科目得点を積み上げる
英語資格・共通テスト英語の得点と、大学独自試験の国語・選択科目を合わせて判定。複数日程の出願も検討できます。
向く人:国語と選択科目を安定して得点できる学部紹介ではなく、一般入試・大学入学共通テスト利用入試・自由選抜で、 何をどの順番で仕上げるべきかを公式の入試結果・過去問題・出題意図から読み解きます。
立教大学社会学部の対策で大切なのは、三つの入試をひとまとめにしないことです。 一般入試は国語・選択科目を時間内に安定させ、英語の換算得点を確保する試験。 共通テスト利用入試は科目型と出願先を組み合わせる戦略。 自由選抜は自分の関心を社会学の問いへ変え、書類・小論文・面接を一つの軸で通す試験です。
英語資格・共通テスト英語の得点と、大学独自試験の国語・選択科目を合わせて判定。複数日程の出願も検討できます。
向く人:国語と選択科目を安定して得点できる立教大学独自の試験はなく、共通テスト成績で判定。学科・科目型をまたいで出願戦略を組めます。
向く人:共通テストで高得点を揃えられる実績の大きさだけでなく、社会への関心、知的素養、論理構成、独自の視点を提出書類・小論文・面接で示します。
向く人:探究テーマを深く言語化できる※2026年度立教大学公式入試結果。一般入試は同一学科での複数併願を含みます。
立教大学の一般入試は、各試験日の同一科目について全学部で同じ問題を使用します。 社会学部だけの専用問題が出るわけではありません。したがって、「社会学部用の問題集」を探すより、 立教大学の全日程の過去問を使い、出題形式と時間配分への対応力を高める方が有効です。
2026年度の社会学部は、国語100点・選択科目100点に英語を加えた3科目総点で判定されました。 国語だけを得点源にするより、国語と選択科目の両方で大崩れしない設計が重要です。 なお、2027年度の正式な配点は11月公開の要項で再確認してください。
| 学科 | 募集人員(約) | 志願者 | 受験者 | 合格者総数 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 社会学科 | 97 | 1,737 | 1,644 | 294 | 5.6倍 |
| 現代文化学科 | 97 | 1,517 | 1,449 | 271 | 5.3倍 |
| メディア社会学科 | 97 | 1,570 | 1,507 | 267 | 5.6倍 |
| 社会学部計 | 291 | 4,824 | 4,600 | 832 | 5.5倍 |
社会学部の一般入試では、大学独自の英語試験ではなく、英語資格・検定試験または大学入学共通テスト「英語」の得点を利用します。 英語資格がなくても、共通テスト英語の得点があれば出願できます。
出願直前まで英語資格に追われると、国語・選択科目の過去問演習が遅れます。 まず利用可能な試験と有効期間を確認し、複数回受験できる日程を逆算します。
立教大学は一般入試で利用する共通テスト英語について、リーディング・リスニングを1対1で扱います。 片方だけで稼ぐ設計ではなく、両方を安定させる必要があります。
2026年度の公式出題意図では、社会学部が受験できる通常日程の国語は、現代文2題・古文1題。 現代文は2,000〜4,000字程度で、文学・文化・哲学・倫理から、ジェンダーやナショナリズムを含む法学・社会学まで幅広い文章が扱われました。 全日程で漢字の書き取りと記述式問題が出題されています。
社会科学系のテーマに詳しいだけでは得点できません。傍線部の前後と文章全体の主張をつなぎ、選択肢・記述の根拠を本文から拾う訓練が必要です。
本文の語句を適切に組み合わせ、文章全体の趣旨を踏まえて簡潔に表現する力が問われます。模範解答の暗記より、必要要素の分解が先です。
800〜1,200字程度の文章から、語彙・文法・現代語訳・内容理解が問われます。知識問題だけでなく、文脈を踏まえて判断する形式です。
設問数が少なくないため、難しい1問に時間を使い過ぎると古文まで崩れます。年度別演習では、解く順番と打ち切り時刻を固定します。
一般入試の選択科目は、科目間の有利・不利を抑えるため、平均点を基準にした偏差値法で得点処理されます。 「今年は日本史が有利らしい」といった噂で科目を変えるより、自分が高い位置を安定して取れる科目を選ぶ方が合理的です。
公式出題意図では、広い時代・地域から、正誤、年代整序、地図、史料、短い説明などが扱われています。 一問一答で覚えた知識を、時代の流れや地域間関係へ戻す勉強が必要です。
地理は統計・地図・地形図・空中写真、政治経済は法律・条約・統計・写真などを材料に判断する問題が含まれます。 資料を見てから知識を思い出す練習を重ねます。
数学を選ぶか迷う場合は、得意という感覚だけで決めません。 立教の過去問を時間内で複数年度解き、国語との合計が安定するかを確認します。
3回分の過去問で、最高点・平均点・最低点を記録します。 社会学部は国語100点・選択100点のため、片方の大崩れが総点へ直結します。
最初の1年分は時間を測り過ぎず、問題構成、記述量、資料問題、設問順を確認します。
現代文・古文・選択科目の大問ごとに打ち切り時刻を置き、最後まで到達できる形を作ります。
同一日の同一科目は全学部共通です。社会学部の掲載欄だけに限定せず、公開された全日程を演習材料にします。
知識不足、読み違い、時間不足、記述要素不足に分類し、次の1週間で直す項目を1〜2個に絞ります。
共通テスト利用入試では立教大学独自の試験を課さず、大学入学共通テストの成績で判定します。 全学部・学科・科目型を併願でき、指定数を超えて科目を受験した場合は、立教大学が高得点科目を抽出します。
| 学科 | 科目型 | 志願者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 社会学科 | 3科目型 | 662 | 190 | 3.5倍 |
| 6科目型 | 232 | 94 | 2.5倍 | |
| 現代文化学科 | 3科目型 | 960 | 210 | 4.6倍 |
| 6科目型 | 132 | 48 | 2.8倍 | |
| メディア社会学科 | 3科目型 | 651 | 165 | 3.9倍 |
| 6科目型 | 110 | 44 | 2.5倍 |
2026年度は3学科とも6科目型の倍率が3科目型より低くなりました。 ただし、必要科目を広く高水準で揃える受験生が集まる方式です。 倍率だけで6科目型を選ばず、自分の模試得点を科目型に当てはめて比較してください。
私立大学型の科目学習と相性がよく、少数科目で高得点を作れる受験生向きです。 一方、1科目の失敗が全体へ与える影響は大きくなります。
国公立大学との併願や、全体に大きな弱点がない受験生に向きます。 苦手科目を放置せず、総合点を崩さない学習計画が必要です。
模試の得点を3科目型・6科目型へ当てはめ、どちらで競争力があるかを毎月見直します。
単元別演習だけでなく、複数科目を連続して解く疲労と集中力まで確認します。
片方の伸びだけで満足せず、200点全体の安定性を記録します。
共通テスト利用だけに賭けず、一般入試の複数日程と組み合わせて出願機会を確保します。
自由選抜は、目立つ活動歴だけで決まる入試ではありません。 2027年度の社会学部は、これまでの実績や集中して行ってきたことに触れながら、 入学後に何をどのように学びたいかを約2,000字で書く志望理由書を提出します。 第2次選考の小論文は全学科共通で、面接は学部単位で行われます。 最終判定では、提出書類・筆記試験・面接試験が総合的に評価されます。
| 学科 | 志願者 | 書類選考合格 | 最終合格 |
|---|---|---|---|
| 社会学科 | 139 | 21 | 7 |
| 現代文化学科 | 94 | 16 | 6 |
| メディア社会学科 | 106 | 16 | 8 |
| 社会学部計 | 339 | 53 | 21 |
2025年度・2026年度は、3つの設問から1つを選び、指定されたキーワードをすべて一度以上使って論じる形式でした。 志望学科にかかわらず、どの設問を選んでもよいとされています。
女性校長の少なさ、米価格の上昇、ネット上で「バズらない」重要情報の伝え方という3題。 教育・労働・ジェンダー、生活・気候・貧困、メディア・公共性など、複数領域を接続する力が求められました。
世界人助け指数、外国人労働者、子どものスマートフォン利用という3題。 社会保障、人権、地域社会、学び、イノベーションなどの概念を使い、自分の考えを組み立てる形式でした。
問われているのは、時事用語の暗記ではありません。 指定キーワードをばらばらに置かず、原因・影響・関係者・対策の中へ配置し、 一つの論理としてつなぐ力です。立教大学の公式出題意図でも、 論理的構成力・文章表現力・知的素養・独創的発想を総合的に評価すると示されています。
最初に結論だけを書き切るのではなく、設問に含まれる社会的な対立や、影響を受ける立場の違いを示します。 そのうえで、自分の提案が誰にどのような利益・負担をもたらすかまで考えると、単純な正義論から抜け出せます。
2027年度の指定書式は、「これまでの自分の実績や集中して行ってきたこと」と 「入学後に何をどのように学びたいのか」を約2,000字でつなぐ形式です。 活動報告の羅列ではなく、経験から生まれた問いと、大学での学び方を接続します。
何をしたかだけでなく、そこで見た事実、違和感、考えが変わった瞬間を具体化します。
「広めたい」「助けたい」で止めず、なぜ問題が生じるのか、制度・文化・メディア・集団の関係から問い直します。
学びたいテーマだけでなく、どのような資料、調査、比較、分析を通して確かめたいかを書きます。
職業名を置くだけでなく、大学で得た視点を誰に、どの場面で、どう生かすのかを示します。
自由選抜は学部・学科ごとに出願資格が異なります。 英語資格・検定試験の取り扱いも含め、2027年度の正式要項で、自分が条件を満たすかを確認してください。
立教大学は2027年度入試でTOEFL iBTとTEAP CBTの取り扱いを変更しています。 古い年度の一覧表を使わず、受験日とスコア区分を含めて最新要項で確認します。
アスリート選抜は全学部を対象とし、出願時に7学科・専修まで志望できます。 競技実績だけでなく、学業への意欲と、社会学部で学ぶ理由を個別に作る必要があります。 競技実績の条件、志望順位、書類・面接の組み立ては、立教大学アスリート選抜専用ページで詳しく扱っています。
一般・共通テスト・自由選抜の適性を比較。英語資格を使う場合は受験日を確保する。
国語・選択科目の教科書範囲を固め、自由選抜は研究テーマの資料収集を始める。
一般は全日程の過去問、自由選抜は志望理由書・小論文・面接を同じ軸で仕上げる。
正式要項を再確認し、時間内演習、共通テスト通し演習、出願組み合わせを確定する。
| 方式 | 最初に着手 | 夏まで | 直前期 |
|---|---|---|---|
| 一般入試 | 英語の利用方法・選択科目決定 | 国語と選択の基礎完成 | 全日程の時間内演習 |
| 共通テスト利用 | 3科目型・6科目型の比較 | 苦手科目の底上げ | 本番形式と出願設計 |
| 自由選抜 | 出願資格・探究テーマ確認 | 資料調査と志望理由書の軸 | 小論文・面接との整合 |
一般入試の科目配分、共通テスト利用の出願設計、自由選抜の志望理由書・小論文・面接まで、 現在の成績と準備状況から優先順位を決めます。
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