【2027年度】武蔵野大学の総合型選抜|Ⅰ期面接型・Ⅱ期基礎学力型の出願条件・選考内容・学科別対策法

【2027年度】

武蔵野大学 総合型選抜

武蔵野大学の総合型選抜は、Ⅰ期の面接型とⅡ期の基礎学力型・奨学金対象で評価方法が大きく異なります。面接型では、フィールド・スタディーズの経験、学科指定の課題・作品、コンテスト等のいずれかを出願資格とする学科が多く、提出課題も文学、法律、経済、起業、データ、福祉、教育、薬学、看護まで学科ごとに異なります。

2027年度の口頭試問やアントレプレナーシップ学科のグループディスカッションの詳細は、大学公式では7月末以降に案内予定とされています。公開済みの出願資格・日程を基準に整理し、未公表部分は確定情報と混同しないように示します。

13学部21学科通学課程の全学部が対象
2段階選考Ⅰ期は書類選考後に面接・口頭試問
205名Ⅱ期の公表募集人員合計
2,450人2026年度Ⅰ期・Ⅱ期の志願者合計
LOGIQA’S INSIGHT

Ⅰ期では経験の中から課題を見つけ、解決に向けて行動する力が問われる

武蔵野大学の面接型では、活動歴や受賞歴だけを並べるのではなく、教室の外でどのような課題を発見し、何を考えて行動し、その経験を志望学科の学びへどうつなげるかが重視されます。フィールド・スタディーズを出願資格に使う場合も、体験の報告資料と制作物を提出し、自分が発見した課題、解決を検討した過程、共同活動で担当した部分を明確にする必要があります。

学科指定課題には、グローバル化の肯定面と否定面、地域の多文化共生、社会問題に対応するルール、日本・世界経済の重要課題、持続可能性、人間とは何か、乳幼児をめぐる課題などがあります。多くは2,000字程度で、経験談だけでも資料の要約だけでも足りません。学科で扱う概念を使い、事実・原因・異なる立場・自分の提案をつなぐ力が必要です。

対策では、活動や社会問題を「課題」「背景・原因」「自分が行ったこと」「結果」「残った問題」の五つに整理します。そのうえで、関連する本や公的資料を複数読み、まず200字で要点をまとめ、800〜1,000字で原因と解決策を論じ、最後に2,000字程度の学科指定課題へ発展させるとよいでしょう。面接では、提出物に書いた内容を暗記するのではなく、なぜその題材を選んだか、別の立場から見ると何が問題になるか、大学でどのように調べ直すかまで説明します。

提出物を面接で説明できる形にする5項目
  1. 活動・作品の目的と、自分が担当した範囲
  2. 最初に想定していた課題と、実際に見つかった課題の違い
  3. 判断の根拠にした資料・データ・他者の意見
  4. うまくいかなかった点と、次に変える方法
  5. 志望学科の授業や研究方法を使って深めたい問い

なお、生成AIの扱いは学科ごとに異なります。使用禁止の学科、使用方法の明記を求める学科、回答の丸写しを禁じる学科があるため、大学全体で一律と考えず、志望学科の注意事項に従う必要があります。

2027年度の口頭試問詳細は7月末以降に案内予定

Ⅰ期の2次選考は面接・口頭試問が原則ですが、具体的な出題内容は2027年度入学試験要項の追加案内を確認します。アントレプレナーシップ学科のグループディスカッションも同時期に詳細公開予定です。

武蔵野大学の学科に合わせて対策できます

学科別の出願資格確認から、2,000字課題、作品説明、フィールド・スタディーズ資料、面接・口頭試問、基礎学力検査まで、受験する方式に合わせて準備します。

武蔵野大学の総合型選抜対策について相談

2027 OVERVIEW

面接型と基礎学力型では準備の軸が異なる

Ⅰ期は提出物と面接を中心に人物・適性・学修意欲を評価し、Ⅱ期は基礎学力検査を通過した受験生に面接・書類審査を行います。

方式対象第1段階第2段階特徴
総合型選抜Ⅰ期
面接型
通学課程の全学部・全学科
通信制国際データサイエンス学部
エントリーシート、調査書、課題・作品等の書類審査対面の面接・口頭試問20分程度
学科により追加試験あり
学科別の出願資格を1つ選ぶ。Ⅰ期は他大学との併願が可能
総合型選抜Ⅱ期
基礎学力型・奨学金対象
全学部・全学科英語を軸に、国語・数学・化学を組み合わせた学科別の基礎学力検査書類審査と10分程度の面接第2志望制、英語外部検定のみなし得点、申請型奨学金を利用可能
Ⅰ期は「活動実績が必須」とは限らない

多くの学科は、フィールド・スタディーズ、課題・作品、コンテスト等から出願資格を選べます。一方で、法律、経済、ウェルビーイング、薬、看護などは学科指定課題の提出が必須です。

INTERVIEW-BASED

Ⅰ期 面接型|書類と提出物を20分程度の面接へつなげる

1次選考は書類審査、2次選考は志望学科の修学キャンパスで行う面接・口頭試問です。アントレプレナーシップ学科と薬学科は追加試験があります。

共通出願資格

高校卒業見込み等の基本資格を満たし、各学科指定の出願資格を満たします。フィールド・スタディーズを利用する場合は、活動報告資料と制作物を紙で提出します。

1次選考

エントリーシート、調査書、課題・作品等による書類選考です。日本文学文化学科は、これらに加えて小論文の提出が必要です。

2次選考

書類審査を踏まえた面接・口頭試問を20分程度実施します。提出物の内容、学科への適性、大学入学後の学修意欲・目的意識を説明できるようにします。

追加試験

アントレプレナーシップ学科はグループディスカッション、薬学科は「化学」中心または「化学と生物」中心のマークシート式基礎学力検査を実施します。

学科ごとに生成AIの扱いが違う

グローバルコミュニケーション、人間科学、数理工学、幼児教育などは生成AIの使用を認めていません。一方、法律学科は使用した箇所と活用方法の脚注、日本語コミュニケーション学科は使用方法の明記を求めています。作成前に学科別注意事項を確認します。

FACULTY GUIDE

学科別の課題・作品と対策の方向

課題文を一律に「志望理由書の長い版」と考えるとずれます。各学科が扱う対象、必要な資料、評価したい思考方法に合わせて準備します。

文学・グローバル|言語や文化を経験と資料から考える

学科・募集人員主な課題・作品対策の中心
日本文学文化学科
25名
短歌20首、俳句20句、または日本文学文化学科の学びにつながる評論・エッセイ約2,000字。武蔵野文学賞への応募等も利用可能作品のテーマ、表現上の工夫、参照した文学・文化との関係を説明する
グローバルコミュニケーション学科
20名
グローバル化の定義、肯定的側面・否定的側面を論じる約2,000字。複数の図書を使用定義を曖昧にせず、利点と問題点を同じ事例で比較する
日本語コミュニケーション学科
8名
多文化共生、日本語教育、訪日観光のいずれかを約2,000字で論じ、具体的経験を含める自分の体験を社会全体の課題へ広げ、支援策や制度まで考える
グローバルビジネス学科
5名
卒業後の目標、武蔵野大学での学び、乗り越えた困難をまとめた英文三つの質問を別々に答えず、将来目標を軸に一つのストーリーへまとめる

法・経済・経営・起業|社会課題をルールや組織の視点で分析する

学科・募集人員主な課題・作品対策の中心
法律学科
15名
ルール作りの経験、改正が必要な校則・規則、社会問題に対応するルールのいずれかを約2,000字。提出必須目的、対象者、権利への影響、運用方法、想定される副作用まで考える
政治学科
10名
社会的・政治的問題を具体化し、問題だと考える理由と解決策を約2,000字で論じる立場の異なる当事者を整理し、誰が何を実行する解決策かを示す
経済学科
15名
日本経済または世界経済の重要課題について、原因と提案されている解決策を調べる約2,000字。提出必須原因・解決策を唱えている主体と根拠を明記し、自分の評価を分けて書く
経営学科
25名
2025年度年商1,000億円以下で、地域社会や社会課題に貢献する日本企業をA4片面1枚でまとめる企業紹介ではなく、事業と社会的価値がどのようにつながるかを図表で示す
会計ガバナンス学科
10名
『会計の世界史』または『コーポレートガバナンス入門』を用いる約2,000字指定図書の要約だけでなく、制度変更の背景、狙い、社会・企業への影響を説明する
アントレプレナーシップ学科
25名
指定フォーマットは提出必須。自作アプリ・サービス・Webサイト、ビジネス系コンテスト実績も利用可能解決したい課題、顧客、提供価値、検証、改善を説明し、グループ討議にも備える

データ・工学・サステナビリティ|制作物と探究の過程を見せる

学科・募集人員主な課題・作品対策の中心
データサイエンス学科
10名
目標や未来像を示すマンダラート、自作IT作品、データサイエンス・IT系コンテスト等目標から逆算した行動、使ったデータ・技術、自分の担当範囲、改善点を説明する
サステナビリティ学科
15名
社会課題探究、未来社会提案、活動・探究報告、探究成果物+大学とのつながりを示す志望理由書受賞歴よりも、動機、調査方法、自分の役割、成果、今後の展望を具体化する
数理工学科
6名
身のまわりで使われている数学を扱う約2,000字。数式使用可。数理工学コンテスト等も対象現象を数学でどう表現し、何が分かり、モデルの限界がどこにあるかを述べる
建築デザイン学科
10名
感動した建築の小論文・スケッチ・模型等、または自己の実績を扱う約2,000字見た目の感想で終わらず、空間、利用者、構造、地域、防災の視点を入れる

人間・福祉・教育・医療|経験を専門職の役割へつなぐ

学科・募集人員主な課題・作品対策の中心
人間科学科
25名
「人間とはどのような存在か」を知識と経験にもとづき約2,000字で論じる一つの定義に決めつけず、心理・社会・文化など複数の側面を比較する
社会福祉学科
15名
ソーシャルワーカーに必要な資質・能力と、自分が取り組みたい活動を約2,000字で論じる善意や共感だけでなく、権利擁護、制度、連携、自己決定の視点を入れる
ウェルビーイング学科
10名
世界のウェルビーイングを向上させる方法と、その理由を経験を踏まえて2,000字。提出必須「幸せ」を感情だけで語らず、対象、方法、評価指標、望まない影響を考える
教育学科
15名
これからの時代に求められるコミュニケーション力と教育を2,000字以内で論じる学校での具体場面を挙げ、教師の支援、学習活動、評価方法まで示す
幼児教育学科
15名
乳幼児をめぐる社会課題、または保育者に必要な資質・能力と自分の強み・課題を約2,000字子ども、保護者、保育者、地域の関係を整理し、自分の課題も具体的に述べる
薬学科
5名
高校時代の活動・経験を、薬学部での学びと卒業後にどう生かすかを約2,000字。提出必須活動から得た力を、薬学の学修、患者・地域への貢献、安全性へつなげる
看護学科
10名
課題文を読み、設定テーマについて小論文を提出。提出必須課題文の論点を正確に捉え、患者・家族・医療者・社会制度の視点を分ける

BASIC ACADEMIC SKILLS

Ⅱ期 基礎学力型・奨学金対象|学力検査を通過して面接へ

1次試験は各60分のマークシート方式です。英語を軸に、国語、数学Ⅰ・A、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・C、化学を学科ごとに組み合わせ、各科目を偏差値換算して判定します。

FIRST STAGE

英語+学科指定科目

文系の多くは英語と、国語または数学の高得点科目で判定します。経済・データサイエンス等は学科指定に応じて3科目を受け、英語+高得点1科目で判定します。数理工学科は数学、薬学科は英語・数学・化学の3科目判定です。

SECOND STAGE

書類審査+10分程度の面接

1次通過者のみ、志望学科の修学キャンパスで面接を受けます。第1・第2志望の両学科を通過した場合も、2次試験を受けられるのは第1志望学科のみです。

ENGLISH CERTIFICATE

英語外部検定をみなし得点へ換算

英検、GTEC、IELTS、TOEFL、TOEIC、TEAP等の基準を満たすと英語のみなし得点を利用できます。当日の英語も受験でき、その場合は高い方の得点が採用されます。

SCHOLARSHIP

合否と奨学金申請は別に判定

申請型奨学金の対象入試ですが、合否は奨学金の申請有無にかかわらず判定されます。国際データサイエンス学部の通信制学科は奨学金対象外です。

2027年度の募集人員

学科人員学科人員
日本文学文化18名グローバルコミュニケーション15名
日本語コミュニケーション5名グローバルビジネス3名
法律10名政治5名
経済10名経営15名
会計ガバナンス10名アントレプレナーシップ5名
データサイエンス(通学)10名国際データサイエンス(通信)5名
人間科学15名社会福祉10名
ウェルビーイング5名サステナビリティ5名
数理工学4名建築デザイン5名
教育10名幼児教育10名
20名看護10名

数値公表分の合計は205名です。国際データサイエンス学部データサイエンス学科(通信制)は奨学金の対象外です。

SCHEDULE

2027年度の日程

方式出願期間試験日合格発表
Ⅰ期 面接型2026年9月1日〜9月10日1次:書類審査
2次:10月18日
1次:10月9日
2次:11月2日
Ⅱ期 基礎学力型2026年10月28日〜11月10日1次:11月29日
2次:12月13日
1次:12月4日
2次:12月18日

出願・手続はいずれも郵送・消印有効。Ⅰ期は志望学科の修学キャンパス、Ⅱ期1次は有明・武蔵野キャンパスから選択し、2次は修学キャンパスで実施されます。

2026 RESULTS

前年度の入試結果

2026年度は、Ⅰ期に1,492人、Ⅱ期に958人が志願しました。学科によって志願者数と2次合格者数の差が大きいため、大学全体の倍率だけで判断しないことが大切です。

Ⅰ期 志願者1,492人2次合格者744人
Ⅱ期 志願者958人2次合格者307人
Ⅰ期 人間科学156人2次合格者66人
Ⅰ期 看護97人2次合格者20人
学科Ⅰ期 志願/2次合格Ⅱ期 志願/2次合格見方
経営学科155/58123/28両方式とも志願者が多い。Ⅰ期はA4一枚の企業分析を面接へつなげる
人間科学科156/6689/30抽象的なテーマを経験と知識から論じる力が必要
アントレプレナーシップ学科95/3143/11提出物に加え、対話の中でアイデアを更新する力を準備する
経済学科96/4870/7Ⅱ期は基礎学力検査の比重が高く、Ⅰ期とは別の準備が必要
看護学科97/2076/34Ⅰ期は課題文小論文、Ⅱ期は学力検査と面接で評価方法が異なる
グローバルコミュニケーション学科115/6860/18Ⅰ期は複数図書を使った課題、Ⅱ期は英語を含む学力検査

PREPARATION

武蔵野大学に向けた準備手順

Ⅰ期とⅡ期のどちらで強みを出すか決める

活動・作品・文章と面接で示しやすい人はⅠ期、英語・国語・数学・化学の基礎学力を得点へ変えやすい人はⅡ期が候補です。両方式を同じ対策で済ませないようにします。

志望学科の出願資格と必須課題を確認する

Ⅰ期は①フィールド・スタディーズ、②課題・作品、③コンテスト等の選択制が基本ですが、一部学科は課題提出が必須です。文字数、用紙、引用方法、生成AIの扱いも確認します。

提出課題を「調査→構成→執筆」の順で作る

最初から2,000字を書かず、問いを一文にし、必要な資料を集め、事実・原因・解決策・反論・大学で深めたい点を配置してから文章にします。

提出物のすべてに面接質問を付ける

「なぜ選んだか」「根拠は何か」「別の考えはあるか」「あなたの役割は何か」「大学でどう調べるか」の5種類を用意し、短く答えた後に具体例を加える練習をします。

Ⅱ期は学科別の科目構成で演習する

英語は原則として軸になります。外部検定のみなし得点を使う場合も、当日英語を受験して高い方を採用できるため、利用条件と現在の得点力を比較します。

武蔵野大学の出願資格・課題を一緒に整理できます

活動実績を使えるか、学科指定課題をどう構成するか、Ⅰ期とⅡ期のどちらが合うかなど、現在の評定・資格・活動・得意科目を踏まえて準備を組み立てます。

FAQ

よくある質問

武蔵野大学の総合型選抜Ⅰ期は他大学と併願できますか?

はい。大学公式ページで、Ⅰ期面接型は他大学との併願が可能と明記されています。合格後の手続期限と他大学の日程は事前に確認してください。

活動実績や受賞歴がなくてもⅠ期へ出願できますか?

学科によります。多くの学科はフィールド・スタディーズ、課題・作品、コンテスト等から出願資格を選べるため、学科指定課題で出願できる場合があります。法律、経済、ウェルビーイング、薬、看護などは課題提出が必須です。

評定平均の基準はありますか?

2027年度Ⅰ期の公式ページでは、全学科共通の数値による評定基準は示されていません。ただし調査書は書類審査の対象です。学科別の出願資格と入学試験要項を確認してください。

生成AIを使って課題を作ってもよいですか?

学科ごとに規定が異なります。使用を禁止する学科もあれば、使用箇所・活用方法の明記を求める学科もあります。大学全体の共通ルールだと考えず、志望学科の課題欄に従ってください。

Ⅱ期では英語資格があれば英語試験を受けなくてよいですか?

基準スコアを満たせばみなし得点を利用できますが、当日の英語も受験できます。その場合はみなし得点と当日得点の高い方が採用されます。資格の有効受験時期や対象試験も確認が必要です。

面接では何を聞かれますか?

提出したエントリーシート、課題・作品、活動資料をもとに、学科への適性、学修意欲、目的意識が確認されます。2027年度の学科別口頭試問内容は7月末以降に大学公式から案内予定です。

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総合型選抜Ⅰ期(面接型)総合型選抜Ⅱ期(基礎学力型・奨学金対象)入試結果入学試験要項・出願書類案内をもとに作成しています。出願前には大学公式の最新情報をご確認ください。

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