順天堂大学スポーツ推薦【2027年度】志望理由の例・評定・小論文・面接対策

2027 Juntendo Sports Admissions

競技実績の先に、
スポーツと健康を学ぶ理由を置く。

順天堂大学スポーツ健康科学部の「スポーツ推薦」を、2027年度公式要項に沿って解説します。中心は学校推薦型選抜・特別推薦B方式。評定、競技実績、小論文、面接まで、出願後に問われる力から逆算します。

募集10名 全体評定3.5以上 小論文60分 面接 他大学との併願可

2027年度入試|公式情報確認日:2026年8月24日

特別推薦B募集10名
2026年度 特別推薦B受験97名
2026年度 特別推薦B合格30名
受験者÷合格者約3.2倍

Juntendo admission structure

特別推薦Bは単独出願ではない。
公募推薦とセットで受ける。

競技実績を評価する学校推薦型選抜・特別推薦B方式は、全体評定3.5以上など公募推薦方式の条件を満たしたうえで、両方式へ出願する仕組みです。特別推薦Bだけを選んで出願することはできません。

一方、トップアスリート特別選抜は大学が競技実績を認めた対象者の選抜で、公募制ではありません。活動実績を生かす総合型選抜C方式、共通テストを使うD方式も含め、順天堂では出願の入口から異なる4方式を分けて考えます。

Route map

競技経験を生かせる4つのルート

同じスポーツ健康科学部でも、学校長推薦、評定、第一志望、共通テストの有無が異なります。先に方式を分けると、準備すべき書類と試験が見えます。

このページの中心

学校推薦型選抜
特別推薦B方式(スポーツ競技実績評価型)

募集10名評定3.5以上併願可

全国・地域ブロック・都道府県大会などの競技実績を評価。公募推薦方式と合わせて出願し、書類、小論文60分、面接で選考されます。

大学が実績を認定

トップアスリート特別選抜Ⅰ・Ⅱ

Ⅰ・Ⅱ合計155名第一志望公募制ではない

競技実績を大学が認め、所属校の部活動または競技団体の指導者から推薦を受ける選抜。オンライン面接と口頭試問があります。

活動実績を学びへ

総合型選抜Ⅰ・Ⅱ
C方式(活動実績重視型)

Ⅰ30名・Ⅱ15名併願可A方式と同時出願

スポーツに限定されず、校内外の活動実績を評価。C方式だけでは出願できず、A方式と合わせて出願します。活動報告書と面接・口頭試問が中心です。

共通テストを使う

共通テスト利用選抜(前期)
D方式(競技型)

募集15名競技実績個別試験なし

共通テストの成績とスポーツ競技実績報告書で選考。特別推薦Bと同じ競技実績基準が示されています。

方式主な入口主な選考他大学との併願
特別推薦B評定3.5以上+競技実績+学校長推薦
公募推薦にも出願
書類・小論文60分・面接
トップアスリートⅠ・Ⅱ大学が認める競技実績+指導者推薦
第一志望
書類・オンライン面接・口頭試問第一志望条件あり
総合型Ⅰ・Ⅱ C活動実績
A方式にも出願
書類・活動報告書・面接・口頭試問
共通テスト前期 D競技実績+共通テスト共通テスト・スポーツ競技実績報告書

Special recommendation B

特別推薦B方式|評定3.5+競技実績+公募推薦

学校推薦型選抜の公募推薦方式は募集35名、特別推薦B方式は募集10名です。特別推薦Bを受ける場合も、公募推薦方式の出願資格を満たし、両方式へ出願します。

公募推薦で満たす条件

  • 学校長の推薦を受けられる
  • スポーツ・特別活動の経験を踏まえ、スポーツ健康科学を学ぶ意思がある
  • 全体の学習成績の状況が3.5以上

特別推薦Bで加わる競技実績

  • 全国大会に出場
  • 地域ブロック大会に出場
  • 都道府県大会で個人または団体ベスト4
  • 法人格を有する競技団体から強化・指定選手に推薦
  • 上記に相当する実績を持ち、優秀な競技能力が期待される
出願期間試験日・会場合格発表入学手続
2026年11月1日〜11月13日
期間内必着
2026年11月26日
さくらキャンパス
2026年12月11日
12:00
2026年12月11日12:00〜12月22日

日程・出願資格は変更される場合があります。出願時は必ず大学公式の学生募集要項とインターネット出願画面を確認してください。

LOGIQA online coaching

競技成績の説明で終わらせず、順天堂で学ぶ理由まで書き切る。

自己アピールシート、小論文、面接を別々に作ると、同じ大会実績を繰り返すだけになりがちです。競技中に考えたこと、課題への働きかけ、スポーツと健康への問題意識をつなぎ、書類から面接まで一貫した内容にします。

  • 自己アピールシート3項目の役割を分け、重複を減らす
  • 60分の小論文を、構成・根拠・時間配分から練習する
  • 競技実績の深掘りと、スポーツ・健康分野の質問に備える
順天堂大学の自己アピール・小論文・面接対策を相談する

Application documents

提出書類|競技実績と自己アピールは役割が違う

公式様式を見ると、特別推薦Bでは「何を達成したか」だけでなく、「なぜ志望するか」「自分の強みは何か」を別の書類で問われます。

自己アピールシート

本人の自筆で、次の3項目を記入します。面接の参考資料にもなります。

  • 志望理由
  • 強みや長所
  • 自分自身を一言でアピール

スポーツ競技実績報告書

最上位の大会・競技会を一つ選び、正式名称、主催団体、開催地、個人・団体、順位などを記入します。団体競技では、役割や貢献も具体的に記載します。

学校推薦書・調査書

学校長推薦と評定の確認に加え、競技実績の証明にも関わります。提出方法や厳封の扱いを高校の先生と早めに確認してください。

競技実績を示す添付資料

調査書以外で実績を証明する場合は、証明書、公式記録、新聞・雑誌・Web記事、大会要項などを添付様式とともに提出します。氏名、種目、順位、大会規模が分かる資料を用意します。

公式様式では、調査書で競技実績を証明する場合、競技実績の添付用紙は不要とされています。全員が同じ証明書類を提出するわけではありません。

Writing strategy

順天堂大学スポーツ推薦の志望理由例|大会名と順位は報告書へ

競技実績報告書には、実績を正確に書きます。一方、自己アピールシートの志望理由では、競技経験から生まれた課題意識と、順天堂大学で学びたい内容まで踏み込む必要があります。

実績の説明で止まる

全国大会出場を目標に毎日練習し、チームに貢献しました。この経験を生かして順天堂大学でも競技を続けたいです。

経験から学びへ進む

故障者が続いた時期に練習量だけでなく回復と心理面の支援が競技継続を左右すると実感しました。トレーニング科学とスポーツ医学を学び、選手が長く競技に向き合える環境づくりを研究したいです。

競技歴が同じでも、本人が何を観察し、どう行動し、大学でどの問いを追いたいかによって文章の内容は変わります。

60-minute essay

小論文対策|60分で「立場・根拠・具体例」を通す

特別推薦B方式は小論文60分です。競技実績が高くても、小論文では問いに答える読解力と、理由を筋道立てて書く力が別に見られます。

設問が求める論点を一文にする

「何について」「どの立場から」「何を述べるか」を答案用紙に書く前に決めます。知っているスポーツの話へ無理に寄せません。

主張と理由を先に置く

結論をぼかさず、その理由を競技経験、社会的背景、学んだ知識のいずれかで支えます。

反対側の視点も扱う

勝利と安全、個人とチーム、競技力と健康のように、スポーツには複数の価値が共存します。片側だけで断定せず、条件や限界を書きます。

見直し時間を残す

設計、執筆、推敲の時間を固定して練習します。主語と述語、同じ表現の連続、設問への答えが末尾までぶれていないかを確認します。

準備したいテーマ

  • 競技力向上と選手の健康・安全
  • 指導者と選手のコミュニケーション
  • 地域・学校におけるスポーツの役割
  • スポーツ参加の格差と共生
  • データ・テクノロジーと競技

競技経験を使うときの注意

  • 体験談だけで結論にしない
  • 個人の経験を一般化しすぎない
  • 競技特有の用語を説明なしで使わない
  • 成功談だけでなく判断の過程を書く

Interview & oral examination

面接・口頭試問|競技歴を「自分の言葉」で説明できるか

特別推薦Bは面接、トップアスリート特別選抜と総合型選抜C方式は面接・口頭試問があります。トップアスリートと総合型の口頭試問では、高校の「保健体育」の知識を踏まえ、スポーツや健康に関する考えを理由とともに述べることが求められます。

競技経験から準備したい問い

  • 最も大きな課題と、改善のために行ったこと
  • 団体内での役割と、数字で示せない貢献
  • 失敗や故障から判断を変えた経験
  • 高校までの競技経験を大学でどう発展させるか

学びから準備したい問い

  • なぜ体育・スポーツ系ではなく「スポーツ健康科学」なのか
  • 学びたい領域と、その関心が生まれた場面
  • 現代のスポーツ・健康課題への考え
  • 卒業後にスポーツと健康へどう関わるか

自己アピールシートに書いた内容は面接の材料になります。文章を暗記するのではなく、理由、具体例、別の見方まで答えられる状態にしておきます。

2026 admission results

公式入試結果|特別推薦Bは受験97人・合格30人

順天堂大学が公表した2026年度入試結果です。倍率は募集人員ではなく、受験者数÷合格者数で計算しています。

方式志願者受験者合格者実質倍率
特別推薦B989730約3.2倍
トップアスリートⅠ1311311311.0倍
トップアスリートⅡ2424241.0倍
総合型Ⅰ C38838446約8.3倍
総合型Ⅱ C22121623約9.4倍
共通テスト前期 D7878521.5倍

トップアスリート特別選抜は公募制ではなく、大学が競技実績を認めた対象者の選抜です。数値だけを一般の公募推薦と比較しないよう注意が必要です。

Preparation flow

順天堂大学スポーツ推薦の準備順

出願方式と学校手続を確定する

特別推薦Bは公募推薦との同時出願です。学校長推薦、評定、調査書への競技実績記載を高校へ確認します。

競技実績報告書を事実ベースで作る

大会の正式名称、主催、規模、順位、本人の出場状況、団体競技での役割を公式記録と照合します。

経験から「学びたい問い」を見つける

競技生活で感じた違和感や改善したい課題を、スポーツ医学、トレーニング科学、心理、教育、マネジメントなどの学びにつなげます。

自己アピールシートを3項目で書き分ける

志望理由、強み、一言アピールを同じ内容にせず、それぞれが別の角度から人物像を示すようにします。

小論文と面接を往復する

小論文で考えたスポーツ・健康課題を口頭でも説明し、面接で深掘りされた競技経験を文章へ戻して内容を強くします。

LOGIQA online coaching

順天堂大学の選考内容に合わせて、書類・小論文・面接をつなげます。

競技実績報告書は事実を正確に。自己アピールシートは人物像と志望理由を具体的に。小論文と面接では、スポーツ・健康への考えを根拠とともに伝える。役割の違う選考を、一つの志望軸でつなぎます。

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Frequently asked questions

順天堂大学スポーツ推薦のよくある質問

正式な入試名は「スポーツ推薦」ですか?

大学公式の方式名は、学校推薦型選抜「特別推薦B方式(スポーツ競技実績評価型)」です。このほか、トップアスリート特別選抜、総合型選抜C方式(活動実績重視型)、共通テスト利用選抜D方式(競技型)があります。本ページでは、一般に検索される「順天堂大学のスポーツ推薦」という呼び方を入口に、公式名称を分けて説明しています。

特別推薦B方式の評定条件は?

公募推薦方式の出願資格として、全体の学習成績の状況3.5以上が必要です。特別推薦B方式は公募推薦方式と合わせて出願します。

特別推薦B方式だけに出願できますか?

できません。2027年度要項では、特別推薦A方式・B方式のみの出願は認められず、公募推薦方式への出願が必要です。

全国大会出場が必須ですか?

全国大会出場だけではありません。地域ブロック大会出場、都道府県大会で個人または団体ベスト4、法人格を有する競技団体による強化・指定選手への推薦、またはこれらに相当する実績も要項に示されています。

他大学と併願できますか?

学校推薦型選抜の公募推薦・特別推薦B方式は、他大学・他学部との併願が認められています。一方、トップアスリート特別選抜は第一志望であることが条件です。

トップアスリート特別選抜に自分で申し込めますか?

一般の公募制ではありません。大学が競技実績を優秀と認めたうえで、所属校の部活動または競技団体の監督・指導者へ推薦書を直接交付する仕組みです。

競技実績の証明資料は全員必要ですか?

競技実績を調査書で証明する場合、公式の「スポーツ競技実績証明資料貼付用紙」は不要です。調査書以外で証明する場合は、証明書、公式記録、報道記事、大会要項などを添付します。

口頭試問では何を聞かれますか?

トップアスリート特別選抜と総合型選抜では、高校の「保健体育」の知識を踏まえ、スポーツや健康に関する事項について、理由を付して自分の考えを述べることが求められます。