評定3.0以上+入学確約
原則として全体の学習成績の状況3.0以上。志望学部・学科・コースへの志望動機が明確で、合格した場合に入学を確約できることが必要です。
2027年度の日本体育大学「学校推薦型選抜 スポーツ推薦」は、原則として全体評定3.0以上で、国際大会代表・全国規模以上の大会出場・強化指定選手のいずれかに該当する人が対象です。総合型選抜の「アスリート方式」とは、出願経路も書類も試験内容も異なります。
日体大の「スポーツ推薦」と「アスリート方式」は同じ入試ではありません。スポーツ推薦は、高校長の推薦と全国規模以上の競技実績を前提に、小論文・集団面接を受ける学校推薦型選抜です。アスリート方式は評定を問いませんが、公募制ではなく、出願前に対象クラブとの面談と出願許可が必要です。まず自分がどちらの経路なのかを確認します。
どちらも競技経験を生かす入試ですが、「評定があるか」「クラブから出願許可を得ているか」だけの違いではありません。自分で作成する書類と当日の試験も異なります。
| 確認項目 | 学校推薦型選抜 スポーツ推薦 | 総合型選抜 アスリート方式 |
|---|---|---|
| 出願経路 | 高校長の推薦が必要 | 公募制ではない。事前に対象クラブと面談し、出願許可を得る |
| 評定 | 原則3.0以上 | 評定不問 |
| 競技等の条件 | 2024年4月1日以降の国際大会代表、全国規模以上の大会出場、または強化指定選手 | 競技力の向上を目指す選手、またはチームを支え、入学後も学友会団体でサポート活動を行う人。クラブの出願許可が必要 |
| 対象 | 5学部10学科・コース | 4学部7学科・コース。幼児教育保育コースと保健医療学部は対象外 |
| 本人記入の所定書類 | 2027年度の提出書類一覧にエントリーシートはない。高校長作成のスポーツ推薦書を提出 | 志望理由、入学後の計画、高校時代の活動を記すエントリーシート |
| 当日の選考 | 小論文60分+集団面接10分目安 | 書類審査+集団面接10分目安。小論文なし |
高校既卒者も出願資格に含まれます。ただし、学歴要件に加え、以下の推薦基準をすべて満たす必要があります。
原則として全体の学習成績の状況3.0以上。志望学部・学科・コースへの志望動機が明確で、合格した場合に入学を確約できることが必要です。
2024年4月1日以降の成績が、国際大会の代表選手、全国高校総体・国民スポーツ大会・全日本選手権大会等の規模以上の大会への選手出場、または中央競技団体等の強化指定選手のいずれかに該当することが原則です。
入学後も競技を継続し、競技力の向上を目指すことに加え、資格取得に必要な実習等と競技を両立する姿勢が求められます。
2027年度のスポーツ推薦は、日本体育大学の5学部10学科・コースで実施されます。募集人員は目標数であり、試験結果によって合格者数が増減する場合があります。
| 学部 | 学科・コース | 募集人員 | 確認したい学び |
|---|---|---|---|
| 体育学部 | 体育学科 | 200名 | スポーツ科学、コーチング、競技サポート、体育教育など |
| 健康学科 | 50名 | 健康科学、学校保健、健康教育など | |
| スポーツ文化学部 | 武道教育学科 | 13名 | 武道の理論・文化・教育と国際的普及 |
| スポーツ国際学科 | 25名 | 国際スポーツ、開発、交流、語学など | |
| スポーツマネジメント学部 | スポーツマネジメント学科 | 65名 | スポーツビジネス、組織・施設・イベント運営など |
| スポーツライフマネジメント学科 | 30名 | 地域・健康・生涯スポーツの企画と運営など | |
| 児童スポーツ教育学部 | 児童スポーツ教育コース | 30名 | 子どもの運動・体育教育、発育発達、教育実践など |
| 幼児教育保育コース | 10名 | 幼児教育・保育と身体活動など | |
| 保健医療学部 | 整復医療学科 | 14名 | 柔道整復、運動器の外傷、スポーツ医療など |
| 救急医療学科 | 10名 | 救急救命、災害医療、病院前救護など |
募集人員は日本体育大学「2027年度 学校推薦型選抜 学生募集要項」の入学定員・募集人員表に基づきます。
スポーツ推薦で本人が書く志望理由書はありません。中心となる所定書類は、高校長が作成・厳封する「推薦書〔スポーツ推薦〕」です。ただし、本人の競技実績を証明する資料の準備は早めに進める必要があります。
主催団体から出場証明を得られない場合は、高校長や監督等が作成した出場証明を添付できます。
競技名・最高実績・志望学科を確認したうえで、日本体育大学スポーツ推薦の過去問を使った600〜800字小論文と集団面接、アスリート方式のエントリーシートと面接に個別対応します。
日本体育大学の小論文・面接対策を相談する| 項目 | 2027年度の日程・内容 |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年11月1日(日)〜11月4日(水)※期間内消印有効 |
| 試験日 | 2026年11月14日(土) |
| 小論文 | 10:00〜11:00の60分 |
| 集団面接 | 10分目安。原則3名で実施 |
| 試験場 | 日本体育大学 東京・世田谷キャンパス/名城大学 天白キャンパス/大和大学 |
| 合格発表 | 2026年12月1日(火) |
| 入学手続締切 | 2026年12月11日(金) |
| 入学検定料 | 35,000円 |
過去問題は大学公式で公開されています。3年とも全学部共通・60分・600字以上800字以内・横書きです。
| 年度 | テーマの要点 | 考える軸 |
|---|---|---|
| 2026年度 | 競技スポーツにおける公平性 | ルール、審判、相手への敬意、条件の平等、参加する権利をどう捉えるか |
| 2025年度 | 勝利の追求と人間的成長から考えるスポーツ活動の意義 | 競技の良い面と悪い面を両方挙げ、自分の立場を示す |
| 2024年度 | アスリートのインテグリティと問題行動の防止 | 誠実性・規範意識を、具体的な予防策までつなげる |
「公平」「成長」「インテグリティ」など、設問の中心語を自分なりに定義してから論を進めます。
競技経験だけを語らず、異なる立場や問題点も検討し、なぜ自分の結論が妥当かを示します。
自分の体験を一例として使い、学校・競技団体・指導者・選手が取るべき行動へ広げます。
設問によって必要な構成は変わります。過去問の言葉を置き換えるだけの固定テンプレートにはしません。
スポーツ推薦の面接は、原則3名の集団面接で10分目安です。長い自己紹介を用意するより、30〜45秒程度で結論と理由を答え、追加質問に応じて具体例を補える状態をつくります。
「競技を続けたい」だけで終わらず、志望学科で扱う分野と将来像を結びます。日本体育大学は、スポーツ科学だけでなく、教育・国際・マネジメント・保健医療まで学科ごとの役割が異なります。
競技時間、授業・実習、資格取得をどのように両立するかを具体化します。競技で培った力を述べるだけでなく、失敗や修正の経験まで話せるようにします。
上記は公式の過去質問ではなく、2027年度要項の推薦基準・評価方針から準備しておきたい論点です。
アスリート方式は、競技選手だけでなく、高校時代にチームを支え、入学後も学友会団体でサポート活動を行う人も対象に含みます。ただし、対象クラブとの事前面談と出願許可が必須です。
アスリート方式は公募制ではありません。大学の事前相談フォームから対象クラブへ連絡し、面談等を経て出願許可を得た人だけが出願できます。
このエントリーシートを参考資料として、原則5名の集団面接が行われます。
運動部42団体
運動部2部13団体・応援部2団体
男女別の募集には例外があります。女子アメリカンフットボールはフラッグフットボールのみ。硬式野球は選手・学生コーチが男子のみ、マネージャーは性別不問。準硬式野球は選手が男子のみで、学生コーチ・マネージャーは性別不問です。出願前に2027年度要項と対象クラブへ確認してください。
2026年度は多くの学科で競争率1.00〜1.07でした。ただし、全国規模以上の実績、高校長推薦、評定等を満たした受験者による数字です。「倍率が低いから競技実績が足りなくても合格しやすい」という意味ではありません。
| 学科・コース | 志願者 | 最終合格者 | 競争率 |
|---|---|---|---|
| 体育学科 | 374 | 357 | 1.05 |
| 健康学科 | 32 | 30 | 1.07 |
| 武道教育学科 | 62 | 62 | 1.00 |
| スポーツ国際学科 | 17 | 17 | 1.00 |
| スポーツマネジメント学科 | 41 | 41 | 1.00 |
| スポーツライフマネジメント学科 | 25 | 25 | 1.00 |
| 児童スポーツ教育コース | 14 | 14 | 1.00 |
| 幼児教育保育コース | 1 | 1 | 1.00 |
| 整復医療学科 | 5 | 2 | 2.50 |
| 救急医療学科 | 1 | 1 | 1.00 |
| 単純合計 | 572 | 550 | 1.04 |
日本体育大学が公開した学部別「令和8年度(令和7年度実施)入学者選抜結果」のスポーツ推薦欄を集計。競争率は大学公表値、合計は学科・コース別数値の単純合計です。
スポーツ推薦では過去問を使った600〜800字小論文と短時間の集団面接、アスリート方式では3項目のエントリーシートと集団面接を個別に対策します。
日本体育大学のスポーツ推薦対策を相談する全国規模以上の大会に本人が選手として出場したことに加え、原則評定3.0以上、入学確約、競技継続、学業との両立などの基準をすべて満たし、高校長の推薦を受ける必要があります。
2027年度の推薦基準は、原則として国際大会代表、全国高校総体・国民スポーツ大会・全日本選手権大会等の規模以上への出場、または中央競技団体等の強化指定選手です。地区・都道府県大会だけでは、この競技基準を満たしません。
2027年度のスポーツ推薦要項には、中央大学のような競技別の指定一覧は掲載されていません。競技名より先に、大会規模・本人の出場・実施時期・証明資料が推薦基準を満たすかを確認します。アスリート方式には別途、対象クラブ一覧があります。
対象クラブとの面談と出願許可が明記されているのは、総合型選抜アスリート方式です。学校推薦型のスポーツ推薦では、高校長の推薦と競技実績の証明が必要です。二つの方式を混同しないようにしてください。
はい。2027年度要項は高校等を卒業した人も出願資格に含めています。現役生に限定されていません。ただし、競技成績は原則として2024年4月1日以降のものが必要です。
2027年度のスポーツ推薦の提出書類一覧には、本人記入の志望理由書・エントリーシートはありません。高校長作成の推薦書、調査書等を提出します。ただし、推薦基準には明確な志望動機が含まれ、集団面接で適性・意欲・熱意・関心が評価されるため、学科志望理由の準備は必要です。
一定の全国大会・国際大会、それにつながる大会、日本代表合宿等との重複については、2026年11月16日の予備日が設定されています。出願時に受験日変更申請書と証明資料を提出し、大学の承認を受ける必要があります。
そうは言えません。出願時点で全国規模以上の競技実績、高校長推薦、評定等により候補者が絞られています。小論文では文章構成・表現・分析力が、集団面接では学科への適性や学修意欲が評価されます。