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英語の並べ替え問題が苦手な理由|左から順に解かない語順チェック
英語の並べ替え問題、いわゆる整序問題が苦手な人は多いです。その原因は、単語力だけではありません。多くの場合、左から右へ、選択肢を1個ずつ並べようとしていることが原因です。
英語の整序問題は、単語を順番に拾っていくパズルではありません。
文の骨組み、熟語、構文、意味のまとまりを見つけて、ブロックとして組み立てていく問題です。
定期テストの英語で整序問題を落としやすい人は、早めに語順・構文の弱点を確認しておきましょう。
英語の並べ替え問題が苦手な理由
整序問題が苦手な人は、最初の単語から順番に考えようとしがちです。
たしかに、英文は左から右へ読みます。けれど、整序問題を解くときに、左端から順番に決めようとすると迷子になります。
なぜなら、選択肢には名詞がたくさん出てくるからです。
たとえば、I、you、the book、English、my friend のように、主語にも目的語にもなりそうな語が複数あることは珍しくありません。
名詞から考え始めると、「これが主語かな」「いや、目的語かも」「この名詞はどこに置くの?」と迷いやすくなります。
だから、整序問題で最初に見るべきなのは、名詞ではありません。
まず探すべきは「動詞候補」
整序問題では、まず動詞候補を探します。
英文の中心は動詞です。動詞が決まると、その前に主語が必要なのか、後ろに目的語が必要なのか、補語が必要なのかが見えてきます。
たとえば、speaks、bought、have finished、was put off のような語が見えたら、まず文の中心になりそうな動詞として注目します。
ただし、ここで注意があります。
spoken や taking のような語を見て、「これ、動詞候補ですよね?」と思ってしまう人がいます。
でも、それだけで文の中心の動詞だと決めるのは危険です。
spoken は過去分詞です。taking は動名詞や現在分詞として使われることが多い形です。
もちろん、has spoken や is taking のように、助動詞やbe動詞とセットになれば文の述語になります。でも、spoken や taking だけを見て、「これが文の中心の動詞だ」と考えると、語順全体が崩れます。
整序問題では、その語が文の中心の動詞なのか、それとも分詞・動名詞・不定詞などの一部なのかを見分けることが大切です。
時制にも注意する
動詞候補を見るときは、時制にも注意しましょう。
たとえば、文全体のメインの動詞が過去形なのに、選択肢の中に study や play のような動詞の原形に見える語があることがあります。
このとき、「過去の文なのに、なぜ現在形っぽい語があるの?」と感じたら、そこがヒントになることがあります。
正確には、これは現在形ではなく動詞の原形です。そして、to study や to play のように、to不定詞を作らせる問題かもしれません。
She went to the library to study.
この文では、文全体のメインの動詞は went です。study はメインの動詞ではなく、to study で「勉強するために」という目的を表しています。
- 文全体のメインの動詞はどれか
- to不定詞を作る語はないか
- be動詞やhaveとセットになる語はないか
「ラス1」を狙う
整序問題では、最初の1語よりも、最後の1語が先に決まることがあります。
たとえば、選択肢に advance があり、文の最後が ( ) advance のようになりそうな場合。
これはかなりの確率で、in advance です。
in advance は「前もって、事前に」という意味の熟語です。
整序問題では、このような熟語がよく問われます。
in advancelook forward to ~ing / 名詞prevent A from -ing
こういう表現は、1語ずつ考えるよりも、まとまりで見つけた方が速いです。
「最初の1語は何だろう」と悩むより、「最後はこれで決まりでは?」「この2語はセットでは?」と考えた方が解ける問題は多いです。
整序問題では、ラス1が決まると全体が見えることがあります。
ブロックを作る
整序問題で迷子になる人は、選択肢を1個ずつバラバラに見ています。
でも、英語は1語ずつではなく、意味のまとまりでできています。
たとえば、日本語に「私が話したことを」という意味があるとします。
選択肢の中に、said、what、I があれば、まず what I said というブロックを作れないか考えます。
what I said は「私が言ったこと」という意味のまとまりです。
この3語をバラバラに動かしてはいけません。まずブロックとして作る。そのあとで、前後のブロックとつなげていきます。
整序問題は、1語ずつ並べる問題に見えて、実際にはブロックを組み合わせる問題です。
1個ずつ迷子にしないでください。まず、意味のかたまりを作りましょう。
語順・構文を10問で確認してみましょう。
英語並べ替え・整序問題チェックを試す出題者が「何を聞きたい問題か」を見る
整序問題には、ほぼ必ず聞きたい文法知識・構文・熟語があります。
ただ単に、英単語をランダムに並べさせているわけではありません。
たとえば、日本語に「もし私があなたの立場なら」とある。
普通に考えれば、If I were in your shoes, ... です。
ところが、選択肢を見ても If がない。
「あれ? If がない。問題が変なのでは?」と思うかもしれません。
でも、ここで出題者が聞きたいのは、仮定法の倒置かもしれません。
If I were in your shoes
この If が省略されると、be動詞の were が前に出て、Were I in your shoes, ... になります。
このように、整序問題では出題者が何を聞きたいのかを考える必要があります。
- 不定詞を聞きたいのか
- 関係代名詞を聞きたいのか
- 仮定法を聞きたいのか
- 比較構文を聞きたいのか
- 熟語を聞きたいのか
構文を覚えずに整序問題に臨むのは、公式を覚えずに数学の問題を解くようなものです。
もちろん、丸暗記だけでは解けません。でも、最低限の構文を知らないと、何を手がかりにすればいいのか分からなくなります。
整序問題は、語順と構文の弱点が出やすい
英語の整序問題は、単語を覚えているだけでは解けません。
整序問題で必要なのは、次のような力です。
- 動詞候補を見つける力
- 時制や原形を確認する力
- 熟語をまとまりで見る力
- 意味のブロックを作る力
- 出題者が聞きたい構文を見抜く力
だから、整序問題が苦手な人は、英語全体が苦手というより、語順と構文の見方がまだ身についていないことが多いです。
定期テストや評定対策でも、整序問題は差がつきやすいところです。
LOGIQA(ロジカ)では、スマホでできる無料ツールとして「英語並べ替え・整序問題チェック」を公開しています。
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英語の並べ替え問題が苦手な人は、まず10問だけ試してみてください。