【2027年度】神奈川大学の総合型選抜対策|総合評価型・適性検査型の違いと学部別の小論文・面接対策法

LOGIQA 大学別対策 神奈川大学

2027年度入試|総合型選抜対策

神奈川大学の総合型選抜
総合評価型・適性検査型の違いと学部別対策

神奈川大学の2027年度総合型選抜は、「総合評価型」と「適性検査型」の2方式です。総合評価型は、学科別の評定基準を満たしたうえで、エントリーシート、90分の小論文または学科別筆記、面接を総合評価します。適性検査型は、国語または数学と英語の筆記200点、調査書の評定平均値50点、自己推薦書等の書類審査で判定し、面接はありません。

総合評価型は一つの学科のみ出願でき、学科によって専願・併願と評定3.5〜3.8の条件が異なります。一方、適性検査型は他大学との併願・複数学科への併願が可能で、方式固有の評定最低値はありません。ただし評定は50点分として合否判定に使われるため、単なる「評定不問入試」ではありません。

2方式総合評価型と適性検査型
547名2方式の募集人員合計
30区分GECプログラムを除く学科・コース等
250点適性検査型の総点
LOGIQA’S INSIGHT

総合評価型・適性検査型 どちらが自分に合っているかしっかり分析しよう

総合評価型は活動実績だけで合格する入試ではありません。志望理由書と活動報告書に加え、文系学科では小論文、理工系では数学・物理・化学・生物等の基本問題、建築学部では小論文またはスケッチを含む総合問題が課され、さらに面接があります。書類、筆記、面接の内容を一貫させる必要があります。

適性検査型には方式固有の評定最低値がありませんが、評定平均値は10倍され、250点満点のうち50点を占めます。国語または数学100点、英語100点に、評定と自己推薦書等の書類審査が加わります。評定が低ければ出願できない入試ではありませんが、評定が評価されない入試でもありません。

神奈川大学の総合型選抜は、志望分野の視点から問題を考える力が必要です。

法学部では権利や制度、公平性、経済・経営系では企業や消費、労働、データ、外国語・国際日本系では言語や文化、多文化共生といった視点が求められます。人間科学部では心理・教育・スポーツ・人間関係、理工・情報系では数学や理科の基礎知識と論理的な説明、建築学部では空間を読み取り、文章や図で表現する力が重要です。

総合評価型で見せるもの 高校時代に何へ取り組み、何を学び、それを大学での研究テーマと卒業後の進路へどうつなげるか。学科別筆記と面接でも同じ関心・基礎力を示します。
適性検査型で見せるもの 日頃の学習習慣を、70分ずつの基礎問題で得点へ変える力。自己推薦書では、目立つ結果よりも、継続して取り組んだ内容を200〜300字で具体化します。

対策では、先に「評定が足りるか」だけを見るのではなく、学科別の筆記・面接で志望テーマを深く説明するほうが強いのか、国語・数学・英語の基礎問題で安定して得点するほうが強いのかを判断しましょう。方式が違っても、志望学科で学ぶ準備ができていることを示す点は共通しています。

適性検査型に面接はありません。総合評価型は全学科で面接があります 2方式を混同しないようにしてください。総合評価型は書類・90分筆記・面接の総合評価です。適性検査型は70分の筆記を2時限受験し、評定平均値と書類審査を加えて判定します。また、外国語学部英語英文学科GECプログラムは、どちらの方式も実施しません。

神奈川大学の書類・小論文・面接・適性検査対策を相談できます

方式選び、志望理由書、活動報告書、自己推薦書、学科別筆記、小論文、面接、国語・数学・英語の基礎力対策まで進めます。

TWO ROUTES

総合評価型と適性検査型の違い

どちらも全学部・全学科で実施されますが、英語英文学科GECプログラムは対象外です。出願できる学科数、評定条件、試験内容、面接の有無が異なります。

1

総合型選抜(総合評価型)

目標に向かって自分を磨く意欲と、これまでの努力を、書類・学科別筆記・面接で評価する方式です。

  • 評定:学科別に3.5・3.7・3.8
  • 出願:一つの学科のみ
  • 他大学併願:学科によって可否が異なる
  • 筆記:90分の小論文または学科別基本問題
  • 面接:全対象学科で実施
  • 募集人員:合計263名
2

総合型選抜(適性検査型)

高校時代の学習習慣と努力、大学入学後に必要な基礎学力を、筆記・評定・書類で評価する方式です。

  • 評定:方式固有の最低値なし
  • 出願:複数学科への併願可
  • 他大学併願:
  • 筆記:国語または数学+英語、各70分
  • 面接:なし
  • 募集人員:合計284名
活動経験を深く説明できる

経験から学んだことを、志望テーマや卒業後の計画へつなげ、筆記と面接でも説明できるなら総合評価型が候補です。

基礎問題を安定して解ける

国語・数学・英語の基礎を時間内に正確に解き、評定と合わせて評価されたい場合は適性検査型が候補です。

両方式への出願も可能

日程が異なるため、それぞれの出願資格を満たせば両方を受験できます。ただし、出願書類と準備内容は方式別に確認します。

HOLISTIC EVALUATION

総合評価型|書類・90分筆記・面接

書類だけの選抜ではありません。エントリーシートを提出し、志望学科に応じた筆記試験と面接を同日に受験します。

志望理由書

大学で取り組みたいテーマから卒業後まで書く

志望の動機だけでなく、大学入学後に取り組みたいテーマと、卒業後の職業・進路の計画を関連づけて具体的に述べます。「大学名への憧れ」で終わらず、学科で何を研究し、その学びをどこで使うのかを一続きにします。

活動報告書

高校時代の取り組みと、そこから得た学び

部活動、探究、委員会、資格学習、アルバイト、学校行事などから、意欲的に取り組んだ内容を具体化します。資格・大会・コンクール等を客観的に証明する書類は任意で添付できます。

90分筆記

文系は小論文、理工系は専門につながる基本問題

多くの文系学科は小論文ですが、経済データ分析学科は数学、理学部・工学部・化学生命学部・情報学部は学科に応じた数学・理科の基本問題です。建築学部は小論文またはスケッチを含む総合問題です。

面接

書類と筆記の内容を、自分の言葉で説明する

外国語学部英語英文学科IESプログラムは英語による面接です。国際日本学部国際文化交流学科も、活動報告書の内容によって英語を含む場合があります。面接の詳細や配点は公表されていません。

当日の流れ

午前に90分筆記、午後に面接

集合は9時10分、筆記試験は9時30分〜11時、面接は13時30分からです。午前の筆記で書いた主張と、午後の面接で話す志望理由が矛盾しないよう、学科の問題関心を普段から言語化しておきましょう。

DEPARTMENT EXAMS

総合評価型の学科別筆記試験

同じ総合評価型でも、学科によって小論文、数学・理科の基本問題、建築の総合問題に分かれます。

筆記の種類対象学科・コース等対策のポイント
小論文 法律、自治行政、経済、現代ビジネス、国際経営、スペイン語、中国語、国際文化交流、日本文化、歴史民俗、人間科学 学科の社会的テーマを資料・具体例・自分の見解で論じる練習
英語と日本語の小論文 英語英文学科IESプログラム 英文理解に加え、日本語・英語の両方で論点を簡潔に表現
数学の基本問題 経済データ分析、理学科数学、電気電子情報工、経営工、情報学部3区分 途中式と考え方を説明できるよう、高校数学の基礎を反復
数学・物理/物理 理学科物理、機械工、応用物理 公式暗記ではなく、条件整理と立式の過程を確認
化学 理学科化学、応用化学 基本法則・計算・実験考察を結びつける
生物 理学科生物 用語説明に加え、図表・実験結果から考察する
選択問題 理学科地球環境科学は数学・物理、化学、生物から選択。総合理学は数学、数学・物理、化学、生物から選択。生命機能は生物または化学を当日選択 選択科目を早めに決め、志望テーマとのつながりも説明
総合問題 建築学科 建築学系・都市生活学系 小論文またはスケッチで、観察・構想・表現をまとめる

GPA & EXCLUSIVITY

総合評価型の評定条件と専願・併願

評定は全体の評定平均値です。国際日本学部、人間科学部、化学生命学部は本学専願で、合格後の入学辞退はできません。

条件該当する学科・コース等
評定3.5以上経済学部3学科、中国語学科、工学部応用物理学科
評定3.8以上人間科学部人間科学科
評定3.7以上上記以外の総合評価型対象学科・コース等
本学専願国際日本学部3学科、人間科学部人間科学科、化学生命学部2学科
他大学併願可法・経済・経営・外国語・理・工・建築・情報学部の対象学科・コース等

※総合評価型では複数の学科へ出願できません。1学科を選んで出願します。

APTITUDE TEST

適性検査型|国語または数学+英語+評定

高校2年次までを中心とした基礎問題を解き、調査書と自己推薦書を含めて判定します。複数学科を併願する場合も、出願書類は各1通のみです。

国語または数学 100点1限・70分
学科によって選択制限あり
英語 100点2限・70分
英語外部試験利用可
評定 50点全体の評定平均値×10
国語

漢文を除く基本問題

国語を選択できる学科では、漢文を除く「国語」に関する基本的問題を70分で解きます。語彙、読解、論理関係を素早く正確に捉える練習が必要です。

数学

数学Ⅲ・数学Cを除く基本問題

経済データ分析学科、理学科数学・物理コース、工学部4学科は1限が数学に限定されます。他の多くの学科は国語または数学を選べます。

英語

外部試験と当日得点の高い方を採用

英検、GTEC、TEAP、IELTSの所定スコアを80・90・100点へ換算できます。申請した場合でも当日の英語を受験でき、換算点と当日得点の高い方が判定に使われます。

自己推薦書

高校時代に意欲的に取り組んだことを200〜300字で

活動名の説明だけでなく、目標、継続した工夫、難しかった点、自分の変化を短い字数で示します。複数学科へ併願する場合も、自己推薦書は1枚です。

2027年度の英語外部試験換算

換算点英検CSEGTECTEAPIELTS
100点2,3041,1803095.5
90点2,1501,0502535.0
80点1,9809302254.0

※2024年4月以降に受験したスコアが対象です。GTECはCBTまたは検定版Advancedタイプ、IELTSはアカデミック・モジュールです。

複数学科併願

1限に国語を選ぶと、数学指定学科には併願できない

適性検査型は複数学科へ併願できますが、1限の選択教科が学科の指定と一致する必要があります。経済データ分析、理学科数学・物理コース、工学部4学科を含める場合は数学を選択します。併願先を決めてから国語・数学を選びましょう。

CAPACITY

2027年度 2方式の募集人員

総合評価型は合計263名、適性検査型は合計284名です。英語英文学科GECプログラムは実施しません。

学部学科・コース等総合評価型適性検査型
法学部法律学科2428
自治行政学科1214
経済学部経済学科3025
経済データ分析学科53
現代ビジネス学科1815
経営学部国際経営学科3237
外国語学部英語英文学科 IESプログラム1011
スペイン語学科56
中国語学科64
国際日本学部国際文化交流学科1012
日本文化学科44
歴史民俗学科45
人間科学部人間科学科2125
理学部理学科 数学コース23
理学科 物理コース23
理学科 化学コース45
理学科 生物コース45
理学科 地球環境科学コース22
理学科 総合理学コース22
工学部機械工学科910
電気電子情報工学科910
経営工学科66
応用物理学科66
建築学部建築学科 建築学系78
建築学科 都市生活学系56
化学生命学部応用化学科78
生命機能学科56
情報学部計算機科学科56
システム数理学科56
先端情報領域プログラム23
合計263284

SCHEDULE

2027年度の日程

出願はインターネット登録と郵送の両方が必要です。郵送書類は期間最終日の消印有効です。

総合評価型

9月出願・10月試験

出願9月11日〜18日
試験10月11日
合格発表11月1日 13時
一次手続11月1日〜16日
適性検査型

10月末出願・11月試験

出願10月29日〜11月5日
試験11月22日
合格発表12月1日 13時
一次手続12月1日〜14日
試験会場も方式で異なる 総合評価型は、法・経済・人間科学・理・工・建築・化学生命・情報学部が横浜キャンパス、経営・外国語・国際日本学部がみなとみらいキャンパスです。適性検査型は全対象学科を横浜キャンパスで実施します。

2026 RESULTS

2026年度の入試結果

以下は前年結果です。2027年度の募集人員・条件とは分けて確認してください。適性検査型の倍率は、大学公式が受験者数÷合格者数で公表した値です。

1,361名総合評価型 志願者
337名総合評価型 合格者
3,491名適性検査型 志願者
759名適性検査型 合格者

総合評価型の主な学科

学科志願者受験者合格者
法律学科958439
経済学科14513144
現代ビジネス学科12811739
国際経営学科38135740
国際文化交流学科75718
人間科学科12712123
全学科合計1,3611,264337

適性検査型の主な学科

学科受験者合格者公式倍率合格最低点
経済学科3643510.4倍182
経済データ分析学科4358.6倍188
現代ビジネス学科2452211.1倍187
国際経営学科564995.7倍180
英語英文学科 IESプログラム202326.3倍186
国際文化交流学科284684.2倍180
人間科学科256713.6倍163
全学科合計3,1777594.2倍

※合格最低点は250点満点です。倍率や最低点は年度により変わるため、前年結果だけを基準に方式・学科を決めないようにしてください。

HOW TO PREPARE

神奈川大学の総合型選抜対策

方式を選んだ後は、書類と当日試験を別々に準備せず、志望学科で学ぶために必要な経験と基礎力を一つの計画にまとめます。

評定・専願・選択科目を最初に確認する

総合評価型は評定3.5〜3.8と専願・併願条件、適性検査型は1限の国語・数学指定を確認します。出願できるかだけでなく、得点しやすい方式かを判断します。

志望学科の学びを一つのテーマに絞る

「幅広く学びたい」から一歩進め、どの問題を、どの学問の方法で考えたいかを決めます。授業、ゼミ、研究分野と高校時代の経験を結びます。

総合評価型は2つの書類を役割分担する

活動報告書は過去の経験と学び、志望理由書は大学で取り組むテーマと卒業後の計画を中心にします。同じ話を繰り返さず、過去から未来へつなげます。

学科別筆記を面接対策にも利用する

小論文では学科の論点、理工系問題では基礎概念を説明する練習を行います。答えを出すだけでなく、なぜその考え方を使うのかを口頭で説明します。

適性検査は70分の過去問題で測る

国語または数学と英語を、各70分で解きます。正答率だけでなく、時間切れになった単元、読み直しが多い箇所、計算ミスの種類を記録します。

英語資格と当日英語を両方準備する

外部試験の換算点を確保しても、当日の英語で上回れば高い方が採用されます。資格を保険にしながら、読解・語彙・文法の得点を伸ばしましょう。

FAQ

神奈川大学の総合型選抜でよくある質問

適性検査型は評定不問ですか?
方式固有の評定最低値はありません。ただし、全体の評定平均値を10倍し、50点満点として筆記200点と合わせます。評定を用意できない場合は個別の入学資格審査の対象にもなりません。
総合評価型は活動実績だけで受験できますか?
活動報告書に加え、90分の学科別筆記と面接があります。また、学科別に全体の評定平均値3.5〜3.8の出願条件があります。活動の規模だけでなく、学科で学ぶ基礎力と志望理由が必要です。
適性検査型に面接はありますか?
ありません。適性検査の得点、調査書の評定平均値、自己推薦書等の書類審査で総合的に判定します。
適性検査型では複数の学科を併願できますか?
可能です。ただし、1限で選ぶ国語または数学が各学科の指定と一致する必要があります。数学に限定されている学科を併願する場合は数学を選びます。出願書類は複数学科併願でも各1通です。
総合評価型は他大学と併願できますか?
学科によって異なります。国際日本学部、人間科学部、化学生命学部は本学専願です。それ以外の対象学科・コース等は他大学との併願が可能です。総合評価型内で複数学科への出願はできません。
英語資格を使うと、当日の英語は受験できませんか?
受験できます。英語外部試験の利用を申請していても当日の英語を受験でき、換算点と当日得点を比較して高い方が採用されます。

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このページは、神奈川大学が公開した2027年度総合型選抜(総合評価型/適性検査型)入学試験要項、方式別入試ガイド、英語外部試験換算表、2026年度入試結果を照合して作成しています。出願条件、試験科目、日程、募集人員は変更される場合があります。出願前に必ず神奈川大学公式の総合型選抜入学試験要項を確認してください。

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