総合型選抜 全学部
第一次選考は調査書・自己推薦書・学科別事前課題。第一次合格者が第二次選考の個別口頭試問を受けます。
東京農大の5方式を比較する →東京農業大学の事前課題は、志望学科だけでなく選抜方式によって設問が異なる場合があります。課題を完成させるだけでなく、使った資料、結論の根拠、志望学科で学びたいことを、15分程度の個別口頭試問で説明できる状態まで準備します。
第一次選考は調査書・自己推薦書・学科別事前課題。第一次合格者が第二次選考の個別口頭試問を受けます。
東京農大の5方式を比較する →評定3.2以上、親族等の条件、事前の資格確認、続柄証明が必要です。制度と手続はファミリー専用ページで確認します。
ファミリー型の対象者・必要書類を見る →KEY DIFFERENCES
たとえば農芸化学科は、全学部型では環境・健康問題への実現可能な対策を学科の研究課題に基づいて提案します。一方、ファミリー型では4年間の「実学プロジェクト」を目的・方法・評価基準まで含めて計画します。
設問が共通する学科でも、自己推薦書の主題は異なります。全学部型は卒業後の未来像と学科で学ぶ理由、ファミリー型は東京農大の伝統・校風の理解と、その継承・発展が中心です。提出書類全体の軸を選抜方式に合わせます。
2027 ASSIGNMENTS
以下は2027年度募集要項の課題を短く言い換えた一覧です。提出時は必ず大学公式PDFで、全文、指定字数、用紙、図表、参考文献、指定資料を確認してください。
| 学科 | 総合型選抜 全学部 | 東京農大ファミリー |
|---|---|---|
| 農学科 方式で異なる | 800字以内 将来取り組みたい農学テーマについて、関心の背景、農学科で学ぶ必要性、研究分野・研究室、将来の関わり方を示す。 | 800字以内 身近な人・環境や東京農大に触れた経験から、印象的な学び、農学科を志望する理由、研究分野・研究室、将来向き合うテーマへつなぐ。 |
| 動物科学科 共通テーマ | 1,200字以内 産業動物のアニマルウェルフェアと生産性向上を両立するため、現状と今後の対応策を考察する。 | 1,200字以内 全学部型と同じテーマ。産業動物のアニマルウェルフェアと生産性向上の両立を扱う。 |
| 生物資源開発学科 共通テーマ | 800字以内 関心のある生物資源問題について、社会的背景、現状の課題、未来予測を述べる。 | 800字以内 全学部型と同じテーマ。生物資源問題の背景・現状・未来を論じる。 |
| デザイン農学科 共通テーマ | 800字以内 学びたい内容と、その成果が工学・医学・福祉・生活科学など関連分野へどう役立つかを述べる。 | 800字以内 全学部型と同じテーマ。学科での学びを複数分野への社会実装につなぐ。 |
| 学科 | 総合型選抜 全学部 | 東京農大ファミリー |
|---|---|---|
| 農芸化学科 方式で異なる | 1,600字以内 環境または人の健康に関する問題を選び、学科の研究課題に基づく実現可能な対策を、根拠・選定理由・立案経緯とともに提案する。 | 1,600字以内 4年間で取り組む『実学プロジェクト』を、目的・方法・成果の評価基準・立案の経緯まで含めて計画する。 |
| 醸造科学科 共通テーマ | 1,200字以内 これまでの経験と学科の具体的な学びを踏まえ、醸造科学を将来どのように生かすかを述べる。 | 1,200字以内 全学部型と同じテーマ。経験・学科の学び・将来の活用を接続する。 |
| 食品安全健康学科 共通テーマ | 1,200字以内 培養肉や代替食品などの新しい食品技術が、食品業界と食品安全へ与える影響を考察する。 | 1,200字以内 全学部型と同じテーマ。新しい食品技術の産業面・安全面の影響を考える。 |
| 栄養科学科 共通テーマ | 1,200字以内 自身の食生活・健康管理を踏まえ、AIの関与と、東京農大出身の管理栄養士が果たす役割を論じる。 | 1,200字以内 全学部型と同じテーマ。経験、AI、管理栄養士の役割を一続きにする。 |
| 学科 | 総合型選抜 全学部 | 東京農大ファミリー |
|---|---|---|
| バイオサイエンス学科 共通テーマ | 1,200字以内 応用が期待されたが実現しなかった研究例について、選定理由、実現しなかった理由、実現に向けた解決策を示す。 | 1,200字以内 全学部型と同じテーマ。研究例を調べ、失敗要因と解決策を論じる。 |
| 分子生命化学科 共通テーマ | 1,200字以内 1970年代の石油ショックが化学工業へ与えた影響を踏まえ、2026年の中東情勢で同様の事態が起こる可能性と解決策を考察する。 | 1,200字以内 全学部型と同じテーマ。化学工業・資源・国際情勢を具体例で結ぶ。 |
| 分子微生物学科 共通テーマ | 1,200字以内 具体的な微生物と産生物質を挙げ、生活を豊かにする利用法を分子レベルで説明し、その微生物の探索方法も考える。 | 1,200字以内 全学部型と同じテーマ。微生物名、物質、利用法、探索方法まで必要。 |
| 学科 | 総合型選抜 全学部 | 東京農大ファミリー |
|---|---|---|
| 森林総合科学科 共通テーマ | 1,000〜1,200字 指定された森林・林業白書を読み、解決すべき課題を説明し、身近な事例を踏まえた解決策を示す。 | 1,000〜1,200字 全学部型と同じテーマ。白書の指定範囲、課題、身近な事例、解決策を扱う。 |
| 生産環境工学科 方式で異なる | 800字以内 高校で学んだ教科から進路や生き方に影響した内容を選び、経験、学科で身につけたい知識・技術、社会での活用を述べる。 | 800字以内 影響を受けた人物の姿勢、自分が起こして継続した行動、その経験を踏まえて学科で取り組みたい学びを述べる。 |
| 造園科学科 共通テーマ | 600字+600字+A4図1枚 都道府県別の都市公園データを比較し、特徴を整理したうえで課題と解決案を文章・図で示す。 | 600字+600字+A4図1枚 全学部型と同じ構成。公的データ比較、課題と解決案、図による表現の3点を提出する。 |
| 地域創成科学科 方式で異なる | 800字+400字+400字 市町村の人口・交通・緑地・災害・自然・文化を調査し、魅力と課題、学科での学びを含むキャリアによる解決を示し、文献を記載する。 | 800字+400字+400字 同じ6項目を調査し、地域の魅力・課題と、学科の学びを生かした解決への取り組みを示す。文献記載が必要。 |
| 学科 | 総合型選抜 全学部 | 東京農大ファミリー |
|---|---|---|
| 国際農業開発学科 共通テーマ | 1,000字以内 経験や見聞から農業・農村・食料の具体的課題を選び、学科でどのように学びを深めたいかを述べる。 | 1,000字以内 全学部型と同じテーマ。経験、社会課題、学科での学びを接続する。 |
| 食料環境経済学科 方式で異なる | 1,000字以内 将来の仕事を挙げ、学科の学びをどう生かすか、その仕事が社会に持つ意義を説明する。 | 1,000字以内 食料・農業・環境の中から仕事として関わりたいテーマを選び、理由と取り組みたい内容を説明する。 |
| アグリビジネス学科 共通テーマ | 1,200字以内 食料・農業・農村白書を基に、価格動向と課題、合理的な価格形成の取組、消費者の役割を考察する。 | 1,200字以内 全学部型と同じテーマ。白書を読み、価格形成と消費者の役割を論じる。 |
| 国際食農科学科 共通テーマ | 1,200字以内 地域食材の生産的特徴と食文化の関係を説明し、維持・発展に必要な食農教育を具体例とともに述べる。 | 1,200字以内 全学部型と同じテーマ。地域食材、生産、文化、食農教育を一続きにする。 |
| 学科 | 総合型選抜 全学部 | 東京農大ファミリー |
|---|---|---|
| 北方圏農学科 方式で異なる | 600〜800字 北海道の農林畜産業または環境保全の問題を、公的数値で説明し、経験や自分にできることを踏まえた現実的な緩和・解決策を示す。 | 600〜800字 卒業生・在学生の親族から聞いた話を踏まえ、北方圏農学科を選ぶ理由、学びたいこと、将来の活用を具体化する。 |
| 海洋水産学科 方式で異なる | 1,200字以内 重要だと考える海洋問題を一つ選び、重要性の根拠と、今後求められる具体的・論理的な対応を示す。 | 1,200字以内 海洋問題の概要、重要性、背景・影響、現実的な対応策を段階的に論じる。 |
| 食香粧化学科 方式で異なる | 800字以内 食・香り・化粧品に関する体験が興味をどう形成したかを説明し、学びたい内容と研究テーマへつなぐ。 | 800字以内 キャリア形成のために学科で学びたいこと、研究したいことを述べる。 |
| 自然資源経営学科 共通テーマ | 800字以内 循環型社会と実現上の課題をビジネスの具体例で説明し、学科で何をどのように学びたいかを述べる。 | 800字以内 全学部型と同じテーマ。循環型社会、ビジネス、学科での学びを結ぶ。 |
WRITING
情報を集めてから書き始めるのではなく、課題文の指示を小さな問いに分け、必要な資料と段落の役割を先に決めます。
「説明」「整理」「比較」「考察」「提案」「具体例」など、何をするよう求められているかを線引きします。
背景、現状、原因、根拠、解決策、学科で学ぶ理由、将来の活用などを一覧にします。
資料紹介だけで終わらないよう、最終的に何を提案・説明する答案かを先に定めます。
一段落一役割を基本にし、各段落が設問のどの指示へ答えているか確認します。
研究室名を飾りとして置かず、身につけたい知識・技術・調査方法と、明らかにしたいことを示します。
要約、根拠、反対意見への回答を声に出し、説明できない箇所を本文へ戻して補います。
RESEARCH
国、自治体、国際機関、学会、大学など、公開主体と年度が分かる資料を使います。検索結果の要約だけで数字を引用しません。
同じ「割合」でも、全国か地域か、何年の調査か、人数か面積かで意味が変わります。数字の直後に説明できる状態にします。
地域比較では人口規模、面積、産業構造などの違いを確認します。数字が大きい・小さいだけで良し悪しを決めません。
著者、資料名、公開主体、発行年、URL、参照日など、募集要項の指示に合わせます。文字数に含むかどうかも学科ごとに確認します。
教員紹介、研究内容、授業、研究設備を確認し、「この研究室が有名だから」ではなく、どの方法を学び、自分の問いをどう検証したいかまで書きます。
ORAL EXAMINATION
大学Q&Aでは、試験官2〜3名と受験生1名の個別方式、15分程度と案内されています。具体的な質問項目は公表されていません。以下は公式過去問ではなく、事前課題・自己推薦書・志望学科から準備するための練習質問です。
テーマ、現状、結論を短くまとめます。背景説明から長く始めないようにします。
公開主体、年度、信頼性、課題との関連を説明します。
数値、対象、年度、単位と、その数字から何が分かるかを答えます。
生産者、消費者、行政、地域住民など、利害の異なる視点を考えます。
実現条件、限界、データ不足を認めたうえで改善案を示します。
研究分野、授業、方法、将来明らかにしたいことへつなげます。
経験から生まれた問い、事前課題、大学での学び、将来像が一つの線になっているか確認します。
自分が書いた用語・制度・生物・物質は、高校生の言葉で説明できるようにします。
最初の予想と資料から分かったことの違いを話せると、調査の過程が伝わります。
FAQ
このページは、2027年度「総合型選抜 全学部」募集要項、2027年度「総合型選抜 東京農大ファミリー」募集要項、入試Q&Aを照合して作成しています。Web出願・募集要項から受験方式のPDFと指定様式を開き、課題全文、字数、用紙、図表、引用条件を確認してください。口頭試問の形式は入試Q&Aで確認できます。
全学部型・ファミリー型の課題を読み分け、白書・統計・研究室情報の調査、800〜1,600字の構成、引用確認、自己推薦書との接続、15分程度の個別口頭試問まで、志望学科の設問に合わせて仕上げます。