総合政策学部
社会の問題を、制度・組織・地域・市場・データなど複数の視点から分析し、実践へつなげる方向と相性があります。
- 自治体・企業・住民など複数主体の関係
- 現場調査やデータによる問題分析
- 政策・制度・組織の設計
- 提案後の実施と検証
KEIO SFC AO 2027 / 2000-CHARACTER ESSAY
慶應SFC AOでは、「志望理由・入学後の学習計画・自己アピール」を、日本語2,000字以内の一つの文章としてまとめます。3項目を別々に埋めるのではなく、自分の経験から生まれた問いと、SFCでの学びを一本の論理につなげます。
WHAT THE 2000 CHARACTERS DO
3つの項目を順番に並べるより、「なぜ自分が、その問いを、SFCで追究するのか」を一つの流れにします。
「志望理由」「入学後の学習計画」「自己アピール」は別々の作文ではありません。経験・問い・行動・学習計画がつながることで、本人の構想が伝わります。
ONE LOGICAL STORY
大きな夢から始めるのではなく、本人が経験した場面から、大学で検証する問いまで進めます。
書き始める前に、次の5点に因果関係があるか確認します。
将来像は必要です。ただし、夢を大きくするだけでは学習計画になりません。自分がすでに動いた結果、「ここまでは分かった。しかし、ここから先が分からない」という問いがあると、SFCで学ぶ必要性につながります。
CONCRETE EXAMPLE
社会問題の説明を長くするより、自分が見た場面と、自分だから気づいたズレを具体化します。
抽象的な例 私は日本の地方創生に貢献したいと考えています。日本では人口減少が進み、地方の衰退が深刻な問題となっています。私はSFCで地域活性化について学び、持続可能な地域社会を実現したいです。
問題を絞った例 私は高校2年から、祖父母が暮らす地域の商店街で行われるイベントを手伝ってきた。夏祭りには地域外から多くの人が訪れる一方、翌週には通りを歩く人がほとんどいない。来訪者を増やす企画は毎年行われているのに、商店の日常的な利用には結びついていなかった。私は「地域を知られていないこと」よりも、「一度来た人が再び利用する仕組みがないこと」に問題があるのではないかと考えた。
※上記は構成を説明するための架空例です。経験や数字を借りるのではなく、自分が実際に見聞きしたことから組み立てます。
行動 そこで私は、商店主8人とイベント参加者31人に話を聞いた。商店側は「若い人が地域に来ない」と考えていたが、参加者からは「店に入りにくい」「何を売っている店なのか分からない」という声が多かった。
失敗と問いの変化 私は店舗紹介をSNSで発信すれば改善すると考え、5店舗を紹介する投稿を試した。しかし閲覧数は増えても実際の来店につながったかは確認できず、「情報を届ければ利用される」という自分の仮説自体を見直す必要があると感じた。
すべて解決できた話にすると、大学で研究する必要が薄くなります。行動した結果、自分の予想が外れたり、新しい疑問が生まれたりした部分こそ、SFCで続ける問いになります。
本人の経験を聞き取り、問題意識・これまでの行動・残った問い・SFCでの学習計画を一本につなげます。完成した文章を直すだけでなく、白紙の状態からでも整理できます。
30分の無料相談・無料体験/オンライン(Zoom)で実施WHY SFC
授業名を増やすのではなく、自分の問いを確かめるために、どんな知識や方法が必要なのかを先に考えます。
弱い例 SFCでは政策、経営、データサイエンスなど幅広い分野を学びたいです。また研究会にも所属し、地域活性化について研究したいです。
改善例 私はまず、来訪者への聞き取りだけでなく、店舗の利用状況やイベント前後の行動をデータとして捉え、「再訪しない原因」を検証したい。そのうえで、情報発信だけでなく、商店・自治体・住民それぞれの利害を整理し、継続利用を生み出す仕組みを設計したい。データ分析だけでも、地域政策だけでも解けないため、両者を行き来しながら実際の地域で仮説を試す学びが必要だと考えている。
社会の問題を、制度・組織・地域・市場・データなど複数の視点から分析し、実践へつなげる方向と相性があります。
情報・デザイン・生命・環境・身体などの方法を組み合わせ、試作や実験によって問題へ迫る方向と相性があります。
教員名や研究会名を書くこと自体が具体性ではありません。「自分の問い → 必要な方法 → SFCで学びたい内容」の順につながっていることが重要です。
2000 CHARACTER STRUCTURE
下記は大学指定の配分ではありません。内容を整理するための目安として、本人の活動量やテーマに合わせて調整します。
自分が見た具体的な場面や違和感。社会問題の一般論を長く説明しません。
目安 250〜350字調査・制作・対話・実験・活動。自分が実際に何をしたかを書きます。
目安 350〜450字分かったことと、まだ分からないこと。大学で続ける理由になる部分です。
目安 250〜350字どの方法を使い、誰に何を確かめ、どう検証したいのかまで具体化します。
目安 550〜700字なぜ自分が続けられるのか。研究や実践をその先でどう生かしたいのかを書きます。
目安 250〜350字SELF PRESENTATION
「行動力」「粘り強さ」と自称するより、実際に判断や方法を変えた場面を文章に入れます。
弱い例 私の長所は行動力とコミュニケーション能力です。高校生活でも積極的にさまざまな活動へ参加してきました。
改善例 最初の聞き取りでは「若者向けの企画についてどう思いますか」と質問したため、肯定的な回答ばかりになった。そこで質問を作り直し、「最近この商店街を利用したのはいつか」「利用しない理由は何か」と事実を尋ねる形に変えた。自分の期待する答えを集めるのではなく、仮説が間違っている可能性を確かめる必要があると学んだ。
行動、失敗、判断、改善の流れがあれば、読み手は本人の特徴を自分で判断できます。形容詞で自己評価するより、根拠になる行動を置きます。
DOCUMENT DESIGN
中心となる問いは共通でも、文章・自由記述・活動報告・任意提出資料で伝える役割を変えます。
問題意識、行動、残った問い、SFCでの学習計画を因果関係で説明します。
中心:なぜ・何を・どう学ぶか文章では追いにくい時間の流れ、関係者、試行錯誤、研究計画を視覚化します。
中心:全体像とつながり学業を含む活動や成果を整理し、何に継続して取り組んできたかを示します。
中心:来歴と行動の蓄積制作物、調査、受賞、発表、記録など、本文で述べた能力や成果の根拠を補います。
中心:検証できる証拠2,000字を短くして図に貼り直すのではなく、自由記述には時系列、調査結果、試作品、関係者、問いの変化など、視覚化する価値がある内容を担当させます。
COMMON MISTAKES
文章をうまく見せることより、「本人が何を発見し、何を確かめたいのか」が消えていないかを確認します。
少子高齢化や環境問題の一般論で500字使うより、自分がどこに問題を見つけたかを具体化します。
「世界を変えたい」で終わらず、入学後最初に誰に何を調べ、何を確かめるのかまで進めます。
強い経験があっても、「だから興味を持った」で止めず、その後に自分が何をしたのかを書きます。
アプリ、SNS、イベントなどを先に答えにせず、まず本当に何が原因なのかを確かめます。
履修したい授業一覧ではなく、その知識や方法を自分の問いのどこで使うのかを書きます。
活動報告や任意提出資料に任せられる情報は分け、2000字では経験から問いがどう変化したかを優先します。
FINAL CHECK
字数を2000字近くまで埋めることより、問い・行動・学習計画の接続を確認します。
GENERATIVE AI
情報整理や問い返しに利用しても、経験・問題設定・判断・最終表現をAIへ任せないことが重要です。
資料の整理、論点の洗い出し、反対意見の確認などに利用しても、どの経験を重要だと考えるか、何を問題とするか、どの方法を選ぶか、最終的にどう表現するかは志願者本人が判断します。完成後は、提出した内容を面接でも自分の言葉で説明できる状態にしておきます。
LOGIQA(ロジカ)では、本人の経験を聞き取りながら、問題意識を絞り、2000字文章・自由記述・活動報告・任意提出資料の役割を整理します。文章をきれいにするだけでなく、「なぜ?」と聞かれても本人が説明できる論理まで一緒に整えます。
白紙・作成途中どちらでもOK/保護者様もご一緒に参加できますFAQ
公式の指定と、実際に文章を設計するときの考え方を分けて整理します。
※掲載内容は2026年8月時点で公開されている公式情報をもとにしています。掲載している文章例・人数・活動内容は構成を説明するための架空例です。出願時には必ず最新の募集要項とオンライン出願画面をご確認ください。