を見る
下に凸の二次関数では、グラフ全体で見れば頂点が一番低い点です。しかし、定義域があるときは、その頂点が見る範囲の中にあるかを確認します。
軸が定義域の中にあれば、最小値は頂点です。軸が定義域の外なら、定義域の中で軸に一番近い端点が最小になります。
だから基本手順は「軸を見る → 定義域と比べる → 頂点か端点か決める」です。ここが分かると、最大・最小の問題がかなり整理されます。
23.y = x² – 2x + 3、定義域 0 ≦ x ≦ 3 の最小値と最大値の組み合わせとして正しいものはどれですか。
答え:最小値 2、最大値 6
まず平方完成します。x² – 2x + 3 = (x – 1)² + 2 なので、軸は x = 1、頂点は (1, 2) です。
定義域は 0 ≦ x ≦ 3。軸 x = 1 は範囲内なので、最小値は頂点の 2 です。
最大値は端点を比べます。x = 0 で 3、x = 3 で 6。よって最大値は 6 です。
軸が動く問題|7問
24.y = (x – a)² + 1 の軸はどれですか。
答え:x = a
軸は、カッコの中を 0 にする x です。x – a = 0 なので、x = a です。
ここで大切なのは、軸が数字ではなく文字になっていることです。a の値によって、軸が左に行ったり右に行ったりします。
軸が動く問題の正体は、この動く軸が定義域のどこにあるかを考える問題です。
25.軸 x = a が動く、とはどういう意味ですか。
答え:a の値によって、放物線の中心の位置が変わるという意味
軸は放物線の中心です。x = a なら、a の値によって中心の位置が変わります。
たとえば a = 1 なら軸は x = 1、a = 5 なら軸は x = 5 です。
だから定義域がある場合、軸が範囲の中にあるのか、外にあるのかを分けて考える必要があります。これが場合分けの入口です。
26.定義域が 0 ≦ x ≦ 4 で、軸が x = a のとき、a < 0 はどんな状態ですか。
答え:軸が定義域の左にはみ出している
定義域 0 ≦ x ≦ 4 は、x = 0 から x = 4 までです。
a < 0 なら、軸 x = a は 0 より左にあります。つまり、見る範囲の左にはみ出しています。
下に凸なら、範囲内では左端 x = 0 が軸に一番近くなるので、最小値は左端で決まります。
27.定義域が 0 ≦ x ≦ 4 で、軸が x = a のとき、0 ≦ a ≦ 4 はどんな状態ですか。
答え:軸が定義域の中にある
0 ≦ a ≦ 4 は、a が 0 から 4 の間にあるという意味です。
軸は x = a なので、軸も定義域 0 ≦ x ≦ 4 の中にあります。
下に凸の二次関数なら、この場合は頂点が定義域の中にあるので、最小値は頂点で決まります。
28.定義域が 0 ≦ x ≦ 4 で、軸が x = a のとき、a > 4 はどんな状態ですか。
答え:軸が定義域の右にはみ出している
a > 4 なら、軸 x = a は x = 4 より右にあります。
定義域は 0 ≦ x ≦ 4 なので、軸は見る範囲の右にはみ出しています。
下に凸なら、範囲内では右端 x = 4 が軸に一番近くなります。だから最小値は右端で決まります。
29.下に凸の二次関数の軸が動くとき、両端を含む一定の区間での最小値を、軸の位置で場合分けする理由はどれですか。
答え:軸が定義域の左・中・右のどこにあるかで、最小値をとる場所が変わるため
場合分けというと難しく見えますが、見ているものはシンプルです。動く軸が、定義域の左にあるのか、中にあるのか、右にあるのかを分けています。
軸が中にあれば、下に凸の最小値は頂点で決まります。軸が左にあれば左端、右にあれば右端で決まります。
この3区分は、下に凸の二次関数の最小値を考える場合です。最大値は軸から遠い端点でとるので、軸が区間の中点より左か右かを比べます。軸が中点にあるときは、両端の値が等しくなります。
30.定義域 1 ≦ x ≦ 5、軸 x = a の場合、軸が定義域の中にある条件はどれですか。
答え:1 ≦ a ≦ 5
定義域が 1 ≦ x ≦ 5 ということは、見る範囲は x = 1 から x = 5 までです。
軸は x = a なので、軸がこの範囲の中にあるためには、a も 1 以上5以下である必要があります。
したがって条件は 1 ≦ a ≦ 5 です。定義域の数字を、そのまま軸の条件に移すイメージです。
二次関数の平方完成・定義域でよくある疑問
平方完成で軸の符号を間違えない方法は?
カッコの中を0にするxを求めます。(x + 2)²ならx + 2 = 0より軸はx = −2です。変形後に展開し、元の式に戻るかも確認できます。
定義域があると、頂点は使えないのですか?
頂点のx座標が定義域に含まれていれば使えます。端点と一致する場合も含みます。範囲外なら、区間内で最大・最小になる点を調べます。
最大値も軸の左・中・右で場合分けしますか?
下に凸の二次関数では、最大値は遠い端点で決まるため、軸と区間の中点を比べます。両端との位置関係で分ける最小値の手順と区別しましょう。
二次関数のあとに取り組む数学の練習
基本が分かったら、ほかの単元や、文章の条件を読み取る問題にも取り組みましょう。
大学受験に向けて数学を使う人へ
数学の基礎とあわせて、志望大学・学部の入試方式や必要科目も確認しておきましょう。大学別の対策を探す場合は、大学別対策一覧から進めます。教科試験を使う年内入試を比較したい場合は、基礎学力テスト型の一覧も参考にしてください。
解説を読んでも、同じところで止まるときは
LOGIQAでは、数学の途中式や考え方を確認しながら、つまずいているところからオンラインで個別に指導します。定期テストや大学受験に向けて、学習の進め方をご相談いただけます。
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