2027年度 武蔵大学経済学部「総合問題」対策|新形式サンプル問題を分析

2027 MUSASHI · ECONOMICS GENERAL TEST

一次15%。面接25%。
二次の主戦場は、総合問題60%

2027年度の武蔵大学経済学部は、筆記試験の出題形式を変更予定。大学が公開したサンプルでは、国語は漢字・200字要約・200字論述、数学は基礎小問・データ分析が示されています。80分で国語と数学の両方に対応する準備が必要です。

80分国語・数学の基礎を含む総合問題
60%最終評価に占める筆記試験
国語漢字・200字要約・200字論述
数学基礎小問・データ分析
サンプル問題は「実際に出題される問題とは異なる」と明記されています。
出題例を丸暗記するのではなく、国語の要約・短い論述と、高校数学の基礎・表の読み取りを横断して練習しましょう。

QUICK FACTS

武蔵大学経済学部「総合問題」2027|まず押さえること

経済学部の総合型選抜には「課外活動重視型」と「商業系資格重視型」があり、どちらも二次選考で総合問題と個別面接を受けます。募集要項上、総合問題は「基礎学力(国語・数学)を評価する内容を含む」80分です。

対象方式課外活動重視型/商業系資格重視型
二次選考総合問題80分+個別面接
評価比率一次選考結果15%・筆記試験60%・面接25%
課外活動重視型2026年10月10日(土)または10月11日(日)。日程は一次通過者へ送付される二次選考実施要領で通知
商業系資格重視型2026年10月11日(日)
持ち込み辞書・事典類の持ち込み・使用は不可
2027年度筆記試験の出題形式を変更予定。大学が公式サンプル問題を公開済み
15%一次選考結果
60%総合問題
25%個別面接

課外活動や資格は重要ですが、最終評価の60%は筆記試験です。一次を通った後は「実績が強いから有利」と考えるより、80分で国語・数学を確実に取る準備へ切り替える必要があります。

WHAT CHANGED

2027年度から何が変わった?

武蔵大学は、2027年度から経済学部の筆記試験で出題形式を変更すると予告しています。2026年度実問題と2027年度サンプルを比べると、対策の優先順位も変える必要があります。

2026年度 実問題

資料・計算・図表・600字論述を一体で解く

2025年10月11日の課外活動重視型では、「推し活」を扱う複数の文章を読み、漢字、文章中の数値を使う計算、図表読解、最後に600字程度の意見論述へ進む構成でした。

2027年度 公式サンプル

国語と数学の基礎を、より明示的に分けて示す

国語は漢字・200字要約・200字論述。数学は小問とデータ分析。小問では二次関数、三角比、確率の例が示され、国語・数学それぞれの基礎力が見えやすい構成です。

IMPORTANT

「2026年度の過去問が使えない」という意味ではありません。

2026年度問題で問われた、資料を読む力、数字を根拠に判断する力、自分の意見を文章にする力は2027年度対策にも有効です。ただし、2027年度は公式サンプルで示された200字要約と高校数学の基礎小問を追加しないと、対策が旧形式寄りになります。

JAPANESE

国語は何が出る?|漢字・要約・論述

公式サンプルは観光に関する公的資料を題材にしています。大学は、漢字の書き取り、文書要約、論述を予定し、漢字は5題程度、文書が2つ以上になる可能性もあるとしています。

KANJI

漢字の書き取り

サンプルでは本文中のカタカナを漢字に直す形式。難問対策より、新聞・評論でよく使う基本語を正確に書く力を優先します。

SUMMARY

200字要約

長めの資料から、主題・変化・比較・重要な結論を選び、具体例を削って200字に圧縮する力が必要です。

ARGUMENT

200字論述

サンプルでは社会的な施策について「課題」と「解決案」を求めています。賛否だけでなく、課題と提案の因果関係を短く示します。

武蔵大学公式「2027年度 経済学部 筆記試験サンプル問題」

200-CHARACTER SUMMARY

200字要約はどう解く?

200字は短いぶん、「本文を短くする」のではなく「何を残すか」を先に決める必要があります。

本文を段落ごとの役割に分ける背景・変化・比較・原因・結論など、各段落が何をしているかを数語で置きます。
具体例より「関係」を残す国名や細かな数値を全部並べず、「増えた/減った」「地域差がある」「消費が伸びた」など論理関係を優先します。
本文にない評価を入れない要約では自分の賛否や解決案を混ぜません。本文の情報と自分の意見を切り分けます。
180〜200字で仕上げる練習をする最初から200字ぴったりを狙わず、少し長めに書いて重複・具体例・修飾語を削ります。
LOGIQA’S VIEW

要約で落としたくないのは、「事実」より「本文の骨組み」。

数字をたくさん残しても、何がどう変化し、どことどこが対比され、筆者が何を示しているのかが消えると要約になりません。逆に、数字を一つも残さないと重要な差が消える場合もあります。「この数字がないと論理が変わるか」で残すか判断します。

200-CHARACTER ARGUMENT

200字論述は「課題→理由→解決策→効き方」で書く

サンプルでは、本文に関連する社会的な論点について課題を挙げ、その解決案を200字で述べる形式です。長い小論文のように背景説明を広げすぎると、肝心の解決策まで入らなくなります。

課題を一つに絞る「問題点はいろいろある」で始めず、最も説明しやすい課題を一つ選びます。
なぜ問題になるかを書く誰にどんな不利益や摩擦が生じるのかを一文で示します。
解決策を具体化する「周知する」「工夫する」だけで終わらず、誰が・何を・どう変えるかまで書きます。
課題と解決策をつなぐ提案によって、最初に挙げた課題がなぜ軽減されるのかを最後に示します。
  • 賛成・反対だけで200字を使う
  • 課題を3つ4つ並べて全部浅くする
  • 「教育が必要」「理解を深める」で終わる

MATHEMATICS

数学はどのレベル?|サンプルは高校数学の基礎

募集要項は「基礎学力(国語・数学)を評価する内容」としています。2027年度サンプルの小問では、二次関数、三角比、確率が示されており、少なくとも数I・Aの典型的な基礎問題を素早く処理できる状態にしておきたいところです。

二次関数定義域つきの最大値・最小値。平方完成、頂点、端点を迷わず処理する。
三角比0°〜180°の範囲で不等式を処理する例。代表角の値と符号を確実にする。
確率サイコロ2回の基本問題。場合の数を漏れなく整理して分数で答える。
データ読解表の条件に合う項目を選び、複数の数値を合計して国同士を比較する。
対策の優先順位

難しい問題集より、「基礎問題を短時間で取り切る」練習。

公式サンプルから読み取れる範囲では、難関大数学のような発想問題より、教科書レベルの基本事項を正確に使う力が優先です。ただし本番の問題数・難易度はサンプルと同一とは限りません。数I・Aの典型問題を一通り解き直し、間違えた単元を潰していきます。

DATA ANALYSIS

データ分析は何を対策する?|「表を読む→条件をそろえる→比較する」

サンプルのデータ分析では、主要国の発電電力量を示す表から条件に合う国を選び、複数の電源を合計して比較する問題が示されています。統計用語の暗記だけではなく、表の構造を読み違えない力が必要です。

STEP 1

単位を見る

総量か割合か、同じ単位で比べているかを最初に見ます。

STEP 2

条件語に線を引く

「AとBを除く」「石炭・石油・天然ガスの合計」など、対象範囲を先に固定します。

STEP 3

必要な列だけ使う

表全体を眺め続けず、設問で必要な列・行だけを拾って計算します。

2026年度との共通点もあります。
2026年度実問題でも、文章中の数値から割合を逆算する問題や、図表の割合・人数を計算する問題が出題されました。形式は変わっても、「数字を文章・表から正確に取り出して判断する」という力は引き続き重要です。

STUDY PLAN

出願後から二次まで、どう進める?

課外活動重視型は一次結果通知が9月25日発送予定、二次は10月10日または11日です。一次結果を待ってから始めると、二次まで約2週間しかありません。出願書類を郵送したら総合問題へ移るのが安全です。

出願を終える課外活動重視型・商業系資格重視型とも出願書類郵送は9月10日消印有効。
公式サンプルを時間無制限→80分で解くまず解法を理解し、その後は国語・数学を通して80分で処理する練習へ。
一次選考結果通知 発送予定通過者は二次選考出願料20,000円を9月25日〜10月2日に納付。
弱点単元と200字答案を集中補強数学の取りこぼし単元、要約、短い論述を毎回80分の中で処理する。
課外活動重視型 二次選考どちらの日程かは二次選考実施要領で通知。商業系資格重視型は10月11日。

80分練習で毎回記録したい4項目

  • 国語を何分で終えたか
  • 要約で字数調整に何分使ったか
  • 数学の基礎小問で止まった単元は何か
  • データ問題で条件・単位を読み違えなかったか

RELATED GUIDES

武蔵大学経済学部の出願・二次対策

APPLICATION

課外活動重視型|出願資格・志望理由書

「顕著な成績」の考え方、紹介状、活動成果の証明資料、志望理由書まで出願前に見るページです。

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MUSASHI TOP

武蔵大学|総合型選抜の全方式

経済・人文・社会・国際教養の方式、出願資格、選考方法を一覧で見たい場合はこちら。

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FAQ

武蔵大学経済学部「総合問題」のよくある質問

総合問題は何分ですか?

80分です。募集要項では「基礎学力(国語・数学)を評価する内容を含む」総合問題とされています。二次では総合問題に加えて個別面接があります。

2027年度から何が変わりますか?

大学が筆記試験の出題形式変更を予告しています。公式サンプルでは、国語が漢字・文書要約・論述、数学が基礎小問・データ分析として示されています。2026年度実問題は複数資料をもとに計算・図表読解・600字論述まで行う一体型でした。

国語の200字要約では何を練習すればよいですか?

段落ごとの役割をつかみ、本文の主題・変化・比較・結論を200字に圧縮する練習が中心です。具体例や細かな数値を残しすぎず、本文にない自分の評価を混ぜないようにします。

数学は数IIIまで必要ですか?

公式は試験範囲を「数IIIまで」などとは示していません。2027年度サンプルでは二次関数、三角比、確率、表を使うデータ問題が示されています。まずは高校数学の基礎、特に数I・Aの典型問題を確実に解ける状態を優先します。

2026年度の過去問はもう解かなくてよいですか?

解く価値があります。形式は変わりますが、2026年度問題で問われた文章・図表の読解、基本計算、経済社会のテーマについて根拠をもって論じる力は2027年度にもつながります。過去問だけで終わらず、2027年度サンプルを優先して追加してください。

課外活動重視型と商業系資格重視型で総合問題の対策は違いますか?

募集要項では、両方式とも二次選考は総合問題と個別面接、評価比率は一次15%・筆記60%・面接25%です。ただし課外活動重視型は10月10日または11日、商業系資格重視型は11日で、実際の問題が日程ごとに同一とは限りません。対策範囲は公式サンプルを共通の基準にします。

OFFICIAL SOURCES

公式情報・更新日

確認した武蔵大学公式資料

最終確認日:2026年8月31日

本ページはLOGIQAが武蔵大学の公式資料をもとに作成した受験対策情報であり、武蔵大学の公式ページではありません。サンプル問題は実際の出題と同一ではありません。受験時は大学から届く二次選考実施要領と最新の公式情報を優先してください。

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