北里大学 薬学部対策・過去問傾向|公募推薦・一般・口述試験・研究成果発表・面接対策【2027年度】

2027年度|推薦・一般・特別選抜

北里大学 薬学部の全入試方式・傾向・対策

北里大学薬学部には、薬剤師を養成する薬学科(6年制)と、創薬・生命科学分野の研究者・技術者を育てる生命創薬科学科(4年制)があります。2027年度は総合型選抜と共通テスト利用選抜を実施せず、指定校推薦、公募制推薦、一般選抜、社会人特別選抜、編入学者選抜を行います。学科・方式によって、基礎学力調査、口述試験、研究成果発表、小論文、面接の役割が異なるため、大学公式の募集要項・入試ガイド・出題意図を基準に解説します。

対象:北里大学 薬学部 薬学科・生命創薬科学科公式情報確認日:2026年7月31日
2学科薬学科6年制/生命創薬科学科4年制
総合型なし2027年度の薬学部では実施しない
公募は2段階3科目基礎学力+面接・口述/研究発表
一般は3科目数学100・化学150・英語100点
一般選抜の正式な学生募集要項は、2026年9月公開予定です。 このページの一般選抜部分は、2027年度入試ガイドと薬学部公式入試ページを基準にしています。出願時には、公開後の2027年度一般選抜募集要項で最終確認してください。
過去問の扱い:2024年度・2025年度の公募制推薦と一般選抜の問題は、大学公式が案内する赤本オンラインで公開されています。このページでは問題文を再掲せず、北里大学が公開した2025年度一般選抜の出題意図と、2027年度要項に示された評価内容から傾向を要約します。

2027年度|北里大学薬学部の全入試方式

方式薬学科生命創薬科学科主な選考専願・併願
学校推薦型(指定校)69人4人小論文、面接、調査書等
※詳細は高校配布要項
第一志望
原則辞退不可
学校推薦型(公募制)30人口述型5人
研究成果発表型5人
第1次:数学・英語・化学、書類
第2次:面接+口述/研究発表
第一志望
原則辞退不可
一般選抜160人20人数学80分、化学80分、英語80分併願可
社会人特別選抜若干名若干名第1次:3科目基礎学力+小論文
第2次:個人面接
社会人経験等の要件あり
編入学者選抜若干名若干名第1次:3科目基礎学力+小論文
第2次:個人面接
原則2年次編入
総合型選抜2027年度は実施なし
共通テスト利用選抜2027年度は実施なし
薬学部の「推薦対策」は、小論文と面接だけではありません。
公募制の第1次試験では、数学・英語・化学を各60分・100点で実施し、推薦書・調査書と志望理由・自己推薦書も各100点で評価します。学力と人物評価を分けずに準備する必要があります。

薬学科と生命創薬科学科は、目指す進路が違う

薬学科|6年制

薬剤師として、医薬品の適正使用と医療の質を支える

薬学科は、医療の高度化に対応し、「薬の専門家」として活躍する薬剤師を養成します。臨床薬学、実務教育、医療倫理、患者とのコミュニケーション、チーム医療、課題発見・問題解決、生涯学習が教育の中心です。

  • 薬剤師を目指す理由
  • 患者・生活者への責任
  • 医薬品の適正使用と薬害防止
  • 医師・看護師等とのチーム医療
  • 医療現場の課題を研究へつなぐ視点
生命創薬科学科|4年制

生命科学・創薬科学を使い、研究者・技術者を目指す

生命創薬科学科は、薬剤師養成課程ではありません。生命科学・創薬科学・情報科学等を学び、研究課題の設定、実験、解析、考察、科学的なコミュニケーションとプレゼンテーションができる人材を育てます。

  • なぜ薬剤師ではなく創薬研究なのか
  • どの研究分野・現象に関心があるか
  • 仮説を立てて検証した経験
  • 研究倫理とデータの正確な扱い
  • 研究成果を社会へ還元する将来像
志望理由で学科を取り違えないようにしましょう。「患者に直接寄り添う薬剤師」を目指すなら薬学科、「新しい薬の候補や作用機序を研究する研究者・技術者」を目指すなら生命創薬科学科が中心です。生命創薬科学科を卒業しても、薬剤師国家試験の受験資格は得られません。

学校推薦型選抜|指定校・公募制

指定校推薦

指定校推薦は薬学科69人、生命創薬科学科4人です。薬学部公式ページでは、小論文を2026年11月14日、面接を11月21日に実施すると案内しています。対象校、評定基準、推薦人数、詳しい出願条件は、高校へ送付される募集要項で確認してください。

指定校推薦は第一志望者を対象とします。 合格した場合は必ず入学することを前提として出願し、原則として入学を辞退できません。

高校を通して確認する内容

  • 学習成績の基準
  • 欠席日数などの条件
  • 校内選考の日程・方法
  • 推薦書で評価される項目
  • 指定校推薦の過去問題
  • 大学から案内された閲覧用パスワード
指定校推薦の過去問題は、大学公式ページでパスワード保護されています。 パスワードは対象高校へ案内されるため、一般公開情報だけで小論文の字数・形式・過去テーマを断定せず、高校の進路指導部から募集要項と過去問題を入手してください。

指定校小論文の対策用テーマ

次は確認済みの過去問ではなく、薬学部のアドミッション・ポリシーと教育内容に沿った練習用テーマです。

  • 医薬品の適正使用
  • 患者への説明と同意
  • チーム医療と薬剤師
  • 高齢社会と多剤服用
  • 医療におけるAI
  • 新薬開発と研究倫理
  • 感染症と公衆衛生
  • 医薬品不足と安定供給
  • 薬剤耐性への対応
  • 健康情報の信頼性

公募制の出願条件

  • 薬学を意欲的に学ぶ意思がある
  • 人物が優秀で、勉学意欲と協調性がある
  • 全体の学習成績の状況が3.5以上
  • 数学・理科・外国語の3教科平均も3.5以上
  • 化学基礎・化学を履修している
  • 物理基礎または生物基礎を1科目以上履修している
  • 学校長が責任をもって推薦できる
  • 合格後に入学を確約できる

第1次試験|学力と書類を500点で評価

評価項目時間配点範囲・評価内容
数学60分100点数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列のみ)
外国語60分100点英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ
理科60分100点化学基礎、化学(有機化合物の性質のうち合成高分子化合物を除く)
推薦書・調査書100点成績、出欠、委員会・特別活動、部活動等
志望理由・自己推薦書100点志望理由と、高校時代に積極的に取り組んだ経験

第2次試験|学科・方式で分かれる

対象個人面接もう一つの試験合計
薬学科15分・100点口述試験15分・100点200点
生命創薬科学科
口述型
15分・100点口述試験15分・100点200点
生命創薬科学科
研究成果発表型
15分・100点研究成果発表15分・100点200点
公募制は2026年度入試から二段階方式へ変更されています。 大学公式が案内する2024年度・2025年度の過去問題は、数学・英語・化学の出題水準と時間配分を確認する材料になります。一方、現行の口述試験、研究成果発表、個人面接は、過年度の筆記問題とは別に準備する必要があります。

公募制の3科目対策

数学|60分

範囲を絞り、解法の理由まで説明する

二次関数、図形と計量、場合の数・確率、整数、三角関数、指数・対数、微分・積分、数列を優先します。口述試験も見据え、何を求め、どの性質を使い、結果から何が分かるかを言葉にしましょう。

化学|60分

理論・無機・有機を短時間で正確に処理する

物質量、酸・塩基、酸化還元、電池・電気分解、気体・溶液、化学平衡、無機物質、有機化合物の構造と反応を確認します。計算手順だけでなく、現象の理由を説明できる状態にします。

英語|60分

基礎語彙・文法を読解へ使う

高校基礎の単語・熟語、文法・語法、文構造、空所補充、語句整序、短文・長文読解を優先します。設問の根拠を本文から短時間で特定する練習が必要です。

過去問の使い方

筆記と現行二次試験を分ける

旧過去問は3科目の得点力確認に使い、口述・研究発表・面接は2027年度要項の評価内容に合わせて別に練習します。

公募制の志望理由・自己推薦書対策

大学公式は、志望理由・自己推薦書について、「本学薬学部を志望する理由」と「高校時代に積極的に取り組んだこと等」を評価すると示しています。提出書類は面接でも確認されるため、学力試験とは別の作文にしないことが重要です。

薬学科

薬剤師として解決したい医療上の課題を示す

  • 薬・薬剤師へ関心を持った経験
  • 患者や医療現場で気づいた課題
  • なぜ医師・看護師ではなく薬剤師なのか
  • 北里の臨床薬学・チーム医療で何を学ぶか
  • どのような患者・地域へ貢献するか
生命創薬科学科

研究関心と、研究者・技術者としての将来を示す

  • 関心のある生命現象・疾患・創薬課題
  • 高校で行った探究・実験・データ分析
  • なぜ薬剤師養成ではなく研究分野か
  • 大学で深めたい研究テーマ・方法
  • 研究成果を社会へどう還元したいか
自己推薦は「主体性がある」で終わらせません。
目標、課題、自分の役割、周囲との協働、判断、改善、結果、学びを具体化し、その行動特性が薬学部での学習・研究にどう生きるかまでつなげましょう。

薬学科・生命創薬科学科の口述型試験

口述試験は15分で、その前に5分間の問題選択時間があります。数学・化学に関する問題やグラフ等の資料をもとに、問題への理解力と対応力を評価します。

理解

問題文・グラフから条件を正確に読む

何が与えられ、何を求められているかを口頭で確認します。グラフなら軸、単位、増減、比較対象、例外を読み落とさないようにします。

思考過程

答えだけでなく、考え方を言葉にする

使用する公式・反応・法則を示し、なぜその方法を選ぶのかを説明します。計算途中で誤りに気づいた場合は、根拠を示して修正します。

対応力

追加質問を受けて考えを更新する

条件を変えた場合、別の方法、結果の意味を問われることを想定します。分からない内容を取り繕わず、分かる範囲と必要な確認を分けます。

説明

科学的に正確で、聞き手に伝わる表現を使う

専門用語を並べるのではなく、式・グラフ・化学現象の関係を順序立てます。主語と因果関係を省略せず、短い文で説明しましょう。

口述試験は、数学・化学の難問を早く解く試験とは限りません。2027年度要項は、問題や資料への理解力と対応力を評価すると明記しています。基礎事項を使い、考え方を修正しながら説明できることが重要です。

生命創薬科学科|研究成果発表型試験

研究成果発表型は、面接15分と研究成果発表15分です。研究成果をポスター形式で発表し、質疑応答を通じて対応力と研究への積極性を評価します。第1次試験時に提出する研究発表要旨は、第2次試験の参考資料であり、第1次試験の評価対象には入りません。

発表時間の構成

  • 発表準備5分
  • 研究成果の発表7分
  • 質疑応答8分
  • ポスター1枚を使用

ポスターに必要な流れ

  1. 背景:何が分かっており、何が未解決か
  2. 問い:自分は何を明らかにしようとしたか
  3. 方法:なぜその実験・調査方法を選んだか
  4. 結果:データから直接言えることは何か
  5. 考察:結果をどう解釈し、別の可能性をどう考えるか
  6. 限界:不足しているデータと、次に必要な検証
  7. 大学での発展:北里大学で何を深めたいか
研究成果発表型は、派手な成果を競う方式ではありません。 大学公式は、質疑応答を通じた対応力と研究への積極性を評価するとしています。仮説とデータの関係、思った結果が出なかった条件、研究の限界を自分の言葉で説明できる状態を目指しましょう。

質疑応答で準備する想定質問

次は大学が公表した過去質問ではなく、研究過程を説明するための想定質問です。

  • なぜこの研究テーマを選んだのか
  • 仮説をどのように立てたのか
  • 比較対象や実験条件は適切か
  • 結果から本当にその結論を導けるか
  • ほかに考えられる原因は何か
  • 再現性をどのように確認したか
  • 研究をやり直すなら何を変えるか
  • 北里大学でどの分野へ発展させたいか

一般選抜|数学・化学・英語の3科目

科目時間配点2027年度の範囲
数学80分100点数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列のみ)・C(ベクトルのみ)
化学80分150点化学基礎・化学
英語80分100点英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
化学が150点で、数学・英語より重い配点です。
ただし、一般選抜は3科目すべてを課します。化学だけに偏らず、数学と英語で取りこぼさないことが合格点の安定につながります。

出願時に主体性・協働性について入力する

一般選抜では、出願登録時に「主体性をもって周囲の人々と協働して学ぶ態度」について、これまでどのように活動してきたか、または入学後どのように活動したいかを、100〜200字を目安に、500字まで入力します。学力試験対策と並行して、経験・役割・協働・学びを短くまとめておきましょう。

一般選抜の特待生制度

学科全額免除半額免除
薬学科成績1〜4位全額免除者を除く5〜12位
生命創薬科学科成績1位全額免除者を除く2〜4位
LOGIQAの猫が北里大学薬学部一般選抜の出題傾向を解説します。

LOGIQA’S INSIGHT

一般選抜は「薬学らしい化学」だけでなく、情報を処理して使う力を3科目で見る

2025年度の大学公式出題意図を見ると、数学は標準事項の運用と場合分け、化学は実験・計算・構造決定、英語は複数英文の比較やデータ整理を重視しています。暗記量だけでなく、条件を読み、情報を組み合わせる力が3科目に共通します。

2025年度公式出題意図から見る一般選抜の傾向

次は2025年度入試について、北里大学が公開した出題意図を要約したものです。2027年度に同じ単元・構成が出るとは限りませんが、各科目で評価する力を知る参考になります。

数学|標準事項を複数の条件へ応用する

2025年度は、空間ベクトルと立体図形、対数関数と微分、確率と場合分け、漸化式・階差数列・数列の和、微分・積分の総合問題が出題意図として示されました。標準問題を基礎としながら、一部に思考力を必要とする問題を含む構成です。

  • 微分・積分
  • 数列・漸化式
  • 平面・空間ベクトル
  • 確率と場合分け
  • 指数・対数
  • 三角関数・図形
間違いを「知識不足」「方針が立たない」「計算ミス」「条件の読み落とし」「時間不足」に分けると、次に直すべき原因が明確になります。

化学|6大問で理論・無機・有機を横断する

大問2025年度公式出題意図で示された主な領域
化学結合、凝固点降下、状態変化、金属イオン、第2族元素、ヨウ素価、発酵、異性体
イオン交換樹脂、沈殿、分子間相互作用、当量・平衡計算
電池、イオン化、電気量、海水電池への応用
アミノ酸の等電点、実験結果の考察
芳香族化合物、酸性度、有機反応、実験的思考
有機化合物の構造決定
理論化学

式の意味と単位から確認する

物質量、気体、溶液、熱化学、酸・塩基、酸化還元、電池・電気分解、平衡、反応速度を優先します。

無機化学

暗記を反応・計算へ接続する

典型元素、遷移元素、金属イオン、気体、工業的製法、色・沈殿・反応式を理論計算と組み合わせます。

有機化学

反応経路と構造決定を完成させる

官能基、脂肪族・芳香族、異性体、アミノ酸、天然・合成高分子、構造決定を反応経路で覚えます。

80分の処理

問題の重さを見て順番を変える

知識問題、標準計算、重い平衡計算、実験考察、構造決定に分類し、得点しやすい問題から進めます。

英語|長文・会話・整序・データ読解を組み合わせる

大問2025年度公式出題意図で示された形式
長文読解、空所補充、同意表現、内容真偽、類似トピックの英文比較
会話形式の長文、文法・語彙・口語表現、内容一致
文脈に沿った語句整序
英文と表・データを照合し、情報を対応させる問題
  • 高校標準レベルの単語・熟語
  • 文法・語法・会話表現
  • 段落ごとの話題・主張・具体例
  • 内容一致の本文根拠
  • 複数英文の共通点と相違点
  • 表・数値・条件との照合

社会人特別選抜・編入学者選抜

高校卒業直後の受験生を主対象とする方式ではありませんが、北里大学薬学部が実施する全方式として、出願条件と選考の特徴を掲載します。

社会人特別選抜の主な条件

2027年4月1日時点で25歳以上で、最終学歴に応じた職務経験年数等を満たす必要があります。

最終学歴等必要な職務経験等
高等学校卒業6年以上
短期大学・高等専門学校卒業4年以上
大学卒業2年以上
専門学校2年課程4年以上
専門学校3年課程3年以上

編入学者選抜の主な条件

大学・短期大学・高等専門学校の卒業者のほか、理工・農・保健系等の大学で2年以上在籍し、所定の単位を修得した者などが対象です。編入年次は原則として2年次です。学士入学も編入学者選抜の中で扱われます。

共通する選考内容

選考時間配点補足
数学60分100点公募制推薦と共通問題
英語60分100点公募制推薦と共通問題
化学60分100点公募制推薦と共通問題
小論文60分100点第1次試験日に実施し、第2次選考で評価
個人面接15分100点第2次試験
小論文は、現代社会の問題を扱うテーマ型で、600〜800字です。問題文に簡単な英文が含まれる場合があり、科学的知識、論理的な意見、問題解決力を評価します。

小論文の対策用テーマ

次は公式過去問ではなく、公開された出題方針に沿った練習テーマです。

  • 高齢者の多剤服用
  • 医薬品不足
  • ジェネリック医薬品
  • 医療におけるAI
  • 抗菌薬の適正使用
  • ワクチンと公衆衛生
  • 健康情報の信頼性
  • 医薬品の安全性と副作用
  • 研究倫理
  • 患者の自己決定
社会人面接

職務経験を薬学でどう発展させるか

  • なぜ今、薬学部へ進学するのか
  • 職務経験をどう生かすのか
  • 数学・化学・英語をどう学び直したか
  • 卒業後にどのような役割を担うか
編入学面接

以前の学びと薬学部を接続する

  • 以前の大学・学部で学んだ内容
  • なぜ現在の分野から薬学へ移るのか
  • 不足している知識と現在の補強方法
  • 薬学科・生命創薬科学科で深めたいこと

北里大学薬学部が求める6つの力

大学公式のアドミッション・ポリシーと、方式ごとの評価内容を、入試対策上の6つの力へまとめます。

① 薬学を学ぶための基礎学力

数学・英語・化学を中心に、知識を条件に応じて運用し、計算・読解・考察へ使う力です。

② 薬学への強い学修意欲

薬剤師、創薬研究者・技術者という将来像と、大学で学ぶ内容を具体的につなげます。

③ 論理的に考え、説明する力

口述、小論文、研究発表、一般選抜を通して、根拠・手順・結論を一貫して示す力です。

④ 高い倫理観と人間性

患者・生活者の利益、研究の公正性、医薬品の適正使用を重視し、責任ある判断を考えます。

⑤ コミュニケーションと協働

患者、多職種、研究者等の異なる立場を理解し、自分の考えを分かりやすく伝える力です。

⑥ 課題発見・問題解決とリーダーシップ

医療・創薬の課題を見つけ、情報を集め、方法を選び、周囲と協働して解決へ進む姿勢です。

北里大学薬学部の具体的な入試対策

  1. 薬学科と生命創薬科学科の進路を分ける
    薬剤師として患者・医療を支えるのか、創薬・生命科学の研究者・技術者を目指すのかを最初に決めます。
  2. 公募制は評定と履修条件を先に確認する
    全体3.5、数学・理科・外国語の3教科平均3.5、化学基礎・化学と物理基礎または生物基礎の履修を確認します。
  3. 志望理由と自己推薦を分けて書く
    志望理由では学科・大学・将来、自己推薦では高校での目標・行動・協働・成長を中心にします。
  4. 数学・英語・化学を60分で処理する
    公募制は各100点です。基礎事項の穴を埋め、時間内に説明可能な形で解く練習をします。
  5. 口述試験は考え方を声に出す
    問題・グラフの条件、使う知識、計算、結論、追加質問への修正を順序立てます。
  6. 研究成果発表は結果より研究過程を磨く
    背景、問い、方法、結果、考察、限界、次の検証を7分で説明し、8分の質疑へ対応します。
  7. 一般選抜は化学150点を軸に3科目を完成させる
    化学の実験・構造決定、数学の運用・場合分け、英語の比較・データ読解を重点的に確認します。

2027年度の主な入試日程

方式出願期間試験日合格発表手続期限
指定校推薦2026年11月2日〜11月6日小論文:11月14日
面接:11月21日
12月3日 13時12月15日
公募制推薦2026年11月2日〜11月6日第1次:11月14日
第2次:11月21日
第1次:11月19日 13時
第2次:12月3日 13時
12月15日
一般選抜2026年12月24日〜2027年1月13日2027年2月1日2月10日 13時1次:2月17日
2次:2月26日
社会人・編入学2026年11月2日〜11月6日第1次・小論文:11月14日
第2次:11月21日
第1次:11月19日 13時
第2次:12月3日 13時
12月15日

北里大学薬学部の入試FAQ

北里大学薬学部に総合型選抜はありますか?

2027年度は実施しません。高校生向けの主な方式は、指定校推薦、公募制推薦、一般選抜です。

共通テスト利用選抜はありますか?

2027年度の薬学部では実施しません。一般選抜は、北里大学独自の数学・化学・英語3科目で行います。

公募制推薦の評定条件は何ですか?

全体の学習成績の状況と、数学・理科・外国語の3教科の学習成績の状況が、いずれも3.5以上必要です。

公募制推薦は小論文がありますか?

薬学科と生命創薬科学科の公募制推薦には小論文はありません。第1次で数学・英語・化学と書類、第2次で個人面接と口述試験または研究成果発表を行います。

指定校推薦には小論文がありますか?

薬学部公式ページでは、2026年11月14日に小論文、11月21日に面接を実施すると案内しています。詳細は対象高校へ送付される要項で確認してください。

口述型と研究成果発表型の違いは何ですか?

口述型は数学・化学の問題やグラフ等の資料を使い、理解力と対応力を評価します。研究成果発表型はポスターによる7分の発表と8分の質疑応答を行い、対応力と研究への積極性を評価します。

生命創薬科学科で薬剤師になれますか?

生命創薬科学科は4年制の研究者・技術者養成課程で、薬剤師国家試験の受験資格は得られません。薬剤師を目指す場合は6年制の薬学科です。

一般選抜の過去問はどこで確認できますか?

北里大学公式の過去問題ページが案内する赤本オンラインで、2024年度・2025年度の学校推薦型選抜(公募制)と一般選抜の問題を確認できます。

大学公式情報・関連ページ

薬学科・生命創薬科学科の違いから、方式別の準備を個別に設計する

北里大学薬学部は、公募制の3科目基礎学力、志望理由・自己推薦書、15分面接、口述試験、研究成果発表、一般選抜の数学・化学・英語まで、学科と方式によって準備が変わります。LOGIQAでは、志望する学科・方式に合わせて、書類、小論文、面接、口述・発表を合格水準へ引き上げます。