高校の授業・正課外活動
「総合的な探究の時間」だけでなく、教科の授業、部活動、委員会等で学校の活動として行った探究も対象です。
関西学院大学の探究評価型は、受賞歴の大きさだけを競う入試ではありません。高校で取り組み、校内外で発表した探究について、問い・方法・結果・考察がつながっているかを、成果物、概要説明書、面接、口頭試問、プレゼンテーション等で確認します。
高校入学後、所属高校の「教育課程内の授業」または「正課外活動」として取り組み、学校内の発表会、他校との合同発表会、外部大会・コンテスト等で発表していることが必要です。発表の規模や受賞の有無は問いません。
合格に近づく説明は、活動を華やかに見せる説明ではなく、問題意識から考察までの因果関係が見える説明です。予想と違った結果や、途中で方法を修正した理由、今回の調査だけでは確認できなかった限界も、探究の質を伝える材料になります。
問題意識 → 問い・仮説 → 調査方法 → 結果 → 考察 → 限界 → 大学で深めたいこと
ELIGIBILITY
テーマが「探究っぽい」だけでは出願できません。活動の所属、発表経験、英語資格・評定、理系の履修条件を順に確認します。
「総合的な探究の時間」だけでなく、教科の授業、部活動、委員会等で学校の活動として行った探究も対象です。
授業内発表、クラス発表会、ポスターセッション、理科クラブ内の成果発表等も対象です。大会の規模や順位は問われません。
文系は原則CEFR B1以上、理系はCEFR A2以上の4技能スコア、または全体の学習成績3.5以上が基本です。
理・工・生命環境・建築は、志望学科・課程ごとに数学と理科の履修条件があります。科目名まで要項と照合します。
全国大会出場などの活動実績だけでは探究活動になりません。例えばチーム機能の質問紙調査、試合データの分析、けが予防法の検証など、問いを立てて情報・データを収集し、分析・考察した活動へ発展している必要があります。
TYPE A / B / C
タイプの選択自体は評価に影響しません。自分の活動で何を最も明確に示せるかを基準にします。
実験、観察、質問紙調査、インタビュー、アプリ・教材開発等。問題、目的・仮説、データを集める妥当性、分析方法、明らかになったことをつなげます。
学校、地域、企業、海外の学校等との協働。誰と、いつ、何を行ったかだけでなく、なぜ協働が必要だったのか、協働によって何が生まれ、何を考察できたかを説明します。
特定の社会課題や現象を、文献・先行研究・理論を用いて考察します。「なぜそう言えるのか」を引用情報やデータで支え、分析と考察の論理展開を深めます。
DOCUMENTS
成果物の完成度だけでなく、提出書類同士に矛盾がないこと、本人の判断と役割が具体的に分かることが重要です。
「地域活性化について」ではなく、対象・期間・比較軸を置き、今回の活動で答えられる問いに絞ります。
アンケートをした事実より、その問いに答えるためになぜその対象・項目・分析法を選んだかを書きます。
観察・集計で確認できた事実と、そこから考えた解釈を分けます。データから言えないことも区別します。
グループ成果物では、担当範囲、提案した判断、意見の対立をどう調整したかまで具体化します。
SECOND STAGE
「探究を説明する面接」と一括りにせず、志望学部の審査方法に合わせて練習します。
| 学部・分野 | 2027年度の主な審査 | 対策の焦点 |
|---|---|---|
| 社会学部 | 提出書類に基づく質疑。別途プレゼン時間なし | 成果物の判断、社会的背景、限界を資料なしで説明 |
| 法学部 | 手書きA4レジュメ1枚、約5分発表+約15分質疑 | 課題を法・制度・権利・合意形成の視点へ接続 |
| 経済・商学部 | 口頭試問・プレゼンを含む面接 | データ、費用、行動、企業・政策への影響を考える |
| 国際学部 | プレゼンテーション+グループディスカッション | 他者の意見を整理し、論点を更新して議論を前へ進める |
| 教育・建築学部 | 口頭試問・プレゼンを含む面接 | 成果物と学部で学ぶ内容を具体的につなぐ |
| 理・工・生命環境 | 面接・口頭試問 | 数式、実験条件、データ、誤差、再現性、改善案を説明 |
※神学部・文学部にもプレゼンを含む面接、人間福祉・総合政策には面接・口頭試問があります。詳細は必ず志望学部の2027年度要項で確認してください。
INTERVIEW
個人的なきっかけを、社会的・学術的な背景まで広げます。
対象者数、比較条件、質問項目、文献選定の理由を説明します。
確認できた事実と推測を分け、根拠の範囲内で答えます。
反対仮説やバイアス、データの偏りを検討します。
うまくいかなかった過程を、判断力の証拠として説明します。
グループ活動で自分が行った作業・判断・調整を具体化します。
学部の授業、研究分野、方法論と、探究の次の問いをつなぎます。
PREPARATION
学校活動か、発表済みか、英語資格・評定、理系科目を確認します。
受賞順位ではなく、問い・方法・考察と本人の役割を説明しやすい成果物を選びます。
複数にまたがる場合は、評価の観点に沿って活動の魅力を最も説明しやすいタイプを選びます。
問い、方法、結果、考察、引用、役割の矛盾をなくし、印刷状態と文字数を確認します。
面接、口頭試問、プレゼン、GDの形式に合わせ、第三者からの追質問を受けて修正します。
FAQ
できます。授業内発表、クラス発表会、ポスターセッション、部活動内の成果発表なども対象です。外部大会の受賞は必須ではありません。
個人的に自宅や外部機関だけで行った活動は対象外です。所属高校の授業または正課外活動として行った探究である必要があります。
可能です。同じ成果物を複数人が提出することもできますが、自分の担当、判断、分析、役割分担を各自で明確に説明します。
タイプの選択自体は評価に影響しないと大学が示しています。自分の活動のプロセスと成果を最も論理的に説明できるタイプを選びます。
関西学院大学内の総合型選抜は、同一年度に1方式・1学部・1学科等のみです。親ページで4方式を比較してから決めてください。
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