一次選考|100点
- 調査書:25点
- 適格性自己診断書:25点・600字程度
- 事前提出小論文:50点・1200字程度
高校で重点的に学習・探究した内容と、入学後に学びたいテーマは、つながっていなくても構いません。どのように学んだかを具体化します。
北海学園大学の2027年度総合型選抜は、経済学部、人文学部、工学部で実施されます。一次選考は書類審査ですが、二次選考は、経済学部のグループディスカッション、人文学部の日本語・英語運用問題と書籍発表、工学部の講義型試験・プレゼンテーション・口頭試問など、学部・学科ごとに大きく異なります。
共通出願資格には評定平均の一律数値条件はありません。ただし、専願制であり、調査書、手書きの学修計画書・事前提出小論文、当日の発表や質疑を通して、学科との適合性と基礎学力が多面的に評価されます。
LOGIQA’S INSIGHT北海学園大学の総合型選抜は、学部共通の一つの対策では対応できません。経済学部では事前提出小論文に加えてグループディスカッション、プレゼンテーション、口頭試問、人文学部では現代文・古文の総合問題またはCASECと書籍プレゼンテーション、工学部では講義型試験、技術発表、数学・物理を含む口頭試問などが行われます。
したがって、志望理由書だけを先に完成させるのではなく、読む、整理する、書く、話す、質問に答える、他者と議論するという一連の練習を、志望学部・学科の選考形式に合わせて行う必要があります。
たとえば人文学部では、選んだ書籍のあらすじだけでなく、著者の主張や重要な概念を整理し、志望学科の科目で何を深めたいかまで説明します。経済学部では、社会問題について原因と影響を整理したうえで、他者の意見を聞きながら自分の考えを修正します。工学部では、講義や技術事例から必要な情報を取り出し、数学・理科の基礎知識も使って解決策を説明できるようにします。
学修計画書、適格性自己診断書、事前提出小論文、プレゼンテーション概要などは、大学指定の様式5をA4片面で印刷し、要項の指示に従って手書きで作成します。学科によって必要な書類と字数が異なります。
志望学部の選考に合わせ、手書き書類、グループディスカッション、書籍発表、講義型試験、理系プレゼン、口頭試問の準備順を整理します。
2027 OVERVIEW
経済学部は学部単位で募集し、学科は1年次末に決定します。工学部は学科・コースごとに出願します。
| 学部・学科/コース | 1部 | 2部 | 主な二次選考 |
|---|---|---|---|
| 経済学部 | 18人 | 12人 | グループディスカッション、プレゼン、口頭試問 |
| 人文学部 日本文化学科 | 13人 | 10人 | 日本語運用問題、書籍プレゼン、口頭試問 |
| 人文学部 英米文化学科 | 12人 | 5人 | CASEC、書籍プレゼン、口頭試問 |
| 工学部 社会環境工学科 | 社会環境3人・環境情報3人 | — | 講義30分+筆記60分、口頭試問 |
| 工学部 建築学科 | 7人 | — | 講義、グループ討議、解決案作成、口頭試問 |
| 工学部 電子情報工学科 | 10人 | — | 技術プレゼン、数学・物理を含む口頭試問 |
| 工学部 生命工学科 | 6人 | — | 探究または課題図書のプレゼン、口頭試問 |
大学全体の学部一覧だけを見て総合型選抜があると判断せず、2027年度要項に掲載された学部・学科を確認してください。
SCHEDULE
| 段階 | 日程 | 注意点 |
|---|---|---|
| 出願 | 2026年9月28日〜10月5日 | 郵送は10月5日消印有効。大学窓口は10月6日午後4時締切 |
| 一次合格発表 | 10月23日 午前10時 | WEB出願サイトのみ |
| 二次選考 | 11月1日 | 豊平校舎。集合時刻は受験票で確認 |
| 最終合格発表 | 11月13日 午前10時 | WEB出願サイトのみ |
| 入学手続 | 11月13日〜12月22日 | 入学金・授業料等の納入。別途、2027年2月に書類提出等あり |
総合型選抜は専願制です。経済学部1部・2部、人文学部の学科・部、工学部の学科・コースまで確認して出願します。
ECONOMICS
経済学の専門知識をすでに持っているかより、高校での学び方と大学で深めたいテーマを具体的に説明できるかが重視されます。
高校で重点的に学習・探究した内容と、入学後に学びたいテーマは、つながっていなくても構いません。どのように学んだかを具体化します。
発表資料やPCは使えません。ホワイトボードは使用できます。ディスカッションと書類をもとに追加質問を受けます。
大学は積極性・論理性・協調性を評価します。自分の意見を述べる、他者の発言を要約する、論点を戻す、対立する案の共通条件を見つける、時間内に結論を整理する練習が必要です。
HUMANITIES
日本文化学科と英米文化学科は、一次の配点と発表形式は共通ですが、二次の運用能力試験が異なります。
| 項目 | 日本文化学科 | 英米文化学科 |
|---|---|---|
| 学修計画書 | 学生像にふさわしい理由600字程度+入学後に学びたい科目と理由600字程度。プレゼンで使う書籍も記載 | |
| 一次選考 | 調査書25点+学修計画書25点=50点 | |
| 運用能力試験 | 現代文・古文の日本語総合問題、60分・50点 | CASECのリーディング・リスニング、60分・50点 |
| プレゼン | 選んだ書籍について3分以内・25点。本とA4レジュメを持参するが、発表中は見られない | |
| 口頭試問 | 発表と学修計画書をもとに約8分・25点 | |
「面白かった」で終えず、本の問いや概念を示し、なぜその本を選び、志望学科のどの科目で何を深めたいのかを説明します。発表を暗記するだけでなく、別の解釈や反対意見についても答えられるようにします。
前年度は、文化を物事の見方を形づくる「額縁」として捉える文章が使われ、段落構成、語句、文化の共通性・多様性、筆者の論旨などが問われました。文章全体の構造を追い、選択肢の根拠を本文へ戻って確認する力が必要です。
ENGINEERING
「工学部対策」とひと括りにせず、社会環境、建築、電子情報、生命工学の評価方法に合わせます。
書類:1200字の学修計画書と、インフラ・災害・自然共生に関するニュース小論文1200字。
二次:講義30分+筆記60分、口頭試問約20分。
初めて聞く講義の要点をメモし、配布資料と組み合わせて答案を作る練習が中心です。
書類:卒業後のビジョン・活動を1200字、建築の可能性を具体例で2400字以上。
二次:講義20分、グループ討議30分、解決案作成40分、口頭試問15分。
建築物の紹介ではなく、人や社会の課題に対して空間・制度・技術が何を変えられるかを考えます。
書類:学修計画書1200字と、表紙1枚・内容3枚程度のプレゼン資料。
二次:科学技術について発表5分+質疑5分、数学・物理を含む口頭試問10分。
技術名だけでなく、仕組み、客観データ、調べて分かったことを説明します。
書類:学修計画書1200字と、探究または課題図書発表の概要300〜500字。
二次:プレゼン5分、口頭試問10分。
課題図書は『生物に世界はどう見えるか』『AIにはできない』。要約だけでなく、自分の考えと追加調査を入れます。
「AI」「防災」「環境」「生命科学」に興味があるだけでは足りません。発表で使った専門用語、データの意味、比較した技術、数式や物理法則との関係を、高校生にも伝わる言葉で説明できるようにします。
2026 RESULTS
前年は合計275人が志願しました。2027年度も同じ募集人員ですが、課題図書や提出内容は年度ごとに確認が必要です。
志願275人、合格150人。経済学部の志願者が全体の6割を占めました。
1部128人・合格32人、2部37人・合格19人。合計165人が志願しました。
1部56人、2部24人で合計80人。日本文化学科47人、英米文化学科33人でした。
合計30人。建築学科17人が最多で、社会環境2コース7人、電子情報4人、生命工学2人でした。
電子情報工学科や生命工学科は前年の志願者数が募集人員を下回りましたが、数学・物理の口頭試問やプレゼンテーションなど、学科固有の適性確認があります。人数だけで合格を判断せず、評価項目を満たす準備が必要です。
HOW TO PREPARE
総合型選抜がない学部もあります。1部・2部、学科・コースまで決め、合格後に入学できるか確認します。
600字、1200字、2400字以上など学科によって異なります。手書きする前に別紙で構成と根拠を整理します。
探究テーマそのものより、問いの立て方、情報の探し方、比較方法、考えが変わった点を言葉にします。
書類を3分・5分・10分で説明し、議論、講義メモ、質疑応答など志望学科の形式で練習します。
人文学部は現代文・古文または英語、電子情報工学科は数学・物理を確認します。用語を口頭でも説明します。
大学で学びたい内容、選んだ書籍・技術、将来像を一本につなぎ、追加質問にも暗記ではなく答えます。
経済学部のグループディスカッション、人文学部の日本語・英語運用問題と書籍発表、工学部の講義型試験・理系プレゼン・口頭試問まで、志望学科の評価項目に合わせて準備します。
FAQ
経済学部1・2部、人文学部1・2部の日本文化学科・英米文化学科、工学部の社会環境工学科、建築学科、電子情報工学科、生命工学科で実施されます。経営学部と法学部では実施されません。
専願制です。合格した場合に入学を確約でき、各学部が提示する入学前教育を受講できることが共通の出願条件です。
2027年度要項の共通出願資格には、全体の学習成績の状況について一律の数値条件は示されていません。ただし、調査書は一次選考で評価または参考資料として使用されます。
2022年3月以降に高校等を卒業・修了した人が対象に含まれます。高卒認定は共通出願資格に含まれていないため、該当する場合は要項上の資格を慎重に確認してください。
合計99人です。経済学部1部18人・2部12人、人文学部は日本文化学科1部13人・2部10人、英米文化学科1部12人・2部5人、工学部は合計29人です。
出願は2026年9月28日から10月5日までの郵送消印有効、大学窓口は10月6日午後4時締切です。一次結果は10月23日、二次試験は11月1日、最終合格発表は11月13日です。
調査書、600字程度の適格性自己診断書、1200字程度の事前提出小論文を提出します。小論文では高校で重点的に学習・探究した内容と、大学入学後に学びたいテーマを書きます。
30分のグループディスカッション、10分のプレゼンテーション、10分の口頭試問です。ディスカッションでは積極性・論理性・協調性、発表では提出書類との整合性と自分の言葉で説明する力が評価されます。
総合型選抜では経済学部単位で募集します。所属学科は1年次末に決定します。
学科が求める学生像に自分がふさわしい理由と、入学後に学びたい科目・その理由を、それぞれ600字程度で書きます。二次選考のプレゼンテーションで選ぶ書籍も記載します。
60分の日本語運用能力に関する総合問題、3分以内の書籍プレゼンテーション、8分程度の口頭試問です。総合問題では現代文・古文についての総合問題を解きます。
大学のコンピューターを使うCASECの英語2技能試験で、リーディングとリスニングを60分で受験します。語彙、表現の知識・用法、音声の把握など基礎的な英語運用能力が問われます。
学修計画書で選んだ科目に関連する書籍を自分で選びます。大学が示す「人文学を学ぶための100冊」から選ぶこともできます。発表中に本やレジュメを読み上げることはできません。
社会インフラストラクチャー、自然災害、自然共生のいずれか一つ以上を含む最近のニュースについて、社会環境工学の視点を含めて1200字程度で自分の考えを書きます。
大学教員による30分の講義を聞き、その後60分で講義内容に関する設問へ解答します。配布資料と自分で作成したメモを参照できます。口頭試問は約20分です。
「建築の可能性について、具体的な事例を取り上げて考察せよ」という課題を2400字以上で書きます。上限はありません。
時事問題などに関する20分の講義、30分のグループディスカッション、解決案をまとめる40分の試験を含む講義型試験と、15分の口頭試問を行います。
問われます。5分発表と5分の質疑応答に加えて、10分の口頭試問で学修計画書に関連する内容と、数学・物理の教科書レベルの基礎知識、用語、問題を解く方法などが確認されます。
高校で取り組んだ理科・数学・情報に関する探究活動、または大学指定の課題書籍から一つを選びます。2027年度の課題書籍は『生物に世界はどう見えるか』と『AIにはできない』です。
合計275人でした。経済学部165人、人文学部80人、工学部30人です。2027年度の募集人員や課題を確認し、前年の志願者数だけで難易度を判断しないようにしてください。
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このページは、2026年7月20日時点で公開されている2027年度入学者選抜要項ページ、選抜日程、過去の入試状況・入試問題、志願者状況を照合して作成しています。出願前には、募集要項、様式、提出方法、課題図書、集合時刻の更新を再確認してください。