志望学部が競技を募集しているか
募集競技と人数は学部ごとに異なります。同じ競技でも、学部によって募集枠や男女の条件が違います。
一般に「関西学院大学のスポーツ推薦」と検索される入試の正式名称は、スポーツ選抜入学試験です。競技実績だけでは決まらず、学部ごとの評定・履修条件、競技実績の客観的証明、日本語小論文、面接・口頭試問等を通して、学業と体育会活動を両立する力が確認されます。
関西学院大学を第一志望とし、合格した場合は入学することが条件です。スポーツ選抜は関学内の他の総合型選抜だけでなく、他大学との併願もできません。出願後の進路変更が難しいため、競技環境と学部の学びを両方確認してから出願します。
志望理由書や面接では、「継続力がある」「チームワークを学んだ」だけでは他の受験生との差が見えにくくなります。試合分析、チーム運営、けが予防、心理、教育、地域スポーツ、経営、メディア、政策など、競技経験から生まれた具体的な問いを志望学部の学びへつなげます。
競技で直面した課題 → 自分なりの分析・工夫 → 学部で学びたい理論・方法 → 体育会活動と学業の両立計画 → 将来の還元
ENTRY CHECK
次の4項目をすべて確認します。一つでも曖昧なら、出願前に要項・高校・大学へ確認する必要があります。
募集競技と人数は学部ごとに異なります。同じ競技でも、学部によって募集枠や男女の条件が違います。
全国大会、地区大会、都道府県大会ベスト8等の基準を、高校入学後の本人の実績で満たす必要があります。
評定、英語の評定、数学・理科の科目履修等を学部別に確認します。競技成績で学業条件が免除されるわけではありません。
入学後に学業と体育会活動を両立する強い意欲が前提です。原則、出願時の競技と同じ種目で活動します。
SPORTS STANDARD
学年限定大会、国公立・私立だけ等で出場対象校が限定された大会、参加費を払えば出場権を得られるオープン大会・交流大会、武道の流派独自大会等は、競技基準の対象にならないとされています。
ACADEMIC REQUIREMENTS
2027年度要項では、多くの文系学部に全体評定3.3以上の条件があり、国際・総合政策や理系には追加条件があります。
| 学部群 | 主な学業条件 | 注意点 |
|---|---|---|
| 神・社会・法・経済・商・人間福祉・教育 | 全体の学習成績の状況3.3以上 | 学科・コース別募集人数、競技別枠も確認 |
| 文学部 | 全体3.3以上 | 日本史学専修は卒業時に「日本史探究」の履修が必要 |
| 国際・総合政策 | 全体3.3以上+英語の学習成績3.8以上 | 国際学部は第二次がグループディスカッション |
| 理・工・生命環境・建築 | 英語・数学・理科、または英語・数学・国語の3教科平均3.8以上 | 数学Ⅲを含む数学と、学科別の理科履修条件あり |
※上記は要点の整理です。評定の算出時点、学科・課程別科目、読み替え条件まで、2027年度要項の表で必ず確認してください。
EVIDENCE
チームの大会結果だけでは不十分です。最高実績の試合に本人が正選手として出場したことを、第三者が確認できる形にします。
学校名しか記載されていない表彰状や、不出場メンバーを含む登録者全員の氏名だけが載った資料では、本人の正選手としての出場を証明できません。別資料または学校の証明を組み合わせます。
SELECTION
競技実績と活動実績の証明資料を審査します。実績の高さだけでなく、基準該当性と証拠の明確さが前提です。
2027年度は9月26日に実施。競技経験の作文だけでなく、文章・資料を読み、論点を整理し、根拠を示して考える練習が必要です。
多くの学部で、調査書・志望理由書を踏まえた面接と口頭試問を実施します。学部の学問内容も質問対象になります。
第二次はグループディスカッション。2027年度要項には、2050年の世界、国際学部と他大学・他学部の違い、大学生活の意義等の候補テーマが示されています。
賛否、要約、原因、解決策、具体例のどれを求められているかを先に確認します。
自分の体験だけで一般化せず、本文・資料・社会的背景と組み合わせます。
一面的な精神論を避け、実現上の課題、例外、必要な制度を示します。
読解、メモ、構成、執筆、見直しの時間配分を固定し、過去問題で練習します。
MOTIVATION
| 競技で感じた課題 | 学部につなぐ例 | 深める質問 |
|---|---|---|
| チーム内の役割・合意形成 | 社会、法、商、教育、人間福祉 | 集団の意思決定やリーダーシップをどう設計するか |
| けが・疲労・パフォーマンス | 理、工、生命環境、人間科学 | データや身体の仕組みから予防・回復をどう考えるか |
| 競技人口・地域クラブ | 経済、商、総合政策、社会 | 運営費、参加障壁、地域資源をどう改善するか |
| 指導・成長・心理 | 教育、人間福祉、文学心理 | 年齢や個人差に合う指導と動機づけとは何か |
| 国際大会・異文化チーム | 国際、総合政策 | 言語・文化差の中で協働するために何が必要か |
なぜその学部なのか、他大学・他学部ではなく関西学院大学で学ぶ理由は何か、授業と練習時間をどう両立するかまで答えます。入学後は一定数の単位修得を対外試合出場の条件とする制度もあるため、学業計画は具体性が必要です。
関西学院大学のスポーツ選抜は専願制です。競技実績に加えて、志望学部ごとの評定・履修条件、実績を証明する資料、小論文、面接・口頭試問への準備が必要です。競技名・大会実績・評定をもとに、出願条件の確認から志望理由書・小論文・面接まで個別に整理します。
関西学院大学スポーツ選抜を相談するFAQ
検索上は「スポーツ推薦」と呼ばれることがありますが、大学の正式名称は「スポーツ選抜入学試験」です。出願時は公式要項の名称と条件で確認してください。
地区大会への出場、都道府県大会ベスト8以上、都道府県選抜、または同等と証明できる実績も基準に含まれます。ただし、志望学部の募集競技であることが必要です。
登録だけでは足りません。基準となる試合に正選手として出場したことを、公式記録や学校の証明で示す必要があります。
できません。スポーツ選抜は他大学との併願も不可です。関西学院大学を第一志望とし、合格した場合は入学することが条件です。
できません。競技基準と学部別の成績・履修条件の両方を満たす必要があります。
体育会員には、一定数の単位修得を対外試合出場の条件とするAcademic Eligibility for KG athletesがあります。合格後の入学前教育として英語の通信教育も予定されています。
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スポーツ選抜入学試験、2027年度 スポーツ選抜入学試験要項、2027年度 総合型選抜要項・提出書類、2026年度入試結果をもとに作成しています。出願前には最新要項、募集競技、学部別条件を確認してください。