総合型選抜入試
経済、法、国際関係、外国語、文化、理、情報理工、生命科学部。学部ごとに講義、記述、小論文、プレゼン、理数筆記、作品、探究を組み合わせます。
- 第1次が書類のみの学部と学内試験型に分かれる
- 第2次は全学部同日でも内容が異なる
- 学部固有の出願要件・提出資料を確認
京都産業大学の総合型選抜は、経済・法・国際関係・外国語・文化・理・情報理工・生命科学部で実施され、講義後の記述テスト、社会問題のプレゼン、グループディスカッション、外国語小論文、理数の筆記、作品審査、探究発表などに分かれます。
さらに、経営学部にはマネジメント力選抜、現代社会学部には次世代型リーダー選抜、アントレプレナーシップ学環には探究・挑戦志向入試があります。活動名や受賞歴だけでなく、課題をどう理解し、他者とどう関わり、どのような解決策・行動・将来像へ進めるかが問われます。
LOGIQA’S INSIGHT京都産業大学の総合型選抜では、書類を整えて面接で活動を紹介するだけでは足りません。経済・国際関係・文化学部では講義を聞いて要点を整理し、法・経営学部では社会問題の現状と改善策を示し、現代社会学部では他者との議論を踏まえて振り返り、アントレプレナーシップ学環では探究を事業・行動へ発展させます。
京都産業大学で求められているのは、講義や資料を正確に理解して要点を整理し、志望学部の知識や考え方を使って問題を分析し、自分の意見を根拠とともに文章・口頭で伝える力です。単に知っていることを述べるのではなく、与えられた情報から何が言えるのか、自分の考えはどの資料や事実に基づくのかを明確にします。
新聞記事や大学の公開講義を使い、内容を100〜150字で要約した後、「講義で扱われた課題」「講師の主張」「自分の疑問・意見」を分けて書きます。タイトルを付ける、項目別に要約する、学んだ課題への考えを書くという練習は、国際関係学部などの過去問題にも対応します。
観光、AI、企業不祥事、地域課題などを扱う文章とグラフを読み、資料から分かる事実、問題が生じた原因、影響を受ける人、対応策、実施上の課題を分けます。5分版と10分版の両方で説明し、「費用や担い手はどうするか」「別の立場から見るとどうか」と質問してもらいましょう。
SNS規制、エネルギー政策、外国人労働者、環境問題などについて、立場の異なる二つ以上の資料を読みます。
資料Aの主張 → 資料Bの主張 → 共通点・相違点 → 自分の結論と根拠
という順にまとめましょう。最初から自分の意見を書くのではなく、各資料の立場と根拠を正確に整理してから、自分の結論を示します。
短い資料について意見交換し、グループとして一つの提言を作ります。発言量を競うのではなく、相手の意見を要約する、対立点を整理する、資料の根拠を確認する、残った課題を示す練習が必要です。終了後は、自分の貢献と改善点を200字程度で振り返ります。
作品や活動を「何を作ったか」で終わらせず、課題設定、方法を選んだ理由、試行錯誤、自分が担当した部分、得られた結果、次に改善する点まで1分版と3分版で説明します。生成AIや他者の助力を使った場合も、どこに使い、自分が何を判断・修正したかを明確にします。
FIRST CHECK
方式名が違うだけでなく、求める経験と選考内容も別です。一般的な「志望理由書・面接対策」を始める前に入口を確定します。
経済、法、国際関係、外国語、文化、理、情報理工、生命科学部。学部ごとに講義、記述、小論文、プレゼン、理数筆記、作品、探究を組み合わせます。
高校での活動を、目標達成に向けて人・物・資金・情報を組み合わせた経験として説明します。社会問題の論述と個人面接で提案力を確認します。
Aタイプは活動で発揮したリーダーシップ、Bタイプはプレーヤーまたはサポート・マネジメントとしての成果を評価します。
高校の探究や自主活動から生まれた問いを、地域・社会の発展に役立つ事業として発展させる意欲を評価します。
志望学部、活動・資格、作品・探究、得意科目を確認し、講義記述、プレゼン、グループディスカッション、理数筆記、面接のどこから始めるかを整理します。
FACULTY-SPECIFIC AO
2027年度の大学公式案内をもとに、第1次・第2次で何を準備するかを整理します。
| 学部 | 主な出願書類・要件 | 第1次選考 | 第2次選考 | 対策の中心 |
|---|---|---|---|---|
| 経済学部 | 写真、調査書、志望理由書、自己アピール書 | 書類+One Dayセミナー約50分+記述テスト60分 | 社会問題のプレゼン約15分(発表約5分+質疑約10分) | 講義要約、課題の理解、独自の視点、根拠ある説明 |
| 法学部 | 写真、調査書、志望理由書 | 書類+小論文90分 | 志望理由書黙読約2分、社会問題の発表約5分+質疑約13分 | 現状・課題・改善策、反対意見、法・政策的な実現可能性 |
| 国際関係学部 | 写真、調査書、志望理由書、成果・英語資格資料は任意 | 書類+One Dayセミナー約50分+記述テスト60分 | グループディスカッション約60分+個人面接約30分 | 講義の構造化、国際課題、協働して提言をまとめる力 |
| 外国語学部 | 研究・指定資格・特色ある活動のいずれか。成果報告書等 | 書類審査 | 小論文60分+個人面接約30分 | 専攻語・地域への関心、小論文、学習成果と将来計画 |
| 文化学部 | 文化活動、指定英語資格、文化関連検定等と証明資料 | 書類+One Dayセミナー約50分+記述テスト60分 | 文化研究のプレゼン約10分+質疑・個人面接約20分 | 世界・京都の文化を調査し、比較・背景・意味を説明 |
| 理学部 | 学科別の履修・資格条件、志望理由書、課題レポート等 | 書類審査 | 数理・物理は筆記30分+面接、宇宙物理・気象は面接約50分 | 高校数学・物理の基礎、解法説明、課題発表、口頭試問 |
| 情報理工学部 | 自作ハード・ソフト等の作品、説明書、任意の実績資料 | 作品・説明書・ソフトウェア本文を含む書類審査 | 提出作品についての個人面接約30分 | 設計意図、実装、試行錯誤、自分の担当、入学後の発展 |
| 生命科学部 | 課題提出型または学科試験型を選択。探究報告書等 | 課題提出型は書類。学科試験型は筆記40分+模擬講義約40分+振り返り45分 | 課題提出型は面接約45分、学科試験型は面接約30分 | 生物・化学の基礎、探究方法、結果の解釈、講義の理解 |
SELECTION TYPES
講義を聞きながら、定義、因果関係、具体例、結論をメモします。終了後に要約するだけでなく、学んだ課題への自分の見方や振り返りまで書きます。
問題の紹介だけでなく、資料から確認できる事実、原因、改善策、実施主体、費用・副作用を整理します。異なる立場からの反論にも答えます。
意見を述べる、質問する、共通点を探す、議論を資料へ戻す、提言を具体化する、残った論点を示すという複数の役割を練習します。
成果だけでなく、なぜその方法・設計を選んだのか、どこで失敗し、何を変更したのか、結果から何が言えるのかを専門用語を使いながら説明します。
MANAGEMENT
「部活を頑張った」「文化祭を運営した」ではなく、限られた人・物・資金・情報をどう組み合わせ、目標へ近づけたかを問います。
高校在学中にマネジメントに関連する経験があり、その成果を経営学部での学習と将来の進路へどうつなげるかを志望理由書と面接で伝えられることが必要です。
書類審査と60分の論述問題です。社会的な問題について、テーマと図表を含む参考資料に基づき、自分の考えを述べます。着眼点、想像力、論理的思考力を確認します。
約15分の個人面接です。志望理由書をもとに、勉学への意欲、問題意識、提案力、実現へ向けた姿勢を確認します。
外国人観光客を増やす施策、AIの普及と生活の変化、企業の不祥事など。経営だけに閉じず、社会・技術・倫理・働き方を横断して考えます。
NEXT-GENERATION LEADER
現代社会学科、健康スポーツ社会学科、心理学科で実施します。代表者だけでなく、組織を支えた経験も評価対象です。
| タイプ | 対象になる経験 | 評定・証明 |
|---|---|---|
| Aタイプ 実践力のあるリーダー | 学内外の活動でリーダーシップを発揮した経験 | 活動の場面、自分の判断、他者との協働を自己アピール書で説明 |
| Bタイプ プレーヤー型 | スポーツ、パラスポーツ、文化芸術その他で優れた成果・実績 | 評定3.5以上+客観的な証明資料 |
| Bタイプ サポート・マネジメント型 | 主務、マネージャー、学生コーチ、アナリスト、審判・競技役員等として大きく貢献 | 評定3.5以上+活動実績報告書・証明資料 |
INQUIRY & CHALLENGE
アントレプレナーシップ学環で実施します。活動が成功したかより、問い、挑戦、振り返り、将来展望の一貫性が重要です。
何に違和感・課題を感じ、なぜ自分が取り組もうと考えたのかを具体的な経験と社会的背景から示します。
調査、試作、協力者への働きかけ、実施内容、結果を整理します。望んだ結果でなかった場合も対象です。
失敗の原因、自分の仮説や方法の限界、他者から得た視点、次に変えることを言葉にします。
事業を起こす、継承する、革新することを見据え、大学で誰と何を学び、どのように行動するかを示します。
志望理由書と本人が登場する3分以内の自己アピール動画について、テーマ、行動・結果、入学後の展望を一貫して論理的かつ熱意をもって説明できているかを評価します。
提出書類と動画の内容をもとに質疑を行います。動画の言い直しではなく、問いの背景、協力者、実現可能性、失敗からの修正を深く説明します。
2027 SCHEDULE
日付は2026年中に実施される2027年度入試です。第1次が書類審査の学部と学内試験の学部があります。
| 段階 | 日程 | 対象・内容 |
|---|---|---|
| 出願 | 2026年9月1日〜9月8日 | 総合型選抜、マネジメント力、次世代型リーダー、探究・挑戦志向 |
| 第1次・書類審査 | 試験日の来学なし | 外国語、理、情報理工、生命科学の課題提出型、アントレ等 |
| 第1次・学内試験 | 9月19日 | 経済、経営、法、現代社会、国際関係、文化、生命科学の学科試験型等 |
| 第1次合格発表 | 9月26日 | 第1次選考の結果発表 |
| 第2次選考手続 | 9月26日〜10月2日 | 第1次合格者が第2次選考へ進むための手続 |
| 第2次選考 | 10月18日 | プレゼン、面接、グループディスカッション、理数筆記等 |
| 最終合格発表 | 11月1日 | 全学部・学環 |
| 入学金納入 | 11月1日〜11月10日 | 第1次手続 |
| 学費等・Web手続 | 11月1日〜2027年2月18日 | 第2次手続 |
2026 RESULTS
前年度結果は選考規模を知る参考です。2027年度の募集人員・学科構成は最新情報で確認してください。
698人志願、294人最終合格。第1次受験674人、第1次合格383人、第2次受験353人でした。
経済81人→25人、経営135人→44人、法学部84人→41人、現代社会学部144人→58人が最終合格しました。
国際関係30人→17人、外国語73人→39人、文化49人→29人が最終合格しました。
理学部13人→5人、情報理工19人→12人、生命科学22人→10人、アントレプレナーシップ学環48人→14人でした。
HOW TO PREPARE
志望理由書だけに時間を使わず、学部固有の第1次・第2次選考から逆算します。
志望学部、資格・活動、作品・探究、履修科目を照合し、通常型・マネジメント力・リーダー・探究挑戦のどこかを確定します。
提出書類を丸暗記せず、理由、根拠、別の方法、限界、大学での発展について追加質問へ答えられるようにします。
50分程度の講義を聞き、タイトル、項目別要約、重要概念、自分の考えを制限時間内でまとめます。
現状、数値・事実、原因、利害関係者、複数の対応策、実行主体、費用、副作用まで整理します。
他者の意見から変わった点、自分が議論へ貢献した点、残った課題、次に改善する関わり方を文章化します。
情報作品の実装、数学の解法、物理・生命科学の探究方法を、図や式を使いながら相手に伝える練習を行います。
講義記述、小論文、社会問題のプレゼン、グループディスカッション、振り返りレポート、作品・探究発表、理数の口頭試問、3分動画まで、志望学部の選考内容に合わせて準備します。
FAQ
主な入口は、経済・法・国際関係・外国語・文化・理・情報理工・生命科学部の総合型選抜入試、経営学部のマネジメント力選抜入試、現代社会学部の次世代型リーダー選抜入試、アントレプレナーシップ学環の探究・挑戦志向入試です。
総合型選抜は2026年9月1日から9月8日まで出願します。学内試験を行う学部等の第1次選考は9月19日、第1次合格発表は9月26日、第2次選考は10月18日、最終合格発表は11月1日です。
同じではありません。経済学部はOne Dayセミナーとプレゼン、法学部は小論文と社会問題のプレゼン、国際関係学部は講義後の記述テストとグループディスカッション、理系学部は筆記・作品・探究発表など、学部によって評価方法が大きく異なります。
第1次では約50分の模擬講義を聞いた後、理解度、解答の的確性、論理構成、文章力を確認する60分の記述テストを行います。第2次では自分で設定した社会問題について約5分発表し、約10分の質疑応答を受けます。
志望理由書を約2分で黙読した後、自分で設定した社会問題の現状・課題・改善策を約5分で発表し、約13分の質疑応答を行います。パソコン等は使用できず、黒板・ホワイトボードへの板書や資料提示から形式を選びます。
国際関係に関するテーマを約60分議論し、グループとして提言をまとめます。特定の司会役などを担当したこと自体は評価されず、論点整理、根拠提示、他者との協働、提言の具体性が重要です。その後、約30分の個人面接があります。
英語等の指定資格は出願要件の一つですが、それだけが入口ではありません。志望専攻の言語・地域について研究テーマと学習成果をまとめる方法、文化・芸術・スポーツ・社会活動等の成果を外国語学部での学びにつなげる方法もあります。
文化に関する取組・経験・実績、指定された英語資格、世界遺産検定・京都観光文化検定・漢字検定・統計検定・地図地理検定などの文化関連資格が入口になります。第2次では自分で調べた文化研究を約10分発表します。
30分の数学筆記と約40分の個人面接です。面接では出題課題を約15分で説明し、その内容や数学の基礎問題について質疑を受けます。公式だけでなく、考え方を板書しながら説明する練習が必要です。
自分のアイデアに基づいて作成したハードウェアやソフトウェア等の作品と説明書を提出します。ソフトウェアではプログラム本文も審査対象です。第2次面接では作品の仕組み、設計判断、自分が担当した部分を説明します。
情報理工学部の公式案内は、部分的にAIや他者の助力を借りた開発も妨げない一方、出願者の情報分野の専門性を確認するため、内部の実装について詳細に議論するとしています。利用した箇所と自分の判断・修正内容を明確にしてください。
課題提出型は高校での生物・化学の探究成果を報告書にまとめ、第2次で約15分発表して質疑を受けます。学科試験型は生物または化学の筆記、模擬講義、振り返りレポートを第1次で行い、第2次は個人面接です。
高校在学中の文化・芸術・スポーツ、生徒会、コンテスト、留学、ボランティア等を、目標に向けて人・物・資金・情報を組み合わせたマネジメント経験として説明します。第1次では図表を含む社会問題の論述、第2次は約15分の面接です。
Aタイプは学内外の活動でリーダーシップを発揮した経験を評価します。Bタイプはスポーツ・文化芸術等の優れた成果を持つプレーヤー型、または組織のサポート・マネジメントで大きく貢献した人を対象とし、評定3.5以上と客観的な証明資料が必要です。
代表者であることだけを評価する入試ではありません。主務、マネージャー、学生コーチ、アナリスト、審判員、競技役員など、組織を支え、課題発見や解決に貢献した経験もBタイプの対象になります。
必要ありません。公式案内は、挑戦・行動が望んだ結果にならなかった経験でもよいと明記しています。テーマ設定の理由、行動した内容と結果、失敗からの振り返り、入学後に事業としてどう発展させたいかを一貫して説明します。
探究・挑戦志向入試では本人が登場する3分以内の動画を提出します。志望理由書に書いたテーマ、挑戦・行動と結果、入学後・卒業後の展望について、書類と矛盾せず熱意をもって説明できるかが評価されます。
前年度は全体で698人が志願し、674人が第1次を受験、383人が第1次合格、353人が第2次を受験し、294人が最終合格しました。学部・学科で選考内容が異なるため、全体倍率だけで判断しないことが大切です。
併願の可否や登録方法は年度の入学試験要項で確認する必要があります。方式名が異なっていても、試験日・第2次選考日・入学手続期限が重なる場合があります。志望順位と試験日程を先に整理してください。
まず志望学部の選考タイプを確認します。講義・資料読解型は要約と意見、提案型は事実・原因・施策、協働型は論点整理と振り返り、作品・探究型は設計や研究過程の説明を中心に準備してください。
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このページは、2026年7月20日時点で公開されている2027年度入試日程、総合型選抜入試、マネジメント力選抜入試、次世代型リーダー選抜入試、探究・挑戦志向入試、入学試験要項・出願書類ページ、2026年度入試統計・過去問題を照合して作成しています。出願前には志望学部の最新版要項で、出願要件、募集人員、提出書類、選考時間、試験会場、入学手続を再確認してください。