武蔵大学経済学部「課外活動重視型」2027|出願資格・志望理由書・紹介状・総合問題対策

2027 MUSASHI UNIVERSITY · ECONOMICS

課外活動の実績は入口。
合否の中心は「総合問題60%」です。

武蔵大学経済学部の「課外活動重視型」は、部活動だけでなく、生徒会・文化祭、学外の競技や芸術活動、ボランティアなども対象になり得ます。ただし、活動経験があるだけでは足りません。出願資格となる「顕著な成績・成果」を証明し、志望理由書・紹介状・証明資料の内容を一致させたうえで、国語・数学を含む総合問題と個別面接に備える必要があります。

9月1日〜10日一次選考の納付・書類郵送
他大学と併願可武蔵大学内の一部入試は併願不可
評定の数値条件なし調査書の提出は必要
15%・60%・25%一次・総合問題・面接の比率
2027年度入試の出願は2026年9月10日(木)消印有効です。
出願情報登録だけでは完了しません。一次選考出願料の納付と、必要書類の「簡易書留・速達」による郵送まで行います。

OVERVIEW

武蔵大学経済学部「課外活動重視型」の要点

出願資格は「高校在学中の課外活動で顕著な成績を修めた、2027年3月卒業見込みの者」です。既卒者は対象ではありません。経済学科・経営学科・金融学科で実施され、学科は第3志望まで記入できます。

対象高等学校または中等教育学校を2027年3月までに卒業見込みの者
活動条件高校在学中の課外活動に熱心に取り組み、「顕著な成績」を修めた者
対象学科経済学科・経営学科・金融学科
募集人員各学科15名。募集要項では「課外活動重視型」と「商業系資格重視型」の方式別内訳は示されていません。
評定出願資格として一律の数値基準は記載されていません。ただし、調査書は提出書類であり、経済学部の受入方針でも学業成績と基礎学力が重視されています。
一次選考出願書類による書類審査。課外活動の成果と志望理由を総合的に評価
二次選考総合問題80分(国語・数学の基礎を含む)+個別面接
評価比率一次選考結果15%・筆記試験60%・面接25%
併願他大学および武蔵大学の一般選抜との併願可。武蔵大学内の総合型選抜・一部特別入試間での併願は不可
2026年度結果志願者332名・合格者83名、約4.0倍

※倍率は志願者数÷合格者数で算出。2027年度は筆記試験の形式変更があるため、過去倍率だけで難易度を判断しないでください。

ELIGIBILITY

どんな課外活動なら出願資格になる?

結論

「県大会に出場した」だけで自動的に出願できるわけではありません。

募集要項が示しているのは、都道府県レベル以上の大会・コンクール等で、チームまたは本人が顕著な成績をあげたことです。大会の規模、成績、本人の立場を証明できる資料まで確認します。

学校公認の部活動

競技・コンクール

都道府県レベル以上で顕著な成績をあげたチームの正規メンバー、正規メンバーに準ずると認められた者、または個人参加者。

校内活動

生徒会・文化祭

重要な役職を務めたことに加え、活動として顕著な成果をあげていることが必要です。役職名だけでは判断できません。

学外活動も対象

スポーツ・芸術・文化

学校外のクラブや団体での競技・芸術活動等でも、都道府県レベル以上の大会やコンクール等で顕著な成績があれば対象になり得ます。

社会活動

ボランティア

ボランティア組織などに所属し、積極的な貢献を行い、顕著な成果をあげた者が例示されています。参加回数だけではなく成果の証明が必要です。

出願前のセルフチェック

  • 2027年3月までに高校等を卒業見込みである
  • 成果は高校在学中の活動によるものである
  • 大会・表彰・掲載など、実際に得た功績や成果がある
  • チーム活動では本人の登録・役割を証明できる
  • 大会名・主催者・時期・成績を明確に書ける
  • 名簿、トーナメント表、賞状、記事等の資料を用意できる
  • 活動を証明できる紹介者に紹介状を依頼できる
  • 国語・数学を含む総合問題にも取り組む意思がある
LOGIQA’S VIEW

出願資格の確認と、合格可能性の判断は別です。

公式例に近い実績があっても、一次選考では志望理由も評価され、最終判定では総合問題が60%を占めます。「出願できるか」だけでなく、「活動をどの学問的関心につなげるか」「二次で点を取れるか」まで同時に見ます。活動が条件に該当するか判断が難しい場合は、学校の先生と武蔵大学アドミッションセンターにも確認してください。

APPLICATION DOCUMENTS

出願はWeb登録だけで終わらない|必要書類は6区分

出願情報登録、一次選考出願料15,000円の納付、書類郵送の3段階が必要です。書類は角形2号封筒に入れ、所定の宛先シートを貼り、「簡易書留・速達」で郵送します。

出願情報を登録する2026年8月3日から登録可能。登録後のメールに記載された出願番号を保管します。
一次選考出願料を納付する2026年9月1日(火)9:00〜9月10日(木)。15,000円に加えて払込手数料が必要です。
必要書類を郵送する2026年9月1日(火)〜9月10日(木)消印有効。郵便局窓口から簡易書留・速達で送ります。
書類確認すること
① 志願票・対照票・受験票出願番号、志望学科、志望順位を記入。出願後の学科・順位変更はできません。
② 調査書学校に早めに発行を依頼します。
③ 留学時の成績書類高校在学中に留学経験がある場合のみ、留学時の調査書・成績証明書等を提出します。
④ 志望理由書大学所定のA4用紙2枚。志願者本人が黒のボールペンで自筆します。パソコン入力は不可です。
⑤ 紹介状課外活動重視型専用の様式を使用。活動を証明できる人物が記入し、厳封します。
⑥ 活動成果の証明資料選手名簿、トーナメント表、賞状、掲載記事など、「顕著な成果」と本人の関与が分かる資料の写しを提出します。
締切直前に詰まりやすいのは、紹介状と証明資料です。
志望理由書だけを先に完成させても、紹介状に記載する成果と違っていれば修正が必要になります。まず「出願に使う成果」を決め、紹介者と共有してから書類全体を進めます。

STATEMENT OF PURPOSE

志望理由書は「活動実績を書く用紙」だけではない

2027年度の志望理由書はA4用紙2枚です。最初の大きな記述欄では、武蔵大学を志望する理由だけでなく、入学後の勉強面の目標と卒業後の進路まで求められます。その後、活動成果と「なぜ顕著なのか」を別々に記入します。

設問1

志望理由・入学後・卒業後

本学を志望する理由、入学後の勉強面での目標、大学卒業後の進路を一つの流れで記入します。

設問2

活動成果を最大3つ

出願資格として使う課外活動の成果を、端的な箇条書きで記入します。紹介状と同じ成果にそろえます。

設問3

顕著な成果である理由

大会規模、成績、本人の役割、成果の社会的な評価などを使い、設問2の成果がなぜ顕著なのか具体的に説明します。

設問4・任意

加点対象の商業・情報系資格

商業系資格重視型の出願資格に該当する資格を持つ場合、資格名・級または得点・取得年月を記入します。

LOGIQA’S VIEW

活動経験を、経済学部で扱う「問い」に変えます。

「全国大会に出場した」「部長として努力した」で止まると、課外活動の説明と志望理由が分離します。活動中に見た組織運営、資金、地域経済、消費者行動、情報発信、データ活用などの問題を一つ選び、経済学・経営学・金融学のどこから考えたいのかを具体化します。

活動の事実 → 判断・工夫 → 得た問題意識 → 志望学科での学び → 卒業後の活用

書類で避けたい3つの書き方

  • 同じ大会の県予選・地区予選・全国大会を別々の成果として3つ並べる
  • 「協調性」「諦めない心」だけで、経済学部で学ぶ内容につながらない
  • 志望理由書・紹介状・証明資料で大会名、時期、成績、本人の立場が食い違う
一次選考で加点対象になり得る資格

課外活動重視型では、商業系資格重視型の出願資格に該当する資格を持つ場合、一次選考で加点されます。主な区分は、日商簿記2級以上、所定の全商検定の組み合わせ、全経簿記能力検定1級以上、情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者、応用情報技術者です。全商検定は科目・部門・組み合わせ条件があるため、必ず募集要項18ページで確認してください。

REFERENCE & EVIDENCE

紹介状・志望理由書・証明資料は、同じ成果でそろえる

志望理由書

本人が自筆し、活動成果を最大3つ記入。「なぜ顕著なのか」を本人の言葉で説明します。

紹介状

紹介者が人物紹介と活動実績を記入。年月、大会・発表会名、主催者、成績・成果を示します。

紹介状は、高校教員、部長、監督、顧問、所属団体の代表者、その他本人の活動を証明できる人物が記入します。紹介状のみパソコンで作成できますが、様式の変更はできず、記入者の所属・氏名は直筆です。完成後は厳封して本人へ渡します。

証明資料として考えられるもの

競技・コンクール

選手名簿、登録メンバー表、トーナメント表、結果一覧、賞状、主催団体の公式発表など。

生徒会・文化祭・ボランティア

役割と成果が分かる学校・団体資料、掲載記事、活動報告、表彰、第三者が確認できる記録など。

映像・Web資料

該当箇所のチャプター番号や時間を明記。Web資料はURL、記事名、発行日、出所を記載します。

証明資料は、厳封した紹介状の中には入れません。
他の出願書類と一緒に郵送します。原則A4・片面で、ホチキス留めやファイル綴じは行いません。資料右上に氏名・発行日・出所を記入します。

DEPARTMENT CHOICE

第3志望まで書けるからこそ、学科の違いを曖昧にしない

経済学部では、第1志望から第3志望まで学科順位を記入できます。志望順位と二次選考の成績によって合格学科が決まり、第2・第3志望の学科に配属される場合があります。出願後は学科と順位を変更できません。

経済学科

経済・社会の動きを、データと論理で考える

国内外の経済・社会の動向に関心を持ち、理論・実証・制度・歴史の視点から経済の仕組みを学びたい人に対応します。

経営学科

企業・組織・会計・情報を考える

企業の動向や経営のあり方、情報コミュニケーション技術、会計と周辺分野を積み上げて学びたい人に対応します。

金融学科

金融・ファイナンスを実社会につなげる

金融・ファイナンスの問題に関心を持ち、専門知識や技能、関連資格を将来の職業生活に活かしたい人に対応します。

2027年度の学び

3学科横断の「ビジネスアナリティクスコース」が新設予定

2027年4月から、経済・経営・金融の各分野におけるデータ分析を横断的に学ぶコースが新設予定です。活動経験からデータ分析、マーケティング、AI・ITシステム等への関心が生まれた場合は、志望理由との具体的な接点になり得ます。ただし、コース名を挙げるだけでなく、何を分析し、何を明らかにしたいかまで示します。

SECOND STAGE

二次選考は、総合問題80分+個別面接

2027年度から筆記試験の出題形式が変更され、大学はサンプル問題を公開しています。総合問題が最終評価の60%を占めるため、活動実績の強さだけで押し切る入試ではありません。

15%一次選考結果
60%筆記試験・総合問題
25%個別面接
国語

漢字・200字要約・200字論述

漢字の書き取りは5題程度を予定。文章要約と、資料に関連した課題・解決案を述べる論述が示されています。文書が2つ以上になる可能性もあります。

数学

基礎小問・データ分析

小問は5問程度を予定。サンプルには二次関数、三角比、確率と、表を使った発電量の比較・データ分析が示されています。

出願後すぐに始めたい練習

  • 長めの資料を200字で要約する
  • 事実・資料の主張・自分の意見を分ける
  • 課題と解決案を200字で一対一に対応させる
  • 数学I・Aを中心に基礎小問を解き直す
  • 表の数値を比較し、根拠付きで答える
  • 志望理由書と活動成果を1分で説明する
  • 「なぜその学科か」を学科別に説明する
  • 活動の弱点や別の見方を聞かれて答え直す
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面接対策は、提出書類を暗記することではありません。

面接の詳細な質問内容や所要時間は公式には公表されていません。まず、志望理由書に書いた活動・成果・学科選択・入学後の目標について、「なぜ」「どの資料から」「別の立場なら」と掘り下げられても説明できる状態にします。総合問題の答案について考え方を説明する練習も有効です。

SCHEDULE

2027年度入試の日程

出願情報登録公式Webサイトから登録。メール受信設定と出願番号の保管を確認します。
一次選考出願料15,000円の納付払込手数料は別途必要です。
出願書類の郵送簡易書留・速達。Web登録や納付だけでは出願完了になりません。
一次選考結果通知一次通過者には受験票と二次選考実施要領等が送付されます。
二次選考出願料20,000円の納付一次選考通過者のみ。
総合問題・個別面接どちらの日程になるかは、一次通過者に送付される実施要領で通知されます。
合否通知合格・不合格とも郵送で通知されます。

FAQ

武蔵大学「課外活動重視型」のよくある質問

全国大会の実績がないと出願できませんか?

全国大会に限定されていません。公式例では、都道府県レベル以上の大会・コンクール等で顕著な成績をあげたチームの正規メンバーや個人参加者、生徒会・文化祭、学外活動、ボランティアで顕著な成果をあげた者も示されています。

県大会に出場しただけで出願資格になりますか?

出場した事実だけで自動的に該当するとはいえません。募集要項は「都道府県レベル以上」で「顕著な成績」をあげたことを例示しています。大会規模、成績、本人の立場と証明資料を合わせて確認してください。

チーム競技でレギュラーではありませんでした。対象になりますか?

公式例には、登録メンバーのほか、顧問・監督等が正規メンバーに準ずると認めた者も含まれます。ただし、本人の立場を紹介状や証明資料で確認できることが必要です。個別の該当可否は学校と大学にも確認してください。

生徒会や文化祭、ボランティア活動でも出願できますか?

対象になり得ます。生徒会・文化祭では重要な役職と顕著な成果、ボランティアでは組織への所属、積極的な貢献、顕著な成果が例示されています。役職名や参加回数だけでなく、得られた功績を示します。

評定平均の条件はありますか?

課外活動重視型の出願資格には、評定平均の一律の数値条件は記載されていません。ただし、調査書は提出書類であり、経済学部の総合型選抜の受入方針では高い学業成績と国語・数学を含む基礎学力も重視されています。

英検は必要ですか?

英検など一般的な英語資格は、課外活動重視型の出願必須条件ではありません。一次選考の加点対象は、募集要項で指定された商業・情報系資格です。

活動成果は3つ書いた方が有利ですか?

数を増やすことが目的ではありません。募集要項では、最も顕著な成果を1つ書くことを基本とし、活動内容が異なり、それぞれ顕著な成果としてアピールできる場合に最大3つまで記入するとしています。

他大学と併願できますか?

他大学および武蔵大学の一般選抜との併願は可能です。ただし、武蔵大学の総合型選抜、帰国生徒対象入試、社会人入試、外国人学生特別入試、編入学・転入学・学士入学試験の間では併願できません。

OFFICIAL SOURCES

公式情報・更新日

確認した武蔵大学公式資料

最終確認日:2026年8月31日

本ページはLOGIQAが武蔵大学の公式資料をもとに作成した受験対策情報であり、武蔵大学の公式ページではありません。出願時は必ず最新の募集要項・所定用紙・大学から届く案内を確認してください。