総合型選抜 AI単元修了型
申込済みの学科が指定する単元をすべて修了した人が出願できます。書類審査が200点と最も高く、10月23日に小論文と5〜10分程度の個人面接を受けます。
- 募集定員:74人
- 書類200・小論文100・面接100
- AI学習修了:8月31日13時まで
- 試験:10月23日
KOUDAIBridgeを使い、志望学科が指定する英語・数学・情報などの高校範囲を学び、すべての修得チェックを終えてから出願する総合型選抜です。生成AIの作品やプログラミング経験を競う入試ではありません。
ただし、指定単元の修了は合格ではなく、出願資格の一つです。選抜では、志望理由書などの書類200点、小論文100点、5〜10分程度の面接100点が評価されます。AI学習を終えた後の準備が、合否を分けます。
申込済みの人は、8月31日13時までにすべての指定単元を修了する必要があります。申込をしていない人は、2027年度のAI単元修了型には出願できないため、約30分の面接を中心とする「面接重視型」を確認してください。
LOGIQA’S INSIGHT
募集要項には、AI学習の修了速度や修得チェックの点数を、そのまま入試得点に加えるとは書かれていません。指定単元をすべて修了することは、受験者全員が満たす出願条件です。修了後は、400点中200点を占める書類審査と、小論文・面接の準備へ重心を移す必要があります。
AI単元修了型の志望理由書は2ページで、志望理由、入学後の学修計画、得意科目、読書経験、最近関心を持った出来事、大学生活、卒業後の進路、自己アピールなどを問います。AI学習を終えた事実だけでは、この設問群には答えられません。
「地域活性化に興味がある」「心理学を学びたい」といった希望を、どの経験から生まれた問いなのか、何を調べたのか、志望学科のどの科目・研究で深めたいのかまで具体化します。AIで補った基礎力は、その学修計画を実行する土台として位置づけると自然です。
志望理由書に「KOUDAIBridgeを頑張った」と繰り返すのではなく、なぜその学科か → 入学後に何を学ぶか → その学びに現在の関心・経験をどう生かすかを中心にします。指定単元との接続は、学修計画を支える材料として必要な箇所に入れます。
長く話す時間がないため、志望理由、入学後の学修、最近の関心、自己アピールを30秒程度で結論から答える練習が必要です。書類の文章を暗記せず、「なぜ」「具体的には」に一段深く答えられる状態へ整えます。
工学部以外は、文章を100字程度で要約し、700字程度で意見を述べます。100字では筆者の結論と理由を残し、700字では自分の結論 → 根拠 → 具体例 → 異なる見方 → 結論の順に組み立てます。
TWO ADMISSIONS
両方式とも専願で、同時出願はできません。AI単元修了型は書類、面接重視型は約30分の面接に最も高い配点が置かれています。
申込済みの学科が指定する単元をすべて修了した人が出願できます。書類審査が200点と最も高く、10月23日に小論文と5〜10分程度の個人面接を受けます。
約30分の個人面接を行い、学科によって5分程度のプレゼン、英文音読、読書経験、基礎学力の確認などを組み合わせます。面接後にA〜Dの中間評価が通知され、その後に小論文を受験します。
2027年度募集定員表では、AI単元修了型は教育学部を除く15学科で実施されます。未来探究科学部デジタル構想学科と教育学部教育学科は届出申請中で、内容が変更される場合があります。
志望学科とAI単元学習の進捗を確認し、200点の書類審査、60分小論文、5〜10分面接のうち、今から優先して直す部分を整理します。
2027 SCHEDULE
WEB出願と書類郵送の締切は両方式共通です。面接重視型は面接を先に受け、中間評価後に小論文へ進みます。
| 段階 | 面接重視型 | AI単元修了型 |
|---|---|---|
| AIプログラム申込 | 不要 | 2026年5月26日0時〜8月4日22時59分 |
| AI学習期間 | 不要 | 6月1日〜8月31日13時 |
| WEB出願 | 9月1日0時〜9月4日22時59分 | |
| 出願書類 | 9月8日15時 郵送必着 | |
| 面接 | 9月26日・10月3日・10月10日のいずれか | 10月23日に5〜10分程度 |
| 中間評価 | 10月20日10時 | なし |
| 小論文 | 10月23日 | |
| 合格発表 | 11月2日10時 | |
| 入学手続 | 11月12日14時59分まで・全納 | |
WEB登録を9月4日22時59分までに終えるだけでは出願完了になりません。大学所定の方法で出願書類を郵送し、9月8日15時までに到着させる必要があります。
AI UNIT COMPLETION
学科によって指定科目と所要時間の目安が異なります。単に動画を見るのではなく、学習後の修得チェックをすべて「修得済み」にする必要があります。
英文学科は英文法・語法と英文読解で約37時間。経営学科も同じ単元群です。総合人文・歴史・政策デザインは英文読解に数学Ⅰ・Aを加え、約32時間が目安です。
経済・心理行動科学は英文読解、数学Ⅰのデータ分析、数学Bの統計的推測で約39時間。地域コミュニティ・データサイエンスは数学と情報Ⅰで約35時間です。
法律・国際教養は英文読解と情報Ⅰで約32時間。情報社会、デジタル化、プログラミング、ネットワーク、データ活用まで学びます。
工学部3学科は数学Ⅱと数学Bで約33時間。デジタル構想学科は数学Ⅰの式、二次関数、三角比、データ分析で約31時間が目安です。
修得チェックで未修得になっても、学習期間内であれば該当単元を学び直し、何度でも再挑戦できます。完了直前に苦手単元が残る可能性を考え、期限より前に一巡させましょう。
プログラムへ申し込めるのは1学部1学科だけで、アカウント発行後の学科変更はできません。出願も、申し込んだ学科の指定単元をすべて修了したうえで別途行います。
2026年7月17日更新の利用案内では、AI単元修了型の出願書類D4として、「学習状況修得チェック済み画面コピー」を提出します。氏名、教科名、学習完了メッセージ、修得チェック数、緑色のピンが確認できる画面を印刷し、指定教科が複数ある場合はすべての教科分を用意してください。
AI単元修了型の合格者の一部が対象です。2年目以降は継続条件を満たす必要があります。奨学金枠に入らなくても、一般枠として合格する可能性があります。
APPLICATION DOCUMENTS
書類審査は400点中200点です。「AI学習を修了した」だけで終わらず、10の質問を通して、志望学科で学ぶ理由と入学後の計画を具体化します。
| 質問領域 | 公式様式で問われる内容 | 具体化するポイント |
|---|---|---|
| 志望理由 | 大学・学部のアドミッションポリシーを踏まえた学科志望理由 | 大学の特徴の紹介ではなく、自分の問題意識と学科の学びがどうつながるか |
| 学修計画 | 学科の理念・目的、求める学生像を踏まえた入学後の学修 | カリキュラムやコースを確認し、履修したい領域・方法・到達点を示す |
| 得意科目・読書等 | 得意科目、読書経験、特技、部活動 | 項目を並べるだけでなく、それらが関心や学ぶ姿勢へどうつながったか |
| 最近の出来事 | ここ数年で最も興味を持った出来事と、学習科目との関連 | 情報源、背景、異なる見方を調べ、「何をさらに確かめたいか」まで示す |
| 大学生活・進路 | 学修以外で取り組みたいこと、卒業後の進路 | 入学後の学修、大学生活、将来像が別々の話になっていないか確認する |
| 自己アピール | 能力、資質、適性、興味、経験、資格を学科でどう生かすか | 学科の求める学生像・重要評価点と、自分の具体的な経験を接続する |
公式様式は、志望理由・学修計画・最近の関心・進路・自己アピールなどを問う構成です。AI学習を無理にすべての回答へ入れず、指定単元が志望学科の学びと直接つながる箇所で活用します。なお、面接重視型の志望理由書は3ページで、探究学習・授業外活動の記録が加わります。
FACULTY GUIDE
面接時間は短くても、学科ごとの「重要評価点」は面接重視型と共通です。志望理由書の各回答を、志望学科の評価点に沿って短く説明できるようにします。
公式募集要項で経済・法・地域総合などに示されている5分程度のプレゼンテーションや、未来探究科学部の数学Ⅰの基礎問題などは「面接重視型」の備考です。AI単元修了型は5〜10分程度の個人面接であり、両方式の準備を混同しないようにしましょう。
| 学部・学科 | 重視される力 | 方式別の注意・準備 |
|---|---|---|
| 文学部 英文学科 | 外国語学習、知的好奇心、論理的説明、4年間の学修計画 | 両方式共通:短い英文の音読・内容質問の可能性。英語資格証明書の原本を持参すると面接得点へ反映 |
| 総合人文学科・歴史学科 | 読書、人文諸学・時事への関心、歴史基礎、調べる姿勢 | 読書内容を要約し、現代社会とのつながりを自分の言葉で説明 |
| 経済学部 | 社会・経済の背景と解決策を探究し、論理的に主張する力 | 面接重視型:関心のある経済問題について背景・現状・対策案を5分以内で発表 |
| 経営学部 | 国語・数学・外国語、学修計画、社会・企業への疑問を深掘りする力 | 活動紹介ではなく、調べた方法と明らかになったことを説明。基礎学力質問の可能性 |
| 法学部 | 読書・ニュース習慣、法・政治への関心、筋道立てた説明 | 面接重視型:指定2テーマのいずれかについて、調査と自分の考えを5分程度で発表 |
| 工学部3学科 | 数学・物理・英語、問題発見、技術者としての責任と学習意欲 | 専門への関心を具体的な技術・社会課題と接続。小論文はテーマ型600字 |
| 地域コミュニティ学科 | 地域の自然・社会事象を多面的に読み、地域へ関わる意欲 | 面接重視型:具体的な地域を観察・調査し、背景・住民活動まで5分程度で発表 |
| 政策デザイン学科 | 地域課題、行政・政治・経済・協働への関心 | 面接重視型:自分が取り組みたい地域社会の課題と解決の方向を5分程度で発表 |
| 情報学部 | 情報・数理・社会科学、データの役割、他者とのコミュニケーション | データが社会でどう使われるかを具体例で説明し、学びたい領域を絞る |
| 人間科学部 | 人の心・身体・社会への探究、実証的分析、数学的思考 | 関心を個人的経験だけで語らず、観察・データ・研究方法へ発展させる |
| 国際学部 | 外国語実践、異なる背景の人との経験、読書・新聞、「国際」の説明 | 留学願望だけでなく、具体的な地域・言語・課題と自分の経験を接続 |
| 未来探究科学部* | 地域課題へのデジタル社会実装、探究をやり抜く力、数学Ⅰ | 面接重視型:数学Ⅰの基礎問題+自分の探究を5分程度で発表 |
| 教育学部* | 人の学びと成長への関心、論理的説明、4年間の学修計画 | 面接重視型のみ実施:教育経験の紹介だけでなく、「学び」をどのように捉え、何を研究したいかを説明 |
*未来探究科学部デジタル構想学科、教育学部教育学科は届出申請中です。計画内容が変更される場合があります。
ESSAY
2026年度過去問は問題形式を知る参考として使い、2027年度の出題内容を予想問題として断定しないようにします。
文章を読んで100字程度で要約し、700字程度で意見を述べます。前年度は排外主義、性的少数者をめぐる社会環境などが扱われました。
与えられたテーマについて600字程度で自分の意見を書きます。前年度は人型ロボット、電気技術とAI、防災・土木建築などが扱われました。
100字要約では筆者の主張を変えずに短くします。700字論述で初めて自分の立場を示し、本文の論点を踏まえて根拠を加えます。
2026 RESULTS
2026年度はA日程・B日程、第一次・第二次選抜で実施されました。2027年度とは方式が違うため、需要規模の参考として掲載します。
964件。A日程896件、B日程68件でした。
第一次896件、第二次543件。最終合格448人、入学447人でした。
第一次68件、第二次41件。最終合格26人、入学26人でした。
A・B合計で文学部160件、経営144件、経済125件、人間科学108件、地域総合103件でした。
2027年度は面接日程を統合し、AI単元修了型を新設しました。募集定員も学科ごとに面接重視型とAI単元修了型へ分かれるため、前年のA・B日程倍率とは比較条件が異なります。
HOW TO PREPARE
AI学習、出願書類、小論文、面接を同時に抱え込まず、締切と配点に沿って優先順位を決めます。
8月31日13時の直前に未修得単元を残さないよう、再学習と再チェックの時間を確保します。
氏名、教科名、学習完了メッセージ、修得チェック数、緑色のピンが確認できる画面を教科ごとに用意します。
同じ志望理由を繰り返さず、学修計画、最近の関心、大学生活、進路、自己アピールへ役割を分けます。
授業名を並べるだけでなく、その科目で何をどの方法で確かめ、将来へどう生かすかを書きます。
工学部以外は100字要約と700字論述、工学部は600字論述を、構成・執筆・見直しまで通して練習します。
志望理由・学修計画・最近の関心・自己アピールを30秒程度で答え、追加質問には具体例で返します。
志望学科と現在の進捗を確認し、200点の志望理由書、100字要約・700字論述または工学部600字小論文、5〜10分面接を、残り期間に合わせて進めます。
FAQ
KOUDAIBridgeを使い、志望学科が指定する高校範囲の単元をすべて修了した人が出願できる総合型選抜です。AIやプログラミングの作品を評価する方式ではなく、出願後は書類審査、小論文、5〜10分程度の個人面接で選抜されます。
申し込めません。2027年度の申込は2026年8月4日22時59分で終了しました。申込済みの人は、8月31日13時までに指定単元をすべて修了する必要があります。
従来型の総合型選抜を再編した「総合型選抜面接重視型」と、新設の「総合型選抜AI単元修了型」があります。従来のA日程・B日程は統合されました。
できません。2027年度募集要項では、いずれか一方だけに出願できると定められています。志望学科、学習プログラムの修了状況、配点の違いから選びます。
専願です。募集要項では、専願制度の趣旨を理解し、合格後は入学する意思を持つことが出願資格に含まれています。
2027年度の総合型選抜共通の出願資格には、全体の学習成績の状況について一律の数値条件は示されていません。ただし、書類・面接では学科で学ぶための基礎学力が評価されます。
大学入学資格を満たし、専願条件などを満たせば既卒者も出願できます。卒業見込み、高卒認定など、該当する資格確認書類を提出します。
面接200点、小論文100点、書類審査100点の合計400点です。約30分の個人面接を行い、学科によって5分程度のプレゼンテーションや基礎学力の確認なども含まれます。
書類審査200点、面接100点、小論文100点の合計400点です。指定単元の修了は出願資格であり、募集要項ではAI学習の速さや修得チェックの成績を別に加点するとは示されていません。
違います。AI教材を利用した学習システムKOUDAIBridgeで、志望学科が指定する高校範囲の単元を学び、修得チェックをすべて修了する方式です。
2026年5月26日0時から8月4日22時59分までです。学習期間は6月1日から8月31日13時までで、出願前に指定単元をすべて修了する必要があります。
公式要項では当面の間は無償とされています。ただし、学習に使うパソコン・タブレット、通信環境などは自分で準備します。
申し込めるのは1学部1学科だけです。申込後に学部・学科を変更することもできないため、カリキュラムと指定単元を確認してから登録します。
2027年度募集定員表では、教育学部教育学科は面接重視型のみで、AI単元修了型の募集は示されていません。なお、教育学部教育学科は届出申請中であり、計画が変更される場合があります。
工学部以外は、文章を読み、100字程度で要約し、700字程度で自分の意見を書く60分試験です。工学部は、与えられたテーマについて600字程度で意見を論述します。
受けられます。面接重視型では面接後にA・B・C・Dの中間評価が通知されますが、どの評価でも10月23日の小論文試験を受験できます。
面接重視型では、関心のある経済問題について、問題の背景と現状、対策案を5分以内で発表します。経済成長、経済政策、所得格差、労働、社会保障などが例示されています。
「政治におけるAI活用の課題とその解決策」または「冤罪救済のための再審制度のあり方」から一つを選び、調べた内容と自分の考えを5分程度で発表します。
地域コミュニティ学科は、具体的な地域で観察される自然・社会事象を調べて発表します。政策デザイン学科は、自分が取り組みたい地域社会の課題について発表します。いずれも5分程度です。
面接では数学Ⅰの基礎問題に加え、自分で取り組んだ探究について5分程度発表します。デジタル技術を地域課題の探究・解決へどうつなげるかが重視されます。
合格者の一部は、返還不要の給付型奨学金として年間30万円を最大4年間受給できます。2年目以降の継続には条件があり、入学手続きは通常どおり必要です。
前年度はA日程896件、B日程68件で、合計964件でした。ただし、2027年度は方式名・日程・選考構造が変わるため、前年倍率をそのまま当てはめることはできません。
RELATED PAGES
このページは、2026年8月11日時点で公開されている2027年度募集要項・提出書類ページ、受験ガイド2027、WEB出願日程、学科指定単元AI学習プログラム利用案内、2027年度入学者選抜の変更点、入試データ、2026年度小論文過去問を照合して作成しています。出願前には、募集要項の改版、届出申請中の学部・学科、指定単元、提出書類、面接日時を再確認してください。