総合型選抜 面接重視型
約30分の個人面接を行い、学科によって5分程度のプレゼン、英文音読、読書経験、基礎学力の質問などを組み合わせます。面接後にA〜Dの中間評価が通知され、その後に小論文を受験します。
- 募集定員:325人
- 面接200・小論文100・書類100
- 面接:9月26日、10月3日、10月10日
- 小論文:10月23日
東北学院大学の2027年度総合型選抜は、従来のA日程・B日程を統合し、約30分の面接と学科別審査を中心とする「面接重視型」と、志望学科が指定する高校範囲の単元をAI教材で修了してから出願する「AI単元修了型」の2方式になりました。
両方式とも、志望理由、入学後の学修計画、得意科目、読書経験、関心を持った出来事、大学生活・卒業後の進路、自己アピールを記入し、小論文・面接と組み合わせます。高校での探究・授業外活動を記す欄が加わるのは面接重視型です。面接と書類の配点、面接時間、学科別審査も異なり、2方式へ同時に出願することはできません。
従来の第一次・第二次選抜は統合され、A・B日程も一つの日程に再編されました。前年の出願条件や試験日をそのまま使わず、2027年度の面接重視型・AI単元修了型の募集要項で準備してください。
LOGIQA’S INSIGHT2027年度は、従来の総合型選抜が「総合型選抜面接重視型」となり、書類審査100点、小論文100点に対して、面接は200点です。面接は約30分の個人面接で、出願書類をもとに、志望学科で学ぶための学力・意欲・適性が確認されます。学科によっては、5分程度のプレゼンテーション、英文音読、数学などの基礎学力確認も含まれます。
志望理由書では、大学・学科を希望する理由だけでなく、入学後の学修計画、得意科目、読書経験、ここ数年で関心を持った出来事、大学生活、卒業後の進路、自分の能力・経験を学科でどう生かすかまで問われます。面接重視型では、さらに高校で行った探究のテーマ、方法、自分の役割を記述します。
つまり、「地域活性化に興味がある」「AIを学びたい」「人の心を知りたい」と述べるだけでは足りません。どの出来事から疑問を持ったのか、何を調べて何が分かったのか、まだ分からない点は何か、その問いを志望学科の科目・研究領域でどう深めるのかまで具体化する必要があります。
文章を読み、最初に筆者の結論と根拠を分けます。100字要約では具体例を削り、主張と理由を残します。700字論述では、論点の確認 → 自分の結論 → 根拠・具体例 → 反対の見方 → 結論の順に構成しましょう。
経済問題、法・政治、地域で観察した事象、取り組みたい地域課題、自分の探究などを、問題の背景 → 現状 → 原因 → 自分の提案・考察 → 大学で深めたい点の順で説明します。紙資料を使う学科は、グラフや引用を一枚に詰め込みすぎないようにします。
「なぜその学科なのか」「その情報はどこから得たか」「別の説明はないか」「高校での探究の限界は何か」「入学後に最初に履修したい科目は何か」を質問してもらい、書類の文章を暗記せず答えます。
単元を期限までに終えることだけを目的にせず、間違えた問題、復習した範囲、学科で必要になる理由を学習記録に残します。面接時間は短いため、学習によって補った力と入学後の学修計画を簡潔に説明します。
FIRST CHOICE
出願資格はどちらも専願です。2方式へ同時出願できないため、配点・準備期間・学科別審査を比べて選びます。
約30分の個人面接を行い、学科によって5分程度のプレゼン、英文音読、読書経験、基礎学力の質問などを組み合わせます。面接後にA〜Dの中間評価が通知され、その後に小論文を受験します。
KOUDAIBridgeで志望学科指定の英語・数学・情報等を学び、修得チェックをすべて終えてから出願します。書類審査の配点が高く、面接は5〜10分程度です。
2027年度募集定員表では、AI単元修了型は教育学部を除く15学科で実施されます。未来探究科学部デジタル構想学科と教育学部教育学科は届出申請中で、内容が変更される場合があります。
志望学科、探究・活動、得意科目、AI単元学習の進捗を確認し、志望理由書、小論文、5分発表、30分面接の優先順位を整理します。
2027 SCHEDULE
WEB出願と書類郵送の締切は両方式共通です。面接重視型は面接を先に受け、中間評価後に小論文へ進みます。
| 段階 | 面接重視型 | AI単元修了型 |
|---|---|---|
| AIプログラム申込 | 不要 | 2026年5月26日0時〜8月4日22時59分 |
| AI学習期間 | 不要 | 6月1日〜8月31日13時 |
| WEB出願 | 9月1日0時〜9月4日22時59分 | |
| 出願書類 | 9月8日15時 郵送必着 | |
| 面接 | 9月26日・10月3日・10月10日のいずれか | 10月23日に5〜10分程度 |
| 中間評価 | 10月20日10時 | なし |
| 小論文 | 10月23日 | |
| 合格発表 | 11月2日10時 | |
| 入学手続 | 11月12日14時59分まで・全納 | |
WEB登録を9月4日22時59分までに終えるだけでは出願完了になりません。大学所定の方法で出願書類を郵送し、9月8日15時までに到着させる必要があります。
AI UNIT COMPLETION
作品制作や生成AI活用を評価する方式ではありません。学科で必要になる単元を、自分の理解度に応じて学習する高大接続型の選抜です。
英文学科は英文法・語法と英文読解で約37時間。経営学科も同じ単元群です。総合人文・歴史・政策デザインは英文読解に数学Ⅰ・Aを加え、約32時間が目安です。
経済・心理行動科学は英文読解、数学Ⅰのデータ分析、数学Bの統計的推測で約39時間。地域コミュニティ・データサイエンスは数学と情報Ⅰで約35時間です。
法律・国際教養は英文読解と情報Ⅰで約32時間。情報社会、デジタル化、プログラミング、ネットワーク、データ活用まで学びます。
工学部3学科は数学Ⅱと数学Bで約33時間。デジタル構想学科は数学Ⅰの式、二次関数、三角比、データ分析で約31時間が目安です。
プログラムの申込上限人数はありませんが、申し込めるのは1学部1学科だけです。申込後の変更はできません。学科のカリキュラムと指定単元を確認して決めましょう。
2026年7月17日更新の利用案内では、AI単元修了型の出願書類D4として、「学習状況修得チェック済み画面コピー」を提出します。氏名、教科名、学習完了メッセージ、修得チェック数、緑色のピンが確認できる画面を印刷し、指定教科が複数ある場合はすべての教科分を用意してください。
AI単元修了型の合格者の一部が対象です。2年目以降は継続条件を満たす必要があります。奨学金枠に入らなくても、一般枠として合格する可能性があります。
APPLICATION DOCUMENTS
面接重視型は3ページ、AI単元修了型は2ページです。多くの質問は共通ですが、面接重視型には探究学習・授業外活動の記録が加わります。
| 質問領域 | 書く内容 | 面接で深掘りされやすい点 |
|---|---|---|
| 志望理由 | 大学・学部のアドミッションポリシーを踏まえた学科志望理由 | 他大学・他学科ではなく東北学院大学である理由 |
| 学修計画 | カリキュラムやコースを確認し、入学後に行う学修 | 履修したい科目、身につけたい方法・知識 |
| 得意科目・読書 | 得意科目、著者名と書名、特技、部活動 | 本から何を学び、関心がどう変化したか |
| 最近の出来事 | ここ数年で最も興味を持った出来事と、学習科目との関連 | 情報源、背景、異なる見方、自分の問い |
| 大学生活・進路 | 学修以外で取り組みたいこと、卒業後の進路 | 4年間の計画と将来像の一貫性 |
| 自己アピール | 能力、資質、適性、興味、経験、資格を学科でどう生かすか | 学科の重要評価点と自分の経験の接続 |
| 探究・活動 | 面接重視型のみ。テーマ、期間、方法、成果、自分の役割 | 方法を選んだ理由、失敗、限界、次に調べること |
FACULTY GUIDE
共通面接だけでなく、英語資格、5分発表、数学の確認など、学科固有の審査があります。
| 学部・学科 | 重視される力 | 学科固有の準備 |
|---|---|---|
| 文学部 英文学科 | 外国語学習、知的好奇心、論理的説明、4年間の学修計画 | 短い英文の音読・内容質問の可能性。英語資格証明書の原本を持参すると面接得点へ反映 |
| 総合人文学科・歴史学科 | 読書、人文諸学・時事への関心、歴史基礎、調べる姿勢 | 読書内容を要約し、現代社会とのつながりを自分の言葉で説明 |
| 経済学部 | 社会・経済の背景と解決策を探究し、論理的に主張する力 | 関心のある経済問題について背景・現状・対策案を5分以内で発表 |
| 経営学部 | 国語・数学・外国語、学修計画、社会・企業への疑問を深掘りする力 | 活動紹介ではなく、調べた方法と明らかになったことを説明。基礎学力質問の可能性 |
| 法学部 | 読書・ニュース習慣、法・政治への関心、筋道立てた説明 | 指定2テーマのいずれかについて、調査と自分の考えを5分程度で発表 |
| 工学部3学科 | 数学・物理・英語、問題発見、技術者としての責任と学習意欲 | 専門への関心を具体的な技術・社会課題と接続。小論文はテーマ型600字 |
| 地域コミュニティ学科 | 地域の自然・社会事象を多面的に読み、地域へ関わる意欲 | 具体的な地域を観察・調査し、背景・住民活動まで5分程度で発表 |
| 政策デザイン学科 | 地域課題、行政・政治・経済・協働への関心 | 自分が取り組みたい地域社会の課題と解決の方向を5分程度で発表 |
| 情報学部 | 情報・数理・社会科学、データの役割、他者とのコミュニケーション | データが社会でどう使われるかを具体例で説明し、学びたい領域を絞る |
| 人間科学部 | 人の心・身体・社会への探究、実証的分析、数学的思考 | 関心を個人的経験だけで語らず、観察・データ・研究方法へ発展させる |
| 国際学部 | 外国語実践、異なる背景の人との経験、読書・新聞、「国際」の説明 | 留学願望だけでなく、具体的な地域・言語・課題と自分の経験を接続 |
| 未来探究科学部* | 地域課題へのデジタル社会実装、探究をやり抜く力、数学Ⅰ | 数学Ⅰの基礎問題+自分の探究を5分程度で発表 |
| 教育学部* | 人の学びと成長への関心、論理的説明、4年間の学修計画 | 教育経験の紹介だけでなく、「学び」をどのように捉え、何を研究したいかを説明 |
*未来探究科学部デジタル構想学科、教育学部教育学科は届出申請中です。計画内容が変更される場合があります。
ESSAY
2026年度過去問は問題形式を知る参考として使い、2027年度の出題内容を予想問題として断定しないようにします。
文章を読んで100字程度で要約し、700字程度で意見を述べます。前年度は排外主義、性的少数者をめぐる社会環境などが扱われました。
与えられたテーマについて600字程度で自分の意見を書きます。前年度は人型ロボット、電気技術とAI、防災・土木建築などが扱われました。
100字要約では筆者の主張を変えずに短くします。700字論述で初めて自分の立場を示し、本文の論点を踏まえて根拠を加えます。
2026 RESULTS
2026年度はA日程・B日程、第一次・第二次選抜で実施されました。2027年度とは方式が違うため、需要規模の参考として掲載します。
964件。A日程896件、B日程68件でした。
第一次896件、第二次543件。最終合格448人、入学447人でした。
第一次68件、第二次41件。最終合格26人、入学26人でした。
A・B合計で文学部160件、経営144件、経済125件、人間科学108件、地域総合103件でした。
2027年度は面接日程を統合し、AI単元修了型を新設しました。募集定員も学科ごとに面接重視型とAI単元修了型へ分かれるため、前年のA・B日程倍率とは比較条件が異なります。
HOW TO PREPARE
書類、小論文、面接を別々に作らず、一つの関心・探究から展開します。
専願であり、面接重視型とAI単元修了型は併願できません。学科別評価点とAI指定単元を確認します。
志望理由書の学修計画へ、授業名、研究領域、身につけたい方法を具体的に入れます。
最近の出来事、地域、読書、探究から問いを選び、情報源、背景、異なる立場を調べます。
新聞・評論を使い、主張と根拠だけを残して100字以内にまとめます。書いた後に本文とのずれを確認します。
紙資料を使わない版と使う版を練習し、原因、根拠、実現可能性、反対意見について質問を受けます。
高校での経験、現在の問い、大学での学修、卒業後の進路が一続きになっているかを確認します。
面接重視型・AI単元修了型の方式選び、志望理由書、探究整理、100字要約・700字論述、工学部600字小論文、学科別5分プレゼン、面接まで、志望学科に合わせて準備します。
FAQ
従来型の総合型選抜を再編した「総合型選抜面接重視型」と、新設の「総合型選抜AI単元修了型」があります。従来のA日程・B日程は統合されました。
できません。2027年度募集要項では、いずれか一方だけに出願できると定められています。志望学科、学習プログラムの修了状況、配点の違いから選びます。
専願です。募集要項では、専願制度の趣旨を理解し、合格後は入学する意思を持つことが出願資格に含まれています。
2027年度の総合型選抜共通の出願資格には、全体の学習成績の状況について一律の数値条件は示されていません。ただし、書類・面接では学科で学ぶための基礎学力が評価されます。
大学入学資格を満たし、専願条件などを満たせば既卒者も出願できます。卒業見込み、高卒認定など、該当する資格確認書類を提出します。
面接200点、小論文100点、書類審査100点の合計400点です。約30分の個人面接を行い、学科によって5分程度のプレゼンテーションや基礎学力の確認なども含まれます。
書類審査200点、面接100点、小論文100点の合計400点です。面接は5分から10分程度で、AI学習プログラムの修了を含む出願までの学習過程と書類の内容が重く評価されます。
違います。AI教材を利用した学習システムKOUDAIBridgeで、志望学科が指定する高校範囲の単元を学び、修得チェックをすべて修了する方式です。
2026年5月26日0時から8月4日22時59分までです。学習期間は6月1日から8月31日13時までで、出願前に指定単元をすべて修了する必要があります。
公式要項では当面の間は無償とされています。ただし、学習に使うパソコン・タブレット、通信環境などは自分で準備します。
申し込めるのは1学部1学科だけです。申込後に学部・学科を変更することもできないため、カリキュラムと指定単元を確認してから登録します。
2027年度募集定員表では、教育学部教育学科は面接重視型のみで、AI単元修了型の募集は示されていません。なお、教育学部教育学科は届出申請中であり、計画が変更される場合があります。
工学部以外は、文章を読み、100字程度で要約し、700字程度で自分の意見を書く60分試験です。工学部は、与えられたテーマについて600字程度で意見を論述します。
受けられます。面接重視型では面接後にA・B・C・Dの中間評価が通知されますが、どの評価でも10月23日の小論文試験を受験できます。
面接重視型では、関心のある経済問題について、問題の背景と現状、対策案を5分以内で発表します。経済成長、経済政策、所得格差、労働、社会保障などが例示されています。
「政治におけるAI活用の課題とその解決策」または「冤罪救済のための再審制度のあり方」から一つを選び、調べた内容と自分の考えを5分程度で発表します。
地域コミュニティ学科は、具体的な地域で観察される自然・社会事象を調べて発表します。政策デザイン学科は、自分が取り組みたい地域社会の課題について発表します。いずれも5分程度です。
面接では数学Ⅰの基礎問題に加え、自分で取り組んだ探究について5分程度発表します。デジタル技術を地域課題の探究・解決へどうつなげるかが重視されます。
合格者の一部は、返還不要の給付型奨学金として年間30万円を最大4年間受給できます。2年目以降の継続には条件があり、入学手続きは通常どおり必要です。
前年度はA日程896件、B日程68件で、合計964件でした。ただし、2027年度は方式名・日程・選考構造が変わるため、前年倍率をそのまま当てはめることはできません。
RELATED PAGES
このページは、2026年7月25日時点で公開されている2027年度募集要項・提出書類ページ、受験ガイド2027、WEB出願日程、学科指定単元AI学習プログラム利用案内、2027年度入学者選抜の変更点、入試データ、2026年度小論文過去問を照合して作成しています。出願前には、募集要項の改版、届出申請中の学部・学科、指定単元、提出書類、面接日時を再確認してください。