【2027年度】関西学院大学の総合型選抜対策・探究評価型・グローバル入試・学部特色入試・スポーツ推薦・条件・英語資格・小論文・プレゼン

【2027年度】

探究の「成果」だけでなく、問い・方法・考察を自分の言葉で説明する力が求められる関西学院大学

2027年度は、探究評価型、グローバル、学部特色、スポーツ選抜の4方式です。関学内で出願できる総合型選抜は1方式・1学部・1学科等のみ。活動実績の派手さではなく、出願条件と学部別の第二次審査まで比較して選ぶ必要があります。

4方式探究・グローバル・学部特色・スポーツ
全14学部探究評価型・スポーツ選抜
1方式のみ関学内の総合型は複数出願不可
1,204人2026年度4方式の志願者合計
LOGIQA’S INSIGHT

受賞歴の華やかさより、問い・方法・根拠・考察がつながっているか

国際学部のグループディスカッションでは、過年度の出題例として、「世界市民」に必要な資質、コロナ禍による世界の変化、異文化コミュニケーションで言語以外に重要なことが示されていました。自分の意見を強く主張するだけでなく、他者の発言を理解し、共通点や相違点を見つけ、議論を前へ進める力が必要です。

探究評価型では、受賞歴の華やかさだけで合否が決まるわけではありません。どのような問いを立て、なぜその方法を選び、何を調べ、どこまで分かったのかを成果物と面接で説明します。大学は探究活動を、次の3タイプに分けていますが、タイプの選択自体は評価に影響しないとしています。

  • タイプA:実験・質問紙調査など、新しいデータの収集を重視する活動
  • タイプB:他者との交流や協働を重視する実践活動
  • タイプC:特定テーマを文献や理論から学術的に考察する活動

2027年度の概要説明書では、タイプAなら方法の詳細、分析方法、結果、考察を分けて記入し、タイプB・Cでも分析・考察と引用文献の位置づけを示します。したがって対策では、問いと方法のつながり、データから実際に言える範囲、協働する必要性、情報を根拠として「なぜそう言えるのか」を説明できる状態にします。

対策|探究活動をこの順に説明する

問題意識 → 問い・仮説 → 調査方法 → 結果 → 考察 → 限界 → 次に調べたいこと

成功した内容だけでなく、予想と違った結果、途中で方法を修正した点、その方法では確認できなかったことも説明できるようにしましょう。

出願後の辞退条件に注意

関西学院大学を第一志望とし、合格した場合は入学することが共通の出願条件です。審査日以降は合否にかかわらず辞退できません。スポーツ選抜は他大学との併願もできません。

FOUR ROUTES

活動名ではなく、出願資格と評価方法から方式を選ぶ

探究・留学・資格・部活動など、一つの経験が複数方式に関係することがあります。しかし、関学内では1方式しか出願できないため、条件と選考内容を比較して決めます。

INQUIRY-BASED

探究評価型

高校の授業または正課外活動として取り組み、校内・校外で発表した探究の成果物とプロセスを評価します。

  • 全14学部で実施
  • 第一次は成果物・提出書類の審査
  • 第二次は学部別の面接、口頭試問、プレゼン等
  • 個人的に外部で行った活動だけでは出願不可
GLOBAL

グローバル入学試験

国際活動、IBフルディプロマ、海外の学校歴という異なる3カテゴリーから出願します。

  • Ⅰ:国際的な活躍を志す者
  • Ⅱ:インターナショナル・バカロレア
  • Ⅲ:帰国生徒
  • 文系は小論文、理系は書類審査が中心
FACULTY-SPECIFIC

学部特色入学試験

資格、事業計画、活動、語学、数学・理科力、制作物などを、各学部が独自に定める条件で評価します。

  • 12学部で実施
  • 社会学部・法学部は実施なし
  • 学部により小論文、プレゼン、実技、口頭試問
  • 活動を証明する客観資料が必要
SPORTS

スポーツ選抜

競技実績に加えて、志望学部で学ぶ力と、入学後に学業と体育会活動を両立する意欲を評価します。

  • 全14学部で実施
  • 第一次は書類と筆記審査
  • 第二次は学部別面接
  • 他大学との併願不可

FACULTY GUIDE

14学部の実施方式を先に確認

探究評価型とスポーツ選抜は全学部で実施します。学部特色は社会学部・法学部で実施されません。グローバル入試の帰国生徒カテゴリーは、2027年度に神学部・経済学部の募集がありません。

学部探究評価型グローバル学部特色スポーツ確認したい点
神学部Ⅰ・Ⅱ
Ⅲは学部特色で実施
キリスト教伝道者、洗礼・教会推薦等
文学部Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ学科・専修別の語学、文化・学術実績
社会学部Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ探究第二次は提出書類中心の質疑
法学部Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ探究は手書きA4資料・約5分発表
経済学部Ⅰ・Ⅱ活動・数学力と経済学の問いを接続
商学部Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ高度資格・事業経営・商業高校の3区分
人間福祉学部Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ福祉・社会起業・人間科学で条件が異なる
国際学部Ⅰ・Ⅱ・Ⅲプレゼン、GD、英語中心面接の区分
教育学部Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ幼児・初等・教育科学のコース別募集
総合政策学部Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ学部一括募集、学科所属は2年次から
理学部Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ数学・理科の履修と口頭試問
工学部Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ情報工学は映像・Web・アプリ等も提出可
生命環境学部Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ学科別の数学・理科履修を確認
建築学部Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ数学・理科の基礎と建築への関心

GENERAL EVALUATION

出願は共通でも、第二次審査日は学部で分かれる

APPLICATION

共通出願期間

インターネット出願は2026年9月1日9時〜9月8日23時。検定料納入は9月8日23時59分まで、国内からの提出書類は9月8日消印有効です。

FIRST STAGE

第一次審査

探究評価型・理系方式は書類審査が中心です。グローバル文系や一部の学部特色、スポーツ選抜では日本語小論文などの筆記審査があります。

SECOND STAGE

10月24日・31日

西宮上ケ原・西宮聖和の学部は主に10月24日、神戸三田キャンパスの総合政策・理・工・生命環境・建築は主に10月31日に第二次審査を実施します。

FINAL RESULT

11月13日

4方式とも、第二次審査の合否発表は2026年11月13日です。審査日や時間は方式・学部別要項を確認します。

INQUIRY-BASED

探究評価型|学校で行い、発表した探究を提出する

外部大会の受賞は必須ではありません。授業内発表、クラス発表会、校内ポスターセッション、部活動内の成果発表も対象です。

探究に必要な共通条件

高校入学後に、所属高校の教育課程内の授業または正課外活動として行い、学校内・学校外の発表会や大会等で発表している必要があります。個人的に自宅や外部機関だけで行った活動は対象になりません。

英語資格・評定と理系の履修条件

文系学部は指定英語資格CEFR B1以上、または全体の学習成績3.5以上が基本です。理系学部はCEFR A2以上、または全体3.5以上に加えて、志望学科・課程が指定する数学・理科の履修が必要です。

第二次審査は学部別に別物

学部・分野主な第二次審査対策の焦点
社会学部提出書類に基づく面接別資料を増やさず、成果物の判断と限界を説明
法学部手書きA4資料による約5分発表+約15分質疑社会課題を法・制度・権利の視点へつなげる
経済・商学部口頭試問・プレゼンを含む面接データ、費用、行動、企業・政策への影響を考える
国際学部プレゼンテーション+グループディスカッション他者の意見を受けて論点を更新する
教育・建築学部口頭試問・プレゼンを含む面接成果物と大学での学びを具体的につなぐ
理・工・生命環境面接・口頭試問数式、実験条件、データ、誤差、改善案を説明
グループ成果物でも出願可能

同じグループの複数人が同一成果物を提出できます。ただし、自分が担当した部分、判断、分析、メンバーとの役割分担を各自で明確にします。

GLOBAL

グローバル入試|海外経験ではなく、3カテゴリーの条件で判断

留学経験があるだけで帰国生徒カテゴリーになるわけではありません。国際活動、IB資格、外国学校の在籍歴のどれを入口にするかを確認します。

CATEGORY I

国際的な活躍を志す者

文系学部ではCEFR B1以上に加え、留学・語学研修、国際交流、模擬国連、指定大会、国内国際交流などの条件から一つ以上を満たします。私的な旅行や一般的な修学旅行は対象になりません。

CATEGORY II

インターナショナル・バカロレア

IBフルディプロマ取得者、または取得見込みでPredicted Score 24ポイント以上の人が対象です。理系学部では数学・理科のHL履修条件を学科別に確認します。

CATEGORY III

帰国生徒

外国学校の在籍期間、卒業資格、帰国時期などを確認します。2027年度は神学部・経済学部で募集せず、商学部はCEFR B2以上が必要です。

SELECTION

文系は小論文、理系は書類審査

文系学部は原則として日本語小論文90分の後、面接・口頭試問を実施します。理系学部は第一次書類審査、第二次面接・口頭試問が基本です。

国際学部には英語中心面接を選べる区分もある

カテゴリーと出願時の選択によって、書類・小論文・面接の通常型と、英語を中心とする面接のみの方式があります。自分が選ぶ審査方法を要項で確認します。

FACULTY-SPECIFIC

学部特色入試|12学部で出願資格も提出物も異なる

学部名だけを差し替えた志望理由では対応できません。資格・活動・将来像と、各学部の学問分野を一体で説明します。

学部募集人員入口となる条件・特徴主な審査
神学部10名キリスト教伝道者コース。洗礼、教会推薦、将来の伝道・牧会等講義、筆記、小論文、面接・口頭試問
文学部若干名専修別の英語・独語・仏語・中国語・日本語、文化・歴史・芸術等書類、小論文、面接・口頭試問
経済学部13名活動、資格、数学力などを経済学の問いへつなぐ書類、小論文、プレゼンを含む面接
商学部15名高度資格、事業経営、商業高校の3区分区分により書類、小論文、口頭試問、プレゼン
人間福祉学部社会福祉4名
社会起業3名
人間科学3名
CEFR B1以上。福祉・社会起業・人間科学への活動接続書類、日本語小論文90分、面接・口頭試問
国際学部5名中国語・朝鮮語、文化芸術活動、社会人経験等書類、小論文、面接等
教育学部幼児20名
初等10名
教育科学10名
教育・子ども・スポーツ・芸術等の活動。英語4技能スコア提出、最低点なし書類、小論文、面接・口頭試問・実技等
総合政策学部15名CEFR B1以上。政策・国際・メディア・都市課題への関心書類、小論文、面接・口頭試問
理学部数学3名
物理・宇宙3名
化学5名
評定3.8以上、CEFR A2以上、数学・理科の学科別履修書類、面接・口頭試問
工学部物質5名
電気電子3名
情報5名
知能・機械3名
評定3.8以上、CEFR A2以上、数学・理科履修。情報工学は制作物提出可書類、面接・口頭試問
生命環境学部各学科5名評定3.8以上、CEFR A2以上、数学・理科の学科別履修書類、面接・口頭試問
建築学部7名評定・数学理科履修、建築分野への学習意欲を確認書類、面接・口頭試問

商学部は「事業をやりたい」だけでは出願区分にならない

高度な資格を有する者、事業経営を志向する者、高等学校商業科等の卒業見込み者に分かれます。事業経営区分では事業計画書を提出し、小論文とプレゼンテーションを含む面接を受けます。

事業計画を4点で説明

誰のどの課題を解決するか、既存の方法と何が違うか、費用や収益をどう考えるか、実現までに何を検証するかを整理します。

理・工・生命環境は、出願前に科目表を照合

全体評定3.8以上とCEFR A2以上に加え、数学Ⅲを含む数学と、物理・化学・生物の学科別履修条件があります。面接では公式や用語の暗記だけでなく、考え方、実験条件、データの意味を口頭で説明します。

情報工学課程は制作物を提出可能

映像・CG、音楽、Webコンテンツ、アプリなどを提出できます。グループ制作では、自分の役割と制作範囲を明確にします。

証明資料がなければ活動は評価対象にならない

資格、受賞、ボランティア、リーダーシップ、スポーツ、制作等を利用する場合は、本人名、活動期間、役割、成果を確認できる資料を提出します。

SPORTS

スポーツ選抜|競技実績と学部で学ぶ理由を分けない

2027年度は全14学部で募集します。競技実績が基準を満たしても、学部別の評定・履修条件を満たさなければ出願できません。

第一次は実績資料と筆記、第二次は面接

競技基準
国際大会、全国高校大会、地域・都道府県大会等の基準を満たし、本人が出場したことを客観資料で証明します。
団体競技
登録メンバーというだけではなく、正選手として試合へ出場したことが分かる公式記録や証明を用意します。
学部条件
評定、英語、数学・理科履修などを学部別に確認します。志望学部の授業と競技生活を両立する計画も必要です。
併願
スポーツ選抜は関西学院大学内の他の総合型選抜だけでなく、他大学との併願もできません。
競技歴を志望理由へつなぐ

競技で得た継続力や協働性を並べるだけでなく、試合分析、チーム運営、ケガ予防、地域スポーツ、経営、教育、心理など、志望学部で考えたい具体的な問いへ変えます。

2026 RESULTS

前年度結果|4方式で志願者1,204人

2026年度は4方式合計で志願者1,204人、合格者513人でした。方式ごとに競争状況が大きく異なり、学部・学科によって志願者が0人の区分もあります。

探究評価型227人合格84人
グローバル242人合格93人
学部特色465人合格144人
スポーツ270人合格192人
方式志願者第一次合格者最終合格者志願者÷合格者
探究評価型227人146人84人約2.7倍
グローバル242人159人93人約2.6倍
学部特色465人214人144人約3.2倍
スポーツ選抜270人196人192人約1.4倍
合計1,204人715人513人約2.3倍

倍率は志願者数を最終合格者数で割った単純計算です。大学公式結果では学部・学科・カテゴリー別の人数が掲載されています。

前年倍率だけで方式を決めない

募集人員が若干名の区分や、資格・履修条件が厳しい区分では、志願者数が大きく変動します。自分の活動を最も論理的に説明できる方式を優先します。

FAQ

よくある質問

探究評価型と学部特色を両方受験できますか?

できません。関西学院大学の総合型選抜は、同一年度に1方式・1学部・1学科・課程・専修・コースのみ出願できます。不合格だった場合は一般選抜へ出願できます。

他大学との併願はできますか?

スポーツ選抜以外は、他大学を受験すること自体を一律に禁止していません。ただし関西学院大学を第一志望とし、合格した場合は入学することが条件です。スポーツ選抜は他大学との併願もできません。

校内発表だけでも探究評価型に出願できますか?

できます。授業内発表、クラス発表会、ポスターセッション、部活動内の実験成果発表なども対象です。外部大会の受賞は必須ではありません。

外部団体で個人的に行った探究は使えますか?

個人的に自宅や外部機関だけで行った活動は対象になりません。高校入学後に、所属高校の授業または正課外活動として行った探究である必要があります。

探究評価型は英語資格と評定の両方が必要ですか?

文系はCEFR B1以上または全体評定3.5以上、理系はCEFR A2以上または全体評定3.5以上が基本です。理系ではさらに数学・理科の履修条件があります。

参照した大学公式情報

2027年度 総合型選抜要項・提出書類探究評価型入学試験グローバル入学試験学部特色入学試験スポーツ選抜入学試験2026年度入試結果をもとに作成しています。出願前には志望方式・学部の最新要項と所定用紙を確認してください。

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