【2027年度】武庫川大学の総合型選抜|共学化・未来教育総合型の出願条件・選考内容・学科別対策

【2027年度】

武庫川大学 総合型選抜

武庫川女子大学は2027年4月に「武庫川大学」へ名称を変更し、全13学部21学科で男女共学となります。未来教育総合型選抜も男女を対象に実施され、活動報告、小論文、模擬授業、グループディスカッション、プレゼンテーション、実技、面接などを通して、学科ごとに異なる力を評価します。

2027年度の未来教育総合型選抜を実施するのは、建築学部・看護学部を除く11学部です。英語グローバル学科と社会情報学科は専攻別に募集され、合計20区分で178名を募集します。選抜は専願制ですが、武庫川大学の公募制推薦入試には出願できます。

2027年から共学大学名も武庫川大学へ
11学部20区分未来教育総合型の対象
178名2027年度募集人員合計
331人2026年度の志願者合計
LOGIQA’S INSIGHT

活動や経験を、模擬授業・討議・発表を通して専門分野の問いへつなげる力が問われる武庫川大学

武庫川大学の未来教育総合型選抜では、活動実績を提出して面接で説明するだけの学科は多くありません。教育学科は教育・保育に関する小論文、グループディスカッション、集団面接、社会福祉学科は60分程度の模擬授業、講義の要約・感想、45分程度のグループワーク、個人面接を行います。その場で得た情報を整理し、他者と考え、学科の視点から説明し直す力が必要です。

健康・スポーツ科学科では3分間の自己アピール後、最終コメントを含む50分間のグループディスカッションを実施します。スポーツマネジメント学科では、スポーツをめぐる資料をもとに課題解決策を討議し、その議論と活動報告書について個人面接を受けます。事前に用意した答えを話すだけでなく、他者の意見を受けて自分の考えを深めたり、必要に応じて修正したりする姿勢まで評価されます。

生活環境学科は、当日示されるテーマを60分で模造紙にまとめ、5分間で発表します。歴史文化学科は、関心のある歴史的事象・人物または時事問題について、社会的評価と自分の評価を比較して5分間で説明します。社会情報学科と経営学科は、高校までの探究・課外活動を10分間で発表し、目的、方法、成果、大学での学びとの接続を問われます。

対策では、自分の活動を「目的・自分の役割・行ったこと・結果・残った課題」の順に整理し、1分、3分、5分、10分で説明する練習を行いましょう。時間が長くなるほど、根拠となる資料、他者との協働、失敗や改善、大学で確かめたい問いを加えます。

当日型試験に備える3つの練習
  1. 模擬授業:話の構成、重要語、具体例、自分の疑問を分けてメモする
  2. グループ討議:主張、根拠、他者への質問、議論後の変化を記録する
  3. 小論文・発表:事実と自分の意見を分け、専門分野の視点から提案する

書類に書いた活動と、当日の小論文・討議・発表が別の話にならないようにします。活動から生まれた問題意識を中心に置き、「なぜその学科で学ぶ必要があるのか」まで一貫して説明できる状態に仕上げることが大切です。

全学部が共学化しても、未来教育総合型選抜は全学部実施ではない

2027年度は全13学部21学科が男女共学になりますが、建築学部の建築学科・景観建築学科と、看護学部看護学科では未来教育総合型選抜を実施しません。

武庫川大学は、学科ごとの当日試験から逆算して準備する

活動報告書や志望理由書から、小論文、模擬授業、グループ討議、プレゼンテーション、実技、面接・口頭試問まで、志望学科の選考方法に合わせて対策します。

武庫川大学の総合型選抜対策について相談

2027 OVERVIEW

募集学科・専攻と第二次選考

第一次選考は全区分で書類審査です。第二次選考では、学科・専攻ごとに小論文、模擬授業、討議、発表、実技、面接を組み合わせます。

学部・学科〔専攻〕募集主な提出物第二次選考
文|日本語日本文学10名自己推薦書、活動報告書、参考資料小論文60分+個人面接20分
文|歴史文化7名自己推薦書、活動報告書、任意資料歴史・時事に関する発表5分+個人面接25分
文|英語文化専攻10名志望理由書、自己推薦書日本語グループ討議20分+英語・日本語面接5分
文|グローバル・コミュニケーション専攻10名グローバル社会への取組・計画を記すエッセイ日英いずれかの発表5分+日英質疑10分+日英面接10分
教育|教育20名自己推薦書、活動報告書、参考資料小論文60分+討議20分+集団面接20分
心理・社会福祉|心理5名志望理由書心理学関連の小論文60分+討議30分+個人面接10分
心理・社会福祉|社会福祉7名経験・関心分野を選んで作成するレポート模擬授業約60分+グループワーク約45分+個人面接約20分
健康・スポーツ科学|健康・スポーツ科学20名3タイプから選ぶ自己推薦書、志望理由書自己アピール3分+最終コメントを含む討議50分
健康・スポーツ科学|スポーツマネジメント10名活動報告書、入学後の計画書討議30分+個人面接10分
生活環境|生活環境8名志望理由書、自己推薦書、証明資料発表シート作成60分+発表5分+個人面接10分
社会情報|社会・メディア専攻7名探究・課外活動報告書、入学後の計画書等活動発表10分+個人面接20分
社会情報|コンピュータ・AI専攻6名探究・課外活動報告書、入学後の計画書等活動発表10分+個人面接20分
食物栄養科学|食物栄養10名志望理由書、自己推薦書食・栄養と健康の小論文60分+個人面接20分
食物栄養科学|食創造科学10名志望理由書、自己推薦書小論文60分+集団面接20分
音楽|演奏5名志望理由書、音楽プロフィール、実技関係資料実技試験+音楽全般の口頭試問15分
音楽|応用音楽4名志望理由書、音楽プロフィール音楽全般の口頭試問15分
薬|薬3名志望理由書、自己推薦書薬・医療等の課題レポート60分+個人面接15分
薬|健康生命薬科学6名将来目標・学習計画・活動を記す自己推薦書医薬品・化粧品・健康食品等の小論文60分+個人面接15分
環境共生|環境共生10名志望理由書、活動または将来目標を記す自己推薦書自己推薦書の内容を2〜3分で話す個人面接10分
経営|経営10名探究・留学等の報告書、入学後の学びの計画書等学習活動の発表10分+個人面接20分

健康・スポーツ科学科の自己推薦書は、教員志望、健康・スポーツ活動、競技実績の3テーマから一つを選びます。

WRITING / DISCUSSION

小論文・討議型|書いた内容を議論し、振り返る

教育学科|教育・保育の課題を小論文と討議で考える

活動報告書は1,000〜2,000字で、高校入学以降に力を入れた活動、周囲との関わり、自己評価、教育学科での4年間の学習計画を記します。

第二次選考は3種類

教育・保育に関する小論文60分、問題解決へ向けたグループディスカッション20分、集団面接20分です。教育課題を「子ども」「保護者」「教員・保育者」「学校・地域」の立場に分け、実行できる対応策まで考えます。

心理学科|同じ課題を文章と討議の両方で扱う

心理学に関連する文章を読み、自分の考えを書く小論文の後、その内容について30分のグループディスカッションを行います。個人面接では、討議での自分の発言や態度を客観的に振り返ります。

「心理学っぽい言葉」を並べない

文章の論点、観察できる行動、考えられる要因、別の解釈を区別します。討議後は、他者の意見で自分の考えがどう変わったかを説明できるようにします。

食物栄養・食創造・薬学|専門分野の文章を正確に読む

食物栄養学科
食・栄養と健康に関する小論文60分。科学的根拠と、管理栄養士が支援する対象・場面を具体化します。
食創造科学科
当日提示の題材による小論文60分と集団面接。新しい食品・サービスを考える場合も、安全性、需要、製造、社会的影響を分けます。
薬学科
薬・医療・薬剤師等に関する文章を読み、課題レポートを60分で作成します。患者、医療者、社会の視点から根拠を示します。
健康生命薬科学科
医薬品、化粧品、健康食品と周辺領域の小論文60分。効果と安全性、科学的証拠、消費者への伝え方を整理します。

LECTURE / COLLABORATION

模擬授業・協働型|その場で学び、他者と答えをつくる

社会福祉学科|講義の要約・感想からグループワークへ

社会福祉の今日的なテーマや社会問題について、教員の模擬授業を約60分受講します。講義中にメモを取り、授業後に内容のまとめと感想を記述した後、4〜6人で約45分のグループワークを行います。

講義メモは「構成」を取る

すべてを書き写すのではなく、テーマ、講義の大きな区分、重要語、具体例、印象に残った理由を分けます。感想は「勉強になった」で終わらせず、講義の内容と自分の問題意識を接続します。

健康・スポーツ科学科|3分の自己アピールと50分の討議

教員志望、健康・スポーツ活動、競技実績から一つを選び、自己推薦書を作成します。第二次選考では3分間で自己アピールし、与えられたテーマについて最終コメントを含む50分間の討議を行います。

競技成績だけで評価される方式ではない

努力や成長を、指導、健康支援、教育、地域活動などへどう生かすかを説明します。最終コメントでは、討議で得た新しい視点と自分の結論を短くまとめます。

スポーツマネジメント学科|資料から運営・企画を考える

スポーツをめぐる諸課題に関する資料をもとに、課題解決へ向けたマネジメントのあり方を約30分討議します。個人面接では活動報告、入学後の計画、討議内容をもとに質問されます。

競技者の視点だけにしない

参加者、観客、指導者、施設運営者、自治体、スポンサーなどを整理し、安全、費用、集客、継続性の観点から提案します。

英語文化専攻|日本語の討議と英語・日本語の面接

日本語で20分のグループディスカッションを行い、他者の発言への質問、賛同点の明示など、議論へ積極的に関わる姿勢を評価します。その後の個人面接では英語で自己紹介と簡単な質疑を行い、日本語で提出書類や学ぶ姿勢を確認します。

PRESENTATION

プレゼン型|経験・探究・関心を資料で示す

歴史文化・グローバルコミュニケーション

歴史文化学科
歴史的事象・人物または時事問題から一つを選び、歴史的・社会的評価と自分の評価を比較して5分間で発表します。調べた事実と自分の考察を分けます。
グローバル・コミュニケーション専攻
「グローバル社会に生きる一人として将来何をしたいか」を日本語または英語で5分発表し、日本語・英語で質疑と面接を受けます。

生活環境学科|当日テーマを模造紙へまとめる

生活環境に関するテーマを当日に示され、60分でプレゼンテーションシートを作成します。5分の発表後、内容について個人面接を受けます。

見た目だけでなく、考えの構造を示す

対象となる人、現状の問題、原因、改善案、期待できる効果を矢印や図で整理します。文化・社会・科学・工学・造形のうち、複数の視点を入れます。

社会情報学科・経営学科|探究活動を大学の学びへつなぐ

区分提出・発表評価の中心
社会・メディア専攻探究・課外活動報告書800〜1,200字、入学後の計画書、発表10分+面接20分コミュニケーション、構成、視覚資料、社会・メディアへの関心
コンピュータ・AI専攻探究・課外活動報告書800〜1,200字、入学後の計画書、発表10分+面接20分情報技術・科学への関心、論理性、持続力、向上心
経営学科探究・留学等の報告書800〜1,200字、入学後の計画書、発表10分+面接20分目的、活動の詳細、成果・効果の評価、大学での学習計画

環境共生学科|2〜3分で自己推薦書を説明

中学・高校で取り組んだ活動、または入学後に学びたいことと卒業後の目標を自己推薦書に記します。第二次選考は10分の個人面接で、自己推薦書の内容を2〜3分程度で説明します。

短い発表ほど具体例を一つに絞る

環境問題を広く語らず、自分が見た課題、行ったこと、結果、大学で調べたいことを一つの流れにします。

SPECIALIST

日本語日本文学・音楽|文章・作品・実技を専門学修へつなぐ

日本語日本文学科|活動資料と小論文

読書体験、探究、部活動、創作・書道・映像・Web制作などを活動報告に使用できます。第二次選考では学科の学びに関係するテーマについて60分で小論文を書き、20分の個人面接を受けます。

作品を提出する場合も「なぜその表現か」を説明する

作品の内容、工夫、推敲、読者や鑑賞者への効果、日本語・文学・文化の学びとどうつながるかを整理します。

音楽学部|演奏学科と応用音楽学科で試験が異なる

演奏学科
実技試験と、作品・作曲家・楽典・演奏曲等に関する15分の口頭試問を行います。演奏技術だけでなく、曲への理解を言葉で説明します。
応用音楽学科
実技試験はなく、音楽と人との関係、自分が好きな音楽等について15分の口頭試問を行います。音楽療法・音楽活用など、社会との接点を具体化します。

SCHEDULE

2027年度の日程

項目日程注意
出願登録・入金・システム提出2026年9月1日9:00〜9月8日23:59J-Bridge Systemを利用
郵送書類2026年9月1日〜9月8日締切日消印有効
第一次選考結果2026年10月3日書類審査
第二次選考2026年10月11日中央・浜甲子園キャンパス
最終合格発表2026年11月1日専願制
入学手続2026年11月1日〜12月11日期限厳守
武庫川大学の公募制推薦入試には出願可能

未来教育総合型選抜は専願制ですが、武庫川大学の公募制推薦入試前期・後期との併願は可能です。ただし、未来教育総合型選抜に合格した場合、公募制推薦入試は受験・判定の対象になりません。

2026 RESULTS

前年度結果|志願者331人、最終合格237人

2026年度は女子のみを対象とした「MUKOJO未来教育総合型選抜」の結果です。2027年度は男女共学化後の初年度となるため、前年の人数をそのまま志願動向へ当てはめることはできません。

総志願者331人2026年度
最終合格者237人第二次選考合格
教育学科60人最終合格37人
食物栄養学科35人最終合格20人
学科・専攻等志願者第一次合格第二次受験最終合格
日本語日本文学25232317
歴史文化7777
英語文化専攻7777
グローバル・コミュニケーション専攻6666
教育60393937
心理1313139
社会福祉1313137
健康・スポーツ活動アピール26252419
教員志望アピール16161612
スポーツマネジメント20202018
生活環境18181810
情報メディア専攻7777
情報サイエンス専攻1111
食物栄養35353420
食創造科学18161614
演奏3333
応用音楽8877
11663
健康生命薬科学7777
環境共生9999
経営21212017

2027年度から、社会情報学科の専攻名は「社会・メディア専攻」「コンピュータ・AI専攻」として募集されます。また、健康・スポーツ科学科には競技実績アピールが加わります。

PREPARATION

武庫川大学に向けた対策手順

実施対象と専願条件を確認する

共学化する全学部が未来教育総合型選抜を行うわけではありません。志望学科・専攻、募集人員、第二次選考、専願条件を先に確認します。

書類の文字数と提出資料を学科別に整理する

自己推薦書、活動報告書、志望理由書、エッセイ、入学後の計画書など、名称も文字数も異なります。作品・写真・動画・証明書の形式も確認します。

活動を専門分野の問いへ変える

活動の説明だけでなく、教育、心理、福祉、スポーツ、情報、食、薬、環境、経営などの視点から、何を学び直したいかを一文にします。

当日初めて示される内容に対応する

模擬授業、資料付き討議、当日テーマの小論文・発表では、暗記原稿が使えません。要点整理、質問、立場の比較、短時間での構成づくりを練習します。

討議や質疑で考えを更新する

最初の意見を守り続けることが評価されるわけではありません。他者の根拠を聞き、納得した点、修正した点、最終的な結論を説明できるようにします。

武庫川大学の学科別選考に合わせて準備できます

出願書類の整理から、小論文、模擬授業のメモ、グループディスカッション、プレゼンテーション、面接・口頭試問まで、志望学科の試験形式に合わせて対策します。

FAQ

よくある質問

2027年度から男子も未来教育総合型選抜へ出願できますか?

はい。武庫川女子大学は2027年4月から武庫川大学へ名称を変更し、全13学部21学科が男女共学となります。未来教育総合型選抜も男女を対象に実施されます。

武庫川大学のすべての学部で未来教育総合型選抜がありますか?

いいえ。2027年度は建築学部と看護学部では実施しません。その他の11学部が対象です。

他大学と併願できますか?

未来教育総合型選抜は専願制のため、合格した場合は入学することが前提です。武庫川大学の公募制推薦入試前期・後期には出願できますが、未来教育総合型選抜に合格した場合、公募制推薦入試は受験・判定の対象になりません。

評定平均の共通基準はありますか?

全学科共通の数値基準は示されていません。調査書は書類審査の対象であり、各学科の求める人物像と提出書類を踏まえて評価されます。

活動実績や受賞歴がなければ出願できませんか?

学科によります。読書体験、探究学習、将来の活動計画、学校内外の学習・活動などを使用できる学科もあります。表彰の有無だけでなく、経験から得た学びや大学での計画を評価する方式です。

2026年度の結果は2027年度にも参考になりますか?

選考方法を把握する参考にはなりますが、2027年度は共学化後の初年度です。また、専攻名や健康・スポーツ科学科のアピール区分も変更されるため、前年の志願者数をそのまま倍率予測に使うことはできません。

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参照した大学公式情報

2027年度 未来教育総合型選抜案内入試結果2027年4月の共学化・大学名称変更案内をもとに作成しています。出願前には、大学公式の最新学生募集要項と志望学科の提出書類を確認してください。

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