事前体験型
国際・心理・経営・現代社会・工・スポーツ科学部。夏に学部別講義を受けてレポートを作成し、出願後に基礎学力試験や口頭試問等を受けます。
- 講義申込:6月1日〜7月21日
- 学部ごとに講義日・レポート字数が異なる
- 講義の理解と考察が選考資料になる
中京大学の総合型選抜は、入試当日から始まる方式ばかりではありません。国際・心理・経営・現代社会・工・スポーツ科学部では、夏に大学の講義を受け、その理解と考察をレポートにまとめたうえで、基礎学力試験や口頭試問へ進む事前体験型を実施します。
経済・総合政策学部では大学生と同じ授業を受けて成績評価を受ける単位認定型を実施。これとは別に、法学部の基礎力評価型3方式、国際学部の国際思考型、文学部言語表現学科の事前課題型があります。まず講義申込の有無を確認し、レポート、基礎学力、面接・発表を一続きに準備することが重要です。
LOGIQA’S INSIGHT事前体験型で評価されるのは、「講義を受けて面白かった」という感想ではありません。講師が扱った概念、根拠、具体例、結論を正確に理解し、そこから自分がどのような問いや考えを持ったかを、指定字数の文章へ変える必要があります。
2026年度の大学公式講評でも、国際学部では観察や情報を結論へ論理的につなぐこと、心理学部では一面的に捉えず講義内容を自分の言葉で構成すること、工学部では結論を先に示し、具体例や根拠で支えることが重視されています。
さらに求められるのが、日常を学問的な視点から問い直す力です。日常の出来事をそのまま紹介するのではなく、講義で学んだ社会学的な考え方を使って、当たり前だと思っていた仕組みや行動を別の角度から見直します。現代社会学部の選考では、新聞・雑誌などで扱われるニュースを正しく理解し、事実、背景、関係する人々の立場、自分の考えを分けて整理する力も確認されます。
結論 → 講義の要点 → そう考える理由・具体例 → 今後の課題の順に書きます。短い文章ほど、講義のあらすじを全部入れるのではなく、設問へ直接答える情報を選ぶ必要があります。
テーマに関する問題意識、調べた情報、異なる見方、自分の立場、根拠、大学で深めたい学びを分けます。引用元を明示し、資料の要約と自分の意見が混ざらないようにしましょう。
短い文章と資料を読み、事実 → 争点 → 各立場の根拠 → 対立点 → 自分の結論の順に整理します。反対意見を正確に要約してから、自分の判断を資料へ戻って説明する練習が必要です。
レポートを1分版と3分版で説明し、「講師の主張をどう理解したか」「別の解釈はないか」「中京大学で何を確かめたいか」と質問してもらいます。文章を暗記するのではなく、概念と根拠の関係を説明できる状態にします。
大学公式案内では、講義申込期間は2026年6月1日から7月21日までです。国際・心理・経営・現代社会・工・スポーツ科学部の事前体験型、経済・総合政策学部の単位認定型を検討する場合は、受付状況と受講条件を大学公式で確認してください。
FIRST CHECK
中京大学では、出願期間だけを見ていると準備が間に合わない方式があります。夏の講義申込から選考が始まる方式と、秋の出願から始まる方式を分けます。
国際・心理・経営・現代社会・工・スポーツ科学部。夏に学部別講義を受けてレポートを作成し、出願後に基礎学力試験や口頭試問等を受けます。
経済・総合政策学部。大学生と同じ内容・評価基準の授業を2日間受講し、授業成績、出願書類、口頭試問を組み合わせます。
基礎学力型、活動実績型、法学的思考型の3方式。評定、資格・活動条件、面接やグループディスカッションの有無が異なります。
長文レポートを書類選考に使用し、第2次で発表と質疑を行います。どちらも専願のため、志望順位と入学意思を確認して出願します。
高大接続入試は学校長の推薦書を必要としません。一方、法学部の評定、活動実績型の資格・活動、国際思考型の出願資格、文学部の評定3.2以上など、方式別の条件があります。
志望学部、評定、資格、活動、講義申込状況を確認し、レポート、国語・英語・数学、口頭試問、プレゼン、グループディスカッションの優先順位を決めます。
2027 SCHEDULE
すべて2026年中に行われる2027年度入試の日程です。方式によって出願期間が4つに分かれます。
| 方式・学部 | 講義・事前段階 | 出願期間 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|---|
| 国際学部 国際思考型 | 出願前に課題レポート作成 | 9月1日〜9月8日 15時 | 第2次 10月17日 | 11月1日 |
| 国際学部 事前体験型 | 講義 8月6日 | 9月16日〜9月24日 15時 | 口頭試問 10月17日 | 11月1日 |
| 経済学部 単位認定型 | 授業 8月4日・5日 成績確認 8月21日 | 9月16日〜9月24日 15時 | 口頭試問 10月17日 | 11月1日 |
| 文学部 言語表現学科 事前課題型 | 出願前に手書きレポート作成 | 9月16日〜9月24日 15時 | 第2次 11月14日 | 第1次 11月1日 最終 12月4日 |
| 心理・経営・現代社会・工学部 事前体験型 | 8月に学部別講義 | 10月14日〜10月21日 15時 | 11月21日 | 12月4日 |
| スポーツ科学部 事前体験型 | 講義 8月25日 | 10月14日〜10月21日 15時 | 11月14日 | 12月4日 |
| 総合政策学部 単位認定型 | 授業 8月6日・7日 成績確認 8月21日 | 10月14日〜10月21日 15時 | 口頭試問 11月14日 | 12月4日 |
| 法学部 基礎力評価型3方式 | 方式別条件を確認 | 11月1日〜11月6日 15時 | 11月21日 | 12月4日 |
講義の参加申込、入試出願、受験料の支払い、出願書類の郵送は別の手続です。締切時刻と郵送期限を公式ガイドで確認してください。
PRE-EXPERIENCE
同じ「事前体験型」でも、講義の受け方、提出レポート、試験科目が学部によって異なります。
| 学部 | 事前講義 | 選考内容 | 対策の中心 |
|---|---|---|---|
| 国際学部 | 8月6日 2講義を受講 | 出願書類+講義レポート+口頭試問 | 講義の観察・情報を、自分の結論へ論理的につなぐ |
| 心理学部 | 8月7日午後 | 書類+レポート+国語・英語基礎学力型 | 英語読解、現代文、小論文。一面的に捉えず複数の可能性を考える |
| 経営学部 | 8月26日午後 | 書類+レポート+国語または数学の基礎学力試験 | 講義の概念を企業・組織・社会の具体例へ当てはめる |
| 現代社会学部 | 8月24日午後 | 書類+レポート+ニュース読解力型問題 | 社会問題の事実、背景、当事者、制度、異なる立場を整理する |
| 工学部 | 8月24日午後 | 書類+レポート+数学基礎学力試験 | 結論を先に示し、講義内容・式・具体例を根拠に説明する |
| スポーツ科学部 | 8月25日午後 2講義を選択 | 書類+2講義のレポート+現代文中心の国語マーク式試験 | スポーツを競技経験だけでなく、教育・健康・経営・科学から考える |
用語、具体例、根拠、講師の結論を分けて記録します。講義後すぐに、最も重要な主張を1文、自分が考えた問いを1文、志望学部との接続を1文で書いておくと、レポートへ展開しやすくなります。
CREDIT-RECOGNITION
単発の模擬講義ではなく、90分授業を2日間受けて成績評価を受けます。大学で学び続ける力そのものが確認されます。
8月4日・5日に、1日4コマ、合計8回の90分授業を大学生とともに受講します。マクロ・ミクロ、国際、労働、公共、金融など、経済学の見方を使って社会現象を考えます。
8月6日・7日に8回の90分授業を受講します。一つの社会課題を複数の学問分野から捉え、政策や組織の選択を考える力が必要です。
大学生と同じ成績評価を受け、その結果を含めて選考されます。講義を聞くだけでなく、復習、課題、試験への対応まで含めて大学の学修を体験する方式です。
FACULTY OF LAW
「法学部の総合型」と一括りにせず、評定、活動実績、面接・討議の有無から選びます。
| 方式 | 主な出願条件 | 選考 | 向いている準備 |
|---|---|---|---|
| 基礎学力型 | 全体評定3.0以上 | 書類+現代文の読解・小論文を含む90分試験。面接なし | 文章の論理構造、要約、資料に基づく意見記述 |
| 活動実績型 | 全体評定3.8以上+指定資格または活動実績 | 書類+国語基礎学力試験90分+口頭試問 | 資格・活動から得た問題意識を法学の学びへつなぐ |
| 法学的思考型 | 全体評定3.0以上 | 書類+国語基礎学力試験90分+グループディスカッション | 資料の正確な理解、複数の立場、反対意見、根拠ある結論 |
簿記、情報処理、歴史、文書読解・作成、時事問題等の指定資格に加え、スポーツ、文化、社会活動、ボランティア等の実績が対象です。証明資料と自分の役割を整理します。
問題文を約30分で読み、5〜7人程度で約20分議論します。早く結論を出すより、事実と評価を分け、各立場の根拠を確認することが重要です。
公式講評では、文章・資料を正確に理解し、多角的に考え、異なる意見を理解することが重視されています。自分の主張を強く言うだけでなく、反対意見がどの事実や価値観に基づくかを整理しましょう。
REPORT & PRESENTATION
どちらも専願方式です。資料を調べて長文を書く力と、書いた内容を口頭で掘り下げる力を別々に仕上げます。
現代の国際・社会問題に関する新聞社説等を一つ選び、内容の要約、自分との関係、中京大学で学びたい授業・活動、将来像を2,000字以上2,200字以内でまとめます。
全体評定3.2以上。指定課題について資料を調べ、出典を明記した約2,000字の手書きレポートを提出します。第2次では発表と長めの質疑を行います。
問いを選んだ理由 → 資料から分かる事実 → 異なる見方 → 自分の考察 → 中京大学で深めたいこと → 将来への接続の順に組みます。最初に結論を決めて都合のよい資料だけを集めないようにします。
OFFICIAL FEEDBACK
過年度の問題をそのまま予想問題として使うのではなく、大学がどこを評価したかを2027年度対策へ生かします。
講義で得た観察や情報自体が正しくても、それらが結論と論理的につながっていなければ説得力が弱くなります。事実と結論の間に「なぜそう言えるか」を入れます。
講義テーマを一面的に理解せず、複数の可能性を検討します。専門用語を並べるより、講義内容を自分の言葉で整理し、筋道のある文章にします。
感想文ではなく、結論を先に述べ、講義内容や具体例を根拠として示します。設問に対応した段落構成と、必要な情報の取捨選択が重要です。
文章と資料を正確に理解し、多角的な視点で議論します。自分と異なる意見の内容と理由を理解したうえで、根拠のある判断を示します。
2026 RESULTS
大学公式の学部・学科別入試結果に掲載された「総合型選抜」欄を合算した数字です。方式間の重複出願を含む可能性があるため、受験生の実人数ではなく志願件数として見ます。
1,714件。東海地域の私立大学の中でも、総合型選抜の志願母数が非常に大きい大学です。
258件。基礎学力、活動実績、法学的思考など、異なる強みを評価する入口があります。
150件。講義レポートに加え、国語・英語の読解と小論文を含む基礎学力が問われます。
130件。事前体験型と、長文レポート・発表を行う国際思考型を学科・方式別に確認します。
同じ総合型選抜でも、講義受講型、単位認定型、国語・英語・数学の基礎学力型、活動実績型、長文レポート型に分かれます。志望学部の評価項目へ準備時間を集中させましょう。
HOW TO PREPARE
志望理由書だけを先に完成させず、講義申込、レポート、基礎学力、口頭説明の順序を学部別に組み直します。
事前体験型・単位認定型は夏の講義申込から始まります。出願条件、講義日、学部、試験日を一枚の表にします。
概念、根拠、具体例、講師の結論、自分の問いの5欄でメモし、受講当日に100字程度の要約を書きます。
200字、500字、2,000字では必要な構造が違います。設問への結論を固定し、根拠と具体例の量を調整します。
心理は国語・英語、経営は国語または数学、工は数学、スポーツ科学は現代文、法は国語読解・小論文等を準備します。
1分版・3分版で説明し、資料の信頼性、別の見方、結論の根拠、大学での発展について追加質問を受けます。
高校での関心、事前講義で得た概念、志望学部で学ぶ内容、卒業後に取り組む課題が一続きになるよう整理します。
事前講義のメモ・レポート、単位認定授業、国語・英語・数学の基礎学力、法学部の小論文・グループディスカッション、国際・文学部の長文課題とプレゼンまで、志望方式に合わせて準備します。
FAQ
大きく分けると、国際・心理・経営・現代社会・工・スポーツ科学部の事前体験型、経済・総合政策学部の単位認定型、法学部の基礎力評価型3方式、国際学部の国際思考型、文学部言語表現学科の事前課題型があります。
高大接続入試では学校長の推薦書を必要としません。ただし、卒業見込みなどの基本資格、評定、活動実績、英語資格など、方式固有の条件はそれぞれ確認してください。
多くの方式は他大学との併願が可能です。ただし、文学部言語表現学科の事前課題型と国際学部の国際思考型は専願です。試験日や入学手続期限も含めて受験計画を組みましょう。
同じではありません。指定された大学の講義を受け、内容の理解や考察をレポートとして提出し、学部によって基礎学力試験や面接を受けます。講義中のメモと受講後の文章化が選考へ直結します。
公式案内では2026年6月1日から7月21日までです。入試への出願とは別に、講義の受講申込が必要です。受付状況や受講条件を大学公式ページで早めに確認してください。
事前講義のレポート、出願書類、口頭試問で評価します。公式の過年度講評では、講義から得た観察や情報を並べるだけでなく、それらを自分の結論へ論理的につなげることが重視されています。
事前講義レポートと書類に加え、国語・英語基礎学力型の試験があります。英語の読解、現代文の読解、小論文を通して、文章理解と論理的な表現力を確認します。
選べます。事前講義レポートと出願書類に加え、第2段階では国語または数学の基礎学力試験を選択します。講義内容と経営への関心を結びつける準備も必要です。
ニュースや社会問題に関係する文章・資料を読み、内容を理解して考える試験です。日頃から社会問題を、事実、背景、立場の違い、自分の考えに分けて整理する練習が有効です。
事前講義レポート、出願書類、数学の基礎学力試験を組み合わせます。公式の過年度講評では、感想だけで終わらず、結論を先に示し、講義内容や具体例を根拠として文章を構成することが求められています。
スポーツ科学部の複数学科が用意する講義から2講義を選んで受講します。講義レポートに加えて、現代文を中心とする国語のマーク式試験があります。
高校生向けの体験講義ではなく、大学生と同じ授業を2日間受講し、同じ基準で成績評価を受ける制度です。合格して入学した場合は1単位として認定されます。出願後は書類と口頭試問でも評価されます。
経済学、経営学、法学、政治学など、社会の問題を複数分野から考える授業を2日間受講します。授業成績、出願書類、口頭試問を通して、大学の学びへの適性と意欲を確認します。
全体の学習成績の状況3.0以上が条件です。出願書類と、現代文の読解および小論文を含む90分の試験で評価し、面接はありません。
全体の学習成績の状況3.8以上に加え、簿記・情報・歴史・時事・文書作成等の指定資格、またはスポーツ、文化、社会活動、ボランティアなどの実績が必要です。国語基礎学力試験と口頭試問も行います。
文章と資料を正確に読み、争点、各立場の根拠、対立点を整理します。そのうえで、反対意見を要約し、資料へ戻りながら自分の結論を組み立てる練習を行います。
現代の国際的・社会的問題に関する新聞社説等を選び、その内容、自分との関係、大学で学びたい授業や活動、将来像を2,000字以上2,200字以内でまとめます。第2次は日本語による5分程度の発表と質疑です。
全体の学習成績の状況3.2以上が条件です。約2,000字の手書きレポートを提出し、第2次では約10分のプレゼンテーションと約30分の質疑応答を行います。専願方式です。
大学公式の2026年度入試結果で、各学部・学科の総合型選抜欄を合算すると志願件数は1,714件です。複数方式への出願を含む志願件数であり、必ずしも受験生の実人数とは一致しません。
最初に、講義申込が必要な事前体験型・単位認定型か、出願から始まる法学部・国際思考型・文学部事前課題型かを確認します。その後、評定・資格条件、講義日、レポート字数、基礎学力試験、面接の順に準備表を作りましょう。
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中京大学では、2027年度から総合型選抜等の独立した入学試験要項を廃止し、必要事項を2027年度入試ガイドへ統合しています。このページは、2026年7月20日時点で公開されている2027年度入試ガイド、総合型選抜・高大接続入試、事前体験型・単位認定型の学部別案内、過去問題・出題意図、2026年度入試結果を照合して作成しています。出願前には、志望方式の評定・資格条件、講義申込、提出書類、試験科目、出願期間、専願・併願の扱いを再確認してください。