関西学院大学「探究評価型」の対策|探究活動・提出書類・面接・プレゼン【2027年度】

【2027年度】関西学院大学 総合型選抜

関西学院大学「探究評価型」の対策|探究活動・提出書類・面接・プレゼン

関西学院大学の探究評価型は、受賞歴の大きさだけを競う入試ではありません。高校で取り組み、校内外で発表した探究について、問い・方法・結果・考察がつながっているかを、成果物、概要説明書、面接、口頭試問、プレゼンテーション等で確認します。

全14学部2027年度に実施
書類審査成果物と提出書類が第一次
A・B・C探究タイプを選択
227人2026年度志願者・合格84人
最初に確認|個人で外部機関だけで行った活動は対象外

高校入学後、所属高校の「教育課程内の授業」または「正課外活動」として取り組み、学校内の発表会、他校との合同発表会、外部大会・コンテスト等で発表していることが必要です。発表の規模や受賞の有無は問いません。

評価の中心は「すごい成果」より、探究の筋道

合格に近づく説明は、活動を華やかに見せる説明ではなく、問題意識から考察までの因果関係が見える説明です。予想と違った結果や、途中で方法を修正した理由、今回の調査だけでは確認できなかった限界も、探究の質を伝える材料になります。

基本の説明順

問題意識 → 問い・仮説 → 調査方法 → 結果 → 考察 → 限界 → 大学で深めたいこと

ELIGIBILITY

出願できる探究か、4つの条件で確認する

テーマが「探究っぽい」だけでは出願できません。活動の所属、発表経験、英語資格・評定、理系の履修条件を順に確認します。

01 SCHOOL-BASED

高校の授業・正課外活動

「総合的な探究の時間」だけでなく、教科の授業、部活動、委員会等で学校の活動として行った探究も対象です。

02 PRESENTED

校内外で発表している

授業内発表、クラス発表会、ポスターセッション、理科クラブ内の成果発表等も対象です。大会の規模や順位は問われません。

03 ACADEMIC

英語資格または評定

文系は原則CEFR B1以上、理系はCEFR A2以上の4技能スコア、または全体の学習成績3.5以上が基本です。

04 SUBJECTS

理系は数学・理科履修も確認

理・工・生命環境・建築は、志望学科・課程ごとに数学と理科の履修条件があります。科目名まで要項と照合します。

TYPE A / B / C

探究タイプは「有利不利」ではなく、説明しやすさで選ぶ

タイプの選択自体は評価に影響しません。自分の活動で何を最も明確に示せるかを基準にします。

タイプA|新しいデータを集めて明らかにする

実験、観察、質問紙調査、インタビュー、アプリ・教材開発等。問題、目的・仮説、データを集める妥当性、分析方法、明らかになったことをつなげます。

タイプB|他者との交流・協働を通して実践する

学校、地域、企業、海外の学校等との協働。誰と、いつ、何を行ったかだけでなく、なぜ協働が必要だったのか、協働によって何が生まれ、何を考察できたかを説明します。

タイプC|文献・理論から学術的に考察する

特定の社会課題や現象を、文献・先行研究・理論を用いて考察します。「なぜそう言えるのか」を引用情報やデータで支え、分析と考察の論理展開を深めます。

DOCUMENTS

第一次審査|成果物と概要説明書を一つのストーリーにする

成果物の完成度だけでなく、提出書類同士に矛盾がないこと、本人の判断と役割が具体的に分かることが重要です。

探究活動の成果物
複数ある場合も提出する成果物は1つ。論文、ポスター、プレゼン資料、ラボノート等から、問い・方法・考察を最も説明しやすいものを選びます。
成果物の概要説明書
タイプ別Excelを使用し、成果物の概要と作成プロセスを記入します。書式・ページ数・文字数を変更せず、印刷して文字切れまで確認します。
発表の記録
校内・合同・外部の発表経験を記入します。外部発表では高校名・氏名・発表事実を第三者が確認できる資料を用意します。
引用・証拠資料
引用文献のタイトル・著者・媒体が分かる資料、掲載媒体、受賞・発表の証拠等を整理します。書類の事実関係を完全に一致させます。

概要説明書で落としやすい4つの穴

問いが広すぎる

「地域活性化について」ではなく、対象・期間・比較軸を置き、今回の活動で答えられる問いに絞ります。

方法の理由がない

アンケートをした事実より、その問いに答えるためになぜその対象・項目・分析法を選んだかを書きます。

結果と感想が混ざる

観察・集計で確認できた事実と、そこから考えた解釈を分けます。データから言えないことも区別します。

本人の役割が見えない

グループ成果物では、担当範囲、提案した判断、意見の対立をどう調整したかまで具体化します。

SECOND STAGE

第二次審査|学部によって面接の形が大きく違う

「探究を説明する面接」と一括りにせず、志望学部の審査方法に合わせて練習します。

学部・分野2027年度の主な審査対策の焦点
社会学部提出書類に基づく質疑。別途プレゼン時間なし成果物の判断、社会的背景、限界を資料なしで説明
法学部手書きA4レジュメ1枚、約5分発表+約15分質疑課題を法・制度・権利・合意形成の視点へ接続
経済・商学部口頭試問・プレゼンを含む面接データ、費用、行動、企業・政策への影響を考える
国際学部プレゼンテーション+グループディスカッション他者の意見を整理し、論点を更新して議論を前へ進める
教育・建築学部口頭試問・プレゼンを含む面接成果物と学部で学ぶ内容を具体的につなぐ
理・工・生命環境面接・口頭試問数式、実験条件、データ、誤差、再現性、改善案を説明

※神学部・文学部にもプレゼンを含む面接、人間福祉・総合政策には面接・口頭試問があります。詳細は必ず志望学部の2027年度要項で確認してください。

INTERVIEW

面接・口頭試問で準備する7つの質問

なぜこの問いを立てたか

個人的なきっかけを、社会的・学術的な背景まで広げます。

なぜその方法を選んだか

対象者数、比較条件、質問項目、文献選定の理由を説明します。

結果から何が言えるか

確認できた事実と推測を分け、根拠の範囲内で答えます。

別の解釈はないか

反対仮説やバイアス、データの偏りを検討します。

失敗・修正から何を学んだか

うまくいかなかった過程を、判断力の証拠として説明します。

自分の役割は何か

グループ活動で自分が行った作業・判断・調整を具体化します。

大学でどう発展させるか

学部の授業、研究分野、方法論と、探究の次の問いをつなぎます。

PREPARATION

出願までの準備手順

出願資格を照合する

学校活動か、発表済みか、英語資格・評定、理系科目を確認します。

提出する成果物を1つ選ぶ

受賞順位ではなく、問い・方法・考察と本人の役割を説明しやすい成果物を選びます。

タイプA・B・Cを決める

複数にまたがる場合は、評価の観点に沿って活動の魅力を最も説明しやすいタイプを選びます。

概要説明書を先に完成させる

問い、方法、結果、考察、引用、役割の矛盾をなくし、印刷状態と文字数を確認します。

学部別の二次対策へ分岐する

面接、口頭試問、プレゼン、GDの形式に合わせ、第三者からの追質問を受けて修正します。

FAQ

関西学院大学「探究評価型」のよくある質問

校内発表だけでも出願できますか?

できます。授業内発表、クラス発表会、ポスターセッション、部活動内の成果発表なども対象です。外部大会の受賞は必須ではありません。

個人的に外部団体で行った探究は使えますか?

個人的に自宅や外部機関だけで行った活動は対象外です。所属高校の授業または正課外活動として行った探究である必要があります。

グループで作った成果物でも出願できますか?

可能です。同じ成果物を複数人が提出することもできますが、自分の担当、判断、分析、役割分担を各自で明確に説明します。

タイプA・B・Cで合格しやすさは変わりますか?

タイプの選択自体は評価に影響しないと大学が示しています。自分の活動のプロセスと成果を最も論理的に説明できるタイプを選びます。

探究評価型と学部特色を両方出願できますか?

関西学院大学内の総合型選抜は、同一年度に1方式・1学部・1学科等のみです。親ページで4方式を比較してから決めてください。

RELATED

方式選びと次の対策

参照した大学公式情報

探究評価型入学試験2027年度 探究評価型入学試験要項2027年度 総合型選抜要項・提出書類2026年度入試結果をもとに作成しています。出願前には最新要項と所定用紙を確認してください。

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