法学部
複数文章の立場と論拠を整理し、本文の趣旨を踏まえて自分の意見を組み立てます。
福岡大学 2027年度総合型選抜
法学部は二つの文章を比較し、経済学部は数字を計算して政策を判断。商学部は社会の変化を経済・商業へ広げ、工学部は専門知識を使って800字で提案します。2026年度の大学公式過去問から、2027年度に必要な読み方・構成・時間配分を学部別に整理しました。
FIRST CHECK
過去問を解く前に、何を比較し、何を計算し、どこまで専門知識を使う問題なのかを分けます。
複数文章の立場と論拠を整理し、本文の趣旨を踏まえて自分の意見を組み立てます。
基礎計算を正確に行い、その数値を公共政策や地域課題の判断材料として使います。
技術・為替などの時事テーマを、企業・消費者・雇用・流通へ具体的に展開します。
志望学科の基礎知識を使って課題解決を提案し、答案の内容を口頭でも説明します。
2026年度の出題は、法学部の文章比較、経済学部の計算、商学部の時事論述、工学部の専門提案と明確に分かれました。結論・理由・具体例という共通骨格に加えて、志望学部固有の資料処理や基礎知識を答案へ入れる必要があります。
2027 FORMAT
法・経済は一次選考、商・工は書類による一次選考後の二次選考で小論文を実施します。
小論文80点+グループディスカッション80点+提出書類50点。二次は面接です。
小論文60分と提出書類で総合評価。小論文は段階評価され、二次は面接です。
一次は資格・活動歴・書類。二次で面接と小論文50分を行います。
5学科は専門小論文60分+口頭試問を含む面接。建築学科はスケッチ+口頭試問です。
2026 OFFICIAL QUESTIONS
問題文の転載ではなく、大学公式が公開した2026年度問題の要点と、答案で必要な処理を整理しています。
二つの文章を比較し、本文に根拠を置いて意見を書く
死刑制度について、応報刑思想を論じる文章と「生きる権利」を論じる文章を読み、短い説明問題と論述問題に答える構成でした。
「死刑は残酷だから反対」「被害者感情から賛成」と先に結論だけ置くと、本文読解が薄くなります。
計算結果を、地域政策の判断へつなげる
架空の村の運賃、利用者数、運行日数、年間費用、人口を使って収入・赤字・一乗車当たりの税負担を計算し、自分が村長なら事業を継続するかを800字程度で説明する問題でした。
700円の負担を「高い」と書くだけでは評価を上げにくい問題です。高齢者の移動、医療・買物へのアクセス、代替交通、減便や予約制など、費用と便益を比較します。
時事テーマを、経済・商業の具体例へ広げる
問1:全自動運転車が普及した場合、日本の経済や商業に及ぼす影響を具体例とともに論述。
問2:円高・円安が日本の経済や商業に及ぼす影響を具体例とともに論述。
大学公式の商学部過去問を見る一つの変化を、誰の売上・費用・行動がどう変わるかまで展開します。
学科別の専門小論文を書き、口頭試問で説明する
一般的な環境問題やAI論ではなく、志望学科の技術・学び・技術者としての役割へ結び付ける問題が並びました。
5学科では小論文試験の内容に関する口頭試問を含む面接があります。参考資料を使った学科では、資料の要点と自分の提案を区別して説明できる準備が必要です。
高齢者の日常生活上の困りごとを挙げ、機械工学で解決する技術・製品を提案。
公式問題EV・自動運転を電気の基礎知識で説明し、未来のモビリティと専門家としての貢献を論述。
公式問題生成AIがシステム・ソフトウェア開発をどう変えるか、技術者との関係を参考資料も踏まえて論述。
公式問題化学に関わるリスクを一つ挙げ、工学による防止・低減策を志望学科の学びと関連付けて論述。
公式問題建設業を通じた持続可能な社会と、その実現に向けて未来の技術者が果たす役割を論述。
公式問題2027年度は一次合格後にテーマが通知されるスケッチを二次選考へ持参し、内容について口頭試問を受けます。
志望学部の設問を分解し、最初の一題をどう書くか、答案の構成から一緒に整理します。
COMMON ERRORS
文章のうまさ以前に、問題が要求する処理を飛ばすと答案全体がずれます。
二つの文章の論拠を整理せず、知っている死刑制度論だけを書く。
一日・一年、一人・一乗車、円・万円を混同して計算結果を誤る。
費用だけで結論を決め、便益、代替策、政策の公平性を検討しない。
「経済が活性化する」のような抽象語だけで、企業や消費者の変化が見えない。
技術の仕組み、なぜ有効か、限界や安全性を説明せず用語だけを置く。
答案に書いた式・技術・提案を「なぜ選んだか」と聞かれて答えられない。
PREPARATION PLAN
出願書類と小論文を別々にせず、同じ問題意識と志望分野でつなぎます。
SUPPORT
答案の完成度で入口を分けません。志望学部の問題と今の答案を見ながら、必要な対策を個別に整理します。
過去問が白紙なら設問分析、材料出し、構成から始めます。答案がある場合は、設問への対応、根拠、具体例、字数、時間配分を確認し、書き直す優先順位を明確にします。
FUKUOKA UNIVERSITY GUIDE
選抜全体、出願書類、小論文を行き来しながら、自分の学部の準備を漏れなく確認できます。
FAQ
2027年度の選考方法と、大学公式の2026年度過去問をもとに回答します。
2027年度は法学部、経済学部、商学部・商学部第二部、工学部の5学科で小論文があります。工学部建築学科は小論文ではなく、事前テーマによるスケッチと口頭試問です。
はい。2026年度は運賃収入、赤字、一乗車当たりの税負担を計算した上で、事業継続の是非を800字程度で説明しました。割合、単位、年間換算などの基礎計算を練習してください。
専門用語の暗記だけで決まる問題ではありません。まず文章の主張・理由・前提を正確に比較し、本文を根拠に意見を書く力が必要です。その上で、人権、刑罰、公共性などの基本論点を学ぶと答案が深まります。
ニュースの要約だけでは不十分です。技術・為替・物価などの変化が、企業、消費者、雇用、物流、輸出入へどう影響するかを具体例とともに400字程度で説明する練習が必要です。
一体で対策します。2027年度は小論文の内容に関する口頭試問を含む面接です。答案を書いた後、用語、仕組み、提案理由、想定される課題を自分の言葉で説明してください。
まず大学公式が公開している2026年度と2025年度を確認します。最初の一題は時間を測らず設問処理を確認し、二題目から本番時間で書くと、構成力と速度を分けて改善できます。
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入試全体と出願書類も確認し、答案の内容を志望理由・面接までつなげます。