CHUO UNIVERSITY / SPORTS ADMISSION / 2027
問いを読み、根拠で書く。
自分の言葉で、学びを語る。
中央大学スポーツ推薦の小論文・面接へ。
学部別の公式過去問、オリジナル演習、答案改善例を使って、競技経験と大学で学ぶ理由を整理します。出願準備中の方も、書類を提出した方も取り組めます。
筆記試験終了後に面接
オンライン個別指導50分・1回から。必要な内容と回数を相談できます。
競技実績を、短い志願理由書だけで説明し切ることはできません。小論文では設問に沿って考えを組み立て、面接では書類に書いた経験や学ぶ目的を具体的に説明する準備を進めましょう。
出願資格・評定・競技実績・提出期限は、中央大学スポーツ推薦の出願ガイドをご覧ください。本ページは小論文と面接の練習を中心にまとめています。
OFFICIAL PAST PAPERS
まず、志望学部の過去問を開く
2027年度の試験日は2026年12月5日(土)。小論文は10:30〜11:30の60分で、筆記試験終了後に面接があります。集合時刻などの受験上の注意は、2027年度の入試要項(公式PDF)を確認してください。
以下は2026年度入試の過去問の案内です。次年度も同じテーマ・形式になるとは限りません。問題を読んだあとに、大学が公開する評価基準や出題意図を確認すると、答案の振り返りに役立ちます。
| 学部 | 2026年度の題材・字数 | 中央大学公式資料 |
|---|---|---|
| 法学部 | スポーツによる地域の活性化公開問題用紙に字数指定の記載なし | 問題PDF p.1 解答例・評価基準PDF p.2 |
| 経済学部 | 勝利の追求と公平な挑戦機会全体800字以内 | 問題PDF p.2 出題意図PDF p.2 |
| 商学部 | 教員の長時間勤務と課外活動の改革問1 400字以内/問2 600字以内 | 問題PDF p.3 解答例・評価基準PDF p.5 |
| 基幹理工・社会理工・先進理工学部(共通) | 理数系の知見の競技への応用、学業と競技の両立公開問題用紙に字数指定の記載なし | 問題PDF p.4 解答例・評価基準PDF p.7 |
| 文学部 | 少子化下のスポーツ継続、スポーツでの暴力公開問題用紙に字数指定の記載なし | 問題PDF p.5 解答例・評価基準PDF p.9 |
| 総合政策学部 | 部活動の地域移行問1 300字以上/問2 600字以上 | 問題PDF p.7 解答例・評価基準PDF p.25 |
| スポーツ情報学部(スポーツビジネスコース) | 2027年度からの募集対象。2026年度の過去問はありません。小論文60分。下の問題は学びを参考にした独自演習です。 | 2027年度要項で確認 |
表は左右にスクロールできます。p.はPDFの表示ページです。リンク先で指定ページに移動しない場合は、ページ番号を入力してください。「公開問題用紙に字数指定の記載なし」は、解答用紙や試験当日の指示に制限がないという意味ではありません。
理工3学部は共通問題、総合政策学部は「以上」に注意。
2026年度の理工3学部では、理数の知見を競技に生かす説明と、学業・競技の両立が扱われています。総合政策学部の字数指定は、問1が300字以上、問2が600字以上です。学部を問わず同じ字数で書く練習にはしないようにしましょう。
ORIGINAL PRACTICE
学部別の練習問題|書く・見直す・話す
志望学部の項目を開き、課題文から読んでみてください。最初は時間を計らず、設問が求めることと根拠を整理します。書いたあとに「確認する点と考え方」を開き、最後の追加質問に声で答えると、小論文と面接をつなげて練習できます。
ここからはLOGIQAオリジナルの練習です。
課題文・団体・数値は架空です。大学公式の過去問・予想問題・採点基準ではありません。各学部の学びに接続する追加演習として作成し、字数・設問数も練習用に設定しています。公式過去問と組み合わせて使ってください。
基幹理工・社会理工・先進理工学部理工3学部共通|競技の工夫を、理数の言葉で説明する
2026年度の共通問題で扱われた「理数の応用」「両立計画」を練習します。実際の応用経験がない場合は、今後の応用案を考えてください。
LOGIQA ORIGINAL / 経験整理の課題
自分の競技経験から、動き方、用具、練習の進め方、記録の分析などを工夫した場面を一つ選んでください。高校で学んだ数学・理科や、自分で理解して説明できる考え方との関係を整理します。計算や実験の経験がなければ、その事実を正直に示し、実際に観察したことと、今後確かめたいことを分けましょう。後から数値や科学的な理由を作る必要はありません。続いて、大学の授業・実験・実習などと競技活動が重なる場面を想定し、学業と競技の両方を続ける計画を考えてください。
- 選んだ経験について、課題、観察・測定した事実、工夫した方法、変化、説明できる範囲と限界を述べなさい。数学・理科との関係を一つ示すこと。応用経験がない場合は、今後の応用案と検証方法を述べなさい。実際の経験と計画は区別すること。練習字数:400〜500字
- 志望学科の学びと競技活動を両立するための計画を述べなさい。通常の一週間の時間の使い方と、出席が必要な授業・実験等と大会・遠征が重なった場合の確認・相談手順を具体的に示すこと。未確認の大学制度を利用できるものと決めつけないこと。練習字数:300〜400字
書いたあとに読む:確認する点と考え方
- 本人が実際に行ったことと、後から考えた仮説・今後の検証計画が分かれているか。
- 理数の用語を挙げるだけでなく、何を観察し、どう比較して考えたのかを説明できるか。
- 両立を意欲だけで語らず、授業・自習・練習・移動・休息の時間と、予定が重なった場合の確認先を示しているか。
経験の大きさや用語の難しさを競う練習ではありません。例えば「記録が安定した」と書くなら、何回の記録をどの条件で比べたのかまで振り返ります。十分な記録がなければ、その限界を示したうえで検証方法を考えます。両立計画では、実験・実習の実施方法や欠席時の扱いを大学に確認し、監督や教員との相談が必要な場面を具体化しましょう。
面接につなげる追加質問今の説明のうち、実際の記録や行動で裏付けられる部分と、まだ仮説の部分を分けて説明してください。
法学部同じ規則を適用すれば、公平になるか
LOGIQA ORIGINAL / 架空の課題文・資料
ある競技団体は、代表選考会の申込期限を一律に定め、期限後の申込みを認めないと公表していた。しかし、締切当日に申込システムが停止し、期限内に送信できなかった選手がいた。団体は、全国大会優勝経験のある選手の申込みだけを「競技力が高く、日本代表に必要だから」と受理した。他の選手からは、同じ障害を受けたのに扱いが違うとの異議が出た。一方、期限内に申込みを済ませた選手は、例外を広げれば規則への信頼が失われると主張する。現行規則には、システム障害時の対応や、不受理の理由を確認して再審査を求める手続は定められていない。
- この事例で、申込みを受理するかどうかの判断に用いる基準と、その判断を見直す手続には、それぞれどのような問題があるか。練習字数:120字以内
- 選考の公平性と規則への信頼を両立させるため、競技団体は今回の申込みをどう扱い、今後の規則をどう整えるべきか。自分の提案への反対意見も一つ取り上げて論じなさい。練習字数:600字以内
書いたあとに読む:確認する点と考え方
- システム障害への救済と、競技成績による特別扱いを区別している。
- 期限内に申込手続を試みた事実など、同じ事情の選手に共通して適用できる基準を示している。
- 理由の通知、事実確認、利害関係に配慮した再審査など、判断の手続まで説明している。
「全員を例外なく不受理にする」ことも、「有力選手だけを救う」ことも、事情の違いを十分に検討していません。本人の責任ではない障害への対応を、競技力と切り離して考えます。救済を認める場合も、申込記録の確認や対象期間などの条件を示し、恣意的な扱いへの懸念に答えましょう。法令名の暗記より、基準と手続の説明が中心です。
面接につなげる追加質問あなた自身が期限内に申込みを済ませた選手だったとしても、その救済案を支持できますか。支持できる条件は何ですか。
経済学部利用料を下げれば、参加機会は広がるか
LOGIQA ORIGINAL / 架空の課題文・資料
ある市の運動施設は、子どもの運動機会を増やすため、週末の利用料を1人1回500円から300円に下げた。各4週末を比べると、変更前の延べ利用回数は800回、変更後は1,200回だった。定員は各期間とも延べ1,200回であり、変更後は予約を取れないとの声が出た。市は利用回数の増加を成果として挙げるが、利用者の実人数や世帯所得は集計していない。また、変更後の期間には学校の長期休暇が含まれ、広報も強化された。市には、全員の利用料を低く保つ案と、通常料金に戻し、所得等の条件を満たす世帯を重点的に支援する案がある。
- 利用料収入の変更前後の差額を示したうえで、利用回数の増加だけから「値下げによって、これまで利用できなかった子どもの参加が増えた」と断定できない理由を説明しなさい。練習字数:150字以内
- 施設の定員と財源が限られているとき、市はどのような料金・支援制度を採用すべきか。資料の二つの案を比較し、追加で必要な情報と、制度を評価する指標にも触れて論じなさい。練習字数:600字以内
書いたあとに読む:確認する点と考え方
- 利用料収入を40万円から36万円への4万円減と計算し、利用回数と収入を混同していない。
- 延べ利用と実人数、値下げの効果と休暇・広報の影響を区別している。
- 参加機会、財源、混雑、支援の申請負担などを踏まえ、比較可能な評価指標を示している。
値下げで延べ利用が増えても、同じ子どもの利用回数が増えただけかもしれません。また、変更前後の比較には休暇や広報の影響が混ざっています。低所得世帯への支援にも、申請の手間や情報が届かない問題があります。受益者と負担、定員の制約を合わせて考え、新規利用者数や支援対象者の利用状況などで検証できる案にしましょう。
面接につなげる追加質問あなたの制度で、料金は払えても予約を取れない子どもが増えた場合、どこを見直しますか。
商学部「見られた広告」と「選ばれるクラブ」の違い
LOGIQA ORIGINAL / 架空の課題文・資料
地域のスポーツクラブは、会員を増やすため、有名選手が出演する広告動画を公開した。再生回数は大きく増えたが、体験参加や入会へのつながりは記録していない。経営担当者は「認知度が上がったので、同じ広告を続けたい」と考えている。一方、退会者への聞き取りでは、初心者向けという広告の印象に反して、実際の練習では経験者と同じ説明がなされ、質問しづらかったという声があった。指導者を増やすには費用がかかる。限られた予算の中で、広告への追加投資と、初心者が継続しやすいサービス改善のどちらを優先するかが課題になっている。
- 広告の再生回数が多いという事実だけでは、クラブの経営が改善したと判断できないのはなぜか。本文の情報を踏まえて説明しなさい。練習字数:120字以内
- あなたが経営担当者なら、予算をどのような順序で使うか。利用者に提供する価値、効果の測定、費用を踏まえ、実行可能な改善案を論じなさい。練習字数:600字以内
書いたあとに読む:確認する点と考え方
- 認知、体験参加、入会、継続という段階を区別している。
- 広告で約束した内容と実際のサービスのずれを、利用者の視点から説明している。
- 測定する数値と費用を示し、小規模な試行から継続・拡大を判断できる案になっている。
再生回数は認知の手がかりですが、入会や継続、利益を直接示すものではありません。まず流入経路や退会理由を把握し、初心者向け時間帯、説明方法などを小規模に改善する案が考えられます。人員増には追加費用があるため、継続率だけでなく、その改善に必要な費用も確認します。広告とサービスのどちらも目的ではなく、提供価値を届ける手段として扱いましょう。
面接につなげる追加質問初心者向けの指導を手厚くすると、上級者の満足度が下がるとしたら、どのような情報を集めて判断しますか。
基幹理工学部記録が伸びた原因を、どう確かめる?
学部の学びを参考にした追加演習です。2026年度の本番は理工3学部共通問題です。先に上の「理工3学部共通演習」に取り組んでください。
LOGIQA ORIGINAL / 架空の課題文・資料
ある陸上部が、新しいシューズBの効果を調べた。部員12人は、1週目に従来のシューズAで、2週目にBで、それぞれ50メートルを1回走った。平均タイムはAが8.1秒、Bが7.9秒だった。担当者は「Bを履けば速くなる」と結論づけた。しかし、測定は手動のストップウォッチで行い、1週目は向かい風、2週目は無風だった。2週間の練習内容や体調はそろえていない。個人別の記録や、測定を繰り返した場合のばらつきも公表されていない。部員の一人は、Bの効果を否定するのも、断定するのも早いのではないかと考えた。
- 平均タイムの差だけから「Bを履けば速くなる」と結論づけられない理由を、本文の条件を二つ以上用いて説明しなさい。練習字数:100字以内
- シューズの違いによる影響を、できるだけ確かめやすくする比較方法を提案しなさい。そろえる条件、走る順番、測定の繰り返し、結果の示し方に触れ、なお残る限界も述べること。練習字数:500〜600字
書いたあとに読む:確認する点と考え方
- タイムが短くなった事実と、シューズが原因だという解釈を区別しているか。
- 風や体調を確認し、A・Bを履く順番を分けるなど、比較の条件を具体化しているか。
- 平均値だけでなく個人差やばらつきを示し、少人数の結果をすべての選手へ広げていないか。
「データが少ない」で止めず、シューズ以外に変わった条件を特定します。同じ部員でA・Bを比較し、順番を分け、十分な休息を入れて繰り返す案などが考えられます。個人別の変化も示せば、平均だけでは見えない差を確かめられます。ただし、風をそろえても体調などを完全には一定にできず、対象者や距離を変えれば結果が異なる可能性は残ります。
面接につなげる追加質問自分の競技で「この練習が効いた」と考えた経験について、ほかに結果へ影響した可能性のある条件を挙げてください。
社会理工学部利用者の満足度が高ければ、使いやすい施設?
学部の学びを参考にした追加演習です。2026年度の本番は理工3学部共通問題です。先に上の「理工3学部共通演習」に取り組んでください。
LOGIQA ORIGINAL / 架空の課題文・資料
ある市の体育館では、来館者アンケートの回答者の80%が「満足」と答えた。市は設備を増やせば利用者がさらに増えると考えている。一方、体育館に通っていない住民の意見は集めていない。駅に近いA地区からはバスで10分だが、B地区からは乗り継ぎを含めて40分かかり、平日の最終便は練習終了時刻より早い。自家用車を使えない高校生からは、設備より移動手段を改善してほしいという声が出た。市は同額の予算で、体育館の設備増設か、夕方の交通手段の試行のどちらかを実施できる。どちらの案も、その効果を確かめる指標はまだ決まっていない。
- 「満足」の割合が80%であることだけでは、市民全体にとって体育館が利用しやすいとは判断できない理由を説明しなさい。練習字数:100字以内
- 二つの案のうち優先するものを一つ選び、理由を述べなさい。その際、追加で調べる情報、効果を測る指標、実施後に計画を見直す条件を示すこと。もう一つの案が必要となる場合にも触れなさい。練習字数:500〜600字
書いたあとに読む:確認する点と考え方
- 来館できた人の回答と、利用できていない住民の状況を区別しているか。
- 移動時間・交通費・活動時間など、利用の障壁を測れる情報を挙げているか。
- 総利用者数だけでなく新規利用者、地区別の利用、費用などで効果を検証する計画があるか。
80%はアンケート回答者についての値です。施設まで来られない住民は調査から抜け落ちている可能性があります。交通を優先する答案でも、設備の混雑状況を調べずに増設を不要とは言い切れません。対象地区や時間帯を絞って試行し、移動の負担が減ったか、継続利用につながったか、予算に対して効果があったかを確認する道筋まで書きます。
面接につなげる追加質問競技を続けにくい人の困りごとを調べるなら、今いる部員以外に、誰の話を聞く必要がありますか。
先進理工学部正答率98%の判定システムを、試合で使える?
学部の学びを参考にした追加演習です。2026年度の本番は理工3学部共通問題です。先に上の「理工3学部共通演習」に取り組んでください。
LOGIQA ORIGINAL / 架空の課題文・資料
ある開発チームが、カメラ映像からボールの落下位置を推定する判定支援システムを作った。明るい体育館で行った100回の試験では、98回、ボールがコートの内側か外側かを正しく判定した。ただし、ライン付近への落下は少なく、映像に選手が重なる条件は試していない。映像は無線で外部の計算機へ送り、処理結果を審判の端末に表示する仕組みである。本番会場では照明やカメラ位置が異なり、多くの端末が通信する。主催者は審判の負担軽減を期待しているが、判定が遅れたときや結果を表示できないときの扱いは決めていない。
- この試験の正答率98%だけでは、本番での有用性を判断できない理由を、判定条件とシステムの運用の両面から説明しなさい。練習字数:100字以内
- 試合への導入前に行う検証と、本番での使い方を提案しなさい。少なくとも二つの検証条件を挙げ、誤判定・遅延・通信停止が起きた場合の対応と、人が担う役割を述べること。高度な技術用語を用いる必要はない。練習字数:500〜600字
書いたあとに読む:確認する点と考え方
- ライン付近や選手による遮蔽など、判定が難しくなる場面を具体的に試す計画があるか。
- 正しさに加え、結果が届くまでの時間や停止時の挙動を評価しているか。
- システムを使えない場合の判断手順と、人の責任を明確にしているか。
易しい場面が多い試験で得た正答率を、そのまま本番へ当てはめることはできません。照明、カメラ位置、遮蔽、通信負荷を変え、条件別の誤りと遅延を確認します。導入初期は人の判定を補助する形で運用し、結果が不確かな場合や表示されない場合の手順を事前に決める案が考えられます。「人が確認する」だけでなく、いつ、何を根拠に判断するかが重要です。
面接につなげる追加質問自分の競技に技術を導入するとき、便利さ以外に何を確認しますか。使えなくなった場合も含めて答えてください。
文学部同じ大会の記録が、異なる物語になるとき
LOGIQA ORIGINAL / 架空の課題文・資料
学校の部活動記念誌には、ある年の全国大会出場が「主将の強い統率によって実現した」と記されている。しかし、当時の部員の日記には、主将の練習案に反対した部員たちが話し合いを重ね、別の方法を試したとある。三十年後の聞き取りで主将は、「あのときは皆に助けられた」と語った。大会結果の公式記録から、出場した事実と順位は確認できるが、練習方法を誰が変えたかまでは分からない。記念誌は学校の成果を紹介するために編集され、日記は本人のために書かれ、聞き取りは成功を知った後に行われている。どの資料にも、その作られた状況がある。
- 記念誌・日記・聞き取りの内容が異なるとき、ただちにどれか一つを誤りと決められない理由を、資料が作られた状況に着目して説明しなさい。練習字数:120字以内
- 部活動の経験を記録して後世に伝えるには、複数の資料をどう読み合わせるべきか。確認できる事実と解釈を区別し、さらに確かめたいことを挙げて論じなさい。練習字数:600字以内
書いたあとに読む:確認する点と考え方
- 各資料の書き手・目的・作成時点に着目している。
- 全国大会出場という確認可能な事実と、成功の原因をめぐる説明を区別している。
- 資料の食い違いを消さずに検討し、不確かな点を確かめる方法を提案している。
三つの資料は、単純な真偽の二択では扱えません。日記にも書き手の視点があり、後年の語りにはその後の経験が影響する可能性があります。作成目的や時点を確かめ、他の部員の記録や練習日誌などと照合します。自分の経験を例に使う場合も、それだけを根拠に一般化せず、本文の言葉と資料の性質から説明することを意識しましょう。
面接につなげる追加質問あなたの競技経験を、控え選手や指導者が語ったら、どの部分が自分の説明と違う可能性がありますか。
総合政策学部参加者の声だけで、地域クラブを評価できるか
LOGIQA ORIGINAL / 架空の課題文・資料
ある自治体は、休日の部活動を地域クラブで行う事業を始めた。参加者アンケートでは満足度が高かったため、自治体は事業の拡大を検討している。しかし、参加していない家庭への調査は行っていない。学校からは、会場までの送迎ができない家庭や、費用を負担しづらい家庭があるとの声が届く。外国につながる家庭の中には、申込案内の内容が分からず、参加を見送った例もあった。予算には限りがあり、全地域への送迎バス運行は難しい。行政、学校、運営団体、保護者の間で、誰が何を担い、どの子どもに支援を届けるかを話し合う必要がある。
- 参加者の満足度だけを根拠として事業の拡大を決める場合、どのような問題を見落とす可能性があるか。本文に即して説明しなさい。練習字数:120字以内
- より多くの子どもが希望する活動に参加できるよう、自治体は何を調べ、どの支援から試すべきか。関係者の役割分担、予算の制約、効果の検証を含めて論じなさい。練習字数:600字以内
書いたあとに読む:確認する点と考え方
- すでに参加できている人と、参加を希望してもできない人を区別している。
- 費用、移動、言語・情報など複数の障壁を捉え、本人の意欲不足と決めつけていない。
- 調査・小規模な試行・役割分担・効果の検証が、一つの提案としてつながっている。
非参加者には、活動を希望しない人と、希望しても条件が整わない人の両方がいます。理由を調べず一律の支援をすると、必要な人に届かないおそれがあります。学校などを通じて声を集め、多言語の案内、会場・時間の調整、費用支援を比較しましょう。参加人数の増加に加え、誰の障壁が減ったかまで確かめることが政策評価につながります。
面接につなげる追加質問予算が提案した額の半分になったら、どの支援を優先しますか。その判断に、誰の意見を反映させますか。
スポーツ情報学部(スポーツビジネスコース)観客が増えたキャンペーンは、成功だった?
2027年4月開設の学部です。この問題は新学部の学びを参考にした練習であり、同学部の過年度入試問題に基づくものではありません。
LOGIQA ORIGINAL / 架空の課題文・資料
ある地域クラブが、観客を増やすために入場料を下げた。通常料金の試合Aでは、入場料2,000円で1,200人が来場した。割引を行った試合Bでは、入場料1,200円で1,800人が来場し、追加の広告費10万円を使った。いずれも全員が記載の入場料を支払い、無料招待はなかった。担当者は「観客数が50%増えたので成功だ」と報告した。しかし、物販収入やその他の費用、初めて来た人の人数は集計していない。両試合では対戦相手と開催曜日も異なる。クラブは、運営を続けられる収益を確保しながら、地域に継続して応援してくれる人を増やしたいと考えている。
- 試合A・Bの入場料収入を求めたうえで、観客数の増加だけでは成功と判断できない理由を説明しなさい。計算結果を答案に含めること。練習字数:100字以内
- クラブの二つの目的に照らして、キャンペーンを評価する方法を提案しなさい。追加で集めるデータ、比較する際の注意点、次の企画に生かす判断基準に触れること。今回の資料だけでは分からないことを区別して述べなさい。練習字数:500〜600字
書いたあとに読む:確認する点と考え方
- 入場料収入はAが240万円、Bが216万円であり、観客増と収入増が同じではないと読めているか。
- 利益を判断するには、物販などの収入と広告費を含む費用も必要だと理解しているか。
- 新規来場者や再来場を調べ、対戦相手・曜日の違いに注意して効果を確かめる方法があるか。
入場料収入は24万円減少しています。Bには追加広告費もありますが、他の収入・費用が不明なので利益の増減は断定できません。短期の収益に加え、新規来場者が後日も観戦したかを追う視点が必要です。割引だけの効果を確かめるには、開催条件の近い複数試合を比較するなど、今回の比較に含まれる違いを小さくする工夫を示します。
面接につなげる追加質問自分の競技で「増えればよい」と考えていた数字はありますか。その数字が増えても、目的を達成したと言えない場面を挙げてください。
書いてみた答案が、そのまま相談の材料になります。
課題名、書いた答案、迷った箇所を用意すると、「問いへの答え方」「根拠の選び方」「構成」のどこから直すかを確認しやすくなります。小論文の添削・演習について見る
BEFORE / AFTER
答案改善例|主張に、根拠と条件を加える
上の経済学部向け練習問題を使った例です。「値下げを続けたい」という立場を保ちながら、資料から分かることの限界と、実施条件を補います。
説明用に作成した架空答案の抜粋です。実際の受講生の答案や、唯一の正解を示すものではありません。
BEFORE / 根拠を確かめたい答案
私は利用料を安くするべきだと思う。値下げ後は利用が増えたので、多くの子どもが運動できるようになったと分かる。スポーツは健康にもよい。市が補助金を出せば、誰でも平等に利用できるため、この制度は続けるべきだ。
AFTER / 根拠と実施条件を補った例
延べ利用は800回から1,200回に増えたが、実人数が不明なため、新たな子どもの参加が増えたとは断定できない。私は、対象を限定する支援では申請をためらう家庭が残る可能性を考え、全員を対象とする値下げを期間限定で続ける案を支持する。ただし、利用料収入は40万円から36万円に減っている。減収や運営費に充てられる財源を確認し、新規利用者向けの予約枠も試す。新規利用者数、予約を取れなかった人数、財政負担を調べ、効果が乏しければ対象を絞る支援へ見直す。
- 資料の数字と、自分の解釈を分ける
延べ利用回数が増えたことと、初めて利用した子どもが増えたことは同じではありません。資料にないことを断定していないか見直します。
- 反対案にも理由があると考える
全員への値下げと、対象を絞る支援には、それぞれ長所と課題があります。選んだ制度の利点だけでなく、財源や混雑への対応も示します。
- 実施後に何を確かめるかを書く
「みんなが参加しやすくなる」で終えず、新規利用者数や予約できなかった人数など、目的に合った指標を置きます。
この改善例も答案の一部です。全文を書く際は、設問が求める二つの案の比較、追加情報、評価指標を過不足なく含めてください。
PREPARATION / 60 MINUTES
12月5日へ、演習と書き直しを重ねる
一度書いて終えるより、設問とのずれを見つけて書き直し、別の課題でも同じ点を意識してみましょう。競技の練習や遠征がある方は、まとまった60分を取れる日と、短く復習する日を先に決めます。
60分演習の配分例
LOGIQAの練習用配分例です。読む量や設問数、指定字数に合わせて調整してください。特に総合政策学部は下限字数を満たす時間の確保も必要です。
- 出願準備〜10月末:現在地を確かめる
志望学部の公式過去問を読み、まず1題書く。志願理由書の控えを残し、面接で説明を補いたい言葉に印を付けます。
- 11月前半〜中旬:添削・書き直し・追加演習
答案で直す点を一度に増やしすぎず、次の課題で意識する点を絞ります。書類の言葉から追加質問を作り、経験と学ぶ目的を具体化します。
- 11月後半〜本番前:60分演習と模擬面接
本番を想定して書き、時間が足りない箇所を確認。面接では答えの丸暗記より、聞かれたことに合わせて説明し直す練習を重ねます。
INTERVIEW FROM YOUR DOCUMENTS
提出書類の一文から、想定質問を作る
2027年度の志願理由書は200字以上300字以内です。短い文章に入れた言葉ほど、その背景を説明する準備が役立ちます。控えを読み、「具体的には?」「なぜ?」「大学ではどうする?」と問いを足してみてください。
以下はLOGIQAが作成した練習用の想定質問です。大学で実際に聞かれた質問の再現ではありません。面接の評価観点は中央大学公式の評価基準等PDFで確認できます。文学部は専攻等ごとの記載も確認してください。
| 書類にある言葉 | 追加する質問 | 準備する内容 |
|---|---|---|
| 「競技を通じて成長した」 | 以前はどう行動し、どの出来事を境に、何を変えましたか。 | 結果だけでなく、本人の判断と行動を説明する。 |
| 「チームに貢献した」 | あなたが担った部分と、仲間や指導者が担った部分を分けてください。 | 自分の役割を具体化し、他者の働きも正確に捉える。 |
| 「この学部で学びたい」 | どの学科・専攻の、どのような学びが必要ですか。競技経験とどうつながりますか。 | 大学公式の学びの内容を確認し、自分の疑問と結び付ける。 |
| 「学業と競技を両立する」 | 授業・自習・練習・移動・休息を、一週間にどう配置しますか。 | 時間の見通しと、予定が重なった場合の確認・相談先を用意する。 |
| 「将来、スポーツに関わりたい」 | 誰の、どのような課題を解決したいですか。競技者以外の立場も考えられますか。 | 職業名だけで終えず、学ぶ目的と取り組みたい課題を語る。 |
| 大会名・成績・活動期間 | その時期の役割、準備、結果を説明してください。うまくいかなかった点はありますか。 | 提出内容と説明の整合性を確かめ、振り返りまで述べる。 |
「学びたいこと」を、もう一段具体的にする
- 関心のあるテーマを、競技を知らない人にも説明できますか。
- その疑問を考えるために、なぜ志望学部・学科・専攻の学びが必要ですか。
- 大学公式サイトで確認した授業や研究分野について、名前だけでなく内容を理解していますか。
- 自分と違う立場の人は、その問題をどう捉えると思いますか。
- 競技の経験から分かることと、これから学ばなければ分からないことは何ですか。
- 予定どおりに学業と競技が進まないとき、何を確認し、誰に相談しますか。
面接練習の進め方 / 説明用の架空の対話
- 受験生
- 私は主将として、チームの意識を高めました。
- 講師
- 「意識が高まった」と分かる行動は何でしたか。あなたが行ったことと、仲間が行ったことを分けて説明してみましょう。
- 受験生
- 練習後に振り返る場を設けました。ただ、最初は一部の選手しか話していませんでした。
- 講師
- そのあと、どのように進め方を変えましたか。うまくいかなかった点も含めると、判断の過程が伝わります。
最初は1分程度で答え、追加質問には必要な部分を補ってみてください。「覚えた答えを最後まで話す」ことより、質問の意図を確かめ、自分の経験を正確に説明することを練習します。
LOGIQA / PERSONAL SUPPORT
答案と提出書類から、必要な対策を組む
「書いたが、これで問いに答えているか分からない」「志願理由書は出したが、面接で深く聞かれると困る」。その段階から相談できます。志望学部、今ある答案・書類、競技の予定を確認し、12月5日までに取り組む内容を決めます。
答案のどこを直すか
課題文の読み取り、問いへの答え、根拠、構成を確認。修正の理由を理解し、次の答案にも使えるようにします。
本人の経験を掘り下げる
書類に書いた言葉から、行動・判断・学ぶ目的を聞き取り、本人が説明できる内容を整理します。
本番に向けて練習する
書き直し、時間を計る演習、追加質問のある模擬面接を、準備状況に合わせて組み合わせます。
Zoom個別指導|50分・1回から
小論文の振り返り、構成の作り方、提出書類の深掘り、模擬面接など、必要な内容に絞って受講できます。
- 答案を見ながら、修正の理由を確認
- 想定質問に答え、追加質問まで練習
- 次回までに取り組む課題を整理
LINEを使った答案の添削相談
課題文・設問・答案を確認し、添削の進め方をご案内します。競技や学校の予定に合わせた学習についてもご相談ください。
- 今ある答案をもとに相談できる
- 必要に応じてZoomの演習と組み合わせる
- 対象原稿・回数・日程・料金は事前に確認
組み合わせ例:答案の確認 → 書き直し → 模擬面接
初回は答案1題の改善点を確認し、次に別の課題で構成を練習。面接では提出書類から学部志望理由と競技経験を掘り下げる、といった進め方ができます。全員に同じ回数を勧めるのではなく、苦手な内容と残り期間から相談します。
指導はLOGIQA主宰の中谷が担当します。指導者の経歴、受講の流れ、最新料金は料金と進め方をご覧ください。
中央大学の志望学部と、今の準備状況をお知らせください
小論文だけ、面接だけ、1回からの受講も相談できます。分かる範囲で、次の内容をお送りください。
相談文の例
中央大学/法学部/スポーツ推薦/試験日12月5日
志願理由書は提出済みです。小論文の添削と模擬面接を希望しています。
現在の準備状況:過去問を1題書きました。
受講できる日時:平日20時以降、日曜日の午前。
内容を確認し、指導内容・料金・日程をご案内します。相談の送信だけで受講が確定することはありません。原稿の添削・模擬面接は受講開始後に行います。保護者の方からもご相談いただけます。
FAQ
よくある質問
過去問と、このページの練習問題は同じものですか?
異なります。過去問は中央大学公式PDFへのリンクで案内しています。ページ内の課題文・資料・設問はLOGIQAのオリジナルです。まず志望学部の公式問題を確認し、読み取り・論述・経験の説明など、必要な力を補う練習として使ってください。
どの学部も800字で練習すればよいですか?
2026年度の公開問題では、経済学部は800字以内、商学部は400字以内と600字以内、総合政策学部は300字以上と600字以上です。他の学部を含め、指定は同一ではありません。総合政策学部の「以上」にも注意し、志望学部の設問の条件を優先してください。
志願理由書を提出したあとでも相談できますか?
できます。提出した書類の控えから、経験の説明、学部で学ぶ理由、学業と競技の両立などを掘り下げます。提出済みの内容を土台に、小論文の添削や模擬面接を組み合わせます。
小論文だけ、面接だけ、1回だけでも受講できますか?
必要な内容に絞って相談できます。Zoom個別指導は50分・1回から。小論文の添削を希望する場合は、課題文・設問・答案をあわせてお知らせください。内容、回数、料金、日程を確認してから受講をご案内します。
競技の実績があれば、面接では実績を説明すれば十分ですか?
競技成績の紹介に加え、自分が何を考え、どう行動したか、なぜその学部で学びたいかを言葉にする練習が必要です。大学は学部・専攻等の面接評価基準も公開しているため、自分の志望先の記載を確認しましょう。
スポーツ情報学部には過去問がありますか?
2027年度からの募集対象のため、2026年度の同学部の過去問はありません。このページでは、スポーツビジネスの学びに接続する独自の資料読解・論述課題を掲載しています。スポーツ推薦の募集はスポーツビジネスコースです。