スポーツ推薦入試
高校で優れたスポーツ実績を挙げ、大学教育に必要な基礎学力を有し、入学後も学業とスポーツを両立する意思を持つ生徒を、高校長推薦により選考する制度です。
- 対象学部・競技は別途確認
- SSI参加学部へ進学するルート
- 公開Webだけで競技基準を自己判定しない
- 高校の進路指導担当との連携が前提
法政大学で競技実績を生かす入試は一つではありません。高校長推薦による学校推薦型「スポーツ推薦入試」と、スポーツ健康学部の自己推薦「アスリート」「トップアスリート」があり、出願資格・所属学部・学び方・小論文対策まで異なります。
法政の特徴は、「競技を続けながら法学・経営・社会学などを学ぶ道」と、「スポーツ健康学そのものを専門に学ぶ道」が分かれていることです。「法政でスポーツを続けたい」だけで方式を決めると、入学後に学びたい内容と入試がずれる可能性があります。
SSI(スポーツ・サイエンス・インスティテュート)は独立した学部ではなく、スポーツ推薦入試で対象学部へ入学した学生が、所属学部の専門科目とスポーツ関連科目を横断して学ぶ特別コースです。一方、スポーツ健康学部のアスリート・トップアスリート自己推薦は、スポーツ健康学部そのものへ入る総合型選抜。入試制度もカリキュラムも別です。
「実績が高いほど上位方式」という関係ではありません。何を専門に学びたいか、どの競技歴を持つか、学校推薦が得られるかで入口が変わります。
高校で優れたスポーツ実績を挙げ、大学教育に必要な基礎学力を有し、入学後も学業とスポーツを両立する意思を持つ生徒を、高校長推薦により選考する制度です。
全国大会出場または同等レベルの大会出場を基準に、競技成績、調査書、1000字以内の志望理由書、小論文、面接を総合して評価します。
国際大会へ日本代表として出場した経験を持つ競技者向け。学習成績による出願要件はありませんが、出願前に競技種目・競技成績の資格確認が必要です。
| 方式 | 入学先 | 競技実績 | 学業条件 | 主な選考 | SSI |
|---|---|---|---|---|---|
| 学校推薦型 スポーツ推薦 | SSI参加対象の既存学部・学科など | 優れたスポーツ実績 | 大学教育に必要な基礎学力。詳細は推薦条件を確認 | 学校推薦型として選考。高校・大学からの案内を優先 | 対象学部で参加を選択可能 |
| スポーツ健康 アスリート | スポーツ健康学部 | 全国大会出場または同等 | 全体3.2以上+英語3.0以上 | 書類→小論文60分+面接 | SSIとは別制度 |
| スポーツ健康 トップアスリート | スポーツ健康学部 | 国際大会の日本代表経験 | 評定要件なし | 事前資格確認→書類→小論文60分+面接 | SSIとは別制度 |
※学校推薦型スポーツ推薦の詳細な競技・学校推薦条件は、スポーツ健康学部自己推薦の公開要項と混同しないでください。
SSIは、法政大学の既存学部に所属したまま、スポーツ科学・スポーツ文化を横断的に学ぶ学部横断型コースです。
SSI生も卒業時に取得する学位は所属学部の学士です。法学部なら法学、経営学部なら経営学、社会学部なら社会学を主軸にしながら、SSIのスポーツ関連科目を組み合わせます。
SSIはスポーツ能力向上だけを目的にした制度ではありません。トレーニング、心理、医学、経営、文化、メディア、キャリアなどを学び、競技経験を卒業後の仕事や社会活動へつなげる視点を持ちます。
経営学部+SSIならマーケティングや組織論、社会学部+SSIならメディア・地域・コミュニティ、法学部+SSIなら選手の権利・契約・組織ガバナンスなどへ接続できます。SSIは学部の代わりではなく、所属学部の専門をスポーツへ接続する制度です。
2027年度は理数系10名、アスリート・トップアスリート系を合わせて15名募集。競技実績を使う場合は後者を選びます。
高校入学以降から出願までに、日本国内の対象競技大会で全国大会または全国大会と同等の大会へ出場した者・出場決定者が基本です。
出願資格確認時点で、オリンピック・世界選手権等の国際大会へ日本代表として出場した経験を持つ競技者が対象です。
スポーツ健康学部アスリート・トップアスリート系では、自身の競技体験を具体的にアピールする内容を含む1000字以内の志望理由書を提出します。
代表的な競技成績を3つ選び、出願資格に対応する大会と成績を示します。
新聞・雑誌等、本人の出場や競技成績を客観的に確認できる資料をそろえます。
大会規模、出場資格、参加人数など、「全国大会と同等」と判断する材料を示します。
大学入学後の競技活動を具体化し、学修との両立を考える材料にします。
全国大会の順位や代表歴は別の証明書類で確認できます。志望理由書で差が出るのは、怪我、フォーム改善、チーム内の役割、栄養・睡眠、メンタル、指導者との対話などから、自分が何を疑問に思い、どう調べ、どんな学問を必要と感じたかです。「経験→問い→学びたい分野」へ変換します。
アスリート・トップアスリート系の第二次選考では、スポーツ・健康領域に関する60分小論文が課されます。
公式公開問題では、学生アスリートの「デュアルキャリア」をテーマに、競技目標と入学1年目の年間計画、学修目標と年間計画、合宿・遠征・怪我などを含むタイムマネジメント戦略を、自身の経験と具体的な計画に基づいて800字程度で論じる問題が出されました。
公式の出題意図も、競技と学修の両立を理解し、具体的で現実的な年間計画を作り、制約やトラブルへの対処方針を論理的に示す力を見るものとしています。
練習時間、移動時間、試合期、オフ期、睡眠、勉強、授業欠席リスクを一週間・一年単位で可視化します。「両立します」ではなく、実行可能性を説明できる計画にします。
スポーツビジネス、コーチング、ヘルスデザイン、スポーツ医学、心理、栄養、キャリアなど、学部で扱う視点を使って経験を分析します。競技経験そのものを答案の結論にしません。
大学は面接の固定質問集を公開していません。以下は、2027年度の出願書類と2026年度公式小論文の評価軸から逆算した練習例です。
2026年度小論文では、合宿と授業・試験の重複や怪我まで明示されました。理想の週間予定だけを作ればよい入試ではありません。計画が崩れた時に何を優先し、誰へ相談し、どう代替策を取るのか。面接でも、判断基準まで自分の言葉で説明できる状態を目指します。
法政大学は学校推薦型選抜として「指定校推薦入試・スポーツ推薦入試」を案内しています。スポーツ推薦は、高校で優れたスポーツ実績を挙げ、大学教育に必要な基礎学力を持ち、法政大学への入学を強く希望し、入学後も学業とスポーツを両立する強い意思を持つ生徒を、高校長推薦で選考する制度です。
競技成績証明書、競技成績資料、大会説明書、日本代表招集レター等を提出。結果は9月30日を目処に文書通知。
志願書、調査書、1000字以内の志望理由書、競技関係書類、活動計画書などを提出します。
第一次は調査書・志望理由書などによる書類審査です。
多摩キャンパス。10:00〜11:00に60分の小論文、その後12:00から面接を実施します。
アスリート・トップアスリート系は競技成績も含めて評価されます。
本方式は専願。合格した場合は法政大学スポーツ健康学部への入学を確約することが出願条件です。
法政大学スポーツ健康学部のアスリート・トップアスリート系は専願型です。立教大学のアスリート選抜と早稲田大学スポーツ科学部のⅢ群は公募型ですが、競技基準・評定・対象学部が異なります。明治大学のスポーツ特別入試は、出願前に大学登録指導者との直接面談と体育会運動部長の推薦が必要です。同じ「スポーツ推薦」でも、出願経路と入学後の条件まで比較しましょう。
全国大会、日本代表、主将、怪我からの復帰。実績そのものは出願資格ですが、合格答案にはなりません。SSIなら所属学部との接続、スポーツ健康学部ならスポーツ健康学への問いとデュアルキャリア計画まで、志望方式に合わせて個別に仕上げます。
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