日体大のスポーツ推薦【2027年度】評定・競技実績・小論文・面接対策

NITTAIDAI SPORTS ADMISSION 2027

日体大のスポーツ推薦は、全国規模の競技実績と小論文・面接で選ぶ

2027年度の日本体育大学「学校推薦型選抜 スポーツ推薦」は、原則として全体評定3.0以上で、国際大会代表・全国規模以上の大会出場・強化指定選手のいずれかに該当する人が対象です。総合型選抜の「アスリート方式」とは、出願経路も書類も試験内容も異なります。

全体評定3.0以上 全国大会等への出場 5学部10学科・コース 小論文60分 集団面接
最初に結論

日体大の「スポーツ推薦」と「アスリート方式」は同じ入試ではありません。スポーツ推薦は、高校長の推薦と全国規模以上の競技実績を前提に、小論文・集団面接を受ける学校推薦型選抜です。アスリート方式は評定を問いませんが、公募制ではなく、出願前に対象クラブとの面談と出願許可が必要です。まず自分がどちらの経路なのかを確認します。

ACADEMIC評定3.0+原則として全体の学習成績の状況3.0以上
ATHLETICS全国規模+本人が選手として出場した実績等
CAPACITY447名2027年度スポーツ推薦の募集人員合計
ASSESSMENT60分+面接小論文と原則3名の集団面接

スポーツ推薦とアスリート方式の違い

どちらも競技経験を生かす入試ですが、「評定があるか」「クラブから出願許可を得ているか」だけの違いではありません。自分で作成する書類と当日の試験も異なります。

確認項目学校推薦型選抜 スポーツ推薦総合型選抜 アスリート方式
出願経路高校長の推薦が必要公募制ではない。事前に対象クラブと面談し、出願許可を得る
評定原則3.0以上評定不問
競技等の条件2024年4月1日以降の国際大会代表、全国規模以上の大会出場、または強化指定選手競技力の向上を目指す選手、またはチームを支え、入学後も学友会団体でサポート活動を行う人。クラブの出願許可が必要
対象5学部10学科・コース4学部7学科・コース。幼児教育保育コースと保健医療学部は対象外
本人記入の所定書類2027年度の提出書類一覧にエントリーシートはない。高校長作成のスポーツ推薦書を提出志望理由、入学後の計画、高校時代の活動を記すエントリーシート
当日の選考小論文60分+集団面接10分目安書類審査+集団面接10分目安。小論文なし
「評定が足りないからアスリート方式」という選び方はできません。アスリート方式は対象クラブとの面談・出願許可を前提とする非公募型です。募集要項の条件だけを見て自由に出願できる方式ではありません。

2027年度スポーツ推薦の出願資格・推薦基準

高校既卒者も出願資格に含まれます。ただし、学歴要件に加え、以下の推薦基準をすべて満たす必要があります。

01 / STUDY

評定3.0以上+入学確約

原則として全体の学習成績の状況3.0以上。志望学部・学科・コースへの志望動機が明確で、合格した場合に入学を確約できることが必要です。

02 / PERFORMANCE

全国規模以上の競技実績

2024年4月1日以降の成績が、国際大会の代表選手、全国高校総体・国民スポーツ大会・全日本選手権大会等の規模以上の大会への選手出場、または中央競技団体等の強化指定選手のいずれかに該当することが原則です。

03 / BALANCE

競技継続と学業の両立

入学後も競技を継続し、競技力の向上を目指すことに加え、資格取得に必要な実習等と競技を両立する姿勢が求められます。

武道教育学科には追加条件があります。入学後に日本体育大学の学友会団体へ所属し、当該競技を継続して競技力向上を目指す必要があります。ほかの学科・コースについては、2027年度要項上、学友会団体への所属までは共通条件として記載されていません。
「学校が全国大会に出た」だけでは足りません。団体競技では、本人が選手として試合に出場したことまで証明する必要があります。また、定時制・通信制等の全国大会は、2027年度要項における全国規模大会の対象に含まれません。

募集学部・学科・コースと募集人員

2027年度のスポーツ推薦は、日本体育大学の5学部10学科・コースで実施されます。募集人員は目標数であり、試験結果によって合格者数が増減する場合があります。

学部学科・コース募集人員確認したい学び
体育学部体育学科200名スポーツ科学、コーチング、競技サポート、体育教育など
健康学科50名健康科学、学校保健、健康教育など
スポーツ文化学部武道教育学科13名武道の理論・文化・教育と国際的普及
スポーツ国際学科25名国際スポーツ、開発、交流、語学など
スポーツマネジメント学部スポーツマネジメント学科65名スポーツビジネス、組織・施設・イベント運営など
スポーツライフマネジメント学科30名地域・健康・生涯スポーツの企画と運営など
児童スポーツ教育学部児童スポーツ教育コース30名子どもの運動・体育教育、発育発達、教育実践など
幼児教育保育コース10名幼児教育・保育と身体活動など
保健医療学部整復医療学科14名柔道整復、運動器の外傷、スポーツ医療など
救急医療学科10名救急救命、災害医療、病院前救護など

募集人員は日本体育大学「2027年度 学校推薦型選抜 学生募集要項」の入学定員・募集人員表に基づきます。

推薦書と競技実績の証明資料

スポーツ推薦で本人が書く志望理由書はありません。中心となる所定書類は、高校長が作成・厳封する「推薦書〔スポーツ推薦〕」です。ただし、本人の競技実績を証明する資料の準備は早めに進める必要があります。

STEP 01最高実績を一つ選ぶ推薦基準に該当する最も優れた競技成績・順位を一つだけ記載
STEP 02正式情報をそろえる競技名、大会正式名、年月日、競技成績・記録を確認
STEP 03本人の出場を示す団体競技はスコアシート等で本人を特定できる状態にする
STEP 04学校とWebを一致推薦書・貼付資料・Web出願に同じ競技成績を入力
ACCEPTED EVIDENCE

証明資料として使える例

  • 大会結果が掲載された公式ページの印刷物
  • 新聞・雑誌の切り抜き(媒体名・掲載年月日を記載)
  • 表彰状の写し
  • 本人名・出場時間等が分かるスコアシート
  • 大会主催団体が発行する出場記録
  • 強化指定選手であることを証明する資料
NOT ENOUGH

そのままでは証明にならない例

  • 学校名・チーム名だけのトーナメント表
  • 大会プログラム
  • 表彰を受けている写真
  • プレー中の写真

主催団体から出場証明を得られない場合は、高校長や監督等が作成した出場証明を添付できます。

学校内ランキングを使う場合にも注意が必要です。各年度・シーズンの最終順位を貼付し、団体競技ではそれとは別に本人の出場を確認できる資料をそろえます。
LOGIQA × NITTAIDAI SPORTS

小論文・集団面接・エントリーシートを、同じ軸で仕上げる

競技名・最高実績・志望学科を確認したうえで、日本体育大学スポーツ推薦の過去問を使った600〜800字小論文と集団面接、アスリート方式のエントリーシートと面接に個別対応します。

日本体育大学の小論文・面接対策を相談する

2027年度の日程・小論文・集団面接

項目2027年度の日程・内容
出願期間2026年11月1日(日)〜11月4日(水)※期間内消印有効
試験日2026年11月14日(土)
小論文10:00〜11:00の60分
集団面接10分目安。原則3名で実施
試験場日本体育大学 東京・世田谷キャンパス/名城大学 天白キャンパス/大和大学
合格発表2026年12月1日(火)
入学手続締切2026年12月11日(金)
入学検定料35,000円
大会と試験日が重なった場合の予備日は2026年11月16日(月)です。全国大会・国際大会、それにつながる大会、日本代表合宿等と重複し、大学が認めた場合に限られます。希望者は出願時に受験日変更申請書と大会日程・出場を証明する資料を提出します。

過去3年の小論文テーマ

過去問題は大学公式で公開されています。3年とも全学部共通・60分・600字以上800字以内・横書きです。

年度テーマの要点考える軸
2026年度競技スポーツにおける公平性ルール、審判、相手への敬意、条件の平等、参加する権利をどう捉えるか
2025年度勝利の追求と人間的成長から考えるスポーツ活動の意義競技の良い面と悪い面を両方挙げ、自分の立場を示す
2024年度アスリートのインテグリティと問題行動の防止誠実性・規範意識を、具体的な予防策までつなげる
POINT 01

言葉の意味を定める

「公平」「成長」「インテグリティ」など、設問の中心語を自分なりに定義してから論を進めます。

POINT 02

両面を整理する

競技経験だけを語らず、異なる立場や問題点も検討し、なぜ自分の結論が妥当かを示します。

POINT 03

経験を一般化する

自分の体験を一例として使い、学校・競技団体・指導者・選手が取るべき行動へ広げます。

600–800 WORDING PLAN

答案構成例

  1. 設問の論点と自分の結論を最初に示す
  2. 対立する考えや問題点を整理する
  3. 競技経験・具体例を使って理由を説明する
  4. 実行できる方策と結論で閉じる

設問によって必要な構成は変わります。過去問の言葉を置き換えるだけの固定テンプレートにはしません。

集団面接は、一人あたりの回答時間を意識する

スポーツ推薦の面接は、原則3名の集団面接で10分目安です。長い自己紹介を用意するより、30〜45秒程度で結論と理由を答え、追加質問に応じて具体例を補える状態をつくります。

ACADEMIC FIT

学科で学ぶ理由

「競技を続けたい」だけで終わらず、志望学科で扱う分野と将来像を結びます。日本体育大学は、スポーツ科学だけでなく、教育・国際・マネジメント・保健医療まで学科ごとの役割が異なります。

STUDENT ATHLETE

学業と競技を両立する計画

競技時間、授業・実習、資格取得をどのように両立するかを具体化します。競技で培った力を述べるだけでなく、失敗や修正の経験まで話せるようにします。

上記は公式の過去質問ではなく、2027年度要項の推薦基準・評価方針から準備しておきたい論点です。

総合型選抜アスリート方式|評定不問だが非公募

アスリート方式は、競技選手だけでなく、高校時代にチームを支え、入学後も学友会団体でサポート活動を行う人も対象に含みます。ただし、対象クラブとの事前面談と出願許可が必須です。

BEFORE APPLICATION

各クラブとの面談・出願許可

アスリート方式は公募制ではありません。大学の事前相談フォームから対象クラブへ連絡し、面談等を経て出願許可を得た人だけが出願できます。

ENTRY SHEET

エントリーシートの3項目

  • 出願学科・コースの志望理由
  • 入学後の学修・正課外活動の計画
  • 高校時代に取り組んだ活動

このエントリーシートを参考資料として、原則5名の集団面接が行われます。

TARGET57団体運動部42・運動部2部13・応援部2
ACADEMIC評定不問ただし高い就学意欲と入学確約が必要
SCHEDULE3回10月・12月・2月に実施
ASSESSMENT書類+面接小論文は実施しない
アスリート方式の対象クラブ57団体を確認する

運動部42団体

陸上競技体操競技水泳バレーボールバスケットボールハンドボールラグビーサッカーアメリカンフットボール硬式野球ソフトボールバドミントンソフトテニステニス卓球柔道剣道相撲レスリングフェンシングボクシングスキー・スノーボードスケート空手道ウエイトリフティング少林寺拳法アーチェリーゴルフトランポリン競技カヌーボート軟式野球自転車競技トライアスロンラクロス新体操チアリーダー体操ダンス山岳合気道ライフセービング

運動部2部13団体・応援部2団体

アルティメット基礎スキー研究会スカッシュ準硬式野球インラインホッケーダブルダッチなぎなたエアロビックセパタクローフィンスイミング弓道ホッケーアクアスポーツ応援団ブラスバンド

男女別の募集には例外があります。女子アメリカンフットボールはフラッグフットボールのみ。硬式野球は選手・学生コーチが男子のみ、マネージャーは性別不問。準硬式野球は選手が男子のみで、学生コーチ・マネージャーは性別不問です。出願前に2027年度要項と対象クラブへ確認してください。

2026年度スポーツ推薦の志願者数・合格者数

2026年度は多くの学科で競争率1.00〜1.07でした。ただし、全国規模以上の実績、高校長推薦、評定等を満たした受験者による数字です。「倍率が低いから競技実績が足りなくても合格しやすい」という意味ではありません。

学科・コース志願者最終合格者競争率
体育学科3743571.05
健康学科32301.07
武道教育学科62621.00
スポーツ国際学科17171.00
スポーツマネジメント学科41411.00
スポーツライフマネジメント学科25251.00
児童スポーツ教育コース14141.00
幼児教育保育コース111.00
整復医療学科522.50
救急医療学科111.00
単純合計5725501.04

日本体育大学が公開した学部別「令和8年度(令和7年度実施)入学者選抜結果」のスポーツ推薦欄を集計。競争率は大学公表値、合計は学科・コース別数値の単純合計です。

NITTAIDAI-SPECIFIC SUPPORT

小論文・集団面接・エントリーシートを、同じ軸で仕上げる

スポーツ推薦では過去問を使った600〜800字小論文と短時間の集団面接、アスリート方式では3項目のエントリーシートと集団面接を個別に対策します。

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日本体育大学スポーツ推薦のよくある質問

全国大会に出場していれば、必ず出願できますか?

全国規模以上の大会に本人が選手として出場したことに加え、原則評定3.0以上、入学確約、競技継続、学業との両立などの基準をすべて満たし、高校長の推薦を受ける必要があります。

地区大会・都道府県大会の実績でもスポーツ推薦を受けられますか?

2027年度の推薦基準は、原則として国際大会代表、全国高校総体・国民スポーツ大会・全日本選手権大会等の規模以上への出場、または中央競技団体等の強化指定選手です。地区・都道府県大会だけでは、この競技基準を満たしません。

スポーツ推薦には対象競技の一覧がありますか?

2027年度のスポーツ推薦要項には、中央大学のような競技別の指定一覧は掲載されていません。競技名より先に、大会規模・本人の出場・実施時期・証明資料が推薦基準を満たすかを確認します。アスリート方式には別途、対象クラブ一覧があります。

スポーツ推薦でもクラブの出願許可が必要ですか?

対象クラブとの面談と出願許可が明記されているのは、総合型選抜アスリート方式です。学校推薦型のスポーツ推薦では、高校長の推薦と競技実績の証明が必要です。二つの方式を混同しないようにしてください。

既卒でも出願できますか?

はい。2027年度要項は高校等を卒業した人も出願資格に含めています。現役生に限定されていません。ただし、競技成績は原則として2024年4月1日以降のものが必要です。

スポーツ推薦に本人が書く志望理由書はありますか?

2027年度のスポーツ推薦の提出書類一覧には、本人記入の志望理由書・エントリーシートはありません。高校長作成の推薦書、調査書等を提出します。ただし、推薦基準には明確な志望動機が含まれ、集団面接で適性・意欲・熱意・関心が評価されるため、学科志望理由の準備は必要です。

大会と試験日が重なった場合はどうなりますか?

一定の全国大会・国際大会、それにつながる大会、日本代表合宿等との重複については、2026年11月16日の予備日が設定されています。出願時に受験日変更申請書と証明資料を提出し、大学の承認を受ける必要があります。

2026年度の倍率が低いので、対策なしでも合格できますか?

そうは言えません。出願時点で全国規模以上の競技実績、高校長推薦、評定等により候補者が絞られています。小論文では文章構成・表現・分析力が、集団面接では学科への適性や学修意欲が評価されます。

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