2027年度 武蔵大学人文学部「テーマ追究方式」|課題レポート・志望理由書・小論文対策

2027 MUSASHI · HUMANITIES

課題レポートはA4・4枚程度
二次では5分プレゼン+個別面接まで続く。

武蔵大学人文学部 日本・東アジア文化学科「テーマ追究方式」は、4年間の学びや卒業論文につながるテーマを自分で定め、文献・資料を読み、自分の分析と見解を示す入試です。一次の課題レポートから、90分の日本語小論文、英語の語学力判定問題、個別面接まで対策します。

A4 4枚程度36字×40行・Word等で作成
小論文 90分英語の語学力判定問題を含む
筆記 50%書類+個別面接が50%
5分程度課題レポートを面接でプレゼン

QUICK FACTS

2027年度「テーマ追究方式」|要点

対象は人文学部 日本・東アジア文化学科。学科全体の総合型選抜募集人員は8名で、「語学力・文化理解力重視方式」と「テーマ追究方式」を合わせた人数です。

対象学科人文学部 日本・東アジア文化学科
募集人員学科全体で8名(テーマ追究方式単独の人数ではありません)
外国語資格テーマ追究方式には、出願資格として外国語資格・検定の最低基準は示されていません。
一次選考調査書・志望理由書・課題レポートによる書類審査
二次選考英語の語学力判定問題を含む日本語小論文90分+主として日本語の個別面接
最終評価筆記試験50%/出願書類(課題レポートを含む)+面接50%
併願他大学との併願可。武蔵大学内の総合型選抜・特別入試等の中で複数方式を併願することはできません。
DIRECT ANSWER

テーマ追究方式は、何を評価する入試?

日本と東アジアの言語・文学・思想・芸術・歴史・民俗・宗教・社会などについて、自分でテーマを決め、正確に調べ、自分の意見を述べる力を評価する方式です。思考力・文章表現力だけでなく、対話力や主体性も選考対象です。

RESEARCH THEME

課題レポートのテーマは、どう決める?

公式要項では「日本・東アジア文化学科で4年間を通して学修しうる研究テーマ」を選ぶよう指定されています。思いついた話題をそのまま書くのではなく、まず学科のシラバス・専任教員・ゼミを調べることから始まります。

FIELD 01ことば・文学・思想

日本・東アジアの言語、文学、思想などを研究テーマにつなげる領域。

FIELD 02芸術・身体・環境

芸術文化、身体表現、環境と文化などを横断して考える領域。

FIELD 03歴史・民俗・宗教

歴史資料、民俗、宗教、社会との関係などを掘り下げる領域。

関心を一文にする「○○が好き」から一段進み、何が疑問なのかを書く。
シラバスを検索する学科名、教員名、専門領域、授業名などで実際の授業を探す。
文献があるか調べる論文・書籍・新聞・雑誌など、複数の資料へ広げられるかを見る。
卒論まで伸ばせるか考える入学後4年間、問いを深められる大きさにテーマを調整する。

「調べたいテーマ」ではなく、「大学で研究できるテーマ」へ

募集要項は、学科の授業案内(シラバス)を見たうえで研究テーマを決めるよう明記しています。さらに、そのテーマは4年後の卒業論文につながることを想定しています。テーマ名だけでなく、どの資料を使い、何を明らかにしたいのかまで考えておく必要があります。

RESEARCH REPORT

課題レポートはA4・4枚程度。何を書けばいい?

公式指定はWord等で作成、A4用紙・36字×40行・4枚程度。図表や資料を入れることもでき、末尾には参考文献リスト、資料の出典は脚注で示します。

A4・4枚程度36字×40行。Word等のワープロソフトで作成。
参考文献リスト本文で触れた文献を末尾にまとめる。
脚注で出典著者名・書名・出版社・刊行年・参照ページを明示。
「である」調意味段落に分け、段落冒頭は1字下げる。

4枚を組み立てる基本構造

問い・テーマ設定なぜそのテーマを研究したいのか。対象と問題意識を明確にする。
先行する見解・資料論文・書籍・新聞・雑誌などを読み、何がすでに述べられているかを整理する。
自分の分析・考察資料の紹介で止めず、資料から何が言えるのかを自分の言葉で考える。
結論と今後の問い現時点での結論を示し、大学で何を追加調査・検証したいのかへつなげる。
IMPORTANT

資料の意見と、自分の意見を分ける

大学は、文献や資料に示された見解・調査と区別しながら、受験生自身の分析・考察・見解を示すよう明記しています。引用した情報と、自分がそこから考えたことが混ざらないように書くことが重要です。

STATEMENT

志望理由書では何を聞かれる?

2027年度のテーマ追究方式用志望理由書はA4・2枚。募集要項ではWord等で入力するよう指定されています。課題レポートだけでなく、大学での学び、将来、活動、資格や自分の強みまで書く形式です。

QUESTION 1

大学で何を学び、将来どうするか

入学後に具体的に学びたい内容と、大学での学びを踏まえた将来の職業について、自分の能力・意欲・適性をアピールしながら400字程度で書きます。

QUESTION 2

中学入学以降の活動

クラブ、生徒会、ボランティア、地域活動、特別な学習、外国滞在・訪問経験などを、活動時期・期間とともに200字程度で記載します。

QUESTION 3–4

外国語資格・その他の強み

取得している外国語検定等があれば記載し、さらに得意なことや自信のあることを自由に書く欄があります。

課題レポートと志望理由書は、同じテーマを繰り返す書類ではない

課題レポートでは「調査して何を考えたか」が中心です。志望理由書では「その関心を大学でどう学びたいか」「将来にどうつなげたいか」「自分にどのような学習・活動経験があるか」を別の角度から示します。

ESSAY + ENGLISH

小論文は90分。英語問題も入る

2027年度募集要項では、二次の筆記を「英語の語学力判定問題を含む日本語小論文」としています。外国語資格を出願条件にしていない方式ですが、二次では基礎的な英語力も問われます。

50%筆記試験
50%出願書類+個別面接

2026年度の実問題はどうだった?

2026年度は「語学力・文化理解力重視方式」「テーマ追究方式」等で共通問題が出題されました。本文そのものではなく、形式だけを見ると次の構成です。

漢字読み・書きの基礎問題
英語語句の英訳・短い和文英訳
約100字本文の一部を説明
450〜500字本文を踏まえた小論文
OFFICIAL PURPOSE

大学が測るのは「読んだあと、自分で考えられるか」

大学公表の出題意図では、日本語力、論理的思考力、外国語を習得・活用する力に加え、文章の主旨を理解し、そこから自分の思考を展開する力を測るとしています。過去問演習では、長文の内容理解と自分の意見を別々に練習するのではなく、本文の根拠から論を立ち上げる練習が必要です。

PRESENTATION + INTERVIEW

個別面接では、課題レポートを5分程度でプレゼン

二次面接では、小論文に関する質問だけでなく、課題レポートについても詳しく聞かれます。最初にレポートの内容を簡潔にまとめ、その後に教員からの質問へ答える流れが示されています。

最初の5分で伝えること
  • どのテーマを選んだか
  • どこに興味を持ったか
  • 何を調べたか
  • どのような結論に至ったか
  • 特に強調したい点
その後の質疑に備えること
  • なぜその資料を選んだか
  • 異なる見解をどう考えるか
  • 調査の限界はどこか
  • 入学後に何を追加で調べたいか
  • 小論文で書いた内容を説明できるか

掲示物・PC・タブレット・レジュメも使用可

必要な場合は、掲示物やPC・タブレット、レポートの要点や追加資料をまとめたレジュメをプレゼンに使えます。また、課題レポートのコピーを自分用として面接会場へ必ず持参するよう指定されています。

SCHEDULE

2027年度の日程

一次選考出願出願書類を簡易書留・速達で郵送。9月10日消印有効。
一次結果発送通過者は二次選考出願料を10月2日までに納付。
二次選考日本語小論文90分+課題レポートのプレゼンを含む個別面接。
合否通知発送合格者は第一次入学手続へ進みます。

FAQ

テーマ追究方式 よくある質問

課題レポートは何文字ですか?
文字数ではなく、A4用紙36字×40行で4枚程度と指定されています。Word等のワープロソフトで作成します。
テーマは自由に決めてよいですか?
日本・東アジア文化学科で4年間を通して学修でき、卒業論文につながるテーマを選びます。大学は、学科のシラバスを見たうえでテーマを決めるよう指定しています。
参考文献や脚注は必要ですか?
必要です。本文で扱った参考文献を末尾に一覧化し、資料の出典は著者名、書名、出版社名、刊行年、参照ページを脚注で明示します。
英検などの外国語資格がなくても出願できますか?
テーマ追究方式には外国語資格・検定の最低基準は示されていません。ただし、二次の日本語小論文には英語の語学力判定問題が含まれます。
二次の面接は集団面接ですか?
テーマ追究方式は個別面接です。課題レポートの内容を5分程度でプレゼンした後、教員からの質問に答えます。
面接でPCや資料を使えますか?
必要な場合は掲示物、PC・タブレット、レポートの要点や追加資料をまとめたレジュメなどを使用できます。課題レポートのコピーは自分用として必ず持参します。
他大学と併願できますか?
他大学との併願は可能です。武蔵大学で専願制なのは社会学部のゼミ力重視方式です。

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